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[抱き寄せられて、それに従うように抱きついて。
膝立のまま一歩。
それを阻止するように膝がたてられる。
まだそれが何を意味するかには気が付かず
それを押しのけるようにしてライジの胸元に飛び込んで、また一度口づける。]
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[それは、まさに味の新天地だった。
たった一口でも理解できた。あたしは今、新しい風を感じている。冬の雪の下、地中でずっと眠ったあと、萌芽するような。
胸の奥から沸き立つ気持ち。
なんと例えれば良いのだろうか、これは。これは……]
あ……
[つまり……2
1 うまい、うますぎる
2 まづい]
〜〜〜〜〜〜。
[言葉にならない。
あの時のジェームスの気持ちがわかったような気がする。
けれど今はポッドの中でなく、
逃げようと思えば逃げれるのだけれど。
そんなもったいないことできるわけがない。]
ジェイ、好きだー!!
[半ば自棄気味に叫んで、ジェームスを強く抱きしめた**]
……………………あーーーーーー
[それは、まさに味の新天地だった……。
少なくともクリスマスが経口摂取するには向かないようだ。ケースを投げ出し(後に金髪が回収しました)、両手で口元を押さえて、目をぐるんぐるんと回した。]
まーーーーーーーーずいーーーーーーーーーーー!!
[おっと、うっかり本音が。
アシモフを膝に乗せたまま、上体をぐらぐらと揺らしていた。ナユタはいったい、どんな作り方をしたのだろうか?後で絶対に聞き出さなくてはならぬ。
*同じ轍を踏まないためにも*]
うおっ
[迫ってはいたものの、強く抱き寄せられて体勢を崩して
軽く手をついたところがちょうどまあ……ふにっと。
いや、ふにっという効果音を付けるには硬い感触ではあったが。
それに慌てて手を引く。
ぎゅうと抱きしめられたままどうしようかと悩みつつ。]
私もだ。
[とりあえずどうするのかライジに身を任せてもいいか**]
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あぁっ…。
[完全にばれてしまった。自己主張の激しいソレに
ジェームスが一瞬触れたので、思わずため息をもらした。
どうしよう、か?
ジェームスを抱きしめながら、青い空を見上げる。
果実を食べたばかりなのに、喉の渇きを覚えた。
もう1度、軽く息をついて、意を決して言葉を紡ぐ。]
あ、の、ジェイ?その、良かったら、なんだけど、
できれば、直接、触ってくれないか…?
[声に不安がまじっているのは、]
あ、の、実は俺、男同士ってその、初めてだから、
どこまで、どう、求めていいのか、わからなくって…。
[自身は彼のためならなんでも、な心境だけれど、
だからといって同じように求めていいものか。
不安と羞恥と、そして快感がないまぜになって、
気が遠くなりそうで、抱き寄せる手に力をこめた**]
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[抱き寄せられる手に力がこもる。
触れてくれないか。
初めてだからよくわからなくて。
それを聞くと]
私もまあ一応初めてではあるのだが。
[記憶にはあっても、自身は一度もしたことがない。女性を含めて。]
……私は今片腕が使えないから
ライジ。
立って、樹にもたれかかり、ソレを出せ。
[抱きしめられたまま、ライジの耳元でそう伝える。
了承の意であることは伝わるだろうか**]
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[ジャックの言葉
夢を見ているようだ。]
ああ。ずっと一緒だ。
[ポッドの射出の瞬間の衝撃から守る為に、小柄な身体に覆い被さる。
少年のようにドキドキと鼓動が速い事を、彼はどう思っただろうか。]
なあ、 ……我と乗ろうと思った訳を、聞いても良いだろうか。
[みっともなく必死に求愛した中年を、選んだ訳を。]
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[私もはじめて、と返されれば、腰まわりがゾクゾクして、ますます力が入らなくなる。だから、続く囁きにコクコクと必死に頷いてみせたが、ジェームスのいう体勢になるには、ひどく時間がかかった。そして、もどかしげにツナギのジッパーをおろそうと。]
[ジッパーが一番下までおりれば、ボクサーパンツからはみ出す勢いのソレが全てさらけ出されるのは、ひどく容易で。]
…ジェイ、これでいい、か?
