人狼議事


94 眠る村

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[クリストファーの声に、ゆるりと頷く。
  彼の姿が見えることへ、疑問は浮かばない]

   それぐらいしか、できないもの……


[何の役にも立たなかった。
  悲しませることにしか成らなかった。

  なら、最後まで、見続けるぐらいは、したい]


[豹変したかにみえる少女。
けれどもそれは、小男には分かっていたこと。
彼女が藪睨みの男を人狼と指したときから、
少女は正常とは思われなかった]

 …ま、あんな風になるとは予想外だったけど。
 なあに。別にこの村が、優しかったことなんざ一度もないサ。

[だからどうしたとばかり、少女へと言い返す。
平坦な口調の謝罪にも、小男の表情は動かない]



 どっちが本物かは聞いてみたいけどねえ?
 知恵遅れのふりが演技なのだか、
 それとも何かに取って変わられちまったのだか。


 ───…何を燃やさせたのだか。

[異母弟が日記を暖炉にくべる
すべては燃え尽き、彼女と同じ灰になる]


ラディスラヴァを見返して頷き、


 確かに。それくらいしか出来ないさ、ね。
 …働けとは言っちゃおいたが、


  ───…さすがに何も思わないわけでもないしネ。

[待ってろと言った
そう言っただろうと、憤って机を殴った不器用な男

 あたしが人狼じゃないと、
 あれほど信じてくれた男が、まあ……



 …あれだけ必死にやっているんだし、

[がり。と、頭をかく。
そうしてブローリンの告発を、
絵芝居の向こうの出来事のように男は眺める]


[従兄弟がクラリッサを問い詰めるのを聞く。

 眠りに落ちる直前の哀しい言葉に、ひとつ吐息を零し]


    ――

[誰かの死を願うのも。
 能動的に手を汚すのもきっと代わらない。

 それでも――彼の手は綺麗であって欲しいとも、思った]


 残された方も辛いだろうが、

   …───残してきちまった方も、きついだろ?


[己のことを言わず、ただ娘へと案じるかの言葉を向ける]


 なら、見守り仲間くらいにはなってもいいサ。
 話し相手ってな、茶の大事な友だからねえ。

[もう紅茶を扱わない男は、息を漏らすように笑った]


  ―― そう、ね……
    信じて、がんばってくれているのだもの。


    見守るぐらいはしていたい、わ。


[クリストファーにゆるりと頷き]


   死んだら楽になる、なんて……
      嘘だったのだと……しったわ。

[紅茶をいつも買いにいっていた相手へと視線を向け]

  一人じゃなくてよかった……
      話し相手がいないのは、きっと、とても、つらいことだわ……


 クラリッサが人狼、───か。


 ……馬鹿。
 堂々と言うなって言ってたのは、あんただろ。
 狙われるンだろ?

[人狼に。とは、いとこの前で音にしない。
代わりに男は、くしゃと僅かに顔を歪める]


 ラディスラヴァ。
 あんたのいとこは……不器用なやつだねえ?


[ため息落とす彼女に、軽口めいた苦笑を向けた]


【人】 粉ひき ケヴィン

[夜闇の向こうから這い寄る霧。
その気配と眠気から逃れるように走る男が、叫び声に顔を上げる]

 ――――!

[半ば朦朧とする意識が反応を遅らせ、
目指す宿から飛び出してきた影とぶつかった]

 っ、クラリッサ…?

[ふわりと、せっけんのいい香りがした。
一瞬、目が合ったろうか。
次の言葉を紡ぐ前に、首筋に触れる冷たい霧の気配]

 霧に、まかれる。

[伸ばした腕は僅かな間宙に留まれど、
彼女が立ち去るのが先か、男が腕を引っ込めるのが先か、
男は一人、開け放たれたまま灯りの漏れる宿へと駆け出す]

(26) 2012/06/18(Mon) 01時半頃

 は。

 あたしゃ、あんたなんて死んでくれなくても、
 一人でも良かったといや、良かったんだが、


 …。けど、まあ。
 ここにあんたを一人にしなくて良かったとは、思ってるサ。



 ───孤独ってな、ろくなもんじゃないからねえ!


