人狼議事


189 とある結社の手記:8

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視点:


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2014/08/18(Mon) 00時頃


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…………くっく、解ったよ。
もっとも、

[____は、”私”の助けがなくとも。
もう充分に立派な化け物だよ。

血の様に真っ赤に燃える夕日を背に、霧のようになって消えていく影を見送った。]

あぉ―――――――………ん…

[慟哭のような悲しげな遠吠えが、血色の村に響く。
その声を聴けるものは、死者ばかり。*]


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ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2014/08/18(Mon) 00時半頃


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[狼は少し小高い丘の上に来た。
見下ろせば集落にところどころ、寄り添うように細々と灯りがついている。きっと日を重ねる毎に、その灯りはひとつ、またひとつと消えていくのだろう。

それは、命の炎。]

―――――………。

[風はほんの少し冷たい。鈴のような虫の鳴き声が林から響く。
眼下には、あの湖。暗い夜空を鏡のように映していた。

そこが、黄泉の世界の入り口なのか。

また、ふたつ、いのち、きえる*]


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 ―回想:昨晩 村長宅―

[結社員が横たわるホリーの看病の為に、部屋へ入る。
その傍らに、まるで霧のように霞んだ、
希薄な幽霊はもう居なかった。]

[代わりに、朝霧のように音も無く姿を現したのは――]


 ―回想:昨晩 個室前―

[血の匂いの残る自分の部屋の中。
人には見えない薄い薄い人の形をした霧がかかっている。]

[ふと足音がした気がして、入り口を見た。
キャロライナの姿がそこにあった。
祈りを捧げる彼女の組まれた手を、透けた身体のどこよりも希薄な目が追う]


[キャロライナの言葉の意味を最初は理解できなかったのか。
幽霊は暫く黙っていたが]

…………………さあ。

でも、たぶん僕には懐かない。
きみの方が、よっぽど懐きそう。

[ぼそり、と届く筈も無い返事をした。
清掃の仕事中、遠巻きに見た彼女の仕事ぶりを見る限りでは、
彼女の方がよっぽど生き物に懐かれそうだった。

自分に寄るものなど無い。寄せるつもりも無い。
それでも寄ってくる奴らは、金だのなんだのを媚びて乞うて来る全員汚い奴らだと思ってきた]

[そのまま、霧のような幽霊は薄くなり。その場から姿を消した]


―早朝 自室―

 ……………。

[いつもと同じ時間に起床する。
しばらくしてノックの音がした。

昨日よりも早い時間。
何かを察したような気がして、戸をほんの少し開ける。
そこに立っていたのは"ケッシャイン"だった。]

 わたしの……ばん………だね……

[そう言って笑顔を浮かべた。
特に逆らうこともなく後についてく。
1度廊下を振り返った。
誰も襲われていないと――――いいのに。
その願いは届かないけれど、それを知ることはできない。]


―集会所 外―
[自分の処分の順番が回ってきた。
今まで動物たちにやってきたことが自分に回ってきただけ。

誰も信じられず。
誰も裏切れず。

中途半端だったからこそ、自分が処分されるだけ。]

 ………………。

[死は悲しいこととは限らない。
そう思って今まで生きてきたのだから。

だから、悲しくなんてないはずなのに――――。]




 ………あ…れ………?

[気付けば、ぼろぼろと涙が溢れていた。]

 ………………うっ……ひゃ…ぐ…

[嗚咽を殺すことができず、涙が止まらない。
死を直面して初めて知った。







死ぬのは――――――怖い。]


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[眉は下がったままで、久しぶりに見た空を見上げる。]

 ………これから……べんきょう…して…
 …てがみも……かける…って…

 ぜんぶ…おわったら…べんきょう…も…

[溢れる涙をおさえる手段も分からない。
けれど、けれど――――――。

昇る朝日も。
沈む夕日も。
満ちる月も。
きらきら星も。

そして夢も。

もう、みることはできないのだ。]


["ケッシャイン"に向かって頭を下げる。] 

 ………てがみ……かきたい……
 ……さいごに…かきたい…………

[その願い、聞き届けられるはずもないだろうけど。
必死にお願いして、1通だけ許してもらった。]

 ………あの……じ……おしえてほしい……

[涙は止まらなかったけれど、必死で鉛筆を握り。
教えてもらった字を必死で書いた。

そうして、夢が叶った後で。]


[涙を止めることはできず、それでも満面の笑みを浮かべた。]


 ……ありがとう……ございました…!
 ……うちの…どうぶつたち……よろしく…おねがいします…


[勉強できた、手紙が書けた。
思い残すことなんてきっとたくさんあるけれど。

今はすごく嬉しいから――――――。


それだけで――――満足。]


[少女が最後に手紙をあてた人物は。
自分のことを人だと言ってくれた人に宛てたもの。

彼がうそつきでも正直者でも。
それでも人だと言ってくれたことは。

たくさんの人がいる中で孤独だったあの場所に置いては。
嬉しいことだったのだと、死ぬ前に気付けたから。]


 
 ヴェスパティンさんへ
  わたしのこと ひと だと いってくれて
  ありがとう ございました
  はやく うたがう こと おわって
  かえれると いいな って ねがってます

