238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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――――199戦。
99勝 99敗……… 1引き分け、だな。
[>>4:338疲れたと口走る友に 男は唐突に、そう戦歴を声に出す。
その声が何処か浮かないように響くのは >>4:359いつの間にか男の手に在った“灰色の羽根”の所為か。]
(5) 2015/09/20(Sun) 00時半頃
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………げえっ、バレてたのか。
[>>4:340詰め寄る友に、視線を逸らす。]
あれは、その―――――……
[男が口ごもっている間に、 >>1“それ”は天高く打ち上げられた。]
(6) 2015/09/20(Sun) 00時半頃
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[ ――――――――――――カァ ア ァッ ]
(8) 2015/09/20(Sun) 00時半頃
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[“それ”は、いつかの太陽の輝きにも似ていた。]
(――――――馬鹿だな
ンな事しなくても、俺逹はいつ何処に居たって“解る”のにさ)
[それでもその閃光弾が放つ光は 男の放っていた光よりも、眩しく見えた。
言葉では紡げぬ。 その代わりの『SOS』なのだと、理解した。]
(9) 2015/09/20(Sun) 00時半頃
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傷、痛むか?
こうなったら 最期まで付き合って貰うけど。
[空の向こう。 《黒》が居る方角を親指で指して、友に声をかける。
それが鶴をやった先なのだという事も 彼の目を持ってすれば、男の言動から気付く事が出来ただろうか。]
(11) 2015/09/20(Sun) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 00時半頃
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………ンだよ、俺、こんなカッコよく見えてンのか?
[>>15>>14自分に似ていると言われた、赤の隈取持つ白い鳥は 今にも、大空に翼を広げ飛んでゆきたいと言わんばかりに。 照れ隠しのようにそう、見上げて呟くと]
この戦いが終わったら―――な。
まあ、先に100勝するのは俺に決まってるけど!
[昔、馬鹿をしていた頃と同じ 根拠のない自信に溢れた言い方をして、男は、翼を広げた]
(16) 2015/09/20(Sun) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 00時半頃
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『―――――ああッ!!今、まさに光が』
[ガシャ アッ ]
[ ザ ザザ ――――]
[ぷつん]
[>>17地上へとニュースを届けていたライブ映像は 一瞬画面いっぱいの光に包まれた後、途切れ その後は砂の嵐へと戻った。]
(18) 2015/09/20(Sun) 01時頃
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― 激戦跡地に降り立つ ―
[とん、とそこへ足を着いた。 黒の男と、少女が闘った場所。
また一歩近づいて、《白》は《黒》に声をかけた。]
………あれ程、危なくなったら突っ込むなって言ったのによー
[口調は以前の男と同じ。 その背に燦然と輝く翼を除いては。]
(19) 2015/09/20(Sun) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 01時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 01時半頃
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悪かったな。 40秒もかかってよ。
[>>24そう返す男の言葉には 何処か安堵の色が隠しきれない。
生きている黒の姿が見られたからなのか いつもと変わらぬ、その言葉になのかは、分からない。]
(32) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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完全回復《パーフェクト・ヒール》
[白の翼が、大きく羽ばたく。
その空間にいる者達を包み込み 戦いで負った傷をことごとく、癒していく。
だが、回復を終えた後も その光は留まる事を知らず。
>>30太陽《サイモン》まで 届かんとする勢いで天へと登る――――――!!!]
