204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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―2F 居間―
あ、……ぁあ、 ラルフ、ありがとう。貰うよ。
[気を取り直すように謂い、笑みを向ける。 あたたかな器に手を触れて、自身の指先が酷く冷えていることに、気づいた。]
(310) 2014/11/16(Sun) 21時頃
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[はやく、吹雪がやめばいい。 小さな呟きと、それから―――]
――ディーン。
[咎めるような、名前を呼ぶ声。 ラルフには、それくらいしか拾えなかっただろう。]
(311) 2014/11/16(Sun) 21時頃
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[く、と唇を噛み締め、 フランシスはディーンに背を向けて、 ラルフの淹れてくれた茶を飲むことにした。
>>303 フランシスにではなくディーンとノックスに向けられた言葉ではあったが、バーナバスの謂うことは尤もであったからだ。 ここで言い争っては、不安を伝播させることになるだろう。
(呼び出しても、きっと来ない) (何処かで、つかまえて、話を)
――大人だって、本能を飼いならしながら生きているが、こんな異常な状況では、万が一と謂うことだってあるかもしれない。心配性のフランシスは、そう、考えていた。]
(314) 2014/11/16(Sun) 21時頃
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―2F居間― [――そうして。自分のことは、抜け落ちて。 ラルフに問いかけられ>>312]
……、うん ――ちょっと ね、……
ラルフ、……不安なこととか、あったら おれに謂って、くれな。 ……どうか、どうしようもなくなる、前に。
[ラルフが飲み込んだ言葉、知らず。 フランシスは、ドナルドにも謂ったように、そう、願った。 あたたかい器が、じんわりと指先を暖めるのに、細く、息を吐く]
(315) 2014/11/16(Sun) 21時半頃
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[なんと謂おう、 他の子にはあまり近づいてくれるなと謂うべきか。 けれど、ペチカは居間にしかないし、「絶対」はありえないだろう。それに、ドナルドは――本当は話したいだろうに、抑えているが、好奇心旺盛なラルフには、酷だろう。
衝動を、押さえ込む。 万が一の、時には ――発散させるためにも自分が、動かなくては。
嗚呼、でも。それは。 おかしなことに――奇妙に胸が痛む、仮定、だった。]
(318) 2014/11/16(Sun) 21時半頃
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―2F>>319―
……、きっとだよ。
[願う、言葉は、届いているとフランシスは信じたかった。]
ああ、
……満月、が 近い か
[本能をなだめすかし飼いならしながら、 それでも月齢には引っ張られるのが「一族」の宿命だ。 つられて窓の外を見ながら、>>323ふと聞こえたホレーショーの声に、眸一度閉じ、それから顔を向けた]
ごめん。 ちょっと、……見解の相違と謂うか、その。 そういうのがあって。 気をつける……。
(328) 2014/11/16(Sun) 21時半頃
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―2F居間>>319― ……雪、早く、止めばいいのにな
[(そうすれば、ドナルドと、ラルフと、また、旅に出て。 不安は懸念に過ぎなくて、―――)]
……ドナルド、来ないな。 また眠ったか、な?茶、持って行ってあげようか。
――、ディーン、シメオン君は? 上に、居るのか? やり方、色々あるって、分かってるけど。 やっぱり……ちゃんと、ついていていてあげたほうが、いいんじゃないか?
[彼の答えは、どうだったか。 やり方の違いがあるとは知っていても、どうしても気になってしまうフランシスだった。]
(そういえば鳥の飼い主――フィリップも、戻って、こない。)
(333) 2014/11/16(Sun) 22時頃
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―2F居間>>331>>335―
……ラルフ?
