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【人】 鷹の爪団 マドカ ―シャワー室付近の廊下で― (26) 2014/10/05(Sun) 19時頃 |
【人】 鷹の爪団 マドカ[明るい中で見る先輩がそれぞれ想像よりずっと大人びていたことに、妙にそわそわしてかんでしまった] (30) 2014/10/05(Sun) 19時頃 |
【人】 鷹の爪団 マドカ[西須や月宮にまで気にかけてもらって、自分にとって当たり前のように感じていた傷は、実際はそうでもないのかと考える。 (49) 2014/10/05(Sun) 23時頃 |
【人】 鷹の爪団 マドカあっありました?良かったー (52) 2014/10/05(Sun) 23時半頃 |
【人】 鷹の爪団 マドカ保健委員ですか、なるほど…… (79) 2014/10/06(Mon) 01時半頃 |
メモを貼った。
―― まだ停電中 ――
[他人を驚かせるイタズラをする時には、斎藤には斎藤なりのルールがあった。
ひとつ、怪我をさせないこと
ふたつ、泣かせないこと
みっつ、傷つけないこと
だからこそ、茅葺と飽戸に懐中電灯の位置をあらかじめ伝えておいたのだが。]
私の分、忘れてた……。
[自分のことは頭からすっぽ抜けていた。]
【人】 鷹の爪団 マドカえっ? (90) 2014/10/06(Mon) 21時頃 |
[スマホのほのかな灯りを頼りに、暗い廊下を進んでいく。
火サスの旋律にのせて、誰かの悲鳴が聞こえてくる。
あああ驚いた顔みたかったなぁ。]
あ、止まった。
[何度目かの悲鳴が聞こえたあと、不意にスピーカーから流れていた音楽が止まる。
少しの間を置いて、耳慣れた放送開始の合図が変わりにスピーカーからこぼれてくる。]
亀谷か。暗闇の中冷静だな。
怖いの平気って言ってたもんな。
[と、いうことは。
テープの存在はバレてしまったとみていいだろう。
あのテープは……1
1.ダビングだから大丈夫 2.プレミアものだったから返してもらおう]
少しもったいないけど、問題ないな。
[うん、と一人頷いて。
のそのそと、そのまま配電室へ向かう。]
[あ、でも証拠何か残してないか、あとでひっそり確認しておかないと。
完全に犯人の思考回路そのもので、ようやく辿りついた配電室。
中は、事前に用意していた仕掛けが施されているはずで。
スマホの灯りをそちらへ向けようとしたところで、]
あっ!!!
[電気が、消えた。
バッテリー切れである。]
ひあああああ 充電きれたああああ……!
暗い!すごいっ!すごい暗いっっ!!!
[窓のない配電室は、外からの明かりも入らず、驚くほど暗い。
スマホを握っていたはずの、己の手さえも見えるかどうか怪しいぐらいだ。]
【人】 鷹の爪団 マドカ[屋上までの道すがら、まったく無言というわけでもなかったが、やはり会話は少なかっただろうか。 (91) 2014/10/06(Mon) 21時頃 |
と、とりあえず先に電気。
電気つけないと……。
[暗闇の中ごそごそと手を伸ばせば何かぬるりとしたものに手が触れた。]
ひゃあああああ なに!?
何今のなに!?!こんにゃく!?なめくじ!!!?
[触れたのは自分が施していた仕掛けの一部であったのだが、暗闇の中そんなことに気づけない斎藤は思い切り後ずさり。
背後にあった棚に思い切り背中を打ち付けた。]
アイタタタ……。
[一瞬、おいて。
ぐらりと、棚が倒れる気配がした。]
ぎゃああああああああああ……!!!!
[慌てて逃げれば、背後で倒れてきていたはずの棚が、斎藤には当たらず止まる。
壁にぶつかったのかもしれない。]
た、助かった……?
[心臓がばくばくと破裂しそうなほど血液を運んでいる。
抑えてさすり、深呼吸。]
……そうだ、電気、つけよう。
[そうだ、京都にいこう。
そんなノリで、思い出したように立ち上がり、そこにあるはずの配電盤を探りあて。]
あった!これだ!
よーしいい子だ、動いてくれよ……!
[ブレーカーを、全てあげる。
チカチカと、蛍光灯が明滅して、そのまぶしさに目を細め。]
[瞼を開けば……絶望的な状況が、斎藤を待ち受けていた。]
なんということでしょう……!
[棚が扉側に倒れ、ドアノブまで手が届かない。
無理やり棚をどかせようにも、一人では重くて動きそうにない。
もしかして、これは……閉じ込められたのだろうか。]
―――― 鈴鳴高校密室殺人事件!前編!!!
[ふざけずには、いられなかった。]
ここでコナンのBGMが鳴るといいのに、と思った。**
[ギィィ……バタン!
一瞬、某アニメの開始のシーン、扉が開くビジョンまで見えたが慌てて頭をふる。]
はっ!!
そ、そうだ、スマホ……!
助けを呼べば、まだなんとか……。
[なるかもしれない!
そんな淡い期待を胸に、スマホを見るが、]
……電源きれてた……!!!!!
[なんという、罠。(自業自得)]
[試しに電源ボタンをおしてみる。
たまに、ぎりぎり復活することがあるのだ。]
動け、動け、動け、動け、動け、動け……
今動かなきゃ、意味がないんだ!
動けよ!!
[斎藤の願いが通じたのか、かろうじて、再起動に成功したスマホの画面に記された残り電池残量は10%。
慌てて、とても短い文章でメールをしたため、すぐさま送信ボタンをおした。]
____________________
To:茅葺先生
To:飽戸
Sub:たすけて でんきのへや しぬ
____________________
[本文なし]
____________________
[できるだけ、自分の居場所と言いたいことを簡潔にまとめたつもりである。
これでうまく伝わるだろうか?
斎藤は祈るような思いで、天井《そら》を見上げた。]
ネクストコナンズヒーント。 犯人は さいとう **
[あ、10%もあった。
もしかしたらもう1通ぐらい送れるかも。
いや、いっそ電話したほうが早いか?
画面を見つめて考えること40(0..100)x1秒、リダイヤルで茅葺先生を見つけ、すぐさま電話をかける。]
[電話にはでてもらえただろうか?]
あ!もしもし!
私わたし!
私なんですけどね、ちょっとすっごく困っちゃってて!
事故が起きちゃってね、助けてほしくって!
[電話だと言いたいことがうまくまとまらずどこぞの詐欺のような文言を慌てて並べ立てる。]
実はですね、……あれ、きれた?
[さあ、いざ本題にはいろうといったところで充電がきれてしまった。
ついてない。
茅葺先生が忙しく、でてもらえてなかった場合は、留守電に上記のメッセージが残っていたことだろう。**]
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