151 雪に沈む村
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―回想・教会>>2:83 アリス―
[見慣れない姿はこんな所にいるはずの無いお嬢様であるが、何か事情があるのだろうかなんて思ってしまう。]
ん? なんだ、お嬢様じゃねぇか。 どうしたよ、脱走か?
[半ば冗談のつもりで言った言葉であるが、正解であったことを知れば少し苦く笑う事だろう。]
おいおい、良いのかよ。 爺やさん、心配するんじゃねぇの。
[男自身は、少なくとも日常生活と言う面においては不自由を感じたことは無かったから、閉ざされた生活というものは中々想像しがたい。 しかし息の詰まることもあるだろう…とは思う、思うのだが。 ちらりと見やる窓の外は、雪だ。 常ならばともかく、さぞやお屋敷では大騒ぎになっていることだろう…と思ってしまう。]
ほどほどの所で、帰れよ。
(55) 2013/11/23(Sat) 12時半頃
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─午前・時計塔─
さて、と。取り敢えず掃除からだな。
[村に一つだけの山道への入口。そこにある古びた時計塔の玄関で、キャソックの腕を捲ったチャールズは、腰に手を当て、ふむ、とひとつ息を吐いた。
石造りの四角い塔は先端に緑の屋根がついた尖塔となっており、壁面には装飾の施された天文時計が設置されている。
山間の小さな村にはおよそ不似合いな豪奢な様式は、百年も二百年も前のものと言われていたが。実際、チャールズには馴染みでもあり、懐かしくもあるものであった。
それは、村中にある教会と同じ様式、同じ時代のもの。この時計塔も、祈りの家のひとつだったのだろう、真冬になれば雪に埋まってしまう一階部分にはこじんまりとした礼拝堂が設けられている。
しかし、矢張りそこに祈りの対象である神を現す偶像は存在せず。
過去、その信仰に「何か」があったのは明白であった]
……ここを綺麗にして、先ずはサイラス君の旅の無事を祈る事にしよう。
[今朝早く、未だちらちらと雪の舞う空へと旅立っていった金の髪の翼人。
クシャミと共にその背を見送って、数刻経つ。
帰ってくる、旅の無事を祈ってくれ。そう言った彼が、思う通りの旅を続けられるように。
ここに宿る神はもう居ないけれど、もしかしたら彼ら翼人を加護する神聖な存在に届くかもしれない。
よし、と小さく呟いて、珍しく気合を入れた表情で、チャールズは掃除に取り掛かったのだった。]
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―回想・工房>>2:120 ウォーレン―
[珍しく賑わう工房に、爺さんも思う所があるようだ。 何やら遠い目をしている気もするが、わざわざ触れることでもないのだろうと思えば、敢えて気づかぬそぶりである。]
おう、頼むわ。
[紅茶は先ほどいただいたところではあるが、温かい飲み物はそれだけで歓迎すべきものである。 男はありがたく頂戴することにした。 言われたとおり、適当な場所へと腰を落ち着けると、辺りの面々をぐるりと見回した。 そこにはおそらく、ジリヤとソフィアはいたことだろう。 クシャミもいたかもしれない。]
あぁ、そうそう。 爺さん、頼みたいことがあったんだ。
[爺さんが紅茶を手に戻ってくれば、そう、口火を切ったことだろう。]
(88) 2013/11/23(Sat) 23時半頃
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[しかしもし、それ以前に爺さんかあるいはドリュアスの女性から話を振られれば、工房の種火についての話を先にしたことだろう。 とは言っても、男がするのは火種を提供するだけだ。
人差し指を唇の前に立て、その先にふっと軽く息を吹きかける。 そうすれば、指先に紅い炎がちらちらと揺れるのだった。
男の吐く炎は、男がその気になればいつまででも燃やし続けることができるが、それはそれで面倒である、早々にジリヤに押し付けて始末を任せたことだろう。 彼女ならきっと間違いなく処理をしてくれるのだろうから。]
(89) 2013/11/23(Sat) 23時半頃
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