[新月が、と聞こえた気がしてフランシスは問うように名前を呼ぶが、続く言葉にああ、と頷いた。]
そうだね、お願いできるかな。 温泉の方は、おれが見てこようかな……。
[そうして、器を机の上に置く。 >>337ホレーショーの謂い方には、フランシスは少し眉を寄せた]
備蓄だって、どれくらい続くか分からないのだから……そんな、ことは。軽々しく、謂うべきじゃ、―――
[不安から、少し強めの物言いになってしまって、語尾は、ゆるく、細くなった。]
(342) 2014/11/16(Sun) 22時頃
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―2F居間―
[鳥が羽ばたく音にぎくりと何度目か反応し 警戒しながらも ベネットはディーンの方をじっと見た。]
――そう。
…… 失格か、どうか、は分からないよ。 君と、彼の、関係が上手くいっている、なら それでいいけど、でも、……そんな顔、するんなら。
今からだって、取り返せないのかい……?
(347) 2014/11/16(Sun) 22時頃
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ベネットは、ラルフに、よろしく頼むよ、と謂った。後で自分も、合流するつもりで。>>344
2014/11/16(Sun) 22時半頃
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―2F居間―
あぁ、……なら、食事を作るのが先かな。 貯蔵庫に、色々あるんだっけ。 干し肉、出してこようかな。
[ホレーショーとラルフの会話に、そう、尋ねた]
(350) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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―2F居間―
巣に帰っているだろうしね、 ……いや、猟のことはよくわからないけれど。 ―― 、…… あの。 やっぱり、何処かで会ったこと、ある、よね?
[じっと見られておずおずと>>356 前に一度聞いたことを、もう一度、尋ねた]
そっか、分かった。 ……貯蔵庫と温泉のほうも、見てくるよ。
[謂って、重い気分を払うように、笑みを浮かべ 扉の方に、向かう。 沢山、作っておけば――安心だ。 味は、段々深く染み入っていくし。満月のポトフ、なんて――洒落た名前の料理。]
(361) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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……
[>>359 扉に手をかけに歩く、少し前。 ディーンの、重さを感じる言葉に、 フランシスは言葉を返しあぐねていた。]
……何を、って―――
[戸惑ううち、打ち切られる話。 幼馴染に、何の声も、かけられないのか―――こんなに、思い悩んでいる様子なのに。]
(362) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[――と、ばさばさと旋回していたルートが、 徐に高度を下げて、ぎゃあと一つ啼いた。 ぎくっと肩を震わせて、]
ゃ、っ ちょ、こら、 こっちに来るなって……!!!
[扉を盾にして、居間から逃げる作戦に出るフランシスであった。]
(363) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 22時半頃
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―2F>>365―
[鳥に追われつつ>>365ホレーショーに答える ]
手伝ってくれると、 嬉しい、けどっ その鳥、ああもう、――!!
[――鳥から、逃げた。 ホレーショーが廊下側に来たなら、 人心地ついて深く深く溜息を吐いた。
それから、改めて「見覚えがある」と謂うことに言及したのだ]
……はぁ、ふ、 歌、……うたか。
[苦笑い。――泣きながら衝動を、吐き出していたみっともない歌を聴かれたの、なら。それは――確か。]
…それは、山奥の、ほうのことじゃ、…ない?
(377) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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―2Fと階段>>390― …… あの鳥は、いつも、ああなのかい…?
[渋面で――獣を内に飼う一族であるのに この有様のフランシスである。]
……山奥?猟師なのかな――……? へ、ぁ?あ……?
[(今、なんて) フランシスは意味を理解するほどに、 困惑したような、複雑そうな表情を浮かべる。]
い、いや……おれは、上手なわけじゃ、 ないよ…… それは、……
[(――衝動を、吐き出していたからだ) 呟きは、音には出来ず、眼を伏せた]
(397) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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―1F 貯蔵庫へ>>470― ……しつけないのかい……?
