17 吸血鬼の城
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――煉獄――
ここの空にも太陽はねぇのか。
[額にかざした手首に絡んでいるのは古風なロザリオ。
それも今は鈍い灰色で]
ああ――心配すんのは止めだ。
ここがおれの行き着く世界だってなら、
思い出して、認めて、許したら、そいつは還ってくるさ。
ホントに大事なモンは、無くなったりしねぇ。
何処かに隠れているだけだ。
空に太陽を。
心に愛を。
取り戻したら、きっと、な。**
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[>>88>>96 二人の会話を黙ったまま聞いていた。 胸中思うところはあれど言葉にはせず。 >>100 もう一度否定が返ってきそうだったのですでに充分強い、とは言わなかった。 ただ健気な微笑みに、男も笑みを返す。その笑みはメアリーの次の言葉>>101で一層深まった]
っはは、剛毅な嬢ちゃんだなぁおい。 勝算はあるのか、なんて野暮なことは聞かねーぜ。 本当に戻せるのかもわからねー
それに、俺にはサイラスを救うために城主を殺す― その二人の差別化を図る意図は共感できないけどな。 [どっちも吸血鬼なんだろう、と言いたげに顔をみやり、 手を振って「嬢ちゃんの気持ちは分かるぜ」と言い添える]
(116) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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小悪党 ドナルドは、本屋 ベネットの言葉に最もだと、目配せをして。
2010/06/23(Wed) 01時半頃
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>>118>>122
嬢ちゃん、まずは生きることを考えな。 誰も彼も救いたいって考えちゃあ、皆その手から取りこぼしちまうぞ。
[強く銀色のペンを握りしめたメアリーの手を覆うように 慰めるように手を伸ばす。
男にとっては吸血鬼を人間に戻す方法も 吸血鬼を殺す方法も浮かばず、勝算など無きに等しい。 しかしそれでも止めないのは人から止められたところで メアリーは納得しないであろうと考えて。
無為なことかもしれぬ、その考えを一概に否定できないのは― どうせ皆が死にゆく運命ならば好きに動いた方が幸せに死ねるのでは そう片隅で思った。 逃げることを考えろと他人に言う一方で、男が持つは諦めにも似た前向きな死への思考]
(132) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>131
ふむ、吸血鬼を倒す方法ねぇ。 残念ながら吸血鬼なんてのはおとぎ話の住人だと思って 生きてきたんでな。 [ベネットに助けを求めるように視線をやって]
武器もな。俺は所詮、ちょいと素行の悪い程度でさ いつもこの手ぇだけしか使った事ねーんだよ。 [そう言ってメアリーの手から自身の手を離す。] 料理用の包丁類ならそこそこ扱い上手い自信はあるがな。 [つまるところ見掛け倒しなのだと男は白状した。]
小振りな刃物程度なら嬢ちゃんでも使えると思うが 殺傷力はねーぞ。なあ? [最後の言葉はベネットに向けて同意を得るように。 それでもいいなら調理場からとってくるぜ?と言葉をつづけて]
(142) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>136 [メアリーが自分だけでも生き延びようとしないだろうと 男は思った。 男が浮かべた少し痛ましげな笑みは、めったに見られない類の表情。]
>>145 [ベネットが取りだしたのは銀のナイフ。 良く見れば細工が未完成だと気付けるが、 ナイフとしては完成された輝きを刀身に宿していた。 それが彼の姉の形見だとは気付かずに]
お、準備いいな。小さいし。 ?何か困ったことでもあんのか?