(33) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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……置いてかねえ。 引きずってでも連れてってやる。
[>>25胸倉でも掴む勢いで黒に迫る。
太陽に近付きすぎた翼は焼かれる運命。 だが、今太陽は友《サイモン》と成ったのだ。]
何もかも、全部。 守り通す為に。
[巨大な光は太陽《サイモン》に吸い込まれ、やがて――――]
(35) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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[ カ ァ ッ …………… ]
(36) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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[太陽は弾けた。]
(37) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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[眩い光だ。
一瞬、何もかも見えなくなる程の光がその場を支配し その後、ゆっくりと霧が晴れるように視界を取り戻していく。
次に、君達は目にするだろう。
太陽だったものから降り注ぐ二筋の光を、そして――――]
(38) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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[シロの背には黒い翼]
(39) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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[クロの背には白い翼]
(40) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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[>>3:216互いの中にそれぞれの色を持った男逹を。
シロは白の中に黒を持ち クロは黒の中に白を見る。
打ち消しあう事のない力は対となりて 此処に、一つの奇跡を生み出した。]
(41) 2015/09/20(Sun) 02時頃
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[その奇跡を人は
白と黒の太陽融合≪リ・ガーレ=サンライト≫
――――と、そう呼んだ。]
(42) 2015/09/20(Sun) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 02時頃
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……………
[一瞬の、間。 そうして男は自分の翼《黒》より先に クロの背に生える翼《白》を見て]
………似合ってンじゃん、それ。
[へらりと笑った男はいつも通りの笑顔で言う。]
(43) 2015/09/20(Sun) 02時頃
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― 融合せし後で ―
……さて、今東京中は大騒動だ。
[勿論それは、一般人を除く 一部の能力者逹の間での話だが]
何でも“神殿”が出来たらしーからな?
……一応、聞くけど
[天に浮かんだ聖痕の印。 あれを見れば、“誰が”など最早察せるのだが]
(44) 2015/09/20(Sun) 02時頃
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――――アレ、やった奴に心当たりは?
[仰代麗亞。 聖女と呼ばれた、その人であると**]
(45) 2015/09/20(Sun) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 02時頃
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― 大聖堂 ―
ンだよ、オーシロちゃん。
ずっとそんな事考えながら 何でもないような顔して俺逹に付き合ってたのかよ。
[そう、上空から投げる言葉は >>71>>72>>73普段の聖女とは程遠い少女の声を聞いて]
言ってくれりゃ良かったのに。
[へらりと、笑うけれど 言った所で真面目に仕事をする訳でもない。 ……少しくらいは精を出したかもしれないが。]
(87) 2015/09/20(Sun) 17時頃
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………けど
――――ンな事は!!!知ったこっちゃねー!!!!
[ バ サ ァッ………… ]
[以前の男なら言い淀んで居たかもしれない。
けど今は違う。 認めてくれる者がいるからこそ 背を任す事の出来る者がいるからこそ]
(88) 2015/09/20(Sun) 17時頃
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[男の翼は、自由で在れる。]
(89) 2015/09/20(Sun) 17時頃
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世迷ったっていーじゃねーかよ。 それが、ヒトにしか出来ねー事なンだからさ。
[男が羽撃かすは、黒の翼。 しかし、その本質は以前と変わらず天使のもの。
それはきっと 白い翼を背負ったクロの男も同じなのだ。
互いをその身に秘めていても 本質は変わらない―――だからこその、白と黒。]
(90) 2015/09/20(Sun) 17時頃
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[>>82さて、白の家が黒の家を長く守ってきたのは 本当に彼らが弱いばかりであった為だろうか?
12柱には色んな種族が居れど 未だ解明されない力を持ち得るのが、そう―――ヒトである。 クロは後天的にヒトに堕ちたとされる、唯一の家であった。]
今のコイツを、甘くみねー方がいいぜ。
[天使でもない、悪魔でもない。 迷い、悩むヒトにしか辿りつけない領域があるからこそ 《白》が長年、命を賭けて守る価値があったんじゃないか!!]
