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オーウ。モニカが完全に氷に。
触れないのが悲しいけどネ。
アレね。何かで聞いたことがあるぜ。
ギロチンに首ぶった切られても意識があるって話。
揺れる瞳に心はもうクラクラさ。
なぁモニカ。
氷の先にある世界はどんな風に見えた?
ん〜。そうね。
幽霊になったわけだから人間の時はできなかったようなことを試してみるとか?
雪は止むのかしらね。
そこまでは責任もてないわ。
へえー。そうなんだ。
まー、私らもする事ないのは同じだけど。
[イアンの言葉に興味を示したように身を乗り出して話を聞いている]
まー、アイリスならともかくヤニクさんと一緒なぐらいなら死んでも良かったかなー。実際どうだったか知らないけど。
でもちょっとは思ってたかもねー?
氷の……先?
[イアンの言葉にしばらく首をひねってみた]
……すごく……白かったです……
お薦めは人に憑依することよ。
愉しいわよ。
今、手近にいるの。
アイリスちゃんとヤニクだけなのが残念だけど。
[昏い眸でモニカに薦める。]
神様じゃあるまいし、天気まで操作できるもんですか…。
し、白かったか。
白かったかー……
なに? こう、キラキラキラーって感じ?
あ、NO!言わないでいいノーモア!
こういうのは細かく言われると幻滅しそうな気がしてきた!
[端的すぎるモニカの言いように汗を流すも、そう言って手を振り]
なーんか憑依ってキモチイイらしいぜ?
イロイロ制約があったりなかったりヒトってか霊によって違うらしいけど。
[ポーチュラカの悲鳴が高らかに響く。恐慌に陥った彼女はぶんぶんと首を振り――]
あーあー あんなに泣いちゃって。
こう、俺みたいなヤツでもずきーってくるような保護欲がわくよね。
かーいそうに。
あ、その前に――。
強固な人には憑依できないから気をつけてね。
リンダみたいに、心が弱っている子は簡単に憑依できるけどね。
お部屋の中の気温とかなら操れそうだけど、地域全体の気候は厳しいわよね。
悪霊よりランクアップして伝説に記載されている怪物クラスになればできるのかしら。
[ゆるく首を傾げた。]
そうね。そのためには頑張って犠牲者を増やさないと?
ふーーん。キモチイイの?憑依。
へえー……それはいい事聞いたなー。
[他の霊の言葉に耳を傾けつつ、視線は生きているポーチュラカの方に向いている]
そっかー。自覚なかったんだ。それで…
『全然わからなかったよね』
でもそれ、あそこの2人にわかるかなー。
わかんないと思うなー。
わあ。モノ呼ばわりよ。
そうやって自分だけ免罪するのね。どっちがバケモノかしら。
くく。くっくっく。
くっくっくっくっく。
ハハハハハハハ、ハハハハハハハ!
いやいいね。楽しいね。
ヤニクマジサイコーだよ。
ハハハハハハ!
分かっちゃいたけど見てみるとやっぱ違うもんだな。
オモシレー見せもんだわコレ。
別に親切に教えてやる必要もないだろ?
ホントにポーチェやメアリーが犯人か疑うなら、彼女たちのことをよく思い出すはずさ。
そうだろ?
いや悪いねポーチェ。
君にとっちゃヒメがいてくれたほうがむしろ救いになるかも知れないんだけどね。
ゴメンねー俺悪い人で。
んー。まぁ……犠牲者の方は頑張るけど。
『でも神とか別に興味ないよね』
[そうぽつりと指を曲げて声を漏らした後、下の様子を引き続き眺めている*]
愉しかったわよ。
失恋したリンダに憑依して、自殺に向かわせたの。
その心に絶望を吹き込み、さらに絶望してゆく様子を見て感じる事ができて。
[モニカにくすくすと囁いて。]
私がアイリスの立場だったら――。
メアリーを殺しても終わらない事態に、やっぱりヤニクが犯人で、彼の狂言だったと震えながら糾弾するかしら。ポーチュラカのあの怯えをみたら、ね。
それに引き換え、をその手で直接殺したのに平然としている彼。
最初からイアンが言っていた通りの展開でしょ?
でも、あのふたり・・・ すでに2人の世界しか見えてない感じがするのよね。
わたしが憑かれている証拠は全くなかったにも関わらずもう信じきっていたわけだし?
