62 あの、夏の日
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― 寮・廊下 ―
もっとピカピカ、もっとおおきな……。 わぁお、とても、カッコイイ!
[相変わらずさっぱり内容が分からないのだが、なんとなくカッコイイものであることを想像しつつ、目を輝かせている。 おおきい声を出していたことにはっと気づき、人差し指を唇の前へ。メアリーに悪戯っぽく笑いかけて。]
んー、そうだネェ……だれも、いない。 ボク、もうすこし歩くネ。 メアリー、先にスイカ、行っていて?
[ナツはアツいから、と呟きながら、ぱたぱたと扇ぐ仕草。]
(7) 2011/08/28(Sun) 00時半頃
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アリガトウ、アリガトウ、メアリー。 よろしくオネガイします!
[右手をびしっと上げて、ひとつ、敬礼のあと。下ろしている左腕を叩く彼女に、少し真顔で首を傾げて―――]
スイカ売り切れ、カナシイよ! すぐに行く、ネ!
[けれど真顔は一瞬。またにかっと笑顔になって、談話室に向かう小柄な背中を見送った。]
(11) 2011/08/28(Sun) 00時半頃
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― 寮・自室 ―
[男子部屋がある一角の片隅、自室に入り、真っ先に向かったのは机。ブックスタンドからノートを出し、ペンを取った。 電子辞書を引きながら、ノートに細かく文字を記していく。]
ナツは……アツい。「夏は暑い」。 ゴー。……「郷」。 おれのよめ……「嫁」……femme? オオ!
[自分の馬鹿!と言わんばかりに額をばちん、と叩いていた。 新しく知った言葉をすべてノートに記し終わった後、すこし考えた末に、辞書を引いて。]
無理……ムリ。ムリをする……。
[じいっとその単語を眺めたあと。 自分のほっぺたを摘まみ、にいっと強く持ち上げた。―――痛い。]
(20) 2011/08/28(Sun) 01時頃
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― →談話室 ―
[ぱたんと辞書を閉じて立ち上がり、ノートをしまった。 寮生の9割が趣味が悪いという評価を下すだろう小豆色のTシャツの上、お気に入りの真っ赤なパーカーを羽織り、自室を出る。]
ハナビ♪ スイカ♪ ハナビ♪
[調子っぱずれの鼻歌を歌いながら廊下を歩いて、談話室の扉を元気よく開いた]
ヘクター、待たせました、ダヨー! ハナビ! ハナビだヨ!
[満面の笑顔で、きらきらきらーと目を輝かせている。]
(22) 2011/08/28(Sun) 01時頃
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マリア、マリア、ハナビだヨ! きらきら、ぴかぴか!
[耳に入ったマリアの呟きに、はしゃぎながら楽しそうな笑顔を向ける。 立ち上がったヘクターと並べば、高身長同士かなりの存在感。寮内では割と並んではいけない組み合わせかもしれない。]
お母さんは、リョーボさん……?
だいじょうぶ、マイゴ、もうならないヨ!
[ぐっと、心配ないよ!と言わんばかりに親指立てた。 まさか「お母さん」がディーンを指しているとは夢にも思わないまま、ヘクターと一緒に談話室を出る。]
(30) 2011/08/28(Sun) 01時半頃
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[袋を持っているベネットたち一団をみれば、手を上げ返しつつ。なにやら首を傾げる]
…… お取りましたの、時間?
[不思議そうにヘクターを見た。 一応「お取り込み中?」という質問であるらしいが、伝わるかどうか。]
(31) 2011/08/28(Sun) 01時半頃
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ヤニクは、ヨーランダには「センコー!」と手を振った。恐らく意味は分かっていない。
2011/08/28(Sun) 01時半頃
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えええええええええっ!? ボク、ディーンの、こども!?
[本日三度目のお約束・ショッキングポーズ!をして。ヘクターに苦笑いを向けた。]
ボク、ディーンよりも、上のトシ! 本当はおにいさんヨ? [どうせ誰も信じようとしないだろうが。 靴を履いて、にこにこ。にこにこ。笑いながらコンビニへの道を歩く。 背の高い異国人と背の高い少年の2人組。勿論通行人の視線が集まっている。]
ふぅん? スイカ割り……、は何? ベネットもする、たのしいこと?
[反応する声は、なぜか少しテンションが低い。 けれど道の向こうにベネットたちを見かければ、笑顔で腕を上げた。]
(41) 2011/08/28(Sun) 02時頃
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うー……、おとりました、おとり、トリ……。 ううん。ゴメンネ、何もないヨ!
[ヘクターに確認したのは、3人の空気が何だかひどく重い空気に見えたから。 けれどヘクターは特段何かを感じたわけではなさそうで(半分以上は自分の言葉に問題がある)、まあいっか、と3人に笑顔を向けた。]
ベネットー、センコー、中にいる!? ヒャダルコのセンコー!
