3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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―美術室前―
[何も疑わずにディーンに接するジェレミーにメアリー。 ピッパも彼がどうにかなっているとは思っていないようで。]
話したら、襲うつもりなんでしょう。
[彼らに何があったのか未だ詳細は知らず ――傷口を抉るつもりは無い]
お願いだから、誰にも手を出さないで。
[自分が苦しんでそれで満足すると楽観は出来ず。 鳶色にも悲しそうにして、見ているだけだと]
……え?
[思っていたのだけど]
(267) 2010/03/03(Wed) 15時半頃
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美術部 ミッシェルは、あまりにあっさり言い切られたのできょとんしている。
2010/03/03(Wed) 15時半頃
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―美術室前―
鬼は三人でしょう?私がさっきから言ってるのは一人の事だよ。
……それに、私は何も使わずに聞いたなんて言ってないけど。
[離れて聞いた、とも口には出して居らず]
…………違う、そうだったら無事でいる訳無い。
[誰が、という言葉は隠して。 けれどもその仮定なら探す力を持つ彼女を見逃す訳も無い。]
自分で言ってもきりがないけど、私は鬼でもその仲間でもない。
[ほんの少しだけ取り戻した落ち着きと、 その自信だけはなくさない。]
(280) 2010/03/03(Wed) 15時半頃
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―美術室前―
え、うん。 まあ、変だよ。
[死人が歩き回ってると続けようとして]
………・…はい?
[一瞬前までの緊張感が瞬殺された。 思えば此処には元来の彼と親しい人間が二人も居たのであって。]
私が口出すまでも無く、分かってたんだ。
[一気に脱力感に襲われた。 膝が折れそうになるのを壁を支えになんとか堪えて]
(284) 2010/03/03(Wed) 16時頃
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―美術室前―
[メアリーの独白をどこか遠くに感じながら。 声に出せない思いはあって。
それはいつのディーンに向けられたのか、とか。 目の前の誰かを好きだったディーンと思えるのか、とか。
言葉にすれば無粋極まりなく。]
…………。
[思いの丈を語る、その姿を]
自分で決めた事だったのなら、 それにまでどうこう言いはしないさ。
[微笑を眺めて**]
(292) 2010/03/03(Wed) 16時頃
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[五感は失っているはずだった
しかしそれは否と知ったのは闇がヘクターを見咎め、苦痛と憎悪を向けた時
生きたまま、肉を、精神までもゆっくり細切れに、ゆっくりと再生させる痛みにだけの世界
意志は混濁しても、まだヘクターはこちらいた]
――!!
[叫んだのはなんであろうか]
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―美術室前―
[手は既に彼が貸して、なら自分がするべきなのは。]
良いじゃない、 一生に一度くらい本気でこういうこと言うのだって。
[まだそこに居るディーンはどんな反応を見せただろうか。]
そこまで本気で言えるのなら、 後は実るのも敗れるのも信じるのも疑うのも。
[今度はちゃんと、鳶色と相対した。]
メアリーが決める事、かな。
[敵対する事だって、全て]
(316) 2010/03/03(Wed) 19時半頃
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[>>295ブルブルと鳴った携帯のメールには端的に]
[to:キャロライナ title:きにしないで
こっちもいろいろお取り込み中。 ちょっと長引くかも。
ディーンは探す必要は無いよ。 詳しくはまた後で。]
(318) 2010/03/03(Wed) 19時半頃
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[破片になった混濁したヘクターの意識に笑い声は聞こえる
声を出そうにも破片では無理な事
それでも動こうとするヘクターの破片は散る桜のよう]
(ケイトに俺の名を教えてくれ)
[闇は動く
別れの赤い桜吹雪を降らすため]
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―美術室前―
[メアリーの思いはもう分かった。 だから後はディーンの姿の誰かがどうするか、 そして相手をどうするか。]
……現在位置までは私も分からない。 悪いけど勝手に探してもらう事になりそうだよ。
[起き上がり、歩けそうなのを見れば]
やれやれ、会議室に用事はなくなりそうだ。
[心配だった3人のうち、一人は去り、一人は向こう。 最後の一人ももう大丈夫らしい。]
(333) 2010/03/03(Wed) 20時頃
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/*
ケイト、サンキュー!!
中の人記号確認。
墓下でもRP、これでいいのか?
