94 眠る村
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[焔の灯る微かな音を立てて、クリストファーは青い炎に包まれる。 固く握り締めたままの男の手が、彼を椅子に縛り付ける。 炎の舌が男の髪先を舐めようとも岩のように身動ぎもせず。 灰の一片と化すまで、その目に焼き付ける。
(にいさん) (…にいさん)
呼ばわる声は、固く結んだ唇から漏れることはなく]
(12) 2012/06/17(Sun) 00時頃
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[ (にいさん) (にいさん)
呼ばわる声音が、降り積もるようにヒビを埋めていく。
嫌いにはなれなかった。 人相の悪さの奥に、 憎みきれはしなかった。 繰り返される皮肉の影に。
(――にいさん)
重ねた日々深く。 たったひとりの兄が、灰となって降り注いだ]
(13) 2012/06/17(Sun) 00時頃
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[手の中に残る灰を握り締めたまま。 悼む間もなく、騒がしくなる背後をゆらりと振り返った]
(16) 2012/06/17(Sun) 00時頃
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[クリスが人狼ではなかったと。 シメオンの言葉に感慨は見せず]
…、…。
[死んだものの正体が判ると、次の言葉に目を眇める。 一歩、踏み出しかけたところで、先にハナが解放される]
(22) 2012/06/17(Sun) 00時頃
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[男の手がぬっと伸びて、ティモシーの襟首をぐっと掴もうとした]
(26) 2012/06/17(Sun) 00時頃
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[ローズが止めに入れば、伸ばしていた方とは逆の腕を伸ばし、部屋に引き上げようとする老人の襟首を今度こそ捕らえる]
言え。
[締め上げるように顔を後ろへ逸らさせ、 無理やり視線を合わせ低く言う。 図らずも、ブローリンの宣言と、タイミングが重なった]
(33) 2012/06/17(Sun) 00時半頃
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[ゴウッ。と、音を聞いた、気がした。
呪詛の炎は、青白く、薮睨みの小男を飲み込んでいく]
(───…許すなって?)
[異母弟の唇が、懐かしい呼び名を紡ぐ。
そちらへと顔を再び向けることもせず、男は息を漏らした。
その唇も、嫌い抜いた薮睨みも、全ては炎が飲み込み行く]
許すなと、許さないでくれと言っておいて、
───許さない?
……わがままな話だ。
[もう、この声も異母弟には届かないだろう]
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[シメオンの言葉を信じるならば。 ハナに人狼を見つける力は無く。 ブローリンの言葉を信じるならば。 ハナは人狼ですらない]
…、…。
[男は黙ってティモシーから手を離す]
(39) 2012/06/17(Sun) 00時半頃
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[炎の中で、男に浮き出ていた刺青は消える。
加護が加護に焼き尽くされ、消えていく]
────ハン。もう護る必要も、ないってことか。
[揺らぐ。視界は揺らいで、どこか別の風景を映し出した。
…いや、変わらない。変わったのはただ、]
変わったのは…あたしの方、か。
[淡々と、異母弟の手に遺る灰を見て呟く]
……待てるうちにって、言っただろうサ?
[喉奥から絞り出すかの声に、小男は笑う。
悔しげに机を殴る、その仕草に男は目を細めた]
待って…やりたかったが、ねえ。
当たり前さ。死にたかったわけじゃあない。
が……。…生きて楽しいことがあったわけでも、別にない。
あんたの連れた小猿は、毎度煩いし、
…ああ、ブローリン?
…───けどちょっと、たまに少しはおかしかったねえ?