[ヨーランダから習った>>39、覚えたての悪い言葉を口にしながら白い袋の中を覗こうとする。]
(44) 2011/08/28(Sun) 02時頃
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ええええええええ!?!
ボク、ガリガリさんがよかったヨ……! ガリガーリさーん!
[ショッキングのポーズ、4回目!!! それでも受け取ったチューペットを手放しはしない。お礼を言って、とけないうちに、と苦戦しながら栓をちぎった。 落ち着いてちゅー、と吸いながら、ふと合点する]
テツ、買ったくれた? なつはアツイけど、そと出て。 だから、カツアゲ……!
[談話室での誤解>>1:29はようやく解けて。 あわててズボンのポケットから財布を出した]
ボクもお金、渡すヨ。手ください?
(46) 2011/08/28(Sun) 02時頃
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[ヘクターの説明>>45に目を輝かせた]
おおおおううううう、ジャパニーズニンジャ!? シュウレン! タンレン! キビシイ道! ハラショー! [微妙なテンションの低さはどこへやら、なんか色々混ぜながらわあわあと声を上げてはしゃいでいる。 しかしその動きはテツの言葉>>47にぴたっと止まり]
ウソ……?
[戸惑ったようにテツを見るのだが。]
(54) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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―――――……っ、ブシドー!!!
セップク! シンガン! ナマクラカタナ! みんなでみんなで、サムライヒーロー!?
[セップクがあああ!と、大げさに腹を抱えて苦しそうなポーズ。 楽しそうにしていたのだが、ふとはっとした顔となる。]
そしたらボク、スイカ割りマスター、なれないヨ……! 「またつまれぬものを斬って……」フッ! の前、ボク、斬られる、ヨ……!?
[どうしようどうしよう、と、道端であたふたしている。]
(59) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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[混乱し始めるよりもちょっと前。 テツからディーンがお金を支払ってくれたことを耳にすれば、ええっ、と声を上げながら目を丸くした]
おおお……ディーンが。 ボクちょっと、ブシノナサケね……。 年下のお母さん、シカタないヨ。
[ちょっとしゅん、と肩を落とす。]
(64) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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― そして今 ―
……っ、テツうううううう!!!
[切腹なしを言い渡したテツ>>60に、愛をこめて思いっきり抱きつこうとした。成功したらぎゅうぎゅうと、腕で首を絞める勢いで。]
ブシノナサケ! ブシノナサケね! やさしいココロ。サムライタマシイ。
[そこにヘクターが追い打ち>>65をかける。]
そして、カクゴ……!! ジャパニーズ、なんてうつくしい郷!!
[ハラショー! などと叫んでいる。落ち着いて談話室に戻るには、まだまだ時間がかかるのかもしれない**]
(66) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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― 道端にて ―
[テツに抱き着きながら、ユリシーズのドスの聞いた(という脳内補正もかかりつつ)声>>63に、ひいっと身体を反らす。ついでにちょっと首絞めたかも。]
ハラキリハラキリ! ユリシーズ、ジョーク、話せない! テツ、ボクにブシノナサケをおおおおっっ!
[どうやら「ブシノナサケ」がマイブームらしい。 そこでテツから文句が出れば、あ、ごめん!と腕を離しつつ]
ディーン、ママ、ではないヨ。 んー……「おれのよめ」、ちがう。 よめちがう、ふぅむ、「おれのだんな」?
[ドヤ顔でまた、誤解を招くガリガリ語を口にするのであった]
(76) 2011/08/28(Sun) 10時頃
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― 夜:寮・食堂→ ―
ハナビ♪ スイカ割り♪ ハナビ♪
[鼻歌を歌いながら食卓に着いた。 今日の夕食の鯖の味噌煮を食べている間も、皆の顔を見渡しながら笑顔笑顔。実はみんなの好物が苦手だなんて、誰にも気付かれてはいけない、のだ。]
ごちそうさまでしたっ! ハナビー!
[がんばって元気にご飯を食べ終えて、夕食の後、さて花火の為中庭に向かおうかという時。 きょろきょろ見回して。ディーンを見つけたなら歩み寄った]
ディーン、ディーン。これ、アイスのおカネ。 テツにボクのためのおカネも、差し上げたでしょう。
[差し出した小銭をディーンは受け取ってくれただろうか。]
(77) 2011/08/28(Sun) 10時半頃
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[ディーンと言葉を交わした後、前を歩いているホリーの肩にがっしと回すため、腕を伸ばす。]
ハナビ♪ スイカ割り♪ ハナビ♪
楽しみだネ、ホリー! ボクも、キミも。寮でハナビはじめてヨ! さあ、行こう! ハラキリー!!