[上擦った声で囁きながら、期待と不安の入り混じる眼差しをジェームスに向ける姿は、さながら「おあずけ」くらったワンコのよう**]
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うむ、良い。
[同じように立ち上がって、右手の人差し指で元気のいいソレの先を押さえ、くにくにと弄りながら口付ける。
唇を離した後]
先を弄る方が好みか?
それともこうして擦る方が好みか?
[竿の部分を握り、動かしながら聞いてみたり]
何分私も初めてだからどうすればよいのかわからない。
咥えた方がいいか?
睾丸を舐めるのが好みか?
望むとおりにしよう。
[どうする?とライジの眼差しを受けつつ、首を傾げて問いかけた**]
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[些細な刺激でも声が漏れる。はじめてだからわからない、改めてそう言われて、]
…ジェイは、自分でしたこと、ないのか?
にしては、やけに詳しいけど…。あ、知識はあるけど実践は、って奴?
[初めて発言にそわそわしつつも、それにしては、小悪魔的に翻弄されてる気がしないでもない。でも、そこは惚れた弱み。
ゆるゆると手を伸ばして、唇をなぞりながら。]
ジェイが構わないなら、口でして、ほしい。
先っぽくわえて、裏側、さっき指舐めたみたいに舐めて…、手は、こう添えて…そう、それから…
[さっきからギリギリ爆発寸前なのを、大好きな相手にストライクなやり方で弄られたら、そりゃもうソッコーでどうにかなってしまうのは、火を見るより明らかだ。
二人きりなのをいいことに、声を出すのを堪えずに、譫言のように名前を呼びながら、のぼりつめて、…果てた。
木にもたれていても、立ってられずにズルズルとその場に座りこむ。頭は真っ白で、半ば放心状態。
それでも、]
ジェイが上手すぎて、いっぱい出ちゃった。
[なんて軽口叩きながら、ジェームスの髪や頬を撫でようと手を伸ばした。]
…次は、俺がジェイをいかせる番だ。
ジェイのも出して、見せて…。
[新たに刺激を与えられて、再びナニが首をもたげる前に、と、しおらしく懇願する。ジェイに気持ち良くなってほしい、そう思うのも本当で。でも、そう簡単にはいかせてやんない、と思う気持ちも本当で。浮かべた笑みは、カード勝負前のそれを彷彿させただろう**]
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[したことは?という問いには]
ない。
メンテナンスポッドがあるからな。
[そういうものの処理も、あれで行っている。]
うむ。記憶内にはあるが、私自身の経験ではない。
[唇をなぞられながらねだられればその通りに。
膝立になって、丁寧に丁寧に。
ライジの声に満足して、
もっと聞きたくなって奉仕する。]
[そしてライジが果てれば、口の中に放たれたものを飲み込んだ。
あまりおいしくはなかったという感想も飲み込んでおく。
ずるずると座り込むライジが軽口を叩きながら撫でてくるのには]
そうか、それはよかった。
[もっと撫でろと言わんばかりに抱きついて撫でられにいく。]
[が、次に告げられた言葉には
告げる時に浮かべられた笑みだとか
そう言うものにほんのすこーし嫌な予感を感じて]
え、遠慮しておこ う
[にっこり笑って後退ろうとするが、さて**]
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― パラディソ ―
[「愛している」なんて、今は言えない。
よくわからなくとも、それは違う気がしたから。
まだ、違うから。
だから
ただ繋がれた手を握り返すだけ。
またね、と言い残したヒトたち。
先に行った皆。後から来る皆]
……いって、きます
[それ以上は何も言わなかった。
まだ泣いでしまいそうで
名を呼んでしまいそうで――]
― ポッドに乗って ―
[キリシマの胸に耳を押しあてて、速いリズムをずっと聞いていた]
うーんと
会いたいな、って思って
また笑って欲しいなーとか
好き、みたいだから
[ポッドは狭いけれど、その分安心出来る。
同じ「好き」の違いをまだ言葉に出来ず、けれど確かに違うと、さらに身体を寄せようと身動ぎした**]
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- どこかの森で -
[
便利だな!メンテナンスポッド!
処理してるとこ見たい。今度見せてよ。
[なんて無茶振りをしてしまうが、今は目先のほにゃららで。]
- 果てた後 -
[笑顔で後ずさるジェームスをガン見しつつ、]
まぁ、遠慮するなよ。っていうか逃がすかぁ!
