303 突然キャラソンを歌い出す村4
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全
キランディは、あとできちんとよむんだ**
bou 2020/01/20(Mon) 19時頃
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ʚ♥ɞʚ♥ɞ*+:。.。 。.。:+*†*+:。.。 。.。:+*ʚ♡ɞʚ♡ɞ
重ね合う指を交え(キスし)て 二人囁いた言の葉を 辿って融けあう軌跡
ʚ♥ɞʚ♥ɞ*+:。.。 。.。:+*†*+:。.。 。.。:+*ʚ♡ɞʚ♡ɞ
(167) bou 2020/01/24(Fri) 01時半頃
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【TIP-OFF】 ■名前:「エンジェルさん」 ■年齢:???/見た目20代 ■身長:176cm ■一人称:私 ■二人称:君/お前(イースターとガルムのみ) ■好きなもの・こと:??? ■嫌いなもの・こと:??? ■得意楽器:チェロ・サックス・カホン・サンバホイッスル ◇ペンライトの色:フローズンヴァイオレット/もしくはサンバレインボー
■設定: 「エンジェルさん」としてお勤めしてる不良天使。 子供たちの話し相手、相談役と自称するが、重たい話や面倒な話を避けさせる、不真面目な面もある。 玉虫色でサンバさながらのカラフルな虹の翼を持つ。
優秀な後輩が増えればいいという理由の下、天使候補生として選ばれたヨーランダの相談役になり彼女のサポートをする。
飄々とした好々爺。物忘れが少々あり、抜けたようなところを見せるが、時折打算的な言い回しや、格言めいた話をする時も。
[ 以下、ネタバレ注意 ...]
(170) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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■名前:キランディ (天使文字表記:⊃フX》Uτ) ■年齢:6000歳以上(創世記初期近辺) ■誕生日:―(不明) ■血液型:―(不明)
■好きなもの・こと:興味が無い (人間・甘いもの・煙草) ■嫌いなもの・こと:興味が無い (過酷過ぎる試練)
数千を超える年月を過ごし、数多くの権能を有する実力ある天使。元は「人の停滞を進める」役目を背負っていた。
人間の利を己の指針とし、人の為に動く天使らしい様子も見せるが、その実、己に興味が無く孤独に慣れ一人で完結しきってしまった人でなし。
人間が試練に勝てず心が淀んでいく様を仕事柄幾度も見ており、試練の過酷さとその結果に飽き疲れ、「人間は脆く未熟な生き物」だと諦観してしまっている。
(171) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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本編より10年前に幼いヨーランダと出会い、当時彼女を追い詰めていた抱えた感情を、自身の権能を用い分かちあった。
その彼女の魂が淀まず綺麗だった事から、己の価値観や導きに迷いを持ちはじめる。役目をまともに果たさなくなった為に、降格ともいえる現在の役目に至っている。
後述していく過去により、感情が摩耗している。 「人間が大事なもの」であるという以外には物事に碌に興味を抱けなくなっており、物忘れもその一環。数千年の間の勘で人とは応対しているが、性格の根底と感情の摩耗により、人の利益が関わらない「自分自身」の質問に全くと言っていいほど答えられない。
(172) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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>「エンジェルさん」
天獄市に噂されている都市伝説の一つ。 アプリ、もしくは50音と数字、「YES,NO」、矢印とハートを構成した紙を用いた降霊術の一種とされる遊び。 それらに指を置き、「エンジェルさん、エンジェルさん おいでください」そう唱えれば、そのうち「エンジェルさん」から返事が返ってきて、こちらの質問に答えてくれるというもの。噂は様々な尾ひれがついており、「運が良ければ虹色の「エンジェルさん」に会える」というものも存在する。
潜在意識、誰かのいたずら、低級な霊・悪魔の憑依など現象の理由は諸説あるが、天獄市に於いては本物の天使であるキランディの仕業。天からの措置により天獄市の「エンジェルさん」の降霊を行おうとすると、キランディの召致と置き換わるようになっている。
「ほぼ同意義同名の都市伝説による天使のイメージダウン案件のカバー」との名目でこの役目についてはいるが、以前の役目を果たさなくなったキランディへの天からの降格処分ともいえる。本人は時折揶揄するような言い回しをしているが、この措置を全く気にしても居ないし受け入れている。