要領が分からんのでな。
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―美術室前―
[>>340 マーゴからも信じる、といわれれば]
ありがとう。 ……正直言うと、私もちょっと自信なくしそうだった。
[複雑な思いを抱えてポケットのガラス球に触れる。 今少しの間、何かを伝える事はしない]
いや、そんなのはお互いさま。 ……文化祭の出し物でも考えるデート? どうせなら、屋上が良かったかな。
[軽口にはもう欠片しかない日常の面影が確かにあって。 そして声の話に今更ながらにはっとした]
……遊びだって言うなら、ルールくらいきっちり説明して欲しいよ。
[誰かが言っていた事と遠くない事を小さくぼやく]
(348) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
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/*
生きたかった。
生きていたら、手を握れる、話せる。
言いそびれ・やり損ねで未練が。
そろそろタガ外れそうなもんで自重期間に入るぜ。
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―美術室前―
お帰り?
[どこかへ意識が旅立っていた彼へ茶化しも交えて]
……それに強制参加の撤廃をしてくれれば、 もう言う事は無いんだけどね。
[これが、日常に触れなおせる最後の気がして。 笑おうとしたけれど、鏡が無いからよく分からなかった。]
(353) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
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―― 美術室前 ――
違いない、しかめっ面でくだらないって言ってるね。
[そんな印象しか持ち合わせていなかった。 保健室での蹲って悲鳴を上げた姿に、 遠くの記憶は塗りつぶされて。]
…………最後のは、質の悪い冗談だって思っとくよ。
[今は振り返ることは出来ず、よろめいて階段に向かう彼に]
ん、そっちはそっちで頑張って。 あえたら、また。
[もし、今の言葉が本当だったらは考えたく無かった。 だから振り返らずに背中越しに手を振って]
(362) 2010/03/03(Wed) 21時頃
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/*
話せば、より話したく。
手を握れば、抱きたく。
抱いたなら、その先に。
今でも違う欲望で突っ走りそうなのを抑えてるんだぜ。
だから俺に自重させてくれ。
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―美術室前―
[>>358 出来るだけ真剣な顔で頷いて]
鬼ごっこするならこの指とまれー、 くらいして欲しかったねえ。 だまし討ちは友達なくすんだぞー。
[メールは自分ではきっと見破れない、 けれど先ほどそう親しくは無いと、 いったばかりの間にのみ共有されている点は]
怪しんでくださいって言ってるようなもんでしょう。
(370) 2010/03/03(Wed) 21時頃
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美術部 ミッシェルは、情け無い声に最後までしまらないなあとぼんやり考えた。
2010/03/03(Wed) 21時頃
[痛み以外の感覚が戻ったのは久方ぶり
でもそれは新たな苦痛の始まり]
(それは俺じゃねぇ)
[闇に散らばる破片に漂う意識
燐火が燻ってる]
(本当の俺はここにいる)
(気づいてくれ)
(誰か助けてくれ)
!!
[声にならぬ叫び
新たな痛みは死ぬ事も許されぬ死の苦痛
それでもヘクターはヘクターだった]
(狂えば楽に―)
[再び混濁に沈む意識]
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―美術室前―
[立ち去る鳶色をじっと見詰めると]
…………うん、階段はぶっそうな事になってるから。 気をつけて。
[また、ともさよならとも今は言えず、言わず。]
……オスカー?
[何事か漏らした彼を、その眼の向き先に注意を向けて]
(384) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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美術部 ミッシェルは、揺れるおさげを今はやりきれない気持ちで見ていた。
2010/03/03(Wed) 22時頃
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―美術室前―
[>>@42 歪んだ緋色とおさげ髪。 見紛う事なき、あいつの姿。]
……ついでに、2月25日あたりの日誌とか、ね。
[ちら、と姿の残るディーンを見つつ>>394オスカーに付け加えた]
この学校、昔と今じゃ部屋も違うみたいだね。 知らない場所の名前も有った。
(396) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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―美術室前―
[声の調子が変わったような気がして相手から眼を逸らしたくなる。 けれど今、会話が通じるのなら>>@46]
……日頃と今でも変わりはあるんだけどね、おかげさまで。 今は倉庫があるのに、前は用具室とかもあったみたいだし。 物も多かったのかな。
[足がまだ少し震えている。 近くには3人、うち一人は……]
…………ヘクターは、 そっちに行かなくたってあんたに語りかけてたらしいじゃない。 私みたいな喧嘩越しでもなくさ。
[>>@48今は怒りを向けたって、どうにもならないけれど。 悔しさと、悲しさと、どうにか押さえ込みながら]
(404) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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美術部 ミッシェルは、立ち去っていたディーンに気がつくのはもう少し後か。
2010/03/03(Wed) 22時半頃
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―美術室前―
[マーゴとオスカーが訝るようなら、 伝え聞いた>>#3や>>#4を掻い摘んで]
用務員室に有ったのを皆で探してくれたんだって。 細かい所は向こうの原本見た方が良いかも、 私も又聞きだし。
[こういう時は重宝するビー玉にそっと触れる。 ……これも彼女の用意した物だと思えば腹立たしいが]
(411) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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美術部 ミッシェルは、演劇部 オスカーの突っ込みに追従した。
2010/03/03(Wed) 22時半頃
[己の魂を侵食する闇に身を委ねかけた時に頭に過ったのは―]
(俺はただ一つとして約束をまだ果たしてない!!)
