3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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−用務室−
[触手トラップは回避したものの、恐らく全速力で駆けてきたので、 しばらくはその場でへたり込み、呼吸が落ち着くまでは動けないだろう。 それにさっき大泣きしたから目の下は酷い状態で。 流しで顔を洗わせてもらって、ようやく落ち着く。 もしかしたらちゃっかり蒸しタオルを当てているかも。]
(271) 2010/03/04(Thu) 20時頃
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[「いかなちゃ」ケイトの声
駆けだした靴音は唐突に消える
その音はヘクターに【はっきり】聞こえた]
また間に合わない。
[自分がどうなってるのかも分からない
ヘクターは反射的に動いた
どこかへ]
もう間に合わないのは嫌だ!!
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−用務室−
オスカー君!?
[目前でオスカーが触手に捕らわれたのに気付いたが、 引き返そうとしても、 恐らくグロリア…むしろオスカー本人に止められ、 ちょっともうどうしていいかわからない。]
(274) 2010/03/04(Thu) 20時頃
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−用務室−
[やはりオスカー>>276に中に入ってるよういわれ、 グロリア>>280にも体を張って止められれば、為す術もなく。]
…頑張って。[力なく応援するしかできなかった。]
…あの蔦だけにかけることができればいいけど…。 オスカー君にかかったら火傷しちゃう…。
[不意に用務室の扉が閉じる。 それがフィリップ>>282だったと気づけたかどうか。]
(291) 2010/03/04(Thu) 20時半頃
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[ヘクターにとって何もない場所
あるのにない場所
自分がしている事がケイトを追いつめているとも知らず
そして傷つける事も知らず
ヘクターは追う
彼にはそれ以外の事を知らない]
ケイト・グリフィズ
[叫ぶ度に闇が嘲笑するようにうごめく]
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−用務室−
[扉が開いてオスカーが飛び込んでくれば、]
よかったぁ。
[へなへなとその場に崩れ落ちる。 明らかに空元気で笑顔をみせるオスカーに また泣きそうになりながら、 左腕の痣を傷をマジマジと見てしまったのは、 グロリアが水を持ってきた時だったかー。]
…。
[すぐに言葉が出てこなかった。]
(313) 2010/03/04(Thu) 21時頃
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−用務室−
[グロリア>>305の冷静な反応に目を瞠ったが、 ジェレミーやメアリー、そしてスティーブンス…。 今更なのかもしれない、今更。
それでも、いつか見せてくれたビー玉の模様と 同じ痣から目が離せずにいた。]
…。
[オスカーとともに日誌をみせてもらったり、 ラルフが闇にのまれたりしたことをきいた。]
あの、ラルフ君が…。 [級友がまた消えた。 …ミッシェルやキャロルは無事だろうか?]
(326) 2010/03/04(Thu) 21時半頃
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−用務室−
[オスカー>>320に傷の説明をしてもらう。]
本当に…?もう痛くないの? [そぅっと触れようと、手をのばそうとした。]
(330) 2010/03/04(Thu) 21時半頃
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長老の孫 マーゴは、美術部 ミッシェルなら、大丈夫…うん、きっと。と心の中で思った。(通常回復)
2010/03/04(Thu) 21時半頃
[闇が嘲笑した]
!!
[指先に当たった感触
それはなぜかケイトだと確信した
そして引き寄せ抱きしめた]
捕まえた、ケイト・グリフィズ。
[闇が揺れた]
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−用務室− >>321 [グロリアに優しく肩を叩かれて、落ち着いたけれど、 オスカーに泣かされた?との当て推量に 慌てて首を振って否定した。]
違いますっ!これは、あの、その…。
…スティーブンス先生が…。 [従兄の名を口に出したが、 それ以上どこまで説明していいものやら、躊躇する。]
(335) 2010/03/04(Thu) 21時半頃
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−用務室− >>332 [オスカーの左腕の痣に触れた。ぬくもりが伝わる。 気持ちまであたたかくなるようで。]
なんだかホッとする。
[オスカーが何処かへ行こうとするならば、 自分はしばらくここに残ると言って見送るだろう。]
(344) 2010/03/04(Thu) 21時半頃
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−用務室− >>347 いえ、喧嘩じゃないです。 …私が勝手に泣いただけで。
[無事か?の問いには首を横に振って、]
…消えちゃいそうでした。ここから出られないって。 貴女は帰れって、両親によろしくって。 鬼じゃないけど、鬼を…。
[補習室での記憶が蘇って、また涙が滲む。]
早くあの子見つけて、皆で帰らなきゃ。兄さんが…!
(361) 2010/03/04(Thu) 22時頃
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分からないが、そこにいるんだよな。
名前やっと教えられるぜ。
俺はヘクター・アナ・ダ・シウヴァだ。
[ヘクターにはどの結末にいきつくかは分からない]
長老の孫 マーゴは、理事長の孫 グロリア先生は綺麗だなーと、ぼんやりみている。(通常回復)
2010/03/04(Thu) 22時頃
長老の孫 マーゴは、理事長の孫 グロリアに話の続きを促した。
2010/03/04(Thu) 22時頃
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−用務室−
[グロリア>>368の最初の言葉には、 複雑な笑みを浮かべただけで。 見たままを伝えたのに まさか比ゆと受け取られたとは思わずに。
何処かしら非難めいた口調のグロリアに どう伝えればいいのか悩んでいる間に、 手を差し伸べられ、髪を撫でられ、そして。]
ーえ?今、どこかは、わかりません。 補習室で別れたきりで…。
でも、きっともう何処かに移動してると思います。
(389) 2010/03/04(Thu) 22時半頃
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[急に戻った五感。
突きつけられた現実]
わあぁーーーーー!!