(150) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>163 [ あー。と声を出して。 それからどう言ったらいいか判らず口をつぐむ。
目の前で差し出されるナイフに、友人とメアリーを交互に見て その行方を見守った。
それから、その後に会話があろうが無かろうが その場から離れて男はどこかへと**]
(168) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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―煉獄―
[聞き慣れた規則正しい音が聞こえた気がして、ゆっくりと立ち上がった男の手には、愛用の懐中時計――
驚きを覚えつつも、その懐中時計に指先を触れた瞬間に、赤いものが滴り落ちて、懐中時計は黒く変色して、錆びてゆく。
――それは今の己の姿を表しているようで。]
……ははっ…きゃはは…
[煉獄に子供ような狂おしい男の笑い声。]
小悪党 ドナルドは、花売り メアリーに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 10時半頃
小悪党 ドナルドは、記者 イアンに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 10時半頃
小悪党 ドナルドは、長老の孫 マーゴに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 10時半頃
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―食事の間― [ベネットの差し出すナイフを、形見の品をメアリーが拒んで― 果たしてそれからナイフはどう動いたか。 男は行方を最後まで見守ってから、その会合から抜け出した。 そして向かうは詩人が死んだ場所、食事の間。 その部屋はいまだに血の―何か催的な甘さを持つ香りが満ちていた。
かつて詩人が座っていた席に腰掛けると 影にワインボトルと2杯のグラスを所望して]
いつかの約束を果たさなきゃ男が廃るってもんよ。特に女との約束はな。
[紳士だし。 と反応を返さぬ影に語りつつ 心に浮かぶのは開幕の夜、飲酒を窘めたあの女**]
(209) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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―食事の間― >>225
[影が届けたワインとグラスをテーブルにセットして そして刺青がじわりと疼く。
振り返ればそこにはローズマリーの姿。 口許に浮かんだ微かな笑みに瞬間見惚れ] …ぁ、ええまあ。 肩も気にはならない位に。
先約も何も、ローズマリー嬢を誘おうかと思ってたんすよ。聞いてみたいことがありますし。 お時間さえありゃあ、いかがすかね。
[そう言って空いている席を示す。 言い辛そうに口に出すのは] …すいませんが、この敬語止めたら気に障ります? 喋りにくくて適わねーんすよ。
(232) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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>>236
[ローズマリーの表情は先ほどの憂いを帯びたかのような微笑みが、一転して花咲く笑顔になる。 その変化の理由が自身の表情とは気付く訳もなく、 笑顔を見つめていられずに誤魔化すようにワインを注いだ。
質問を逆に問われてもすぐには言おうとせず 座ったローズマリーの手に触れるよう手を伸ばして]
ああ、良かった。 敬語なんて使わねーから息が詰まってて。
[手に触れる事が出来なければ、初対面時に手にキスを落とした事に言及する]
ローズマリー嬢、 お嬢さんも……吸血鬼、なんだよな。 [手の冷たさ、刺青の疼き、息苦しさ。 城主程ではなくとも感じられる。 紡ぐ言葉は独白にも似た囁き] お嬢さんは城主サマよりかは人間らしく見えるんだが。
(239) 2010/06/23(Wed) 19時半頃
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>>241
[拒まれなかったその手は、 先ほど触れたメアリーを思い出させる滑らかさと 地下牢で触れた城主の冷たさを思い出させる。
彼女が浮かべた微笑も直視できず―直視したら、なにがおこるのか― 淡々と零れおちる言葉を、彼女の手を見つめながら聞いた。]
やっぱり冷てー。
気のせい、っていう割にゃあ 間があいてるぜ。お嬢さん。 そういう所も含めて、人みたいだ。
なあ、今まで人を殺した事は? 血を吸って。
(249) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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―煉獄―
[狂った笑い声の後に訪れる沈黙――。
そして錆びた懐中時計を片手に、口から洩れ出るのは、詩では無く、主に救いを求める聖歌―…‥。]
Ob bei uns ist der Sunden viel,
Bei Gott ist viel mehr Gnade;
Sein' Hand zu helfen hat kein Ziel,
Wie grob auch sei der Schade.
Er ist allein der gute Hirt,
Der Israel erlosen wird
Aus seinen Sunden allen.
[それは寂しく、
――影達の間に響く。]
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>>252 [彼女の表情の変化を見ずに気付けるほど男は察しが良くない。 しかし彼女の声音が変化していくのに気付かぬほど 耳が遠い訳でもなかった]
んーにゃ。このまま暖めてみようかと思って。 [だからもう片方の手も持ち出して両手で包みこむ。 ようやく、少し苦笑いしながら男は顔を上げた]
そんなに変なこと言った覚えはないけどな。 外見だって人間のままだし。人と思われていた経験のが多いだろ? [俯いてしまう女に、苦笑はひっこみ真剣な表情で声をかける] …後悔してるのか?殺したこと。
[女と対峙している間中、刺青がじくりじくりと反応する。 そして城主と対面した時に湧きあがった、あの不可解な思いも 男の心の底にふつふつと。]
(256) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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>>264 不思議も何も――気紛れなだけだぜ? [そう言って、いつもの人の悪い笑みを浮かべる。 手の内で震えたその手に、真意を測るかのように表情をじっとみて それでも手は離さない。]
なんか。人でないとばれる事が嫌、な言い方だな。 [それだけ告げて、それ以上に言う言葉が見つからず口を噤んだ。 それ以上言ってしまったら傷付けるような気がして ああ、それとももう傷を抉っているのかもしれない。
曖昧な答えがもどかしくて、じっと見つめてれば 彼女の目を直視してしまった。 その緑の目は真意を汲ませず、煽情的な香りを秘めて。 そしてその目は、男に気付かせる。 男の望みの、吸血鬼という絶対的な対象に 対峙して気付くその望みの 正体に。
息をのんで立ち上がる。未だ手は繋いだまま]
(275) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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―― 煉獄 ――
この灰色世界、どうにも実感がわかねぇと思ってたのは、生と死の境界が曖昧だったせいじゃねぇな。
己の肉体感覚そのものが希薄だったってだけだ。
だが――
[ふと目を落とす。
自分の手。自分の脚。そして、それを確認する自分の目。
それらが客観的にではなく、確かにここに「在る」という意識をもてる。]
少しずつ、感覚が戻ってきたみたいだぜ。
想いが、おれの肉体にも宿ったかな。
[手首に絡んだロザリオを見れば、そこに嵌った石はセレスタインブルーの輝き。]
そうそう、この色だ。
思い出した。
――思い出せた。
[子供を膝に抱くように、小さな狼皮の帽子を乗せて掌で撫でる。]
[尻ポケットに手をやるが、そこに収穫はなく]
まあ、そういう「宿り」もありだな。
ヤツがここに来るときは、一緒に持ってきてくれるだろうさ。
忘れてたら、ヤツの精液絞ってやらぁ。
――飲まねぇけど。
ああ――
声が…聞こえる。
「今すぐ会いたいよ」か。
切ねぇなぁ。
[耳に届く声はそれだけではなく。]
――詩人?