  わたしは ばかだから むずかしいこと わからないけど
  でも おじさんがやさしいひと だってことは
  こんきょ? はないけど そうおもいます
  
  だから ありがとう ございました
  てがみ おしえてもらって かきました
  じょうずに かけてるといいな はじめてかいたから

                      キャロライナ

[名前を書き間違えたり、字が水で滲んだり、そんな拙い手紙。]


[遠く指笛が聞こえる。
羊を追う犬を操るための音。
そして、馬の嘶きが呼ぶ。

もう家には帰れないけど――――。


わたしは、かえります。]


 ………ただいま………みんな……

[笑って、この世界にさよならを――――**]


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 ―回想:昨晩 ワンダの部屋前―

[扉の前に、そっと見えない霧が立つ]

[扉を背にした幽霊は、低い独り言に届くはずもない声を、霧が立つ音よりも静かに零す]


……… ばかは、知ってる。
 




……… いまさら 遅いけど。


[…あの時。彼女を「見る」と決めたのは、
「理由」が用意できたから…それだけじゃなく。]

[子供の頃、吐き気がするほど醜い顔で
殴られたのを思い出して。
もう一度、人の顔をまとも見るのが
怖くて怖くてたまらなくて。

世話になっていた昔のように。心のどこかで縋ったから。]




――― あなたの目は

      思ったより、きれいだったよ。


[そう思った相手には、もう届くはずも無い。
届けるつもりも無い。そう思ったから、言葉を零す。]




[廊下の向こうからやってきた足音。

その姿を見るよりも前に、
扉の前の希薄な幽霊は 音も無く掻き消えた**]


[目を覚ませば、それは始まっていた。
丘の下、眩いオレンジ色の髪が連れられていく。
その小さな背は震えているように狼の瞳には映った。]

―――――………く、はは。残酷だねぇ♪

[人間地味た笑みを湛えて。狼はその様子を見守った。

____は、今日の処刑を免れたようだ。
けれども逃げ切る事は難しいのかもしれない。
寧ろ、変に血肉の味を教えてしまっただけに―――……苦痛だっただろうか。]

……………ふぁ、あ

[命が散る様子は、踏みにじられる様は。
蝶の羽を捥ぐ位に、簡単で。]

[儚い。]


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― 結社員の詰所 ―

「ホリー・ファン・ベートホーフェンを街の病院に搬送…ですか?」

[リーダー格のような男はきょとりとした後、少しの間をおいてさらりと返す。]

「…、占い師が来るまでもう少し待ってもらってください。
 占ったのってこの村の自称占い師ですよね?

 能力の反発はあったみたいですけど、
 そのグループからもう一人占い師が名乗り出てますから。
 どっちが本物かはわからないんですよね。」

[しかし彼女はその疲労で命を…と。返した結社員がいた。]

「おや、人情で事を運ぶつもりなんでしょうか。
 相手は人狼です。
 はは、きみは結社で何を教わったんですかね?」

[笑っているのに笑っていないような視線を男は投げた。 ホリーが搬送されるのは、まだもう少し先になるだろう*]


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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

──朝、個室──

…………やっぱり、…………

[目が痛くて、眠っていられなかった。
腕で覆ってしばらく寝返りを打っていたけれど、それも限界で。]


……はあ、

[太陽が昇り始めたのを確認して、ようやく動き始める。
ここまで来たって、朝はいつも通りだ。

生きている。]

(10) 2014/08/18(Mon) 20時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[廊下を歩くときの歩幅は小さくなってきた。
耳をすませ、他の物音とぶつからないように注意して、
階段は常に手すりを持って。

ゆっくり移動した先に、小柄な人影が見えた。]


………… ?
……  ハナ ……?
そこで、   なに ……────

[座り込んでいる理由は、昨日の血の色からひらめいて。]

っ、  !!!


[急ぎ足で覗きこんだそこにも、
既にどす黒く変色した、赤。]

(11) 2014/08/18(Mon) 20時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……  ワンダ  ……!!

 そだ、 ろ……


[倒れている何かは、女だった。
今日話をしようと、決めていた相手の1人だった。]

(12) 2014/08/18(Mon) 20時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[何があった、と聞くまでもない。

視界が弱まっているせいか、
時間が経っていてもむせ返るような血臭を感じて、頭がくらりとした。]


…… ハナ……

[>>13途切れがちな声音は、震えは、演技なのか。
それとも本心なのか。

わからない。
わかるための能力を使った相手は今、室内で亡骸と化しているのだから。]

(14) 2014/08/18(Mon) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

結社員 を、 呼んで……
それで、

[それで。
どうなるというのだろう。]


…… 

[ハナにかけられる言葉が見つからない。
もしかしたらという思考から逃れられず、言葉少なに場を離れた。]

(15) 2014/08/18(Mon) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[  おまえがやったのか?



その一言が、聞けない。]

(17) 2014/08/18(Mon) 20時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2014/08/18(Mon) 21時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

──広間──

[ワンダが、襲われた。
結社員に告げられた内容はわかっていたことだったけれど、
もう一つ。]


は?

[キャロライナが、処刑された。]

なんで、

[意味がわからない。]

(19) 2014/08/18(Mon) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

あいつは、人間だったのに……!

[イアンもおれも、そういったのに。
ただ、何を言っても今更だということだけは、わかる。]


どうして ……っ!

