123 霓虹鬼故事
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―リビング―
[折りたたんだ傘のケースを握ったまま、壁際からは動かず。 黒宵がどこかへ行ったのも、戻ってきたのも視線だけで追った。
鬼薬。 呟いた言葉が聞こえた人達には少なくともその噂は届いていたようだ。 改めて何かを説明する必要がなかった事に内心でほっとした。]
――だ、だったら…はや、く。
[荒れるかも>>0:120と聞こえて、控えめながらも帰りたいと口にする。 恐る恐るのように近づいてきた黒宵>>0:121が差し出してくれた揚げ団子に、]
―――あ、えと―――、いただく、わ。
[少し逡巡の後に受け取った。]
(5) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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――ひ。
[大きな雷の音と暗闇に、びくっとして身を竦めた。 息も止まってしまったのではないかと自分で思った。
だから、聞こえた音も言葉もはっきりと耳に入ってきた。]
えっ―― で、でも、そんな。
[鬼薬は噂ではなかった。 そのことに、ぞくりと身体が震えた。
―恐怖ではなく、好奇心で。]
そ、そんなこと。 し―信じろと、い、言うの? [去っていく鷲珈に投げた言葉は、それまでよりも大きな声。 それも女の抱く好奇心の大きさゆえ。]
(7) 2013/05/23(Thu) 00時半頃
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[他の4人の声に、揚げ団子の乗っていた皿を抱えたまま軽く俯いた。 視線は床の上に落ちたまませわしなく動く。 小動物はびくびくしながらも揚げ団子はしっかりと口にしたようだった。
沸きあがるのは女には全て言葉に出来ない、背反する思い。 なんとか落としどころを付けようと、押し黙っているのだが。]
――、は――。
[はあはあと、呼気が早くなる。 どうしよう。 どうしたら。
せわしなく視線を揺らしたまま、壁にそってずるりと落ちて、 床にへたりと座りこんだ。]
(14) 2013/05/23(Thu) 01時頃
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[情報を食い物にする生業から見れば、噂の真実は逃したくない。 だが―そのための代償、は。
受け入れたくない。 逃したくない。
どうすれば、どうしたら。
座り込んで、他の4人を見ようと視線を上げた。]
――あ、だ、大丈夫。だから。
[は、は。 言葉の合間にも途切れ途切れに息が混ざる。
ソファへと促す黒宵に小さく頷いて、よろよろとソファの端に浅く腰を下ろした。]
あ、あ――ありが、と、う。
[心配してくれたことに、視線を合わせぬままぽつりと礼を言った。]
(25) 2013/05/23(Thu) 01時半頃
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あ、あ―― 。
[大丈夫じゃない。 そう露蝶に言われて>>27、視線を落とす。 好奇心と身の危険とを天秤に置いているのにどちらにも傾かない。 こんな時、どうしたらいいのか―答えは見つかっていない。]
―――。
[顔を上げると、露蝶と目が合って。無意識に逸らした。 誰かに見られていると思うと、さらに落ち着かない。]
――は、ひ――。
[ソファの隅で身を固くして、また視線を床に落とした。]
(30) 2013/05/23(Thu) 01時半頃
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[水を取りに行った露蝶の背をちらと見て、申し訳なく思う。 思うこと、考えていることをうまく言葉に出来ないのがもどかしいが、出来ないものは仕方ない。 無理に口を開こうとすると、余計に言葉が詰まって出なくなってしまう。]
――は、ぁ。
[深呼吸をして、落ち着こうとした。 こんな微妙で嫌な空気の中、先程とあまり変わらないように見える明夜が 視界に入って、ひ、と吸った息が途中で止まった。
どうして、他人事みたいにしていられるのだろう。 殺める事に躊躇しないタイプの人間なのだろうか。 なんとなく底知れないものを感じて、ふいと視線を逸らした。]
(31) 2013/05/23(Thu) 02時頃
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こ、こんなこと、に、なるの、なら。 もっと――。