  ええ…… 
    ほんとう、に、不器用だわ……


[クリストファーの苦笑にしみじみと頷く。
 その不器用さも、生きているときは気にしたこともなかったけれど。

   いまは、それが彼の命を縮めそうで、怖かった]


【人】 粉ひき ケヴィン

[駆け込んだ勢いのままに恋人の体を抱き上げれば、
かろうじて宿の一室へ運び込めるだろうか。
ベッドに彼女の体を投げ出すようにして、男の体も崩れ落ちた*]

(27) 2012/06/18(Mon) 01時半頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2012/06/18(Mon) 01時半頃


 せっかくこうしているんだ。
 本当は、紅茶のひとつもご馳走をしたいところだが、
 …、あいにく切らしていてネ。

[死のためにとは言わない]


 …あんまりそうやって辛そうにしていたら、
 残された方も辛いだろうサ。

 だからといって、…。
 …楽しくもしてはやれないけど。

[人の心浮き立たせる術など、紅茶の他に知らない男は、
考えて困ったように口を閉ざした]


[素直じゃない紅茶屋の言葉に、くすり、と小さく笑みを零す]

   そう、ね……
     私は、あなたが居てくれて、よかったわ……


[こくり、と頷き]

  それは残念―― 
      また、いつか、のみたい、わね。

[お茶を切らしているという言葉に小さく吐息を零す。
 ――案じてくれていると感じられるのは素直に嬉しい]


  ……こうして、お話してくれるだけで、いいわ。
     私だって、楽しい話題なんてむりだもの……


[こまったようなクリストファーにゆるりと首を振った]


 そうかい。
 それじゃ楽しい話の出来ないもの同士、
 こうして見守っているとするか。


 ……、ま。
 あたしもこうして、言葉交わせるのは──悪くない。
 暇をつぶせるし、

       ( ───ここに居ても良いと思えるし、)

 悪いね。
 お詫びに手に入ったら、いいやつを振舞おう。
 …──ブローリンが羨むような、最高の紅茶をサ。

[だから彼女のいとこはここに来ない。
そう、悪だくみとばかりに素直ではない願いを*告げた*]


メモを貼った。


  ふふ。
   そう、ね。

  見守っていましょう……

[クリストファーの同意を得られて小さく笑む]

   それなら、よかったわ……

  ふふ、愉しみ……
    ブローリンには可愛そうだけれど、
      二人で愉しみましょう。

[言葉にしない願いを受け止めて。
 ゆるり、前髪の下で菫色が笑みを浮かべた**]


メモを貼った。


粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2012/06/18(Mon) 20時半頃


メモを貼った。


[残された猫は、与えられたえさを気紛れに食べる。
 
  飼い主が死んだことも「にゃ」と一声鳴くだけで済ませていた。

   そんな様子を村娘はただ眺めている]

  そう、シメオンが――

[皆の話がきこえれば、
 人狼に襲われたのがシメオンだと知れる。
    ゆるりと眸を瞬かせて、周囲を見た。


  彼もまた、こちら側に来るのだろうか]


[   ブローリンも、ローズマリーも。
     まだ、無事だ]

    あなたたちは、
      こちらには、来ないで欲しいわ……

[小さく呟きながら、皆をみている]


【人】 粉ひき ケヴィン

―― 朝 ――

 …?

[寝起きの口内が乾いていた。
未だほのぬくいシーツよりも熱いおんなの体が押し当てられる]

 …そんな、ことは―― ン

[言葉ごと、唇を塞がれた。
止めた息のせいだろうか、男の眉根が悩ましげに寄る]

 …、…。

[離れ行く唇のふくらとしたかたちから目を逸らせず。
喉仏がこくりと、ちいさく鳴った]

 ローズ…

[いつもと同じ、恋人の頬を包む手のひら]

(64) 2012/06/18(Mon) 21時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[こんな時に、だとか。
あのひとたちとちがうから、
そういう事は、結婚をしてからでないと。だとか。
しばらくからだを拭いていないから、
ひどく、臭うのではないかとか。

頭の片隅でそんな事を考えながら、
じりじりと燻る熱を持て余し、親指の腹が女の唇をなぞり擽る]

(65) 2012/06/18(Mon) 21時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

 …。

[上唇のりんかくをなぞった指先は微かに震え。
彼女の瞳から逸らされたままの眼差しは熱を孕む。
そうして、
一度触れてしまえば。離れ難く。
吐息も熱も柔らかな肉も、隙間なく埋めたがる欲求に抗えない。