[タックル!というほど勢いはないが、
ジェームスの腰にしがみつくことに成功した。]
だって、ほら、ポッドの中でジェイのアレがナニしたけど、
狭くて何もできなかったじゃないか。
…ずっと、気にしてるんだよ。なっ?
[とりあえず服越しに刺激を与えてみようと、
股間撫でつつ、キスをしようと顔を近づける。
そして今は苦い味とわかっていて、
舌を絡ませようと、強引に侵入しようと。]
[黙って飲み込んでくれたジェイが愛しくて、
少しでも苦みを和らげたかったから。
これが自分の味、とか思うと複雑な気持ちになるけれど。]
俺にもジェイを味あわせてよ…。ねっ?
[押し倒し気味に、再度おねだりをした**]
[腰にしがみつかれて]
うぅ……恥ずかしいことを思い出させるな
[赤面してそっぽを向くと、
股間に触れられながら顔を近づけられ、キスされて。
強引に舌を割り込まれる。
口の中に残っていた苦味は注ぎ込まれる唾液によってかき消されていく。]
[何故そうまでしてねだられるのか。
嫌とも言えず。ただ素直にお願いすることもできず。
何となく、犬のようにも見えるライジの鼻をふにっとつまみつつ]
……
[諦めたように頷く。
このままゆるゆると触られ続けられるのはそれはそれで辛いし。
触れられるのは嫌ではないというか、むしろ好ましい相手なのだから望むところ、なような気がするのだが。]
そうか。――……そうか。
[安堵の溜息を吐く。
ジャックと玖休が互いを特別に思っている事を知っていて、強引に割り込んで泣き落とししたようなものだから。]
正直、今聞くまでは不安だった……情けないな。
[苦笑する。
ジャックの中に、恋の芽があるという事が、この上なく嬉しい。
擦り寄る身体を抱き寄せる。
口のない生命体の手が、代わりに仮面に覆われていない頬や耳にしっとりとした感触を残した。]
熱くないか?と囁く声は遠慮がちに。**
わん!
[ふにっと鼻をつままれれば、
何故だかそう鳴きたくなった。
すぐに離されれば、
ふんふんとジェイの匂いを嗅ぐ振りをする。
調子に乗って、ペロッと耳も舐めてみたり。]
…ジェイ?
[頷く、というよりは、俯くジェームスをみて、
アプローチの仕方を間違ったかな、と頭ぽりぽり。]
えっと、その、嫌なら無理強いはしないよ。
そんな顔させたかったわけじゃないんだ。俺が見たいのは…。
[股間まさぐってた手を名残惜しそうに離して、
両腕でジェームスを抱きしめる。
これだけで満足、といえば満足なんだけど。
ジェームスその気にさせるため頑張っちゃったせいで、
自分のもまた元気になっている、から。]
…あ、じゃあ、同時にするのは?
先にいかせた方が勝ち、なんて?
[朗らかに69を提案したが、ジェームスの反応は?**]
ジェームスの反応が芳しくなければ、抱っこゆらゆらで満足するつもり**
[両腕で抱きしめられて、提案されて
少しの無言の後、申し訳なさそうに言い出す]
その…… それがな
私は 出ないんだ 確か。
反応はするんだが……
尿などの排泄物も出ないからな。
なのでしてもらったとしてもライジの期待に添えるかどうか とは……
[水分だけでも出るのかそれすらもよくわからない。]
それでもよければ、してもらいたいとは 思っているんだが。
ごめん、ね
でも、待っててくれて …ありがと
[くすぐったさに肩を揺らして、やっぱり口はないから、手を重ねて熱を伝えた]
何が ……一番いいのかわからなくて
今も、わからなくて
[後悔しているわけでも、したいわけでもないけれど
何か、飲み込みきれない感情が内臓なんてない腹の中で蹲っている]
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えっ。
[申し訳なさそうなジェームスの告白に、
思わず驚きの声をあげた。]
ああ、そうか、だから気乗りしなかったのか。
いや、出なくてもいいんだけど。
その、うん、ジェイがしてもらいたいって思ってるんなら
しようぜって感じだけど…。
[自分がまだまだジェームスのこと知らない、っていうか
わかったつもりになってるだけかも、と
思い知らされて、ちょっと凹んだ。
っていうか、なんか申し訳なさそうにさせたことが、
なんだか悔しいというか、なんというか。
いやまぁ、これから知ればいいんだ、とか自ら励ましつつ。]
あのさ、ジェイが今いちばん俺にしてもらいたいことって何?