(91) 2015/09/20(Sun) 17時半頃
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――――置いてくな、って約束だろ。
[>>84男はクロの男の肩に軽く足を付け そのまま前線へと軽々と飛び、白鴉は鳴いた。]
ホワイト・アブソリュート ≪白き絶対障壁≫
[黒き炎と対を成して聖女に伸びる ――――それは、白き飛沫。
黒の攻撃を強化させながらも >>86黒の元へ伸びる光をも防がんと、白は輝く*]
(92) 2015/09/20(Sun) 17時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 17時半頃
イアンは、エフに笑みを返した*
2015/09/20(Sun) 17時半頃
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………赦せないのはお互いサマだろ。 だから、こうして戦ってンじゃねえか。
[>>95激情する聖女へ、頭を掻いてみせる。
失ったものは多く。 そしてこれ以上失う事のないように、男逹は此処にいる。]
何故守るかって言われても、そりゃ―――
(103) 2015/09/20(Sun) 18時半頃
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俺が天使《白》に生まれたからさ。
[ごく、当たり前の事のように男は言う。]
(105) 2015/09/20(Sun) 18時半頃
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それにさ
女の子のスカート一つ捲れない世界なんて
―――――クソ食らえだぜ!!!
[>>95爆ぜた光に反するように 男からはあたたかい、別の光が発せられていた。
男の口走る理由は酷く、くだらないものでも その表情は迷いなど欠片もない程に晴れやかだ。]
(106) 2015/09/20(Sun) 18時半頃
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[―――――その時だった。]
(107) 2015/09/20(Sun) 18時半頃
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『―――――――――Knockin' on heaven's door!!!』
『―――――― heaven's door!!!』
『―――door!!』
『――……!』
[>>100聖女の声が、大聖堂にこだました。 そうして、“それ”は俺達の目の前に姿を現したんだ。]
(108) 2015/09/20(Sun) 18時半頃
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なん、だと…………ッ
いくら半数の聖痕を集めた所で 天界の門は開かない筈、だとしたらこれは―――
[>>104荘厳なる扉が、今目の前にある。 伝え聞く天界の門とよく似たものであっただろう。]
(109) 2015/09/20(Sun) 18時半頃
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――――まさか!!!
嘘だろ、“アレ”を使ったのか……!?
[>>97先程から様子がおかしい聖女。 彼女は本当に男逹の知る聖女なのだろうか?
そう、疑問を抱きながらも 口をついて出た疑問は浮かぶ扉に対するもの。 叫びながら、男は、その光を押し返さんと抗う*]
(112) 2015/09/20(Sun) 18時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 18時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 20時半頃
イアンは、リッキィに被害が及ばぬように、さらに光を強め
2015/09/20(Sun) 20時半頃
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[>>117友の式達は男を支え その男の光は友を助けるように発された。 扉から漏れ出る光は、まさに裁きの光のように この場にいる者達の生を止めんとするが――――……]
………待て、よ。
さっきから、あの時代だとか 幾度もの輪廻だとか………
[>>123“アレ”にしたってそうだ。 現代を生きる者に手に入れられる代物とは思えない。
だとしたら]
(125) 2015/09/20(Sun) 21時頃
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君は、―――いや………お前は、一体“誰”なんだ。
(126) 2015/09/20(Sun) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 21時頃
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馬鹿言え。
俺の知ってるオーシロちゃんは もっとこう、白が似合うような
[言おうとして止めた。 >>124何処からか殺気も感じる気がする、しかしただ一つ]
…………少なくとも 天と地が隔てられた時代を生きてたようなババアじゃねえよ。
[その話は、何処かの書物の中 語り継いで聞く程度のものでしかなかった。]
(130) 2015/09/20(Sun) 21時半頃
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つまり――――――……… どういう事だ?