(173) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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>権能
天使が行使する奇跡のようなもの。最初から与えられるもの、申請して後に授かるものも存在する。
キランディは長い時を天使として活動した為、申請した権能の数が多く、本人も覚えきれていない程の権能を所持している。
その膨大な権能の影響で体の構造や機能が大分変化しており、その変化は自身をを肉体で定義するのは難しい程。 その為、魂に依存した存在に成り代わっている。 エーテルを取得する器官の主は胃になっていたり、羽を隠すのが下手な事もそれが理由。一般的な隠し方に変化した身体が対応していないため、少々無理をしながら隠す羽目になっている。
(174) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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本編で主に使用されるのが「暗示」と「吸魂」の権能。 どちらも人の感情に関わる権能であり、以前までのキランディはそれらを用いて役目を勤めていた。
「吸魂」の権能とは、人の感情を呑み込み、消化する祝福の事。 人間はこの世の生き物の中でも感情が豊かであり、溢れすぎた感情が他の存在に影響を及ぼしやすい。その感情が負の感情だった場合、自己や他の存在を害する場合がある。 故に溢れた分だけの感情を呑むことで、感情の暴走故の凶行や停滞を防ぐ為に使われる。 幼少のヨーランダに用いたのはこの権能。
また感情は魂にも繋がるものであり、呑むことは精気を奪う事に等しい。その為、祝福されたものは少々の眠気を伴い、呑み切れば簡単に覚めない深い眠りに落ちる。
(175) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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人の意識を特定の方向に向けさせる「暗示」の権能は、同時に行える範囲は広いが、効果がまばらで浅い。 天使や悪魔の存在を公に出さない為、集団ヒステリーによる感情汚染を避ける為に主に使われる。状況次第では、二つを同時に用いて事態の安静を図る場合もある。本編では、シシャによる襲撃の際や、幼少の伶に用いられた。 余談として、天使や悪魔の存在を公に出さない理由を本人が語るには、「魔女狩りとか魔女裁判とかそういうの流石に引いた」とのこと。
どちらにしても対処療法的な使われ方しかしないのは、前を向かせ、「人の停滞を進める」までがキランディの役目であり、状況の解決は当人の役目としている為。 本編のルート次第では、この二つの権能が本人の望まぬ形で悪用されることになる。
(176) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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>過去
キランディは天使になる前までの全ての記憶を失っている。その為自分が元はどんな人間だったのか、そもそも人間だったのか、初めから天使として生まれたのかもわかっていない。
役目による忙殺と不可視の存在である事が、他者との接点不足、次いでは己を見つめる機会を失い、結果「願いも記憶も無い、人間より劣った孤独な生き物」として自己の根底が形成されてしまった。
主がそのように作ったのならと疑わず、本人はそれを気にしてはいないとしているが、自己愛の欠如は自身への興味の喪失にまで至っている。他者を幸福に導いた時に己へ誇りを持つだけで、己の肯定を他者の中にしか見い出せない。
本編ではそれらを原因に、後述する「悪魔」を生み出してしまっている。
キランディの記憶については何の媒体でも一切語られない。が、後に発売されたファンディスク内シナリオ『Episode 0』、『孔雀と風鳥』の中に、今の精神の根底を形成するまでの天使になりたて当時や「人間の脆弱性」について主と喧嘩になりかけた等の天での過去話は一部語られる。
(177) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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>「悪魔」
キランディは本編より10年前に幼いヨーランダと出会い、当時彼女を追い詰めていた「寂しさ」という感情を、自身の権能を用い分かちあった。
