人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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 何か、用?

[これで、違うと
それは君の名前じゃないと言われたら。
想像したら少し笑えた。

彼も誰かに食べられたのかな――
顔をあげ、真っ黒に見える瞳を見つめながら、思いを巡らす]


 …………ああ。

[問われた内容を把握する為の間が空いた。
どうやら彼は自分の名前を覚えていないらしい、と理解して、ディーンは僅かに目を伏せ、彼の問いを肯定する。

それから、彼の前に歩み寄って見上げる顔をま近くに見下ろす位置に立つ。]

 君は、シメオンという名前で……
 僕の、たった一人の  家族、だった。

[言い慣れない言葉に、眉を寄せる。]


 家族に会うのに……理由は、いらない。

[どんな物語でも、芝居でもそうだ。
現実がそうであるかどうかは定かではないが――そうであって欲しいと、思う。]


【人】 道案内 ノックス

―オレンジ/過去/愛し子が1人―

[ニコラの具合が良くない事に気付いたのは、行商から帰ってきてからだった。出掛ける時は、うーうー唸りながらも見送ってくれたのに。床に倒れていた彼を抱き上げると、ぐったりとしている。灰色の瞳はノックスを見ない。赤い顔でう゛ーう゛ー唸っていた。流行り病の言葉がこびりついて離れない。]

 ニコラっ!

[このままでは死んでしまう。そんなことは耐えられない! 財布だけを掴み、ノックスはニコラを背負い医者の元に走った。街までは遠い。人を避けた事が裏目に出てしまった。

 ようやくノックスにも慣れてくれたのに。此れからだというのに。]

 神様、お願いだから……
 僕からニコラを、拐ってしまわないで!

[姉の家から拐ったように。
 誰かの手が後ろから伸びている気がして。必死に走った。

 靴が脱げても、足の裏を小石で切っても。必死に必死に走った。]

(526) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

[医者からの診断結果は、風邪。
 もう少し栄養のあるものを食べさせなさいという忠告と共に渡される薬とオレンジ。

 体に残る体罰の痕にも言及されたが、だから親の元から逃げてきたのだと告げると薬代をまけてくれた。
 古いものだけどと靴もくれた。ありがたい。

 流行り病ではなくて良かったと、へたりこんだノックスの目端に涙が一粒。]

(528) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

 ………家族

[声にしてみても実感がわかない。
またひとつ、"記憶"が消えた気がしたけれど
忘れたものがなんなのかなんて、わかるはずもない。

すぐ近くにある瞳を見上げて、
その表情が――読めなくて。
手を伸ばしてみた。
理由はない。
だって、理由なんていらないんでしょう?]


【人】 道案内 ノックス

[帰り道。灰色の夜空。起きた気配に振り返り、背中の愛し子に呼び掛ける。]

 お兄ちゃんがしっかりしてないから、君に辛い思いをさせてしまった。

 ……ごめん、ね。ニコラ。

[胸中で繰り返す。
 今度は一緒に連れていこう。人が多くても街に泊まろう。反省ばかりが頭に浮かび、ノックスは足元ばかりを見ていた。]

 ん?

[きれいと小さな声。振り返り、小さな指先を見上げる。
 淡いオレンジ色の一番星が、きらり。]

 ……ねぇ、ニコラ?
 僕の一番は、ニコラだよ。

 あのお星さまみたいに、真っ先に現れてきらきら光ってくれるんだ。

[夜空に浮かぶ、一番星。*]

(529) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

[家族といっても、所詮は他人だ。
ならば他人でも家族になれる。

そう、思っていたこともあった。
思い出して、なくしたもの。

もうきっと、彼の表情は読み取れない]

 名前

[いらない、もの]

 名前、なんていうの

[それでも呼ぶのは、好きだった]


[手が伸びてくる。
これまで、彼に手を貸す以外――つまり、自分の手以外を彼に触らせたことはない。
反射的に逃げそうになって踏みとどまった。
触れられることを厭う理由は、もう無いのだ。

シメオンの指先は頬に触れた。
体温は感じない。
ディーンの眉間に寄った皺が、僅かに緩む。]

 ……ディーン・クロフォード、だ。
 君の名前は、シメオン・クロフォード。

 僕の、弟だ。

[姓なんて必要がないと思っていた。
しかしそれは、家族であるということを示す為の記号だ。]


[頬に届いた指がびく、と震える。
そこでようやく、触れられるとは思っていなかったことに気づく。
少し前、痛みに冷たくなっていた胸の中がふわりと温まって
そのまま頬を引っ張ろうとしてみる。
ちょっとした悪戯心、避けられるだろうと、やはり思いながら]

 ディーン
 ……ディーン、  おにい、ちゃん?