(134) 2015/09/20(Sun) 21時半頃
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[男は一瞬、目を瞑った。
>>138それは語られる中で明らかになった 聖女と信じていた者は最初から居なかったのだという事実へ向けて。 ―――謂わば、仰代麗亞への弔いに近いのやも知れない。]
そりゃ、丁寧にどーも。 俺は――――……
(147) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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――――神威=アンジェ・ロイス
神を威すると書いてカムイ。 よろしく、バーサン。
[名の由来を言ったのは他でもない 目の前の凶悪への宣戦布告だ。]
(148) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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良い名前だろ。 気に入ってンだ。
[>>150へらりと笑ってみせる顔は 友にその名を呼ばれた時に見せた笑みとは違う 何処か、挑発的なものであり――――……]
――――――ンな攻撃、俺に当たるか………ッ
[飛び交う光弾を目に捉え、男は言う。 しかし]
(160) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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[ ――――――― ごぽ っ ]
(161) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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………か、はッ
[男の口端から溢れるは紅。 白を汚すように、流れ落ちる。
奇跡を象徴する黒い翼が、ばさりと鳴いた。 女の持つ『羽衣』に苦しめられるかの如く。]
(162) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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[ ――――――――ザ シュ ゥ !!! ]
(168) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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[響いた音は、鈍く。重く。
>>164隙を突いた光の槍は、男の腹部を貫いて 大聖堂の一部を瓦礫と変えていった。]
( …………あの、炎みてーだ )
[手にべとりと付いた自身の血を そして、腹部からの出血に顔を苦痛に歪ませながら 思い起こすのは、クロの男が身に纏う炎であった。
青しか持たぬ男は、その炎に、ずっと憧れていた。]
(169) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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は、っ………初代、ってのも案外大した事ねーな。
[言葉とは裏腹に、ふらつく身体。
それでも男は倒れない。 否、倒れる訳にはいかない。
せめて、勝機の一つでも見つけるまでは。]
(170) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 23時頃
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―――――――………っ
[>>171叫ぶ声は、懐かしい男自身の名だ。 二度と呼ばれる事はないだろうと思っていた、黒の声だ。
不意に、その顔を見る。 >>174聖堂が光に包まれるその前に。
男の血に濡れた唇が、動く]
(185) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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『 ―――――…… おせーよ 相棒 』
(186) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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|
ド
オ
ォ ッ
(187) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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[ ――――――そして]
(188) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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[ バサ ァ ッ ]
白
と
黒
は
舞
う
[ バ サ ァッ ]
(189) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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[誰が呼んだか、その翼の名は――――
究極の陰陽翼《アルティメット=サン・ナイト》
>>2:70この世界で二対しかない “二つで一つの翼”である。]
(190) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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[>>181超新星爆発《ビッグバン》を引き起こしたそれは >>2:71宇宙の理を得た、というには小さすぎる。
そう、最早、理を得るのでない。]
(191) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 23時半頃
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[――――此処に宇宙を創生したのだ。]
(192) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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[ コ ォ ォッ………… ]
(193) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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[男の左目に光る、青の軌跡。 それは聖痕の紋様であると、直ぐに気付くだろう。]
オソロイ、なンてのは
趣味じゃねーンだけどなー
[口調は、何処までもいつもの男のまま。 >>183隣に佇んだ黒の相棒に、返す。]
(194) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 23時半頃
……ここは。
どこだ?
俺は……
[死んだのか、とソラに浮かぶ聖痕を眺めて。]
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 00時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 00時半頃
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[―――――― ジャ キ ィ ン…… ]
(215) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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[白鴉が成った狙撃銃を 男は大聖堂の上空で構える。
いつものように白鴉で殴打するのでなく そのスコープの先に>>200激昂する女を捉えていた。
>>214――――その、視線が一瞬外れた隙を突かんと]
(216) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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( ………馬鹿。 何、震えてンだよ 俺 )
[かたり]
[引き金にかける指が震えているのが分かる。
当たり前だ。 男はこれまでにただの一度も 狙った標的に当てた事がなかったのだから。]
(217) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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――――――…… これだけは、絶対に外さねえ
[眸に灯る光>>194がその勢いを増す。
その背に黒《相棒》を感じるからか >>213>>208共に戦う魂を感じるからか
彼らの放つあたたかい光に包まれた時 不思議と、指の震えは止まった。]
(218) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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[ ガ ァ ン ―――――――――!!]