[もっと、鬼薬のことを追ってみればよかった。 まさかと思った自分の判断を後悔しながら、ポシェットから携帯端末を取り出した。 外からでもアパートの端末へにアプローチできるようにしてある。 そこから鬼薬の情報を再度確認しようとしたのだが―]
―――、あ――。
[圏外を示す表示に、ぽかんとした。 ポケットの中の通信機も連絡してから これでは情報にアクセスできない。
ああ、もう!こんな時になんてことか。 こうなってしまえば、背に腹は変えられない。
身を乗り出して、ノートパソコンには何がと黍炉の後ろから読もうとしている。**]
(33) 2013/05/23(Thu) 02時頃
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―リビング―
――――。
[露蝶からコップを受け取って>>35、言葉の代わりに頭を下げた。 落ち着かないのは変わらない。視線はあまり合わせられぬまま。 そして、再び黍炉の後ろからパソコンを覗き込んで 鬼薬に関する文面>>0:#6を見て。
「服用者の体質によっては、容姿に変化が生じることもある」
その一文にはっと顔を上げて、周りを見回した。]
――――――。
[その視線は自分以外の人々を―疑るよう。]
(40) 2013/05/23(Thu) 12時頃
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[身体能力が向上し、破壊的な衝動を抑えられなくなるとは読んだ記憶がある。 しかし、服用者同士で意思の疎通ができることや、 その衝動が死ぬまで続くということは初めて知った。
これが本当なら― 鬼薬によって「鬼のようなもの」と化してしまったら 己を律することもできずに衝動のままの振る舞いをするようになる。 そして、解除方法は――ない。]
こ、ころ――。
[鬼薬を飲んだ者は最終的には殺すしかない。 少なくとも、解除薬が作られるまでは。
周りを見回したまま、ノートパソコンの傍から離れ またソファの一番端に戻った。]
(41) 2013/05/23(Thu) 12時頃
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―――。
[黒宵の声>>39には黙ってノートパソコンを指差し、コップの水を飲んだ。 伝える気がないわけではないが、女の言葉では言い切れなかったから。**]
(42) 2013/05/23(Thu) 12時頃
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ドリベルは、露蝶に話の続きを促した。
2013/05/23(Thu) 13時半頃
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―リビング―
[女が黒宵に伝えられなかった事は、 露蝶が>>48、黍炉が>>57伝えてくれた。
殺すと口にした言葉を露蝶に勘付かれて>>47、 黙したままソファの上で背を丸めた。]
だ、だって――そ、そうしな、い、と。
[殺されてしまう。 脳裏にはニュースで流れる物よりもずっとずっと色鮮やかな、 警察の情報網から拝借してきた殺戮現場の画が過ぎった。]
(62) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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[とはいえ、何か策があるわけではない。 どうすれば、自分の身を守れるか。 どうすれば、真実を知ることができるのか。 背を丸めて蹲るようにして、考えていたが。]
――え、ええっ?!
[買い出しにでも行くような口ぶりの明夜>>45に、あわあわとした。 あまりにも普通―だからこそ、ここでは異常なのだが―だったので、 最初は何も気付かなかった]
(63) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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[露蝶が追いかけて行ったようなのを背で聞いて、 また考えに戻ろうとしたところで、ようやく気がついた。
鷲珈を殺されてしまったら、大事な情報>>0:#8をもらえなくなる! そんなこと、だめに決まっている。]
だ、だだ――だ、だめっ!
[勢いのままにソファからよろけながら立ち上がった。 リビングの扉の方を向けば黍炉が露蝶に手を貸していた。]
(64) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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―あ、あ、と。 だ、―じょ、ぶ?