[幼い呼び方。
どっちがおにいちゃんなの――幼い声が過って、消えた]


【人】 道案内 ノックス

―オレンジ/過去/愛し子が2人―

[ゴミ棄て場からの拾いもの。>>2:435
 汚れは簡単に落ちても、抉られた肉の手当ては大変だった。用意していた痛み止めも解熱剤も、効きそうにない。熱に浮かされた姿を見ると、どうしてもあの夜の焦燥感がよみがえる。

 ニコラが大人しいと思って、席を外したすぐ後のこと。大きな音に駆け戻ると、髪を掴んでいた。

 こんな時でも、トレイルは悲鳴すら上げなかった。いや、実際にはあげていたのだろう。透明な声で。]

(545) 2014/11/21(Fri) 00時頃

[まさか、引っ張られるとは予想もしていなかった。
しかし我儘の一つも言わなかったシメオンのことを思えば――そんな彼に甘えていたことを思えば、頬の肉が多少伸びるぐらいは仕方が無い。
それに何より、シメオンの手を引き剥がすことは出来ない。]

 ……呼び捨てで、いい。

[おにいちゃん、はむず痒い。
照れも何もかもをいつも通りの気難しい表情の奥に隠して、ディーンは必要最低限だけを告げる。

シメオンの記憶に欠落があるらしいこと、それ以外は何ら変わらないように思える時間。
――しかし、旅はもう終わった。
いつまでも続く時間は無く、ディーンには帰るべき場所が出来た。]


 シメオン……僕たちは旅をしていた。
 でも、それももう、終わった。

 ……僕は、君を裏切った。
 でも、君のことは今でも、大事だと思っている。
 ――幸せであって欲しいと、願っている。

[果たして、今の彼にこの言葉は届くだろうか。
ディーンには分からない。
しかし、告げるべきことであると思ったのだ。

名前を呼ばれた。
ディーンは静かに背後を振り返り、口元にささやかな笑みを浮かべる。
再びシメオンに向き合った時、ディーンの片目が失せ、ぽっかりと穴が空いていた。]


【人】 道案内 ノックス

[オレンジの皮を剥きながら、ニコラに言い聞かせる。
 怪我をしたら心配するのは当たり前。病気のときもそう。別にニコラが嫌いになったわけじゃない。]

 ――だから、今はトレイルを叩いたりしたらいけない。痛くても泣けないんだから。

 め! だよ?

[分かったと返事があれば一房口の中に運ぶ。ベッドに寝たままのトレイルにも、一房。少し酸っぱいオレンジを分けあった。

 いつからだろう。ニコラの苛めがぴたりと止んだのは。客の1人に相談すると、上の子に良くある話だそうだ。――母親をとられたと思って。]

(549) 2014/11/21(Fri) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

[母親ではないけれど、ノックスは浮かれた。ニコラの「唯一」で無くなったことにも気付かず。

 トレイルも睨まなくなってきたし、「ノックス」と呼んでくれるようになったから。

 あぁ、幸せだ! それ以外の言葉が見つからない。明日はもっと幸せになる。明後日はもっともっと!]

 たっだいまー! トレイルー、ニコラー! んー、好きっ!

[締まりのない顔のまま、腕の中に2人を閉じ込めた。相変わらず甘い香りがして、堪らない。
 喰いたいと思う程愛しいのだと自覚出来たから。また良い作品が出来る。金が出来れば新しい服も美味しいものも食べさせてあげられる。

 喜ぶ顔に、また愛おしさが増す。
 幸福の螺旋階段。

 いつか壊れるものだとしても。]

(552) 2014/11/21(Fri) 00時半頃

[たとえもう一度、山小屋での数日間をやり直すことになったとしても、同じ道を選ぶだろう。
ディーンが選ぶのは、連れ添った弟を守って共にいる道では無く、ずっと待ち続けた太陽に身を捧げる道だ。

ディーンの片目は、ここにはない。
いや、片目だけではなく、命も、心も、全部。
残るひとかけらは、残滓だ。
――死に至る間際に一瞬だけ見た、眩しい日の光の名残。]

 …………シメオン。
 君は僕の、大事な弟だった。

[全ては過去形になる。
ディーンからシメオンに手を伸ばすことは、できない。**]


【人】 道案内 ノックス

[薄紺の夜空が広がる窓の外。
 淡いオレンジ色の一番星。]

 ……ねぇ。
 僕の一番は、2人だよ。

[きらきらと。一番星は。
 誰の手も届かない遠くで光っていた。**]

(553) 2014/11/21(Fri) 00時半頃

[掴んだ頬を、笑みの形になるように引っ張って
その似合わなさに声をあげて笑った]

 ディーン  か
 うん、呼び捨てじゃなきゃ変だね

[手を離し、膝の上に戻すと落ちつかない様子で握ったり開いたり。そうしながら続く言葉を、聞いていた]


メモを貼った。


 変なの

[彼の言葉は、悲しいくらい、おかしかった。
死んだ者に、先はない。
少しずつ毀れていく欠片は過去のもので
毀すものすらなくなったら、いつか消えるのだ]

 ……変なの、そんなの
 生きている人に、願ってあげて

[叶いやしない、とは。言わないでおいた。
口にするのは、やはり少し、悲しかったから]


【人】 道案内 ノックス

―ノースローズ/1階―

 ……大丈夫。分かった。

 なら、バーニィ。この話はフランシスやホレーショーにも伝えた方が良いんじゃないかな?