[処刑は、投票の結果だ。
誰がと見回したところで、何も変えられない。

ちくしょう、という呟きは、部屋に対して人数が減ったせいか、
余計に響いた気がした。]

(20) 2014/08/18(Mon) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[結社員に呼ばれ、次は何だと疲れた顔を向ければ、
紙を渡される。
キャロライナから、だと。]

…………

[無言で開き、顔へ近づけ目を通す。
一文一文、]


 の、  馬鹿、


[手が震える。
くしゃりと手に力が入りかけ、
緩めようとするも、うまくいかない。]

(22) 2014/08/18(Mon) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


…… 間違いばっか、 名前まで、 ……


[宛名から間違えてる。
おれが優しい?寝言は寝て言え。
お前の目は節穴だ。

教えてやるとか、そういうのはガラじゃない。
何より面倒くさい。
ワンダにでも聞けばいいんだ。
あのひとなら、おれとかみたいに面倒がらずに、
丁寧に教えるだろうに。

俯いて、震えを耐える。


ふたりとももう、いない。]

(23) 2014/08/18(Mon) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>21票数を尋ねる、ハナの声が耳に入る。
どうだったんだろう。]

…………

[あの子どもは、オスカーはまだ、そこにいる。

それに、ハナと、スージー。

可能性はあと、3人。
自分とリー以外、見た相手はいなくなってしまった。]

(24) 2014/08/18(Mon) 21時半頃

ヴェスパタインは、痛む両目を押さえて呼吸を整えている。

2014/08/18(Mon) 22時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…………何も、だ?



[>>28唐突な言葉が、癇に障る。
両目の痛みを耐え、睨みつける。]

……そうだな。
ラルフは、居ない。
それで、 ……何がいいたい。

(30) 2014/08/18(Mon) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……なんだ?


[>>29リーの声に、反応が少し遅れた。
気が抜けているのか、気疲れのせいか。
何事もない風を、できるだけ装う。]

(32) 2014/08/18(Mon) 22時半頃

 ―広間―

[霧が立つように現れた希薄な幽霊は、まるで広間のやり取りが聞こえていないかのように、そちらへは目もくれず。
ただ、コルクボードの前でメモの文字をぼんやりと追っている。

ホリーについて書かれたメモは、もう回収されてしまっていたかもしれない。…けれどいつ病院に搬送される、という詳しい記述はまだ無いようだ]


[コルクボードから目を離すと、
目を押さえ少し苦しそうな様子のヴェスパタインが視界に入った]


……………痛そう。

[……辛いなら、塞いでしまえばいいのに。]

[その両の目を、針と糸で。
お伽噺の母山羊が、石を詰め込んだ狼の腹にしたように。]

[もう届かないというのに、言葉を飲み込む癖が
残ってしまっているのか、言外にはせず。
言葉は喉の奥に消え。幽霊の姿もまた、霧のようにその場から姿を消した]


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…… あ”?

[眉間の皺が悪化する。
子どもの言うことだ、なんて止める理性など、此処にはない。]

……今まで、何を見てたんだ。
何を聞いてたんだ。
え?

それとも、 そうやってすっとぼけようってか。
すっとぼけて、おれに、押し付けようってか。


──── イアンの野郎みたいに。


[理屈の重ね方は違うが、言おうとしていることは一緒だ。
違う顔が重なって思えるのは、今一番、彼を疑っているからか。]

(37) 2014/08/18(Mon) 23時頃

メモを貼った。


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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[飛んでくるコップを咄嗟に避けるほど、俊敏な動作は望めない。
緩慢に片手を上げ、目など顔へ破片が飛ばないようにと軽く防ぐにとどまる。]

……

[本当は、人狼はハナかもしれない。
スージーかもしれない。
わからない中でもオスカーを睨みつけた苛立ちには、
人狼は彼であってほしいという身勝手な願いが在る。

よく知らない子ども。
いなくなっても、初めからいなかったと自分を納得させられる相手。
まだ占っていないから、わからない相手だからと言い訳をして、
子どもを殺そうとした自分を正当化したいという、願い。]

(38) 2014/08/18(Mon) 23時頃

メモを貼った。


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 ―村の中―

[遠く、湖に霧が立つ。]

[その霧のように希薄な幽霊がまた、村の中をゆっくりゆっくりと歩いていた。

夢遊病者かのような意志の薄く、重い足取りの向かう先は、また村長の家。…ホリーのいる部屋だ]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……おれが人狼だから、もう一匹が見つからないって。

お前、そう言ってるのか。


[一回転すれば、人は冷静になるものらしい。
どこか遠く、そう思う。]


おれが。

あいつ ……イアンの、仲間だって。
それでサイモンを、……ラルフを、ワンダを殺して、

キャロライナを殺させたって、 そう言ってんのか。

ああ?


[手紙を握ったままの手が、震える。]

(41) 2014/08/18(Mon) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……ああそうだよ。
その通りだよ。
おれは、占いとやらの能力があるって教えられてから今まで、
人狼なんか見たこともない。
見つけたことがない。
今回だって何の役にも立ってない。

[占い師の役割は、人狼を見つけるだけじゃない。
能力について教わった時、同時に伝えられたこと。
人間を見つけて守ることも含まれるのだと聞いた。
男は、どちらの役割も果たせなかった。]

占い師つったって、欠陥があるって言われれば、
それまでかもしれんよ。
名乗りでたのも間違いかもと思ってる。

[淡々と、言葉を並べる。
怒りに凍りついた表情は、前髪がどこまで隠してくれるだろうか。]

(42) 2014/08/18(Mon) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……けど。

人殺して、それを人のせいにして隠れて、
のうのうとしてるやつと一緒にされたかない。
おれは性格も悪いしろくでなしだがよ、
そこまで腐ったつもりは、ない。


[一呼吸。]

(43) 2014/08/18(Mon) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



もう一回聞くが。

お前、本気でおれが人狼だと…… そう、思ってんのか?