俺はそれがしたい。…教えて?
[なんだか目的がずれたけど気にしない。
ジェームスをぎゅうっと抱きしめたまま、返事を待つ*]
謝るなよ。
来て、くれたではないか。
こうして共に在れる事がどんなに幸せか。
[ヒューマンのように『キス』を交わせる訳ではない。けれど、きっとこんな想いが生まれるのだろうと思う。]
……玖休が好きか?
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大切なものを一つに絞る事だけが正解ではなかろうよ。
独り占めしたい想いは今も変わらないが……ジャックが悲しむ姿は見たくない、から。
……新天地に着いて、玖休も着いたら、会いに行こう。
言っただろう?
我は、君が笑ってくれるならどんな事でもする。
[黒い二つの穴の向こうをじっと見つめた。]
うん ……うん
[もう謝らないようにしよう、そう思ったはずだったのに。
ありがとう、って言おうとしたら正反対の言葉が出てきそうで、ただ頷いて]
好き ……に、決まってる
いいかな ……玖休、泣かせちゃった、けど
それが、でも でも 笑ってくれたし
ライジの筋肉が、触りたい?
[地球育ち、は筋肉の付きがいいのだなと前々から思っていて。
生で見てみたいとは思ってはいたが機会もなく。
"ジェームス"の身体は筋肉の付きが悪いし、鍛えたところで筋肉はつかないし。]
それで、キスと抱きしめてもらうのは凄く好きだから
してもらいたいなあ、とは
キリシマ、は
俺に優しすぎるよ
なんだよ、なんでだよ
……甘えちゃって
[ごめん、は飲み込んで。またぎゅう、としがみついた]
ライジのアレに触れるのは面白かったから好きだぞ、とか言ってみたりして
好きという気持ちを無理に忘れようとするのが、どんなに苦しい事か我は思い知ったからな。
だから、我といて、玖休への気持ちの方が大きくて耐えられなくなったら――
[相手の幸せの為に身を引いた玖休は立派だ。
この生命体は、嘘を吐けない。]
――殺して、欲しい。我を。
……ほら、ちっとも優しくないだろう、我は。
[飲み込めない本音を出し切って自嘲する。
腰に巻きつく柔らかな腕が、恋しくて愛しくて堪らない。]
君が望むなら、玖休の隣に住んでも良い。
だが、ベッドの隣は譲れない。
我は我儘だ。
優しくしたいのに、傷つけてしまうかもしれない。
[額をこつん、と黒髪に当て]
甘えているのは、我の方だな……。
なに いってるの
[しがみ付いたままの手が震えだす]
なんで そんな ……ばかじゃないの
[自分の気持ちはわからない。
先なんてわからない。
そんなことないよ、なんて笑えない]
優しいよ ……俺より、ずっと優しいよ
でも そうだな
傷つけてもいいよ 我慢しなくていい、し
だから その
もっと、欲しがっていい、し
[ベッドの隣なんていうから、よくわからない思考というか望みが口をついて出た]
嬉しいし……
俺の筋肉?そんなのお安い御用だけど。
[予想外だったので、きょとんとしたが、
早速ツナギを上衣だけ脱ぎ脱ぎして、
タンクトップも脱ぎ始める。
続くおねだりには、一番と言ったのに、と、
苦笑しつつも、抱き寄せて、軽く口づければ]
俺も大好き。いっぱいしよー。
[朗らかにそう言った。
最後の囁きには、顔を真っ赤にしてそっぽむいた。]
そんなこと言うと、またおっきくなっちゃうだろ…。
…ま、そしたら責任とってもらえばいいか。
[などと言いつつ、改めて抱きしめた**]
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馬鹿だとは自分でも思う。
恋をすると皆馬鹿になるのではないかな。
[欲望が脳を暴走させてしまう事を馬鹿というならば。
きっともう、一生治らない。]
我慢しなくて良いなどと聞いたら、変な気分になりそうだ。
[小さく添えられた『嬉しい』に後押しされ、『下着』が形を変える。]
……ここでは屈めないな。残念だ。
[至近距離で見られるのが恥ずかしくて、そっと視線を逸らせた。]
[顔をあげ、逸らされた視線を追うように首をめぐらせた]
早く……その
[視界に入った、形を変えた下着。
隠されたものを思い出して、無意識に太ももを摺り合わせた]
……めそめそしてたのに