[彼女が戸惑いの表情を見せても、ともかくホリーを引っ張って、中庭に向けどたばたと走り出したのだった**]
(78) 2011/08/28(Sun) 11時頃
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― 寮・食堂 ―
[手の上に返ってきた小銭を見て、次にディーンを見下ろして。きょとん、と首を傾げる]
……オゴリ?
[その言葉を少年は知らない。 半分返ってきた小銭の意味を真剣に考えて――思い当たったことがひとつ。けれどふと真顔になり、不思議そうにディーンを見た]
ディーン、ボクにアイス。買ってくるほしい? でも君は確か、甘いものは……。
(『僕』の記憶の中では、苦手だったはずじゃ……?)
[一瞬口から漏れたのは、流暢な発音の日本語で――――。]
(99) 2011/08/28(Sun) 20時頃
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――――……アレ?
[けれど、それは一瞬。 ぽかんとした顔の後、ぶんぶんぶん、と首を横に振った]
おお、ごめんディーン! なんでもナイ、ヨ! アイス、テツ、たくさん買った! レイゾウコの中あるヨ!
[にかっと、冷蔵庫を指差して。 引き留められなければ、空いた皿の乗ったトレーを返却しに、早足でその場を去ったのだった。 先程からユリシーズが向けている生温かい視線には、ちっとも気づきもしないまま。]
(100) 2011/08/28(Sun) 20時頃
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ヤニクは、ディーンの頭に、去り際に肘をぶつけたかも。
2011/08/28(Sun) 20時頃
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― 寮・中庭 ―
[ホリーを引っ張る手は中庭で離し、ヘクターたちが準備した花火セットの方に近寄った。 バケツいっぱいの水とチャッカマンの横にある、カラフルな棒。ポップキャンディーを思わせるそれがたくさん入ったパッケージに書かれている絵を見て、ようやく何かに気づいた様子で]
feu d’artifice……?
ハナビはもしかして、fireworksのこと……!?
[日本語よりは多少できる英語で呟いた。 その呟きは誰かの耳に入っただろうか?]
(112) 2011/08/28(Sun) 21時頃
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[ベネットの説明にうんうん、と縦に首を振る。 そして差し出された衣装にはぎょっと目を丸くして、つられて英語で話しだす]
Oh, Yeah!? But, This uniform looks like...
[しかしそこではたり、英語を止めた。 衣装と棒、アイマスクを受け取りながら、うーんと考えて]
えー……、オンナノコ、のようだヨ……? ぴかぴか、ピンク!
けれど、ジャパニーズ・ニンジャ! そうなんだネ!
[一瞬迷ったが結局騙されたらしい。 その場で赤パーカーを脱ぎはじめた]
(126) 2011/08/28(Sun) 22時頃
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[着替えながら、ゆるく考える。 確かに英語は使えば、幾分かは楽だ。しかし楽な方に逃げていたら一生上達しないと、意図的に封印していたのだった]
それに、大学時代は授業でひたすら……、 ……ん?
[また、誰かの思考が混ざった。 不思議な状態に首を傾げながら、急いで服を着替える。女子が目を覆ったかもしれないが、取り敢えず急いで着替えてしまおうと。 そのとき。ヘクターの号令>>125と共に、花火が上がって]
おおう!? ハナビ!? ハナビ……!?
[焦って着替えようとして、頭にピンクの衣装を引っかけたままわたわた。]
(130) 2011/08/28(Sun) 22時頃
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[しばらくわたわたしたが、ようやくすっぽりと頭を出してヨーランダ>>133を見た]
ふぅん、New York? ニューヨーク? ジャパンではちがう? ヒャダルコ、ボク、ヘンなガイジン……!?
[棒を片手にショッキングポーズ!(本日5回目) 下がスースーする、丈が足りなくて超ミニ状態のくのいち服は、細マッチョな身体に案外似合っていたとかいないとか。]
(138) 2011/08/28(Sun) 22時半頃
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ボクもー!!
[叫びながらベネットが騒ぐ方>>137へと突っ込んだ。 手持ち花火を4本程手に取って、火を点けて。]
ひーー、やっはー!!
[くるくると回り出すミニスカピンクのくのいちさん。]
(140) 2011/08/28(Sun) 22時半頃
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ヤニクは、マリアンヌに、「マリアもやろうよー!」と大声で。
2011/08/28(Sun) 22時半頃
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ケイト! けーいーとーっ!!
[満面の笑顔でぶんぶんと手を振りながらケイトに近寄って、にこにこと手に持っていた花火を差し出した]
ハイケイト、差し上げるヨ。 イッショに、遊ぶ、でしょう?
[どピンクニンジャがにこにこ。]
(146) 2011/08/28(Sun) 22時半頃
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[くるくる楽しそうに回ったり、周囲に花火を押し付けたり。フリーダムに遊んでいたが、ディーンの声>>145に振り向いて]
ディーン、どうしてとてもマジメ!? ダメダメ……、今夜は無礼講!