[それとも。
続きは言葉にせず、睨みつけるだけで。]

(44) 2014/08/18(Mon) 23時半頃

 ―村長宅―

[見張りの立つ玄関を、また無言で通り抜ける。
結社員も、幽霊も。お互い目を合わせる事も無かった]

[部屋に入り、また横たわるホリーの枕元の側へ座り込む。
この村じゃ彼女の病気への満足な処置がしきれないのか。彼女の顔色は優れない。
苦しげな彼女の額にかかる髪を掬おうと、透けた指を伸ばす。
その指に、髪が絡むことはやはり無かった。]

[部屋にはホリーの苦しげな息遣いが静かに聞こえるだけ。

…ふと部屋の向こうから、結社員の声がした。
「搬送はまだ」とか、「占い師が来るまで待て」とか、「この村の占い師が死んだのに」…とか。
何やら慌ただしそうなその話の中に、聞き覚えのある老婆の名前が聞こえた気がした。]

…………………

[希薄な幽霊はその話を聞きながら無言のまま、彼女の横たわるベッドの傍らに頭を置くようにして、目を閉じた。
…きっとこの身体では、眠ることも要らないのだろうけど。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[実際、自分の罪悪感から逃げようとしていたり、
棚に上げているものがあれこれとあって、
卑怯なことには変わりない。

名前を書かれた最多数が自分でなくてよかった。
襲われたのが自分でなくてよかった。
そう思う自分さえ自覚しながら、それでもと憤ったのは。


全ての理由を口にしない狡さは、いつ覚えたのかも記憶に無い。]

(47) 2014/08/18(Mon) 23時半頃

―牧場―

 ………………っ!!!!

[飛び起きた。
どうやら眠ってしまったようだった。]

 ………あ、れ………?
 ……なんで……。

[立ち上がって辺りを見回す。
自分の家にどうやら戻っていたようだったが。
誰も自分のことに気付かない様子に眉を下げた。]

 ……………。

[首を傾げたまま、霧になった自分の手を見る。]


メモを貼った。


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2014/08/19(Tue) 00時頃



 ……え、へへ……。
 …じごく……におちる…とか…
 おもってた……かもぅ………。

[それとも、ここが地獄なのだろうか。
何も接触ができない、この世界が。]

 ………しんだんだなぁ…。

[せめてもの、と――――――。
痛くない方法で殺してくれたのは救いだったかもしれない。

ふと視線を感じて、そちらに顔を向ける。]


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……リー。
ハナ。 スージー。

……おまえらも、そう、思うのか。

[視線はオスカーを向いたまま。

尋ねる声は、激情を抑えている。]

(48) 2014/08/19(Tue) 00時頃

[1匹の馬がなぜかこちらをじっと見ていた。
ちなみに、少女はこの馬のことを『うま』と呼んでいる。
『うま ごはん』とはこの馬にご飯、という意味だ。]

 ……………な、んで……
 ……みえてない……よね…?

[動物に不思議な力があることは聞いたことがあった。
けれど、具体的にどうなのか、などは分からない。
けれど、うまの瞳は明らかにこちらを向いている。]

 …………そっか……
 ……かえったんだ……やっぱり…

[溢れる涙を拭いながら、そう呟いた。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…… ん、 ……どうも。


[多分、褒めてない部分があるんだろうけど。

振り向かない。
ふ、と少しだけ息を吐く。]

(50) 2014/08/19(Tue) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2014/08/19(Tue) 00時頃


[馬の嘶きが高らかに響く。
それと同時、牧場にいる動物たちの声が耳に届いた。]

 ………うん………。
 ありがとう……。

[風が駆け抜ける。
それに声をのせて。

満面の笑みを浮かべた。
それから振り返って見たのは、あの集会所。

心配になって――――その姿は霧に溶けていく。**]


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>51リーの尋ねに、一度ぐっと瞼を合わせる。]

…………ワンダを。
結果は、知っての通りだ。

…………熟女の魅力とやらが、わからなかったもんで。

[警戒対象ならよかった。
信用の内側に潜まれるのを、恐れた。]

(55) 2014/08/19(Tue) 09時頃

ヴェスパタインは、オスカーから目を逸らさない。**

2014/08/19(Tue) 09時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2014/08/19(Tue) 19時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…………。
……おまえが、

今、思いつきで喋ってるのは、わかった。


[落ち着けと、自分に言い聞かせる。]


……それが、お前がガキで本当にわかってないのか、
そらっとぼけてやがるのか、知らんが。

(61) 2014/08/19(Tue) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……ああくそ、

[知らんで蹴飛ばしていいものなのか。
サイモンを信じるならあと一匹で。
ハナやスージーに視線を走らせ、舌打ちする。]


……懇切丁寧な解説は、他に頼め。
誰も教えてくれなかったかもしれんが、
ガキだからって適当こいていい時間じゃねえんだよ。


[一度ハナには言った。
時間がない。
次の日生きていられる可能性が、どんどん減っていく。]