そうだよねー。
私も生前はそう思ってたものなー。
ああ、そっか。リンダ、それでペンションに来たんだ。
気が向いたら考えてみようかなー。それも。
[あきれ果てて言葉もでない、というように仰向けに宙に浮く]
なんつーか。
なんつーか、ねー。
[氷柱になったモニカを眺めて、すげー、などといい、最早生者には興味を失ったように振る舞った]
都合のいいユメモノガタリが欲しかったんだろ?
宗教にはよくあることじゃないか。
そしてアイリスもそれに縋りたかった。
あってほしいなって幻想がいつの間にか自分の中で真実に変わっちまうんだって。
ビョーキにはよくある話じゃね?
ああ、勿論ココのね?
[軽い調子でくるくると頭に指を回し]
モチロンお姫様?
砂糖菓子みたいに甘く溶かしてあげるのも必要かもね。
でも――なんだったらヒメも一緒に遊んであげてもいいんじゃない?
[悪戯っぽい笑みを浮かべて――大きく腕を拡げた]
さーてそろそろクライマックスだろ? おい。
コメディの真骨頂が見られるぜ?
[本当に観劇するかのような気楽な調子で、メアリーのベッドに腰掛けている**]
メアリーは居なくなっちまったのか。
狼狽える姿を見たかったんだがねぇ。ミシャが憑く時に抵抗されたんだろ?その時の感想をお聞かせ願えればと。
[意地悪く笑いながら]
ま、弾け飛んでしまったんなら仕方ねぇ。
ニンゲンに殺されたんだから、ショックで霧散するのも無理ねぇわな。
[凍ったモニカの近くを漂いながら]
で?次はちっさいお譲ちゃんが殺される、か。
罪なんてねぇのになあ?
あーあー、怯えちまってかわいそうに。
殺そうとしてるにーさんは、既に一人ヤっちまって、あんたの顔の方が狂気に満ちてる気がすんぜ?
[次いでエモノを構えるヤニクの傍へと]
惨劇が終われば、この状況で正当防衛は通じねぇだろうな。
どう言い訳したって
あんたが
一方的に。殺したんだ。
[ヤニクの顔に近づいて囁くように]
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/22(Sat) 13時半頃
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[突然起こる雷光に反射的に目を閉じる。 目を開けると、ヤニクがメアリーの腹部に包丁を突き刺していた。]
あ――――…
[口元を覆い、数歩後ろに後退り、ドアに背中をついた刹那、ドア越しに何かが倒れる気配がした。]
(10) 2011/01/22(Sat) 13時半頃
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都合のいいユメモノガタリなんて現実にはあり得ないわ。
綺麗に終わってハッピーエンド― なんてお話の中だけ。
まあ、覚悟はできているなんて大口叩いたのだから期待しておきましょう? どうやって収拾つけるつもりなのかまで。
[最早他人事の様相で成り行きを見守っている。]
感想ってほどのものでもないけど、わたしはね憑く前にきちんと教えてあげることにしてるのよ。
『ペンションの人を全員殺すから身体を貸してね?』
って。
『そんなこと、絶対に手伝えるわけがありません!』
とかゆって怒っちゃって。
邪魔しようとしたから少し黙っててもらっただけよ。
結構頑張ってくれたから何度か動けなくもなったし、ずっと中から見てはいたんだけど。
ヤニクさんに問い詰められて何か言う前に殺されちゃったから。
何処かへ消えてなくなっちゃったわ。
若しかしたら天国へ行けたのかもね?
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な、何―――…?
[そう呟いて後ろを振り返ろうとして、メアリーの様子が目に入り、ひぃっ、と声をあげた。]
な、何これ……
[血と呼ぶにはあまりにも黒い其れは、今さっきまで生きていたモノの其れではなかった。]
やっぱり、メアリーさん……が…?
ヤニクさん――――… あの――…
[包丁を手にし、口を押さえているヤニクに寄ろうとした時、冷たい冷気が足元を覆った。]
(11) 2011/01/22(Sat) 13時半頃
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とうとう妄想が視神経を浸食してるのかしら。
悪霊が憑いてたからって体組織まで変化するわけないでしょうに・・・。
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[部屋の隅で凍りついていくモニカを見ても、彼女はその場から動けなかった。]
何で……モニカさん… ―――――まさか、あなたも………
[呆然とした表情でそう呟く。
しかし、少女の怯える様子を見て、少女に詰め寄るヤニクに震える声で声をかけた。]
ヤニクさん、これって――――…
(12) 2011/01/22(Sat) 13時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/22(Sat) 13時半頃
とうとう幻覚まで見始めたらしーな。
隔離病棟にでも放り込んどけよ、この狂人ども
[嫌悪感を露わに殺人者2人を見た**]
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/22(Sat) 15時半頃
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