[‘保護者’の内緒話。
 ノックスの知らない話が聴けたのは僥倖。

 また後でと手を振り見送る。]

(556) 2014/11/21(Fri) 00時半頃

[振り返った彼の顔には、暗い空洞があって
それはきっと、最初からあったもの。
遺してきたことを、少しだけ忘れていたのだろうと
自分に照らし合わせてそう、考えた]

 家族、って言葉憧れてたけどさ

[それは、無条件に愛される証だと
そう、夢見ていたから]

 いいんだ、そんなの
 そんなのもう ……忘れてしまって、いいんだよ

[そうして、笑う。
笑い方を、まだ覚えていて良かった。

早く、この"悲しい"も忘れてしまえたらいいのに]


 ありがとう、   ……ディーン

[それでも、呼んでいるうちは忘れない。
忘れないように、もう一度呼んだ。

名前だけ覚えていて、
そして早く――消えてしまおう**]


メモを貼った。


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/21(Fri) 00時半頃


ノックスは、ラルフの声が聴こえていなくて良かったのだろう。

2014/11/21(Fri) 00時半頃


ノックスは、ベネットが、子供達にどんなことを教えたのか、知らされていなかった。

2014/11/21(Fri) 01時頃


ノックスは、「…――になんて、させない。」と声を漏らした。>>562

2014/11/21(Fri) 01時頃


【人】 道案内 ノックス

[バーナバスを見送った後、二人に手を差し伸べる。]

さ、ご飯を食べに行こうか。
まだラルフの治療をしているかも知れないし。

付きっきりの看病をしているなら好都合じゃないか。
ゆっくりご飯が食べられる。

[それに――…]

(569) 2014/11/21(Fri) 01時頃

【人】 道案内 ノックス

[ずっと一緒に居たからこそ、彼等の願いをすぐに叶えてあげられない。

 月に住むのはおじいさんになってから。
 消えるのも――…。

 2人の手をそっと掴み、布の下を思う。
 折角の皮膚が熱で壊れてしまった。勿体ない――勿体ない。>>581

 あぁ、そうだ。ニコラ?

[好きだから、認めてあげなければいけない。
 憎いのに、皮肉なものだ。]

 もっと、教えて欲しいな。
 君になりたいと言った――…ディーンの、こと。

 そうして、早く大人になろう?

(585) 2014/11/21(Fri) 02時頃

【人】 道案内 ノックス

首輪の付け方がみつかって、衝動を無事に抑えられたら――もぅ、大人だよ。

僕は結構早かったけれど。


 ……トレイルも、ね。
 何も大人になるのは体だけじゃない。


 

[音を落とすのは、彼だけに聞かせようと。]

 そうしたら、僕以外にあんなこと、言わなくなるだろう?

(590) 2014/11/21(Fri) 02時頃

ノックスは、トレイルに「なぁに?」

2014/11/21(Fri) 02時半頃


【人】 道案内 ノックス

[良い笑みだと思った。>>593
 細めたシノワズリ。階段へと近付く暗所でもはっきりと見えて。

 質問に、瞬く。
 さっきのは伝わらなかったようだ。
 残念に思うところもあるし、遊べる嬉しさもある。]

 食べたい気持ちは、正直あるよ。


 今の……一番は、トレイルだけど。

(603) 2014/11/21(Fri) 02時半頃

【人】 道案内 ノックス

[怪我の折、血を舐めては恍惚に浸った事もある。
 抜けたばかりの乳歯。付着した血肉を啜り、1日かけて胃に収めた事もある。

 けれど、はっきりと愛し子の肉片を得たのは初めてだったから。

 一番、欲しくなる。
 口に出したら。平等ではないなとふと思えた。]

(611) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

【人】 道案内 ノックス

 ………え?

[服の裾を引く力よりも、囁きの方が強かった。
 何を言ったのかと瞬き。

 ――僕の代わりに。取られない。

 その言葉の意味するものに、体が熱くなった。
 まるで、既にニコラも知っているかのような話に彼を見。

 最後にトレイルに訊ねる。]

 ――…本当に、良いの?

(617) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

【人】 道案内 ノックス

[指差した階段の、先にある彼を想う。>>616
 階段を上がるようトレイルを促し。1段の差でも視線のの高さを揃え。

 シノワズリの昏さに、ふわりと笑んだ。]


 ……可愛いね、トレイルは。

(622) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

【人】 道案内 ノックス

[掌に口付け落とし、やんわりと布を噛んだ。
 そうして背を伸ばして唇に触れた。

 今はただ、獣の囁きのままに。**]

(627) 2014/11/21(Fri) 04時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2014/11/21(Fri) 04時頃


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