(63) 2014/08/19(Tue) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……お前もだからな。



[>>58小声の指摘は、せいぜいリーを苦笑させる程度の
効果しかないのだろうけれど。
言わずにおれなかった。]

(64) 2014/08/19(Tue) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……んな、軽く答えられるような、もんか。


[>>62ないんじゃない、なんて。
親しいかと言われれば首を横に振るだろう、
けれど全く交流がないかと言われればそうでもない、
小柄へやっと視線を移す。]

(67) 2014/08/19(Tue) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…… お前が冷静すぎるってのは、 おれも、思ってるよ。

[わからない、とこぼした姿へ、ぽつりと。]

昨日も言ったけどな。
襲われるとも思ってなさそうなところ正直腹立つとかも思ってるしな。
お前に何が見えてて何が見えてなくてなんでそんなに落ち着いてられるのかマジで意味がわからん。

[リーもだけど。
リーは人間だった。

ハナは?]

(68) 2014/08/19(Tue) 21時頃

メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[リーのように順序立てて質問だとか。
考えの整理だとか。

ここまでにそれができていれば、もう少し迷わずにいられただろうか。]


…………


[酒で笑ってられるなら、今頃おれは、
地下のも全部飲み尽くしてわらって死んでるんだろう。

気分の高揚こそできるが、そう簡単に酔っ払いも、
記憶をすっ飛ばしもできない体質を、何度恨んだことか。]

(70) 2014/08/19(Tue) 21時頃

―村 湖のほとり―

 ……………?

[集会所に行こうと思って走り出したはずだった。
けれど、現れたのは湖のほとりだった。]

 ……………?

[首を傾げつつ、辺りを見渡せば1人の老婆の姿が見えた。
昔、馬の折り紙を教えてくれた優しい人。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

飲んだほうが喋れるなら、取ってくるぞ?


[子どもの飲酒がどうとか、知るか。]


リーが注文してたんだっけか。
どうせ追加が来るんだろうし、ある分全部開けちまったっていいだろ。


[その力で、黙っていること、抱えていること、
全部口を滑らせ流しだせばいいんだ、と。]

(72) 2014/08/19(Tue) 21時頃


 …………、……!

[声をかけようとして、その言葉を飲み込む。
聞こえるはずがないのだ、自分の声は。
老婆は生きているのだろうから。]

 ………………。

[その姿が湖に映っていないなどと気付かず。
老婆の背中をじっと見つめる。]

 おばあちゃん………ありがと……。

[届かなくてもそれでいい。
小さく感謝を伝えると、また走ろうとその姿は霧に消えた。]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>71ハナは僅かに気落ちした、ようにみえた。
僅か、だ。

リーや自分が突きつけているのは、
『だからおまえを殺そうか考えている』という言葉のはずなのに。


わからないから、考えてもしかたないからなんて言葉で
割り切れるものではない。ないはずだ。
少なくとも自分は、そんな悠長な事は言っていられなかった。


それが、能力の有無による差なのかはわからない。
ただあまりにも、見ているものの明度が違う。]

(74) 2014/08/19(Tue) 21時半頃

──回想:昨夜の部屋──

[椅子を進めても座らない少年の立つ姿を、
黙ってみやって、中へ入るようにと促す。

夜も更けて、鉄格子の向こうに見える窓は、
すっかり黒々としていた。]



……、中には入りな。

[そう言って、立ち尽くしたような、
少年の後ろのドアを閉めた。

ぱたん。と、軽い音だけが廊下に残る。]


───。

[外に声が漏れなくなった部屋で女が窓を背中に子どもに見向く。そうして、少年はあちこちとつっかえながら、話をはじめた。]


[やさしい人が好きだ。と、
子どもが言う。


──掃除夫の青年を、同じにやさしい人と、
そう評した言葉を思う。]

……

[優しい人が、人間が好きだから、
自分もやさしくしたい、、
守りたいのだと、そう少年は話を続けた。]


[黙り、その言葉を聞く女の前で、
あの日。と、不意に話は過去へと飛んだ。]


────。
 
[先を促すような言葉はないまま、
ただ、黙って常の表情を変えず、
けれど目を子どもから離さずにいる。]


[説明しづらそうに、言葉はぽつりぽつりと繋げられる。

──魚屋の女の表情が変わったのは、
気がついたら、と、子どもが言ったとき]


……

[──ああ。と、思った。]


[最初に感じたのは、落胆だった。物悲しさのような胸に
すうっと冷たい水が沁みる感覚。

ついで、悪戯心でなされたと、そう聞こえた言葉に
──とまれなかったのかと、腹立ちのようなものと共にそう思った。

やさしい人が好きだと、
そういうのなら。

自分なら、できないからと、
酷く単純な理由で、

──掃除夫の青年を、子どもが食べるようなことはないのではと、
そんな風にも、思っていたからだ。]


[ラルフを殺すことができないのなら。
目の前にいる子どもは、
狼ではないのじゃあないかと、

──そう、信じることはできないかと、思っていたからだ。]



……

[リーの忠告を思い出す。
イアンが挑発めいて、自分で狼を見つけられるのか、と
そう言った言葉がついでよぎっていった。


自分は結局、情のようなものや、
村で生きる自分の常識や、
ごく狭いものの見方でしか、
きっと、判断ができていないのだろう。]