(一人の女を温めてやるというささやかな願いも)
忘れかけるところだったぜ、信じる事を。
俺は同化しちまったが、残ったヤツらが解放してくれるってな。
お前らと同化するのは、絶望してからでも遅くねぇや。
[闇の中でおぼろげな姿を実体化させ
五感は感じなかったが、気配を辛うじて感じる事は出来た
己の魂に侵食する闇の方を睨み]
狂気に落としてくれて感謝してるぜ。
信念に狂気的にしがみつく事が出来るからな!!
[啖呵を切るがその姿は痛々しい]
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―美術室前―
[乾いた哂い、最初に聞いた頃とは幾分違う声。 笑う気にはなれず、俯いて]
あんたが一番の短気だろうに。
[閉じ込めて、脅しつけて]
だから、こっちだって
[友達にはなりたがらないのに]
(434) 2010/03/03(Wed) 23時頃
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美術部 ミッシェルは、聞こえたガキの頃、に不思議そうな眼をしたか。
2010/03/03(Wed) 23時頃
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―美術室前―
[動きの止まったケイトがまた何か始めるのか身構えていたが、 そのまま消えたのを見て壁に寄りかかる。]
二人とも、なんともないね?
[引っ掻くようにして支え、手を離す]
とりあえず、私はこの近場から順に見て行こうと思う。 二人はどうする?
[メールは丁度打ち終わっていた様で見えず、 とりあえずの解散のつもりで聞いた]
(452) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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―美術室前―
楽しくないのは、丁重に辞退したいさ。
[>>454乗るもんじゃない、と何度も釘を刺されていて]
近くに図書館もあるし、 そっちからって言うのが筋なんだろうけど。
[すぐ前にある部屋に、少しだけ用事があった]
問題はひねくれてると校舎とは限らない事なんだよねえ。
[>>456マーゴが呼び出しを受けたのを見て]
心配だったら着いてって貰ったら? 補習室ならそこの階段下りた一階のすぐだよ。 そんなに時間は掛からないさ。
[不安そうなのでそんな提案を]
(470) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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―美術室前→美術室―
ん、また後で。 そうそうトリプルルッツくらい?
[くすっと笑って二人とは別れ、 長らく入り口で止まっていた部屋の中へ。]
うわ……ひどい事になってるよまた。
[数人の自画像が――とりわけピッパは集中的に、 あんまりな有様のそれを外して裏を向けておいた]
えっと、荷物は何所にやったっけ?
[しばらく埋もれた荷物をさがしてあちこちひっくり返している。 偶数なら見つかったかもしれない36]
(481) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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―美術室―
[無事に見つかった鞄を開くと、中から筆箱を引っ張り出して。]
ん、色鉛筆くらいは入ってたか。
[カラフルな16色セットを、 どれにしようか迷いながら適当に数本選び]
あー……しまった、これ封開けて直ぐのだ。
[真っ平らな両端を残念そうに眺めて、 やや置いてしゃこしゃこと削る音が響いただろう。 土と、雲と、人と建物と、最後にあとは空を塗るだけ]
……いまは、こっちで。
[選んだのは夕焼けか、青空か**]
(493) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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―美術室―
[しばらく裏返した紙に落書きをしていたその手がふと止まる]
い、いやだ何言って。
[がたんと音を立て、立ち上がって]
(556) 2010/03/04(Thu) 01時頃
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―美術室→南棟3階―
[部屋を飛び出して慌てて渡り廊下へ、 そのまま走って、走って。 けれども、もう間に合わない。
屋上までは、あと少しだけれども。 声はもう、止んでいて]
(567) 2010/03/04(Thu) 01時頃
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