(219) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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[>>211銃声が重なった。
白き銃から放たれる弾は――――黒。
>>0:14狙った獲物だけを追い撃ち落とす。
―――否、今やこの場所は新宇宙にも等しい。 白と黒の創り上げる理は、理を捻じ曲げんとする女を打ち砕く為に。
つまり、その黒弾は物理法則を完全に無視し 標的を貫いても何度でも跳ね返り続け、また標的に向かい牙を剥く]
(220) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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ブラック・アンド・ホワイト
白 と 黒 の 永 久 輪 舞 曲
エターナル・フォース・ロンド
(223) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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―――――――ッ!!!!
[白と黒の光はうねり 大聖堂を抜け、天高くへ突き抜けた。
そうして“風”を呼ぶ。
ただ少しだけ。
“外れる筈”であった弾の軌道を、ずらしただけの、“風”]
(224) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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[――――――――人は、それを“神風”と呼ぶ]
(225) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 01時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 01時半頃
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…………ン、だよ………まだ生きてンのか。
[>>231床に流れる血。 そして赤黒く染まる女の服。 本来ならとっくに死んでいる筈だ。]
ババアはしぶといっつうか、なんつうか。
[天から地へ、足を付ける。 その瞬間、ぐらりと身体が揺れ 危うく転びそうになりながらも、踏ん張りをきかせて。]
(232) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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………………
[>>222やったぜ、とは言わない。 何故ならこれは男だけの力ではないからだ。 白と黒は互いに互いを補い合う事でしか生きられない。
だから言葉の代わりに、 拳をクロの男の前に掲げてみせた。]
(234) 2015/09/21(Mon) 01時半頃
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[――――とん]
[白と黒は超新星爆発《ビッグバン》を起こした。
>>235だとすれば軽く拳を合わせたそこには 小宇宙《コスモ》でも出来ていたのかもしれない。 それ程に、お互いの考えている事がお互いに、解る。]
(248) 2015/09/21(Mon) 02時頃
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…………悪いけど、潰される訳にはいかねンだよ。
[>>245だから その偽りの扉から妄念が叫びを上げた時。
男は、自身の胸にそっと手を置いた。 >>4:112その空っぽだった器に。
友へ想いを注げども、満ちる事のなかった容れ物としての役割。 それを果たす時が来たのだと、そんな考えは………
嗚呼、黒《相棒》にバレてしまうんだろうか**]
(249) 2015/09/21(Mon) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 02時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 02時半頃
―話は戻って―
[二人の戦いは熾烈を極めていて、私と相対していたイツキは、かなり手加減をしていてくれてたのだとわかる。
アキハくんが、喚び出したのはまるで映画の特撮に出て来そうな大怪獣ともいえる代物で。けれど大地を抉るその破壊をもたらす様はとうてい夢とは思えない現実を帯びている。
そして感じる。ドローンとは比べることもできないほどの大きな、狂おしいまでの大須賀の積年の執念と。蝶野の宝石に近しい意思≪イシ≫。きっと先代の犯した罪が関係している。
こんなものを持ち出されたら、イツキは―――]
―――!?
ああ、もう、男の子っていうのは…莫迦ばかりね。
[二足歩行のロボットバトルなんて。
けれども、思いがけずに安心して笑ってしまった。きっと彼なら大丈夫だと。
だって二人とも、なんて楽しそうにしているの。イツキも、アキハくんも。まるで子どものよう]
[けれど、状況はよくはならない。
考えの違う彼らが戦いをやめることはなく、ロボットと破壊獣は拮抗、いや破壊獣の方が破壊されてもなお動きが鈍らない分があるようだ]
[そんな思いでイツキがアキハくんと闘っているだなんて知らない。
私のような薄情な幼馴染のこと、気に病まないでほしいと思っていたから]
何、言ってるの、イツキ。
駄目よ。まだこっちに来ては!