[しかしながらフィリップと謂う野性味溢れる少年なれば、 そんなことは気にしないだろうと考えられフランシスにとって、同族集合について以外の頭が痛い事案である。]
モリブデン……?鉱石の名前、かい? ……ついで、なんて。気をつけたほうが、いいよ。 ほかの子とあんまり、深く係わり合いになると、
……よくない、かも。
[フィリップが狼であろう――というのはディーンの見立てであったが、まだ確信が得られないため、牽制も込めてそう口にした。]
違う
[歌を生業にしているのかと尋ねられたとき、 否定は少し、声を大きくして。フランシスはしまった、とでも謂いたそうな表情で眼を逸らす。]
……おれは、調律師だよ。ドナルドと、ラルフと…一緒に、旅をしているんだ。
(411) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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―1F貯蔵庫― ……うた、を。 褒めてくれるのは、嬉しくないわけじゃ、ないけど、……
[フォローするように謂って貯蔵庫のほう、中身を確かめる。 奥から干し肉を見つけ、匂いをかいだ。 食べられるにおい。でも、――あの、赤い、甘さのない匂い]
(きっと――満月の、せいだ)
[ふ、と逃すために歌おうとして飲み込む。 部屋以外では、邪魔に、なる。 芋などの根菜もまだあるし想像していたよりも備蓄は多そうだが、――違う、そういう問題ではないのだとフランシスは眉を、寄せた。]
これ、と、これ。 持って、くれる? ……?
[ホレーショーに願いながら、 部屋の奥のほう、話す声が聞こえた気がした。]
(417) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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―1F貯蔵庫― [保護者だが、自分よりももっとざっくばらんとした関係なのであろうか。]
……色々?……そうか。 難しい、ね。多感な年頃だろうし……
[多感な。――恋に落ち、衝動に駆られて自ら片目を抉ったドナルドを思う。]
そうだよ、……危ないじゃないか。 打ち解けて……、恋、とか したら。
[(本当は――こんな苦い思いで謂う言葉じゃないのに) フランシスには不安でかき混ぜられて 上手く、形にならないものが、あった。]
ポトフ、作ろうと思う。 温まるし、足りなかったら追加もしやすいだろう?
[干し肉から良い出汁が出るはずだ。 笑みを向けて、そう答えた頃、人の話し声はもう止んでいた。]
(426) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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―1F→2F廊下―
[ホレーショーと共に1Fから2Fの廊下のほうへと戻る。 途中、金色の髪が見えたなら>>416]
あれ、シメオン君、上に居たんじゃ―――
[と、つい、フランシスは声をかけてしまう。 彼はそのまま、3階に昇っていってしまう>>427 ディーンの説明とは、違うではないかと眉を寄せた。]
……大丈夫、かな……
――、ぁ
[>>425 降りてきたところか、今の前か、ドナルドの姿が見えると自然笑みが浮かぶ。]
(431) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 00時半頃
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―2F廊下>>435― [ドナルドが来て、フランシスは笑みを浮かべる。]
ありがとう。よろしく頼むよ。 ポトフを作るつもり。 ラルフは居間?
ぁ、ホレーショー、 彼が謂ってた――同行者の一人のドナルドだよ。
[ホレーショーにそう、紹介した。 今の扉を開く前、鳥を警戒してゆっくり開く姿があった。]
(440) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 01時頃
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―2F居間のほう>>444―
干し肉があったから、肉も入るよ。 栄養、つけないとな。
[眼を細め、声を弾ませる様子に嬉しげだ。]
?――そうなんだ。 用が済めば、降りてくるかな。
[ラルフが気に掛けている人のこと――それを、把握していないフランシスは、危機感を抱かず、そう答えた。 >>445途中、すれ違うときも零さないように気をつけてな、 と謂っただけだった。
丁寧に挨拶するドナルドには、笑って――両手が塞がっているから、背を撫ぜることは、できなかったが]
(464) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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―2F居間から炊事場へ―
……鳥、大丈夫?平気?
[>>454 ――が、鳥(ルーツ)は見ていた。 ばさりと大きく羽ばたく音に、食材を守るよう抱える]
ちがう!これはお前のエサじゃないったら!わっ
[止まろうとしたのか、爪を立てられた。 引っかかれた痛みがあったが、そのまま炊事場に逃げていく]
(465) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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―2F居間>>467―
――…… ドナルド?