[立ち上がる姿を振り返る。]
[自分には意味のわからない聖歌の文言。
それでも、詩人が求めるものは察せられて]
なぁ――
世の中に「使えねぇ時計」は二種類ある。
ひとつは、
「壊れて動かない時計」
もうひとつは、
「狂って止まらない時計」
あんたのそれは――なんだ?
時を刻まない時計―…‥。
[の問いに、中途半端に紡がれ、零れる言葉。]
何故、私はここにいるんでしょうね。
地獄であれば、責苦で己の穢れと罪を忘れられると言うのに―…‥
[声は平静に、視線は何処か遠くを見つめている。]
こんなに汚れているのに、何故いるんでしょう。
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>>284 [風の吹かぬ水面を思い起こさせる、 静かな色を湛えた緑目はまだこちらを見ていて。
回り込む動作が煩わしく、手を離し そのままテーブルを踏み超える。 そうして近寄れれば、拒まれなければ女の腰へと手を回し 熱を帯びた、けれど声音で言葉を絞り出す]
…ぁ、ようやく、判ったんだ。 あんたら吸血鬼の側にいると、刺青が、左目が疼く。 何か 判らない感情がそこから出てくるんだ、でも 今判った。 [男自身が今何を言っているのか理解していない。 だが自身を突き動かす衝動も、近寄るほどに大きくなる疼きも息苦しさも、男は理解していた]
ローズマリー。どうか。
(294) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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俺を、殺してくれないか。
[突然の申し出は、しかし、 いつも飄々としている男の表情が真面目なものになっていることで真剣な願いだと分かる。
どこか切羽詰まったような色をのぞかせ、 息苦しそうに眉をしかめ それでも男はローズマリーの目から片目をそらそうとはせず]
(295) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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[を聞いて、静かに笑みを浮かべて、ヘクターの方を向いて、]
でしたら、ナイフを持っていたならば、貸して頂けませんか。
この穢れた血と快楽に溺れた身体を清める事が出来ないのであれば――、
己の手でもう一度、我が身を死に至らしめる為に。
自殺は大罪の一つ、これで私は己の身分相当の場所にいけると。
お礼にこちらの時計を差し上げますから。
[右手に動かない錆びた懐中時計を乗せて、差し出す。]
ほいよ。
こんなモノしかねぇが。
[薄い刃の仕込まれた指輪を引き抜いて渡す。]
刃渡りは短いから、死ぬのは苦労だろうが、頑張れよ。
[代わりに差し出されたモノを見やる。]
時を刻まないのは、そりゃあ「時計」じゃねぇだろうよ。
ネジとゼンマイで出来た「仕掛け」
…あんた自身も人の形をした、ただの「仕掛け」だって云いたそうだな。
くく――どうだ、おれにも詩才あるか。
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>>304>>305 [グラスの破片は煌めいていたのだろうか、 片目の男にはその存在は確認できない。 冷たい体温をもつローズマリーの体が密接すれば香るは甘い誘惑。 男の鼓動は静かに、だが力強く暖かい血液を送り出している。
視線がそらされれば、見捨てられたような表情で 男は女の首元に顔をうずめる]
……俺にもわかんねー。 ただ死にたい。そんだけだ。
[本当はもうちょい生きて人生楽しんでから死ぬつもりだったんだけど。そう男は続ける]
この城にきて吸血鬼に会っちまったら 今死にたい、って思った。
(319) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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