[絞り出すように声を荒げるが、きっとあの世界には届かない。
イツキが始祖の盟約《ブラッド・コントロール》で、先ほどとは比べられないような大きさの巨大な鎚を作り出す。
祈りが届くというのなら、あの槌に万物より固き加護をと強く願う。その祈りが逆に聖痕へと痛みをもたらすというのならばなんという皮肉か。
槌が破壊獣へと届くのは寸分遅れ、彼は]
イツキ―――…
[直前に蝶野の聖痕をリキくんへと渡した彼は、破壊獣の光線により氷像へと姿を変え、
介錯の一撃を受ける彼を、ただただ茫然と見開いたままの目に映した。]
[続く世界で、貴方にも笑って生きていてほしいと願ったのに。アヤメちゃんと同じように、私は「私がいなくても」その選択を選んだはずなのに。
どこかで間違えてしまったのかしら]
[ぽたり、ぽたりと涙が落ちる音がする。
隣でカイルくんを見守っていたはずのアヤメちゃんが泣いているからだろうか。
気を使うようにアヤメちゃんの背中を撫でた私の頬からも、水音は出ていたことに気づかないまま*]
|
[>>273女の光によって見せられた幻。 それは何でもない日常の断片だった。
執事に追われ、逃げる先々で12柱逹に迷惑をかけたり 時には昼食の一つでも奢ったり――――……]
………はっ、 生憎、だな。
[女は、この矛盾に気付いていない。 皆がどんな幻を見ているかは分からないが、少なくとも男にとっては]
(286) 2015/09/21(Mon) 20時半頃
|
|
俺が今見た世界は、“これ”がなきゃ存在しない世界だ。
[男は左腕を捲って見せる。 其処に輝く聖痕を。
時にはその使命を憎む事もあっただろう しかし、男が望んだ世界は間違いなく―――聖痕が繋いだもの。]
(287) 2015/09/21(Mon) 20時半頃
|
|
[ キィ ン]
[ キ ィ ィィ ン ――――――― ]
(288) 2015/09/21(Mon) 20時半頃
|
|
[そうして男が掲げた青の聖痕は、四方八方に輝きを放つ。
それは仲間には一切の傷を付けず 大聖堂の壁を裂き、崩し]
[ ガラ ガラ ………っ ]
[大聖堂の上空からその天井が消え去った時 皆の目に映るは――――聖痕の空。]
(289) 2015/09/21(Mon) 20時半頃
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――――俺達は聖痕で繋がってる。
[降り注ぐ光は。 天の門が開くまでのカウントダウンではない。
その命を賭けて戦った者達の、覚悟の印。]
(290) 2015/09/21(Mon) 20時半頃
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そうそう。 ……それと、俺、思い出しちまったンだよ。
[とん、と親指で自身の胸を突く >>4:107仰九羅に力を奪われ、今では空になってしまった身体。]
どうやらこの器、神に最も近いモンらしーぜ。
[>>206天に一番近い場所に在る、一ノ白としての本質。 幾度となく、当時の“初代”の光を受け続けた反動か “一ノ白”としての原初の記憶が喚び起こされたのだ―――!!]
(291) 2015/09/21(Mon) 20時半頃
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だったら。
――――皆の想いくらい、入る懐はあるよな。
(292) 2015/09/21(Mon) 20時半頃
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[その瞬間、聖痕の空に浮かぶ《陽色》が 天から男の身体目掛けて一直線に吸い込まれていった。]
ぐ、 っぁ …………ああ あ ッ――――!!!!
[悲痛な叫びがこだまする。 聖痕二つ持ちは本来、その聖痕同士の反発によって 常人では耐えきれぬ程の痛みを身体に与えるという。 もしこれ以上というのならば、痛みは恐らく想像を遥かに超える。
だが、男は――――笑む。]
(293) 2015/09/21(Mon) 20時半頃
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…………俺に、全部、託してくれ。
絶対に、あいつに繋いでやるから、―――――………
[始まりの白は
終わりの黒へと、全てを繋ぐ為に。*]
(294) 2015/09/21(Mon) 20時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 20時半頃
[聖痕って、何だろう。
私は泣きながらそんなことを思う。
神様からのプレゼント?
唯の異能力?