早く したいな、って思っちゃうから
……俺もきっと馬鹿だ
[晒された上体をしげしげとみつめ
胸元だとか、脇腹だとか、腹筋だとかに触れる。
──ある。
自身の腹筋に服の上から触れる。
──ない。
格差社会を感じた。]
[抱き寄せられて、口づけられる幸福感。
何度も何度もこうして、確かめていって。
好きだと伝えられてようやく 胸の引っ掛かりのようなものが取れた気がして]
ライジのを、責任取ったら
私にもしてくれるか……
[ああいって拒否した後だから、
自分から願うのは少し恥ずかしかった。]
同じだな。――嬉しい。
[鎮まらない熱を持て余して視線を彷徨わせた先、もじもじしているのが見えて、思わず手を伸ばす。]
その、手でなら、出来そうだが、 ……やはりポッドの中では止めた方が良いのだろうか……。
[参休に届くかもしれないし。]
手、で ……って
[ぽかん。
数秒の後、強く首を振った。
こんな狭いところでいろいろ、したら
いろいろ隠せないし、逃げられないし。
逃げるつもりもないけれど、なにより、恥ずかしい]
もう少し、待って
[顔を隠したいがためにまた抱きついて、結局は密着度が増しただけだった**]
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分かった。止めておくよ。
[最初のセックスは『お試し』だった。
あの時は、きっと『興味』だったのだろう。
恥じらいを見せるジャックの姿に、今度は自分を意識してくれている事が感じられて嬉しくて目を細める。
重ねられていた手、片方外して黒髪をぽんぽんと。]
では、着いてから、な?
[時間は着いてからでも沢山あるのだ。
彼が自分を欲してくれている限り。**]
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- なんだか力士気分
[しげしげと見つめられるまま。
ペタペタと体を触られるがまま。
ジェームスが自分のおなかペタペタされるのも見守った。
微妙な表情に、特に何も言わないまま、]
…もういいか?
[服を着なおせば、なんだか元気なさそうなジェームスを
ぎゅっと抱きしめた。]
- 力士終了後 -
[ジェームス
別に、責任とってから、じゃなくて、
いつだっていいんだぞ?
[なんなら今からでも?は冗談にしても。といいつつ半分は本気。]
遠慮するなよ?
じゃないと、俺ばっか好き勝手してる気がして申し訳なくなる。
[いや、実際してるかもしれないけど。]
俺はジェイの我儘がもっと聞きたいな。
もっと困らせてよ。そして、もっと好きって言って。
[そしてまた口づけを**]
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[我儘をもっと聞きたいと言われて]
では……気持ちよくしてくれないか。
[こう、ねだるのは恥ずかしい。
まさかそれが狙いで言っているのだろうか。
そうだとしたらまんまとのせられている。
けれどいやではない。]
いまから。ダメか?
……ダメだったら「好き」と言わない。今日中は。
[我儘は難しいな、と呟きながら、様子を見ながら言ってみた**]
ダメ、じゃない。
[ぎゅうとジェームスを抱きしめながら、囁いた。]
ジェイ、可愛い。
[さらに耳元で囁いた。]
ああ、「好き」って言ってくれないのは困るな。
死活問題だ。
[それが例え超期間限定でも。
真顔で、肩をすくめてみせた。
それから素直に我儘を言ってくれたご褒美にと、
もう何度目かわからない深い口づけを。
なんて言って単に自分がしたかっただけだけど。]
じゃあ、出して、みせてくれる?
[今度は素直にきいてくれただろうか。
口づけを堪能した後は、下腹部に顔を寄せて、
優しく、時に激しく、彼を愛しはじめるのだった**]
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[深い口づけのあと促される通りに取り出す。
じいとねだるような視線を送れば
望むとおりにしてもらえるだろうか。
下腹部に顔を寄せられて触れられ始めると]
んっ……う
[くぐもった声をあげる。
右手はライジの肩を掴んで、小さく反応するたびにぎゅうと握りしめた**]
ぢゅー!!!!!!