[これまでは、その狭い視野で、
生きることに不都合もなかった。

好きな相手を殺す感覚なんてものはわからない。
魚屋の女にとっての好きな相手は、
一緒に、時間を重ねていきたい人間だ。]


……………


[ただ漁師、と。少年が口にするのに、
ぴくりと瞼が引きつった。]


[少年が、オスカーが、一歩一歩を歩みくる。]



……そりゃ、何年前の話だい


[── 違うかもしれない。

サイモンの部屋に、
最初に行ったときと同じに、
声が震えかける。

けれど。]





…そいつは、


[漁師だった、その男は。

ときおり、湖の近くを歩くのが好きな男だった。
口数は多くはないが、優しい男だった。
もとより、暗く人の輪から外れがちの女の傍に
随分根気強くいてくれた、根っこがどこか、心配性の奴だった。]


[微かに震えそうな声で、女の声が尋ねる。
──2年も前の話だ。そのときのオスカーは、
まだ年齢も一桁の子どもだ。]



──ダンって 名のりゃしなかったかい。


[だから、──違うかもしれないと思いながら、
確かめずにはいられなかった。]




……

[一歩、また一歩と距離が詰まる。
足は、その場から動かなかった。]

……

[ラルフの名前に、眉を寄せて、
女は、大きく口を曲げた。

胸の内が苦い。]




…… ずっとね、

[問うた言葉に返事はあったかどうか。

女は子どもの顔を見たままに、
顔を顰めたままに、
低い声を漏らした。]


あんたが泣く気持ちがあたしにゃあ
よく、わからなかったよ。
 
[ダンがいなくなったときには、実感がわかなくて。
結局、今にいたるまで女は、夫のために泣いたことがない。]


[目の前にいる子供の手にかかったのか。そうだとするなら、と考えるだけで胃が焼けつくようだった。]



……、ガキだからって甘えてんじゃあないよ。

[その感情を押さえ込みながら、
詰まる距離から逃げずに子どもに真向かう。]



男の子なんだろ。
守りたいんだろ。


……生きていきたいんじゃあないのかい。

[きっと楽しい。と子どもが言った、
夢の話をうちこわしてもだ。

少しは。後悔を──しているのか、それともそこまで演技なのか。
女にはわからない。]


[ただ、リーは、話のわかる人狼がいると言っていて、
ラルフにとっては、この少年は、
──大事な人間だったのではないかと、

そう、ワンダは思っていて、
だから]


 泣くぐらいなんなら、



  ──我慢のひとつでもしてみせな。


[要求を、ひとつ子どもに*投げつけた*。]



[遠く、遠く]




 [ ── 狼の とおぼえが聞こえる*。 ]


 


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[いつもは、違った。
生きているのが当たり前で、ただ惰性でも毎日を過ごせた。

今目の前にあるのは、死だ。
サイモンやラルフ、ワンダ、
そして見えないところで、────……   ]


………… は。


[紙を投票用紙と一緒に尻ポケットに押し込む。
皺になったって知るものか。
おれみたいなやつに、こんなもの渡すほうが悪い。]

(77) 2014/08/19(Tue) 21時半頃

メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>76リーの指摘に、喉が引き攣るような気がした。

  ハナが、 そうなのかもしれない。

可能性だ。
あくまで、示唆された可能性でしかないが。

リーが狙って惑わせに来ているわけでもないだろう。
確固たる足場がないのが、苦しい。]



…… またなんて余裕があると、なんで思えるんだ……?

[>>75『また考える』が、悠長過ぎて。]

(78) 2014/08/19(Tue) 21時半頃

―集会所 外―

 ……………っ

[集会所の中に入る、という頭は働いておらず。
窓の外から集会所の中を背伸びして覗きこむ。
人参頭が広間の窓の外からちょこちょこしているが。
鉄格子が邪魔して――――――。




いや、そもそも見えないだろう。]



 ……………。

[ああ、まだ、出られないんだ。
そう思ったまま、暫く広間の中を覗き込んでいた。
背伸びをしたまま無言で首を傾げる。

魚屋のあの人の姿が見えない気がした。]

 ……………。

[もしかして、が頭を過ぎる。
名前を書いてもらったメモを思い出して。
そして眉を下げた。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…………………… はぁ。



[特大のため息を、一つ。
疲れる。無理だ。
こんなやつが、5分の1も決定権を持ってるとか、笑えない冗談だろう。]


要するに、おまえの中でおれが狼で、決定なんだな。
聞く気も考える気もないやつと、どうしろっつーんだよ……

[いっそ投票用紙を奪い取ってしまいたい。
暴れでもすれば、非力かどうかで人狼か判断つかないだろうか。
昼間の人狼の力ってどうなんだったか。わからない。覚えてない。
どれだけ時間がたったと思ってるんだ。馬鹿か。

こいつが狼で、適当こいてるだけならいい。
10かそこらの子どもを責め立てている現実から目をそらすのに、
それはちょうどいい夢想で、可能性。]

(83) 2014/08/19(Tue) 22時頃


 ……………うー……?