[ふらふらとしたまま、黍炉と露蝶の傍で立ち止まって、 中途半端に形になった気遣う言葉をかける。
それから、少し眉を下げて目を伏せて、 逃げるようにリビングを後にした。]
(67) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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あ、ああ、―る。
[背後から届いた黒宵の声>>68に、びくっとしながら、 振り返らず首を振って答えた。
もっとも、その返答には"多分"という単語が欠けていたのが。]
(70) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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―廊下―
[鷲珈の行き先がわからずに、きょろきょろと見回した。 上に向かう階段と、下へ向かう階段が見える。]
―――――え、と。
[とはいっても、知らぬ家だからよくわからない。 下へ向かう階段は地下へ行くのだと思うと、少し怖くて。 傘をしまったケース―来た時からずっと握りっぱなしのそれ―を手に、 そろそろと、上へ向かう階段の方へと向かう。
だめ、と上げた言葉に疑問を持たれているとは、露にも思わないまま。 おそるおそる、階段を数段上り始めた。]
(72) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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―鷲珈の部屋―
ち、ちが―。 ちが、う。
[投げつけられたような黒宵の声から逃げるように、 階段を上る足は止まらず。
知らぬ廊下、見回して―少しだけ開いている扉を見つけた。 今このときは、追ってくる足音の方が怖かった。
縋るようにその扉を開き、ぎょっとして立ち止まった。 倒れた鷲珈の周りに、紅い色が散っている。]
あ、あの。 しゅ―――?
[状況が飲みこめぬまま、女は小さく声をかけた。]
(77) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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――――?
[終わって い る ?
黒宵の声>>80で、黍炉と黒宵に追いつかれていた事に気付く。 気付いたが、なぜ鷲珈が倒れて動かないのか、そちらに神経は向いていた。
おわって いる? 終わって―― 死んで、いる?
死という言葉を思った途端に、散る紅い色が生々しく映った。]
―― ぐ、ぅ。
[目を見開いて口元を押さえた。 深く息を吸って、空気に血の匂いが混ざっている事にも気づく。]
(85) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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[大丈夫かという、明らかにこちらに向けられた黍炉の声>>84に びくっと身を震わせたのが、何かのスイッチになったのか―]
ひ、ひぎっ――
[引きつったような声を上げた直後、]
(88) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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い、あぁぁ、いやぁぁぁっ―――!!!
[悲鳴が口をついて出た。
なんだかよくわからないまま涙目になって 男2人から離れるように廊下の方へ後ずさり、 肩で息をしながら、階段の上にへたり込んだ。]
(89) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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――ふ、ぎ。
[潤んだ瞳は見開かれたまま、露蝶>>93を見上げた。 すん、と鼻をならして縋りつくように手を伸ばして]
し、しん――で。
[死んでる。 それだけを、紡いだ。]
(94) 2013/05/23(Thu) 23時頃
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―――っ。
[自分で手を伸ばしたにも関わらず、 露蝶に抱きとめてもらってびくりと身体を強張らせた。
混乱、していた。]
――ひ。
[確かめてくると言う露蝶を見上げ、止める事も出来ぬまま。 露蝶の向かう方―鷲珈の部屋へと目を向けて 血まみれの黒宵>>95が見えて、また目を見開いた。]
(100) 2013/05/23(Thu) 23時頃
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[階段の上でへたり込んだまま、落ち着こうと試みる。
好奇心なんて、何の役にも立たない。 逃げればよかった―のかもしれないが、もう遅いような気がする。
悲鳴をあげる前、倒れた黒宵がなにかぐちゅりとしたものを掴んでいた。 今までの惨殺現場と、光景が合致するのならば― あれは、内―――。]
――うぇ。
[吐き気を催しながらも、状況を理解しようとしていた。]
(108) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
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―1階洗面所―
――――っ!
[しかし、込みあげた物はおさえきれそうにない。 立ち上がって、よろつきながらも階段を下り、洗面所に駆け込んだ。]
―っは、ぐ――、―――。
[半泣きのような声は、水を流す音でかき消されて。]
(109) 2013/05/24(Fri) 00時頃
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