[仲が悪いようで良いと評された男へ、押し殺した笑い声が響く]
…。許しゃしないサ。
あたしらを、こんな風にしたのは人狼だ。
それを許すことは、あたしはしない。
けどまあ、
…こんな風に、存在を確認してみるのも、
悪くないと、ちょっとは思ってしまうのサ。
はみ出しものの、性さね。
[くつりと、生前に強いよすがを持たなかったと思う男は、
惜しむらしき幾人かの表情に、どこか満足げな表情を浮かべて見せた*]
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[片腕から伝わる恋人の温度が冷えていく。 震える手に重ねようする男の手、たとえ拒まれても]
愛している。
[囁かれた言葉に返す囁きは変わらない]
(45) 2012/06/17(Sun) 01時頃
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[老人が部屋へ向かえば、まどろみ始める恋人を抱え上げ クラリッサへと空き部屋をひとつ借りることを告げる。
寝台に横たえた恋人へひとつくちづけを落とせば 願いのまま>>44に手を握り隣へ横たわる。 抱き寄せた腕はやがてくる眠りと共に*弛緩して*]
(54) 2012/06/17(Sun) 01時半頃
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―眠りに落ちるまで―
[ケヴィンがクリストファーに掛ける言葉に。
驚いたように眸を瞠目く。
止めることもできずに、ただそのまま見詰めて]
――クリストファー……
[青い炎が上がるのが菫色に写った。
呆然と、それを見詰めて]
[従兄弟の上半身が揺らぐのも視界に入らぬままに、呆然と消えた炎を見詰めていた]
そん、な……
[シメオンの行動すらもただ見ていることしか出来ず。
それに憤る従兄弟の傍に近寄った]
ブローリン……
[案じるように名前を呼び。
けれど何も出来ないまま。
ケヴィンがティモシーに手を伸ばすのに。
視線をそらし。
従兄弟が、つげた言葉にはっとしたように顔を向ける]
[従兄弟を信じている。
それだけはかわることはなく。
ただ、この言葉のせいで、彼が狙われる事がなければいい、と願った]
[それ以上、食堂にいるのはきつくて。
先に客室へと引き上げたのは何時ごろだったか。
それすらももうあやふやで――
ベッドに倒れこんで、そのまま霧がもたらす眠りにおちた。
それが、二度と目覚めない眠りであるとは知らぬまま]
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―― 回想 ――
[朝、ベッドの微かな沈みと衣擦れの音で目を覚ます]
…、……ょぅ
[抱かれる柔らかな体に沈む、半ばも開かぬ瞳が閉じる。 まどろみの中、形確かめるよう男の唇が女の首筋を撫ぜ、 脈に触れれば男の伸び始めたヒゲがちくりと肌を刺す。 男の着たきりのシャツが汗で臭った]
………。
[静かな足取りで食堂へ姿を現せば、ラディスの死を知る。 唇を固く結び、黙ったままの男は、腰を下ろす椅子から動かず。 異母兄が燃え尽きた椅子はきっと空のまま。 埋まり行く席を見詰めている]
(159) 2012/06/17(Sun) 22時頃
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[そして、今。
ティモシーが人狼だと告げた時も。 ハナが普段と別の装いで現れた時も。
言葉発せず、じっと面差しを見詰めるばかり。
己を人狼でないと叫ぶ恋人を押し留めなかった腕は、 擦れるような声を耳にして、女の二の腕を何度か撫ぜた]
(160) 2012/06/17(Sun) 22時頃
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…ハナ。 望みは、なんだ。
[縋る女を抱きながら男は尋ね]
(165) 2012/06/17(Sun) 22時頃
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[時が近いのだと告げる加護。 呼ばれる名。視線はハナからローズへ移り]
…、…。
[伸び来る手を]
行く先が、どこだろうとも。 …離さない。
[強く握り締める]
(170) 2012/06/17(Sun) 22時半頃
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――――…。
…この手を離せと言わぬのなら。
[恋人から戻す視線。まっすぐにハナを見詰め返す]
(172) 2012/06/17(Sun) 22時半頃
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…、…。
[面白いもの。訝しげに眉を寄せる]
…。
それが、望みか。
(179) 2012/06/17(Sun) 23時頃
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ケヴィンは、ハナの浮かべた表情に僅かに目を眇めた。
2012/06/17(Sun) 23時頃
ケヴィンは、乾いた音に目を見張る。
2012/06/17(Sun) 23時頃
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――ハナの望みは、何だ。
[へたりこむ老人の向こうから、重ねた問い。 幼子の姿を見据え続けた視線は、ローズの手に引かれずれて]
(189) 2012/06/17(Sun) 23時半頃
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ケヴィンは、その答えはすでに耳に届いていたかもしれぬと―― 遅れて気づき
2012/06/17(Sun) 23時半頃
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[ないしょ。 丘の上の木の花。こくりと頷いたあの時のように]
(195) 2012/06/17(Sun) 23時半頃
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…。
[男は黙って頷いた]
(196) 2012/06/17(Sun) 23時半頃
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必ず、戻る。
[恋人へと囁き指先だけで繋がっていた手を離す。 男の背は、見届けず呪いだけを残し宿の出口へと向かう]
(203) 2012/06/17(Sun) 23時半頃
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