[ゲロマズプリンにばたんきゅー]
[暫くの後、もそもそと復活。
涼しい風が流れる金色の草原でクリスマスとお昼寝]
ちゅるーん
『くりすます ここで なに してた ですか?』
[任務其ノ二。対象者の行動をある程度把握せよ]
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- 森の中 -
[くぐもった声が上がり、左肩に指が食い込めば、念入りにソコを攻める。]
…気持ちいい声、もっと聞かせて?
はしたない顔、もっと見せてよ。
[カリを口に含み、執拗に舌を這わせながら、煽るようにジェイの顔を見上げる。
出せなくても、絶頂を迎えることはできるのか?無理でもせめて、少しでも快楽が長くつづきますようにと。
自身もまた熱を帯び、漲りつつあるけれど、今はただ、愛しい人を貪りつくそうと無我夢中で**]
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[煽るような言葉に首を振るが、次第に漏れる声は大きくなっていく。]
ライッ……ジ
[言葉にならない喘ぎ声が続いた後、名を呼ぶ。
ヒクヒクと身体を震わせて快楽の絶頂を迎える。
出ないためだろうか一際長く、収まったころにはぐったりとしていた。]
ライ…… 抱き……っ
[ぐったりとして、抱きしめてもらいたいとねだる言葉も途切れ途切れになっていた**]
[ジェームスに絶頂の波が訪れる。その波は長く激しく
彼を翻弄して、やがて引いていった。
自分の名を呼び、ぐったりとするジェームスを掻き抱き、
頭や背中を優しく撫でながら、]
なんか、すごかったな…、すごい、可愛かった。
[耳元で囁いて、額や頬に口づけを落とす。]
えへへへへー。
[ジェームスを“いかせる”ことができたのが嬉しくて。]
また欲しくなったら、可愛くおねだりして、な。
[頬ずりしつつ、またぎゅうっと抱きしめる。]
…でも、なんかジェームスの“いき方”って
女の子に似てる、かも。…大きいクリちゃん?
[ふと思ったことをブツブツと呟きながら、
くったりしているナニをふにふにと弄ってみた**]
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―ポッドの中―
[顎の下にジャックの頭がある。
この距離が幸せだ。
パラディソを出て暫く、もしかすると寝ているかもしれないと思いながら、聞いても聞いていなくても良い話を始める。]
……母星では、我は落伍者だった。
この年になるまで伴侶を得られず子孫も残せなかった我は、研修という名目で逃げてきたのだ――居たたまれなくて。
あまりに一人が長いものだから、我はこのまま誰も愛せず一人で朽ちると思っていた。
――でも、君に逢えた。
ありがとう、ジャック。
[着陸が近い。
射出の時と同じように、頭を抱いて衝撃を和らげようとした。]
―そして新天地―
[狭いポッドから先に降り、足場を確かめた後、ジャックに手を貸す。
モニターを出して衛星とコンタクトを取り、位置情報を確かめると、自分の『仕事場』のほんの近くだと分かった。]
……あれか、あのドーム型の……。
ジャックは何処か行く所はあるか?
急がないなら、まずうちに来て、休むのはどうだろう?
[勿論、何処か行きたいならついていく心算ではある。]
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[頬ずりされて、ぎゅうされつつ
可愛いだとか言われていると]
む……むぅ…
[素直に喜べず、かといってライジが嬉しそうに見えるから否定するような言葉も言えないし。
なんといえばいいかと少し迷って]
あ、ありがとう?
ライジ、好き。
[照れつつそういって、
物凄く照れているのをごまかすように口づける。]
[ふにふにといじられていると、また反応してしまうのが辛いところ。
ライジが口にしたことには]
……男だぞ、この身体は。
[じとーっとした目で見ながらいった。]
ライジのせいだ、おもにっ
[一応、意識的には男であるのでそれなりにプライドはあったりするのだ。]
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どういたしましてー。
俺もジェイが大好きだ。
[口づけを受けながら、そう返す。]
えー、俺のせい?