[流暢な発音がさらりと漏れたが、気づかないまま。転がっている缶をひとつ拾って、後ろからディーンの肩に腕を伸ばした]
さーあイッショに、のんでみましょう♪
[プルトップを上げたハイボールの缶を、ディーンの口もとに近づけようとする。]
(152) 2011/08/28(Sun) 22時半頃
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おおう!? ケイト……!? ボク、ジャパニーズブシドーのヤニクだヨー!?
[逃げるケイトの背>>150に、どこに行くのー!?と慌てて声を掛けた。自分が酔っぱらっているせいか、彼女の様子がおかしいことには気づかないまま。]
(154) 2011/08/28(Sun) 23時頃
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[ディーンに缶の中身(甘くないものを選ぶ理性はあった)を飲ませた後、顔を覗き込んでにっこり。 強引に飲ませたせいでこぼれた酒があったなら、ピンクの裾でぐいぐいと拭く。]
ん? ボク、ヘンなこと言った?
[自分が口にした言葉も覚えておらず、ディーンの指摘>>157には首を傾げた。ぐらりと傾くディーンの身体をしっかり支えつつ。]
ボク、18歳。郷ではもうオトナ! だからおサケもダイジョウブ! ユリシーズちがうヨ。
ディーン? ダイジョウブー?
[ぐいっと、ハイボールを飲み干しながら。]
(166) 2011/08/28(Sun) 23時頃
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え、えー……?
[ケイトの無言の圧力>>164に思わずあとずさる。 一気に飲み干したハイボールのアルコール臭はそれなりに強く、誤魔化せるわけもなかったが]
えーと、えーと。 ボク、ニホンゴ、わかりませーん?
[秘儀!ヘンなガイジンごっこで乗り切ろうとしてみた。]
(169) 2011/08/28(Sun) 23時頃
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ヤニクは、95個のヘビ花火にひっ!と大きく声を上げつつ。
2011/08/28(Sun) 23時頃
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― 少し前:中庭 ―
ン? ホリー、ボク呼んだ?
[自分の名前を呼ぶ声が聞こえた気がして、花火を覗きながらホリーを振り返った。彼女の声を聞いた覚えはあまりなくて、ちいさく消えて行くような声が余計に気になって。 彼女が何も言わないのなら、にこっと笑いかけてすぐに前を向くだろう。]
(173) 2011/08/28(Sun) 23時頃
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トメラレマセン、カツまでは……、 え、ディーン?
[にこにことしながら缶の中身を飲み干したが、腕の中のディーンの様子がおかしい>>172ことに気づき、真顔になって覗き込む。 真っ赤な顔をしてぐったりするディーンの頬をぺちぺちと叩いて]
ディーン? ディーン!? おおう、ダイジョウブ、じゃない……!?
[泣きそうな顔でしがみ付くディーンを伺った。]
(179) 2011/08/28(Sun) 23時半頃
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I got it, I got it!(わかった!わかったから!)
[迫りくるケイトに対し、ディーンを抱えたまま後ずさり。]
飲ませたヨ、ごめんって! 僕は今からディーンを運ぶから……、ケイト?
[ケイトが苦しそうな顔をするのを見て、首を傾げる。 ディーンの肩に腕を回して支えたまま、ケイトの顔を覗き込んで。]
(181) 2011/08/28(Sun) 23時半頃
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本当に、ダイジョウブ……?
[流暢な日本語を話したのは一瞬で、やはりすぐに元のカタコトに。ケイトの顔を覗き込みながら、心配げに眉を顰める。 どんよりと雲のかかり始めた空を見上げる彼女の表情が、何だか沈んでいるように見えるのは―――?]
うん、ボク、ディーン連れる行くネ。 ケイト、カラダ、「ムリしない」!
[空いた方の手でぽんぽん、とケイトの肩を叩いて、ディーンを連れて寮内へと入って行ったのであった。]
(194) 2011/08/28(Sun) 23時半頃
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― →寮・ディーンの部屋 ―
[気を失ったディーンを談話室に運べば寮母さんにバレてしまうから、結局こっそりこっそり、彼の部屋まで運び入れた。 ベッドに寝かせ、パタパタと、自分の部屋から持ってきたキャラクターもののうちわで扇いでいる。ホリーやケイトがいたなら、彼女たちに水を用意してもらっただろう。]
ディーン、ゴメンネ……。 これではボク、ディーンのコドモ、だネ。
[そこにはいつもの笑顔は無く、語りかける声はひどく落ち込んでいる。]
(196) 2011/08/28(Sun) 23時半頃
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……ディーン。
僕は――――……。
[小さく呟いた声は、窓の外降り出した激しい雨に掻き消され。**]
(203) 2011/08/29(Mon) 00時頃
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