[のケイトの感情が
闇が与える苦痛より、体に精神に痛みを与え
上げる悲鳴]
(俺はまた何も出来なかったのか)
俺は、俺は?
[抱えた腕を離し、呆然と立ち尽くす
こげ茶色のビー玉にヒビが入る音]
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−用務室−
…アトラナート先生。
[もう逢えないと、諦めていたのだけれど、 グロリアの気迫におされて、 駄目もとで携帯メールを打ち始めた。]
to:兄さん title:まだ届きますか? アトラナート先生が話したいことがあるって。 まだ逢えますか?間に合いますか?
今、何処にいるか教えてください。
[送信はしたものの、グロリアを見つめて、]
…返事はないかもしれません。
(405) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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[それから目を閉じて祈る。]
(兄さん、何処にいるの?教えて…!) [最後の我が儘は聞き届けられるだろうか。]
(406) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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−用務室−
[祈る、祈る。
グロリアの声>>420には、]
はい、先生。
[とだけ、答えて。]
(423) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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長老の孫 マーゴは、化学教師 スティーブンからのメール>>425を、慌てて確認した。(通常回復)
2010/03/04(Thu) 23時半頃
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せ、先生。
[携帯をチェックして、グロリアを見つめる。 話しかける声は上ずっていて。]
「今からそちらに行きます」って。
[自分が何処にいるか伝えそびれてたことに気付かずに。 そうして従兄からのメール画面をじっと見つめた。 ジェレミーが代わりにうったのも知らないまま。]
(430) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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いいえ…。
[どういたしまして。は感極まって続かなかった。 もう逢えないと思っていた兄さんに、また逢える! そう思ったら、ただ嬉しくて。]
(442) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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[取り戻した五感は清汚問わずの事実を知らせる
自分が信じたモノは砂上の城
そして冷たいケイトの言葉が剣となり苛む]
俺は全てを受けとめて守れると思っていたんだ。
[ヘクターは冷たい闇が侵食し、己の魂を砕く音を聞いた気がした
魂が砕け、炎が散るのを感じる中
リングのピアスを耳から引きちぎり、ビー玉と共にケイトに渡そうと手を伸ばす]
俺の心が冷えない内にこれを。
信じてもらえないだろうが、俺はお前を温めたかったのは嘘じゃない。
[闇は魂を完全に砕き、ヘクターは空ろになりて
残ったのは血まみれのピアスとビー玉]
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−用務室−
兄さん…。
[グロリアが扉に近づき、最初に聞こえた声はバーナバスの声で。 正直がっかりしたけれど、ここは彼の城だ。当然だった。
すぐにもう逢えないと思っていた、聞きたかった声が耳を打って、 ふらりと立ち上がった。目の前には従兄がいて。]
(461) 2010/03/05(Fri) 00時頃
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「時間が、ない。」
[スティーブンの言葉に胸が痛んだけれど、 目が合うと、自然と笑みがこぼれた。 泣くのをこらえるように、口はへの字にして。
グロリアの糾弾も何処か上の空できいている。]
(469) 2010/03/05(Fri) 00時頃
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ごめんなさい。 来てくれて、ありがとう。
[頭を撫でられて、目を閉じた。 手のひらの感触を忘れないように。]
(474) 2010/03/05(Fri) 00時頃
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[グロリアの責める声はまだ続いていて。]
(ありがとう、先生。みんなのために…)
[自分でも何か言おうと思っていたけれど、 目の前にすると何も言えなくて。
でも、スティーブンの言葉には、]
私はまた逢えて、嬉しいよ。 [今度こそ、これで最後…。]
(489) 2010/03/05(Fri) 00時半頃
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[ゆっくりと目を開け、スティーブンの顔を見上げる。 その顔を、姿を忘れないようにしっかりと目に焼き付けよう。]
(494) 2010/03/05(Fri) 00時半頃
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もう、泣かない、よ。 [嘘というより強がり。]
うん、見守っていて…。 [笑顔が 一瞬 ぶれたのは、涙のせい? ううん、今は泣いてない。]
(499) 2010/03/05(Fri) 00時半頃
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…行ってらっしゃい、兄さん。
[笑顔で見送った。][行き先は、鬼退治?]
(504) 2010/03/05(Fri) 00時半頃
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長老の孫 マーゴは、化学教師 スティーブンの姿がゆらり、ゆぅらりとー
2010/03/05(Fri) 00時半頃
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[スティーブンが出ていった扉の方をじっとみたまま、]
アトラナート先生、…どうもありがとうございました。 [ただ、それだけを口にした。]
(518) 2010/03/05(Fri) 01時頃
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そんなこと、ないです。
[グロリアに呼びかけた言葉は、届いただろうか?]
…お邪魔しました。失礼します。
[振り返って、バーナバスへお辞儀して、用務室を出る。]
(523) 2010/03/05(Fri) 01時頃
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