[抑えた声に、少し、眉を寄せる。 そ、とこちらも抑えた声で囁くように]
何か、……あったの、かな。 ……わかった。
(472) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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―2F居間/ペチカ裏炊事場―
ど、ドナルド気をつけて、 そいつ凶暴だ!こっち来て、逃げてっ
[グワァア、と大変不満そうにルーツは啼いた。 >>473振るわれた腕に、飛び乗ろうとしたか 攻撃しようとしたか、爪で掴みかかろうとする模様]
ああもう、飼い主、なんとかしろってー…!! ホレーショー、保護者責任ッ
[反応を鳥に面白がられているとは思わないフランシスであった。]
(476) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 02時頃
ベネットは、トレイルの姿をしばらく見ていないが、それは恐らくお互いのためによいのだろうと思う。
2014/11/17(Mon) 02時頃
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―2F炊事場― [>>481後でラルフに話を聞かねば、と思いつつも 現在居間は鳥と争っていた。]
ドナルド…! ああもう、ばか鳥っ
[無駄にルーツを煽ってしまっていることに気づかないまま、 囮作戦で芋1つを犠牲にすることを決断。 これ見よがしに芋をちらつかせてから床に向けて転がした。
ころころ転がる動きのある芋に、 ルーツは気を取られソファの辺りまで 飛び跳ねていった>>478 プリシラも手が触れられる位置だ。]
(488) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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[ルーツは、芋の到達点に 自分の色に似た赤い髪の少年を見つけ>>478 鳥頭よろしく先ほどのイモのことは忘れて 首を左右に傾げてプリシラを見上げている。]
(489) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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―2F炊事場― よかった、……ばかだった……
[暴言である。飼い主も鳥も聞いたら間違いなく怒る。]
ドナルド、避難して。 ありがとう、庇ってくれて…… なんであの鳥、おれ目掛けて飛んでくるんだろう……
[ぶつぶつ謂いながらドナルドの腕を引いて、 そこに>>481赤い筋を見つけると、]
怪我、
[小さく呟いて。 どうしてか、ごく自然な動作で―――赤い筋に、口をつけた。 ちろり、と舌で舐めとる動き。]
(493) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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―2F炊事場>>494―
怪我はしてない、大丈夫
[まじまじ観察されて、 年上として恥ずかしいところを見せてしまったと フランシスは恥じ入る。]
……眼?そう、かな? いや、鳥に眼を抉られるのはちょっと。
[そんな、軽いやりとりであったのに。
制止された後もぬるり、と舐めとる血の味は、甘く。 うっとりと伏せた眸に影が落ち、淡く息を吐いて――]
――ん、……ぁ? あ、…… ご、ごめ
[不意に正気が戻ったように うろたえ、は、と 息を飲んで 口を離す。]
(515) 2014/11/17(Mon) 03時半頃
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―2F炊事場>>517―
……ちょっと、引っかかれただけだから、 平気だよ。ほら、たいしたこと、ない。
[案じるような気配に、安心させようと ほら、と上着のボタンをふたつ外して、胸元へと続く赤い筋を、示した]
ん。――おれだって、鳥に あげるつもりはない、なぁ……
[軽口であったから、苦笑交じりでフランシスは返事をして。――しかし]
……は、… っ? お、大人を、からかうものじゃ、ない、よ…
[予想だにしなかった言葉に、つい、頬が熱くなった。]
(524) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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――、 そ、 … …、
[>>519 (そうだ、そのはずだった) (でも、炊事場なのだから水を使えば、よかったのでは) (まるで、赤に誘われるような。どうして。 (月が、満ちる、せい?)]
ほ、ほら、……野菜、切るから、……手伝ってくれるかい?
[隻眼の眼元に薄くさす朱と、 己の頬の熱さの正体を追わないように、 料理に没頭するために。
――干し肉の入った、程よい塩味のポトフは、 ややあって、出来上がる。 皆に振舞ったが、ラルフはその頃、戻ってきていたか、どうか>>523**]
(525) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 04時頃
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