 いつか、その薬指に輪を嵌めるまではと。
 そんな、ありふれておだやかなしあわせのかたちなど。

 ――こないのだろうと。


差し入れた鎖骨のくぼみ。
男の手が、果実の皮を剥くように、女の乳房を露にした*]

(66) 2012/06/18(Mon) 21時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[再び目を覚ました時、恋人の姿は部屋に無かった。

床に脱ぎ捨てた上着が絵に描いて異臭を放っているようで。
男はしばしうらめしげにそれを見ていたが、結局は袖を通す。

閉ざされた扉の向こうから、人々の話し声が聞こえる。
長く、瞑目の間を置いて、部屋を後にした]

 ――…、

[男が姿を現した時、クラリッサとブローリンがそこに居て。
ティモシーの姿を少しの間遠くから眺め、居ない者を視線が探す]

(73) 2012/06/18(Mon) 22時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[ " ごめんなさい " ]

[そう、かたどった唇が、こんな時でもあたたかな茶を手に戻り。
何も言わずそのうちの一つを手に取ると、
口も付けず人狼と告げられたクラリッサを見る]

(78) 2012/06/18(Mon) 22時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2012/06/18(Mon) 22時頃


【人】 粉ひき ケヴィン

[隣に立つローズの言葉に男の視線は一度、恋人へ>>82]

 …。

[クラリッサは、ただの儚げな女性に見える。
空気を震わす音は、その音のままに耳に届き。

わかっていると。
固く握られた恋人の手、
ゆるやかに目を閉じるのはほんの一時。彼女の手に手を添える]

(91) 2012/06/18(Mon) 22時半頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2012/06/18(Mon) 22時半頃


ケヴィンは、ブローリンが、聴こえた声と真逆を言うのに、彼を見て。

2012/06/18(Mon) 22時半頃


[――――熱かった。
 その次に、寒かった。



           目を開けたら、そこに自分の顔があった。]


――…、フィル。


[幼馴染が最高にみっともない泣き顔を晒していた。
 横にしゃがんで覗きこんでやる。
 女の子に振られた時ですらこんな酷い泣き方はしないんじゃないだろうか。]

だらしないなァ。

[自分の死体より、何より。
 幼馴染のその姿が、自分の死を鮮明に意識させた。]


見てるよォ?
今も君の横でじっと見てるのに、君が気付いてないだけじゃないかァ。

[揶揄っても言葉はもう届かない。
 僕の言葉で赤くなったり青くなったりしない。

 ――おいてくなよ。

 傍にいても届かない、絶対的な隔たり。
 死ぬってそういうことなんだ。]

いつまでもアヒルの子よろしく僕の後ろついてこなくてもいいよォ。
君は君が出来ることをしたまえ。
僕の手いつまでも握ってないでさっさと立てっていうのォ。

[項垂れたままの幼馴染に向かって足を振り上げる。
 いつもなら的確に相手を捉えるのに、すか、とかすりもしない。]


【人】 粉ひき ケヴィン

[ブローリンが自分の名を挙げても、男は反応を示さない。

ただ、恋人が違うと断言した時か
クラリッサが微かな声を漏らした時か。
男の双眸が歪に細められた]

(104) 2012/06/18(Mon) 23時頃

小さな吐息を零して、みなを見守っている**


メモを貼った。


僕は特等席で君の無様な一生を見届けてあげよう。
だからなるべく沢山面白いものを見せてくれたまえ。

[願わくば――幼馴染が、死にませんように。
 声は届かないけれど、幼馴染は立ち上がる。
 せいぜい頑張ってこい、とばかりに親指を立てて見送った。]



  ――、僕のこと、忘れんなよォ。



[残された部屋。
 腹のない自分の身体と、鏡以外じゃ見ることのない自分の顔。]

……、無様だなァ。

[ブローリンのいうとおり、黙っておけばよかったのかな。
 良かったのか、悪かったのか。答えはでない。]


【人】 粉ひき ケヴィン

 他の、誰にも判りはしない――… ただ

[男の言葉は、青い焔の燃える音にかき*消された*]

(119) 2012/06/18(Mon) 23時半頃

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