[なんだか、想像以上にもめている。]

 わたしが……バケモノだったら……
 よかったなぁ………。

[そうしたら、今日で全てが終わっていたはずで。
みんなが、こんなに苦しまなくていいのかな、って。

背伸びが疲れたのか、一度降りて。
もう1度、背伸びを繰り返した。]


 ―村長宅―

[また日が落ちて、街の影が深く深くなっていく]
[部屋の中も同じ。まだ灯りのともされていない部屋は暗く、
夕闇に暮れる部屋の中にホリーの息遣いだけが続く]

[ホリーとその見張り結社員が二人程。そして見えもしない幽霊が一人。そんな部屋の中に部屋に数人の結社員が入ってきた。
手には薬を持っていた。どうやら薬の時間らしい。
静かな部屋に人気が増えると、幽霊は黙ったまま、
そこから立ち上がって霧のように、姿を消した。]


 ―集会所 外―

[ふらふらと、霧のような幽霊が集会所へ向けて歩いている]

[歩く途中の茂みの中から、一匹の兎が顔を出した。
鼻を引くつかせてこっちを見ているようにも思えた。
その姿を、幽霊が見る事は無い。視線はずっと地へと向いている]

[僅かに頭を上げると、見覚えのある人参頭が、
背伸びをして窓から中を伺ってるのが見えた]


……。
何してるの。

[声をかけた後で気付く。この子に声は聞こえるんだろうか。
…そういえば、朝。集会場の中に
この子の姿は無かった気もした]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…… 晴らそうと、してるように、見えない。

[>>80ハナの言葉は、間違いではないのだろう。
けれど。]

質問とか、説得とか……
もしおれを信じてるっていうなら、おれに自分を見るように言うとか。
手は、考えれば、あるはずだろ。

…………その割り切り方が、 …………

[どうしても、理解できない。]

(85) 2014/08/19(Tue) 22時半頃

―集会所 外―

 …………!

[何か聞こえた気がして、背伸びしたまま振り返った。
暫しの瞬き、そして口を開いた。]

 …………おばけ………?

[首を傾げた。
目の前にいる人は、あの日――――――。]

 ………………。

[背伸びはやめないまま、相手を見た。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>81名乗りでたスージーに、顔を向ける。

自分以外の何もかもを信じていなさそうな投げやりさに、
顔を歪めはするが、全く理解できなくもないのが複雑だ。]

……リーは人間だっつの。

[そこを疑うならどうして、
”自称”占い師に死ねといわないのか。
言われると困るどころではないが。絶対に御免だが。]

(88) 2014/08/19(Tue) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

無茶苦茶言いやがって……


[オスカーの『死にたくない』さえ、
聞かれたから言った風にしか見えなくて。
死にたくないと足掻いているのは、まるで自分一人のようで。

やりきれない。]



[少しだけ。理解は出来ないだろうが少しだけ、想像ならできる。
自分は、相手を見ることができる。
相手を殺さなければ、相手が死ななければ見えないというのは、
どんなに不安定なんだろうか、と。]

(89) 2014/08/19(Tue) 22時半頃

 ―集会所 外―

[どうやら、姿も見えているようだ。
彼女の言葉に伏目を一つ瞬かせた。]

[…昨日会った死んだ狼も、自分の姿も見えていた。
…ならばこの子もそうなのだろうか。朝姿が見えなかった理由が分かった気がした]

…………………………………ああ…
うん。そう。 おばけらしい。

[なんだかまぬけな響きなものになったのだな、と俯いて袖でゆるゆると口を覆った。僅かにくつ、と笑う。
自分の境遇を他人事のように認め、小さく頷く]

………きみも、おばけじゃないの?

[それから、窓の内側をちらりとだけ見る。背伸びをしている足とを見比べて]

………中に入りたいなら、入ればいいよ。
きっと、誰も怒らない。


―集会所 外―

 …………おばけ…?

[自分もおばけと言われて首を傾げる。
暫く考えて、初めて気付いた。]

 ………………!!

[何だかすごく驚いていた。]

 ……うん………しょぶん……された…から…。
 ……おばけ……だね……。

[困ったように笑う。]



 ……なにも……できない…から…
 …はいっても…なにも…

[怒られないんだ。
もう――――誰にも怒られない。


それは、とても寂しいことだと気付いた。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……………そうかよ。


[今度のため息は、飲み込んだ。
>>91どうして、そういう割り切りができるんだろうか。

その割り切りができるのに、どうして。]

……おまえ、人狼が見つかればとか言うけど、
……おまえから、聞くことは、ないのか。
今、おれとかリーがいろいろ聞いてるけど、 おまえから。何か。

[じゃないと。
ハナにとって、目の前に迫っている投票用紙だのなんだのが全部、
他人ごとになってるんじゃないかって。

人狼かもしれないという可能性にすがっている自分でさえ胃がむかつくような、子どもに疑惑をぶつけている状態も、死を突きつけている状態も全部、まるで何かを感じているように思えない。
流されるだけで、それでいいのかなんて、いいと返ってくるはずないのに聞きたくなるくらい。]

(94) 2014/08/19(Tue) 23時頃

 ―集会所 外―

[すごく驚いている様子に首を傾げながら。
困ったように笑う様を一瞥し、ゆるゆると視線を地へと戻す]

……………………………、 さみしい?