だとしてもどうして、哀しいことばっかり起きるんだろう。
是の所為で、ひととちがうんなら
よくわかんない使命があるなら
なくなっちゃえばいいのに。
かみさまなんて、だいっきらい]
[怪獣が出たり、死んじゃう人が出たり
お空に沢山の太陽が昇ったり
――玉露さんみたいに、悲しむ人が、でたり
知ってるよ。私の所為でもあるってさ
でも、もともとあんなのなければって
思うのは間違ってるのかなぁ。
そんな思いがぐるぐる、頭のナカ
零れ落ちる雫も、何もかもそのままに
私はこれ以上の惨劇を見たくないと、かぶりを振る*]
……任せたよ。
[それでも彼は彼女を信じ続ける。
天の門が開いた先に、救済があると信じて。]
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―――――ぐ、 ッ………!!!!
[>>301名と共に発された力《光》は。 聖痕の力を繋がんとする男には耐え難い。 意識を此処に集中させるからこそ、男の結界の効果も切れ始め]
ここまで、なのか…………っ
[>>302無慈悲にも墜とされる光の剣。 もう男には、どうする事も出来なかった。 祈るように、その眸を閉じるだけ―――――……]
(303) 2015/09/21(Mon) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 21時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 21時半頃
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………さすが、俺の、相棒だぜ。
[>>311散りゆく粒子。 男を屠らんとした光の剣は堕ちる。
それを確認した後、男は光の中で―――天に腕を伸ばす。]
(318) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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[――――――――――― コ ォォ ッ !!! ]
(319) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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[降り注ぐは黄。]
チョウノちゃん、最期までかっこよくて、キレーだったぜ。 ………ミカドくんが、ちょっと羨ましいくらいにな。
[常に誇りを胸に闘う彼女の姿は、男の追憶の中。 >>2:83蝶野家が宿した黄色《美しさ》が、白に吸い込まれ]
(320) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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[降り注ぐは紫。]
シドーちゃん、馬鹿な事してンじゃねえよ。 君の隣に居た奴は、君のどんなに大きい想いでも ………受けとめちまえる器を持ってンだぜ。
[全てを包み込むような深い愛と。 >>2:202紫藤家が宿した紫色《おもい》が、白に吸い込まれ]
(321) 2015/09/21(Mon) 22時半頃
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[降り注ぐは赤。]
ミカドくん、正直、研究熱心な朴念仁かと思ってたけど。 ………あの時の君は、かっこよかったぜ。
[>>2:88命を賭けての対峙は、永遠に。 土御門家が宿した赤色《覚悟》が、白に吸い込まれ]
(322) 2015/09/21(Mon) 22時半頃
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[降り注ぐは桃。]
リューくん、一人であのババアに立ち向かったンだろ。 その力で、君なら、掟だって変えちまえるって。
[>>2:207例え世界が赦さなくとも。 龍山家が宿した桃色《勇気》が、白に吸い込まれ]
(323) 2015/09/21(Mon) 22時半頃
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[降り注ぐは緑。]
アキちゃん、いっつも風みたいに掴みどこなかったけどさ。 やるときゃやンだって、俺、知ってるぜ。
[新たな覚悟も、決意も生み出すその色。 >>4:329秋津家が宿した緑色《自由》が、白に吸い込まれ]
(324) 2015/09/21(Mon) 22時半頃
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[そして―――]
……… ぐ、ぁ が、 は―――――……ッ
[白の中で、色達は、ひしめき合う。 終わる事のない痛みの中、それでも男は意識を手放さない。
それから男は、一枚の羽根を取り出した。 白に限りなく近い、灰色の羽根だ。]
(325) 2015/09/21(Mon) 22時半頃
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オースカくん。
悪いけど、君の力も使わせて貰うからな。
(326) 2015/09/21(Mon) 22時半頃
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[ シュ ォゥ ン ]
[ シュ ォゥ ン―――――]
(327) 2015/09/21(Mon) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 22時半頃
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[天に浮かんだ二つの灰色もまた、白へと吸い込まれる。 渦巻く聖痕の力が、白を蝕んでいく。
あと、もう少し――――――]
………リッくん、モモちゃん。 ありがとう。
[>>317友の想いと >>330幼き少女の聖痕の力。
これで、全ての翼≪パーツ≫は揃った。]
(331) 2015/09/21(Mon) 23時頃
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[快流の様子もそうだが。
下界の様子が気になる龍王だ。
……下界では、戦う術を持たない。
龍山を護るために。]
『……すまぬ』
[その言葉に、首を捻る快流。]
あの……何で、謝ってるんだ?