[不服そうな顔でじとーっと見られている。
そんな顔も可愛い、と言ったら、また怒られるだろうか。]
うん、確かに男の体だな。
[ふにふにと弄り続けていたら、すっかり元気になってしまった。]
どうする?もっぺんする?
[くすくす笑いながら、唇を重ねた。まだ力が入らないままだ。
きっとすぐに達してしまいそうだな、なんて思ったら、
激しく制止されなければ、ゆっくりと刺激を与えはじめるだろう**]
― ポッドの中 ―
[キリシマが紡ぐ言葉。声音。
なんで自分だったのだろう、とふと頭をよぎっても
じゃあなんでキリシマだった?と自問して、明確な言葉は生まれなかった]
よかった
[傍にいたいと思ったから。だから今ここにいて
叶えば、これからもずっと傍にいる]
……ありがと
[他には誰もいないポッドの中。それでもキリシマだけに届けたくて、小さく、小さく呟いた]
[柔らかく与えられる刺激にすっかり元気を取り戻したのだが
もう一度するかという問いには]
んっ……ライジには、しなくていいのか?
[と、問い返すがさてどうだろうか。]
― 新天地 ―
わ っとと
[キリシマの手を取り、足を下ろした。
子供らしい、足を覆うだけの簡素な靴は底が薄く
柔らかな地面の感触をまっすぐに伝えてくれる]
あれが、キリシマの………ぁ
[顔をあげた。
広い、果てのないように見える空が見下ろしていて
言葉を失い、寄り添うキリシマの白衣をぎゅ、と握り締めた]
メモを貼った。
してほしい!
[ジェームスに問いかけられれば、さわさわ撫でながらもきっぱりと。]
でも、ジェームスにもしたい…。
[どうしたらいい、かな?とワンコがうなだれる。]
一緒に…、あ、カードで決めるか?
[どう転んでも楽しいな、と嬉しそうに尻尾ぱたぱた(幻影)
そしてその予感はすぐに現実のものとなる。]
メモを貼った。
――ああ、蒼い、な。
[ジャックには記憶がないのだと、聞いた事がある。
彼は『青空』を『初めて』体感したのだろう。]
晴れていて良かった。
雨の日の散歩も悪くはないが、 ――初デート、だから、な。
[白衣を掴むジャックを見下ろして、照れ笑いを浮かべた。]
メモを貼った。
メモを貼った。
そっか
これが あお
[独りじゃなくてよかった。
こんな広い場所に放り出されたら、何もわからず、ただ押しつぶされていたかもしれない。
おそれ、とか。そういう何かに]
……俺、さ
行かなきゃいけないとこがあるんだけど
[ポッドを振り返る。
同じ空のはずなのに、違う青が広がっている]
まだ ……いいよね
我の母星よりも綺麗だな。
[一人で見ている訳ではないからかもしれないが。
空を、近く感じる。]
夕方になれば此処もきっとオレンジ色に染まる。
楽しみにしておけ。
[まるで、自分が作ったかのように、得意気に。
つられてポッドを振り返った。]
……そうだな。催促されるまでは、
――二人だけで時間を過ごしたい。
メモを貼った。
メモを貼った。
オレンジ?うそ、変わるの?
[見上げて、飛び跳ねるみたいに背を伸ばして。
その様はまさに子供のようで]
……本当に?
[信じられない、と首をひねる]
でも、そうだよね
嘘つかないもんね
……うん
二人だけ、だね
[抱きつくと、青が見えないのが
少しだけもったいなかった]
メモを貼った。
ああ、本当だ。
[表情は分からなくとも、心が動いたのが分かる。
コドモのようにはしゃぐその姿が愛おしくて堪らない。]
一緒に見よう。
夕焼けも、曇り空も、雨も。
[腕に力を込める。
周りに人影はないから、思い切り抱き締めた。]
メモを貼った。
メモを貼った。
痛い ……といいのに
[目を閉じれなくても何も見えない。
キリシマしか、見えない。
存在する全ての感覚で感じたかった。
今、強くかき抱いてくれる腕の強さも、
愛してくれている、声の響きも、
全部、全部]
もっと教えて
知ってること、全部教えて
[雨も、雲も、風すらも。本当には知らない。
教えられるがまま、驚いて、そして――笑いたい]
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