[ぽつりと。静かに尋ねた]

[何もできない、という言葉には、
幽霊は頷くことも頭を振ることも無く]


………………………何もできないけど。
最後まで。 そばで見てはあげられる。

[その言葉を宛てたのは、目の前の彼女だったのか。
…それとも自分に宛てたものだったのか。
幽霊は静かに静かに、言葉を零した]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



──── ……


[>>93尋ねに、グルグルと空回りを続けた思考はふと、止まる。]


…… おれ、  は……

(95) 2014/08/19(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[オスカーが出て行った扉を見た。

耳元へ手をやっているスージーを見た。

近くの影を見て、それからリーを見た。]

(96) 2014/08/19(Tue) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン



………… ハナを”見たい”。


[押し出すように、口にする。]

……つったら、  止める、か?

[ここまで感覚が、考えが違うなら、
もうこれが確実だといえる答えは見つからないんだろう。

それなら、と。
投票用紙と、手紙の入った尻ポケットを、手が押さえる。]

(97) 2014/08/19(Tue) 23時半頃

―集会所 外―

 …………………。

[背伸びをやめて、視線を男から逸らす。
きっと、寂しいのだと思うけれど。
それを肯定したとしても、ただ空しくて。]

 ………………。
 ……そばで…………かぁ……

 ………それは…わたしより………

[突然、ラルフの腕をとって引っ張った。
おばけになったんだから、壁なんかも余裕できっとすり抜けられる、と壁へ突進する。]



 ………やったー。
 …はいれたよー……?

[ラルフを道連れに集会所の中にお邪魔する。]

 ……………。
 ……おにーさん……も…さみしい?

[掴んでいた手をはなし、首を傾げる。
広間の中を見渡して、また困ったように笑みを浮かべた。



きっと、これを見届けたら――――。
この世界に本当にさよならするんだろう、と。

そんな風に悟った。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[うまくいけば、なんて夢想ばかり追っていられない。
頭を占めるのは、もしもの悪い可能性ばかりだ。

間違えていたなら。
目の前で宣言してしまえばきっと、
もしもいつもと違う”夢を見た”なら、
きっと自分は、目覚められない。

スージーだとしても。
背筋が凍る恐怖。

けれどもし、


もし、自分が目覚めなかったなら。]

(100) 2014/08/19(Tue) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……は、……


[震える息を吐く。

嫌がらせだと思われるかもしれないが。
生きたいかと聞いて口を閉ざすような、そんな馬鹿野郎だけれど。

死にたくないけど。
わらえる。


こいつは生きられるんじゃないかと、そう、思えてくるとか。]

(101) 2014/08/19(Tue) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン






[ああ、  しにたくない。]

(102) 2014/08/19(Tue) 23時半頃

 ―集会所 外―

……?

[紡がれた言葉の先に、首を傾げていると突然腕を掴まれた。
俯いていた幽霊が、驚いたように引っ張られた腕を見る]

……っ ちょ、

[振り払う前に壁が目の前に迫る。条件反射で目を瞑った。
「はいれたよ」との声に、再び目を開けた先は、数日で見慣れた集会所の中だ。
少し罰が悪そうに、僅かに顔を顰めてキャロライトを一瞥した後辺りを見回す。困ったように笑う顔が視界の端に入った。]


[さみしい、と問われて、伏し目を一度瞬かせた]

………………………………、どうかな…

[死の直前の幸福感と。僅かな落胆と諦観。
触れられなかった、ホリーの髪を思い出す]

[しばらく黙った後、幽霊は袖で口を押えて。
小さく小さく困ったような忍び笑いを零した]

……………………、 そうかも しれない。 
 


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[リーが頷くなら、決まりだ。

ハナがこちらの意図を理解しなくとも、
書く名前は変わらないだろうし。

スージーがどうするつもりでも、
5人中3人が決めれば、決定は揺らがない。
多数決なんて暴力だ。
彼女の耳を、赤く染めるだけにならなきゃいい。


祈るなんて、バカバカしいほど無力な言葉は、使えない。]

(103) 2014/08/19(Tue) 23時半頃

―集会所 広間―

 ………………。

[もうすぐ、今日の投票を終えて。
また、怯える夜を皆で過ごすのだろうか。

やはり、この場所は。
人がたくさんいるのに、心が孤独で。]

 ………………。
 …きこえなくても……
 …みえなくても……

 そばに……いられる……
 …おねーちゃんがんばれー……っておうえんもできる

[痛々しいスージーをそんな風に指さしながら呟く。
小さな頃、羊毛を取りに来た彼女の少し遊んだことを思い出した。
随分変わったけれど、今になって思い出した。]



 ………わたしたちしんだけど。
 ……ゆめはみられる…みたいだよ…?

[ラルフに向かってそう呟いた後。
広間の様子を満足そうに見て。]

 …………だから……
 おにーさんが、うそつきでもなんでも

 …………わらってほしいな、って。
 ……なんていうんだっけ……?

 えっと…おしつけ…?がましい…?

[そう笑みを浮かべれば、そのまま姿を消した。**]


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…… ああ、

[>>104どぉする?なんて。
答えは一つしかない。]

やろーぜ。
食堂でも、おれの部屋……は、道具が転がってて、邪魔かも。
おまえんとこでもいいか。

[また躓いて危ないかもしれないし。

そうなったら、笑い話になるのかもしれないが。]

(105) 2014/08/20(Wed) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[また明日、はもう言えない。

いまのうちに、
この馬鹿の口が止まってしまうような、
”生きる”話をさせたかった。**]

(106) 2014/08/20(Wed) 00時頃

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