[この龍が、何を見ているのか、快流は知らない。
彼が背負った、重荷の事。
彼と別れた、彼女の事。
戦いに赴けない自分の事。
優しい龍は、全てを嘆いていた。]
……あのさ、そんなしょげた顔、すんなよな!
俺、別に気にしないし。
全部忘れちまったけど……きっと、どうにかなるって!
[バンバン、と龍の背中を叩く快流。
記憶が戻る気配は無い。
もはや体もボロボロだったけれど、それでも。
どうにかなる、そんな気がしていた。
そんな様子を見た、龍王は、目を閉じて追憶に沈む。]
『……』
[しばしの沈黙。
それに耐えられず、快流は口を挟む。]
あ、あの。どうした?
[そう問いかけると、龍王は目を開き、優しく語りかけた。]
『……少し、出かけないか』
へっ?何処へ?
『おぬしの大切な人が、居る所へと』
大切な、人?
[龍王は、背中を託し。
快流を乗せて、龍山城を後にする。]
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………奇跡なンてのは、案外
簡単に起こるモンかも しれねー ぜ……
[声を掠れさせながらも、男は にい、と笑む。
その表情を女は見ただろうか。 かつての一ノ白に似た、その笑みを。]
(332) 2015/09/21(Mon) 23時頃
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白から黒へと至る完全融合
≪ THE・オール・フォー・ワン ≫
(333) 2015/09/21(Mon) 23時頃
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― 宇宙空間 ―
『………ん? ……おい、アレ見ろ 』
[そこには宇宙飛行士が二人。 その内の一人が、もう一人に声をかけた。 彼が指す指の先には、青く輝く惑星―――地球があった。]
(334) 2015/09/21(Mon) 23時頃
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『――――――……… 翼だ。』
[男達は、見たのだ。 地球から生える白と黒の翼を。 12の想いが力となり、具現化したその翼を。]
(335) 2015/09/21(Mon) 23時頃
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―道中―
[龍に跨がり、浮き上がるように世界を遊覧する。
途中に見えた、天使同士の死闘の一部始終。
それを見た、快流は目を見開いた。]
なんだ、こりゃ……。
[まるで、初めて見たかのような反応だった]
『覚えてないのか?』
[龍王は、彼が全てを忘れた事をも知っている。
それでいて、敢えて聞いてきた。]
……まさか。
俺が戦うなんて、絶対に無理。
[快流はふるふると頭を振った。
それに呼応するかのように、悲しい表情を見せる龍王。]
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――――……… ッ、 い けええええええ!!!!!
[《白》を始めとして 全ての色達が混ざり合えば、 其処に到達する頃には《黒》と成る。
こうして、最期の希望は黒へと託された――――!!*]
(336) 2015/09/21(Mon) 23時頃
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きっと……何かの間違いだよ。
[そう呟いた声も、龍王は聞いていた。]
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 23時頃
翼……か。
[ずっと欲しかったもの。
それが今、大きく具現化していて。
それを見やる表情は複雑だった。]
[思い出す方が良いのか。思い出さぬ方が良いのか。
龍王は、そう考えていた。
彼の記憶は、痛ましいもの。それを忘れる事も、一つの手かもしれない。
彼がこれ以上、辛い目に遭わないように。
……しかし、それは現実からの『逃避』。
このまま紫藤の姫と出会い、それで良いのだろうか?
どうしても、そうは思えなかった。]
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