159 せかいのおわるひに。
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[ケーキの話をしたら、なんだか難しい顔をされてしまった。やっぱり、私のイメージとはかけ離れてるんだろうか。 可愛い女の子たちが、きゃっきゃ騒ぎながら食べるのにふさわしい食べ物だもんね]
肉まん、20個。
[商店街の肉まんも、クラスメートの話題によく出ていた気がする。 「最近寒くなってきたよね。肉まんの季節だね」とか、そんな。 でも、20個も買うようなものだとは思わなかった。 ケーキバイキングに行くような女の子たちだ。ケーキをたくさん食べるみたいに、肉まんもいっぱい食べるのかな。 ……なんて考えてたら、一人で食べるわけじゃないと弁解された。なあんだ]
肉まんは、食べたことない。 そっか。美味しいんだ。
[いつも食べていたのはコンビニのチョコレート。 コンビニにもケーキは売ってたけど、駅前広場で食べるのは変だから、買わなかった。 肉まんという選択肢を考えたことはなかった。 ああ、心残りが増えちゃう]
(18) 2014/01/19(Sun) 01時頃
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平等。 そっか、平等。
[その発想は、なかったかもしれない。 チョコレートを口の中で溶かしながら、私はキャサリンの言葉を考える。 みんなに平等に訪れる、終わり]
どうなのかな。 平等に終わっちゃうけど、それだけじゃ本当に平等とは言えないんじゃないかな。
[キャサリンは美味しいものが食べられない。 私はやってみたかったことができないまま。 お兄ちゃんは、この世界を見ることなく]
ああ、ううん。 それなら、ある意味平等なのかな。 みんな、平等に、心残りがあるんだ。 ジャンルが違うだけで。
[きっと、充実した、幸せな人生を送ってきた人は、突然その幸せが終わってしまうことを嘆くんだろうし。今までが幸せだった分、その落胆は大きいんだろうし]
(21) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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きっと、みんな、平等に、不幸せ。
[そんな結論を出して、頷いた。 わりとどうしようもない結論。 カロリーメイトでぱさぱさする口を、アールグレイで癒しつつ、デザートにチョコレートを食べて。 全部は食べなかった。 キャサリンは食べられないみたいだから、残ったチョコレートはありがたく頂戴することにして、かばんにしまう。お兄ちゃんに会ったら分けてあげるんだ。 アールグレイを飲み干してしまうと、お腹が落ち着いたのを確認した]
お茶に付き合ってもらって、ごめんね。
[カフェに行くことはできなかったけど、女の子と一緒にお茶を飲んだ。初めての経験だ。 カフェでお茶を飲めなかった心残りは、これで埋め合わせできたことにしておこう]
(24) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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朝ごはん済んだよ。 キャサリンの言う、「面白いこと」っていうの、やろう。
[カップをテーブルに戻すと、私はそう言って立ち上がった。 カップ、片付けなくていいよね。もう使う人なんていないだろうし**]
(27) 2014/01/19(Sun) 01時半頃
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―職員室―
[ソファから立ち上がると、コートを着て、かばんを斜め掛けした。 マフラーをぐるぐる巻いたら元通り。 マフラーの色は白だけど、ロングコートもかばんも真っ黒で。これでマフラーまで黒かったら、我ながら死神みたいだったかも、なんて思う。 カップはテーブルの上に置きっぱなしのまま、さっさと職員室を出て行こうとして、目に入ったものに私はふと足を止めた]
…………。
[そこは、担任の錠先生の机だった。邪魔にならないところに写真が飾ってある。 先生と、女の人。>>0:121 たぶんこの人が、先生が操を立ててるっていう、奥さん]
ねえ。
[私は写真を見つめたまま、思わずキャサリンに向かって話しかけてた]
最後に会いたい人、っていうか、おしまいの時に一緒にいたい人、いる?
(62) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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[私にとってその人はお兄ちゃんで、だから私は探して、会いに行こうって、決めた。 だけどきっと、先生にとって一番大事な人は、この写真の中の人で、でももう会うことはできない。 だったら。 だったら先生は、最後に誰に会いたいんだろう。誰と一緒にいたいんだろう。 そんなことを、思った]
(63) 2014/01/19(Sun) 16時頃
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[キャサリンの「面白いこと」を手伝ったら、お兄ちゃんを探しに行かなくちゃ。 キャサリンにもらったチョコレートを分けてあげよう。 ああそうだ、商店街の肉まんっていうのも食べてみたい。 お兄ちゃんと一緒に食べられたらいいのにな。やっぱりお店、やってないのかな。 そういえば、商店街には楽器屋もあったっけ。バンドを組んでるとかいうクラスの男子がよく話をしてた。 私、フルートに憧れてたんだよね。だってすごく綺麗だから。 そんなことを言っても、もちろん習わせてもらえるわけなんてないってわかってたから、口に出したことはなかったけど。 ああ、でもお兄ちゃんには、ぽろっと「フルートってね、音も素敵だけど、見た目もすごく綺麗なんだよ」なんて言ったりしたかもしれない。 楽器屋の前を通る時は、横目でチラッとガラスの向こうを眺めることしか、できなかったけど]
(66) 2014/01/19(Sun) 16時半頃
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難しい?そうかな。
[キャサリンの指摘に、私は首を傾げる。 考えるのは、たぶん癖みたいなものだ。 答えを出さないと、落ち着かない。 結論の出ない思考は、落ち着かない]
キャサリンは、不幸せだった?
[私だけが不幸せなわけじゃない。 その言葉は、なんとなく、世界がこんなことになる前から、キャサリンは不幸だったと言いたげな響きをしている気がした]
(85) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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[会いたい人。一緒に過ごしたい人。 聞いたら、言葉を濁された。私、突っ込んだこと聞き過ぎたかな。 机の上の写真には手を出さなかった。キャサリンが持って行くことを咎めることもしなかった。 どうせ今日終わるんだから、好きにしたらいいと思う]
私? 私は、お兄ちゃん。 私にとって、たった一人の大事な家族だから。
[両親?家族かもしれないけど、全然大事じゃない]
(86) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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[そんな話をしながら、シャベルを持って、たどり着いたのは桜の木の下。 桜の下には死体が埋まってる。そんな話を思い出した。 もしかして、穴掘った後殺されて、私埋められる? それはちょっと困るなあ、なんて考えてたら、キャサリンは芝居がかった調子でもう埋まってるんだと言う。 え?もう埋葬済みなの?死体、掘り起こしちゃうの?]
タイムカプセル。
[全然違った。へー、そんなことしてたんだ。 うちのクラス、仲良かったんだなあ。私はその一員じゃなかったけど。 謝るキャサリンに首を横に振る]
なんで謝るの? 確かにフライングだけどさ、掘り起こさないままで終わっちゃうタイムカプセルなんて、意味ないよ。
[そう言いながら、ふと考える。 意味ってなんだろう。 私には、意味があったのかな]
(87) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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[私の人生には。 私の存在には。 意味って、あったのかな。
なかったなら、どうして私は生まれてきたのかな。 あったなら、どうしてこんな風に終わっちゃうのかな。
結論の出ない思考は、落ち着かない。 それなのに、答えの出ないことばかりだ。 私は勉強ができるだけで、決して頭がいいわけじゃない]
(90) 2014/01/19(Sun) 21時頃
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