自身の感情に押し潰されそうになっても、決して他者を恨まず魂が濁らなかったヨーランダの魂。そこに諦観していた人間への僅かな希望を抱いたキランディは、エーテルの取得に困難があるのも知りながら呑み込んだ感情を消化せず、別った彼女の半分を満たし、自浄させようと試みる。
だが前述の性格故、孤独を受け入れそれを苦と思わないキランディに、「寂しさ」という感情は理解できなかった。 己を肯定する術が他者の幸福を作る事だけしかなく、更に自身に興味が無い為、その幸福の中に自身の姿が無い事、それらを語りもしない事が彼女との致命的なすれ違いを生む。
(178) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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結果、寂しさを補う為のケアを怠り、呑み込んだ感情は自身を満たせず、惨めな想いをする現状に怒り悲しみ絶望し、「悪魔」へと成り果てた。 そうして己を追い込んだキランディへの復讐と、湧き起る激情に飲まれ自身も忘れてしまった「満たされるもの」を手に入れる為に「悪魔」はキランディを内から蝕んでいく。羽の色が虹色なのはその影響によるもの。
キランディはそれでも彼女を救えるとし、彼女を己の内に維持し続ける為に、自身の感情を糧にする。結果、感情摩耗や興味の喪失を招いており、それが「悪魔」とのすれ違いと自己維持の悪循環を加速させてしまっている。
本編後半、「悪魔」はキランディを乗っ取り始めるが、口調が本来のヨーランダ由来の者ではなく、キランディを模しているのは「感情」という身の上が宿主に影響を受けやすい為。 本編中既に感情が摩耗しているキランディと比べ、激情を抱えている「悪魔」は本人よりも感情表現が少々大きく、また元は子供だった故に反応が少し幼い。
(179) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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>真名と名前
真名とはその名の通り、その者を表す真の名の事。悪魔の一部には真名を呼ぶ事で魂を縛る効果がある。 キランディの腹に巣食う「悪魔」もその仲間であり、キランディ本人も肉体より魂に依存した存在である事から、弱点である。
内に抱えた「悪魔」には決定的な弱点になりえるが、キランディに関して効果は「悪魔」程の拘束力は無い。 本人曰く、首輪を嵌められたような「むず痒さ」、如何あれ対応をしなくてはならない「無視し難さ」がある。本人的には気持ちのいいものでは無いらしく、必要に迫られるか、信用を置かない限り、簡単に真名を名乗る事は無い。 以上の不都合を抱えている為、仲間内には「キラ」と名乗っている。
(180) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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キランディが己に近いものであればある程、他者を適当な呼び名を付けたりして名前を呼ばない理由は、影響があるにしろ無いにしろ真名の影響を避ける為。あとは純粋に名前自体に興味がないせいで物覚えが悪い。
また、偶にガルムの躾を食べ物や独自ルールで崩そうとするのは自身の真名の効果とガルムの躾を重ねて思う処あって故。
全くの余談だが、初対面イベントの際に選択肢「サンバみたいな羽根ですね」を選ぶとその後名乗る名前に「サンベイロさん」が追加される。
(181) bou 2020/01/24(Fri) 02時頃
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【TIP-OFF2】 ■名前:エンジェルさん(キランディ)
好感度初期値が高いのは、ジェルマン、聖愛、ニコラス。 シシャを除くほか全員が一律。(伶は記憶復活を達成した場合、初期好感度がジェルマン達と同等まで上がる) 初期好感度自体が元より高く、中程度より上、低くても中より下で始まる。
選択肢自体は比較的簡単。素直で善性を感じる解答であれば大体上がる。また、真名呼びは基本NG。一部場面以外では好感度は顕著に下がる。
ただ、攻略が単純という事ではない。 好感度の上昇値が全体的にかなり鈍く、必要好感度を用意するのがなかなか困難。また他キャライベントを含めた必要イベント回収も多くこなす必要がある。更に後述する悪魔状態もあって好感度の上昇タイミングの見切りが必要になり、非常にやる事が多く忙しい。 悪魔状態の少ない前半でキランディの好感度を集中的に上げておく、プレゼントや二週目以降ボーナスアイテムを使うなど、好感度を上げる手間を落とすと余裕が生まれやすい。
(262) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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プレゼントは甘いものをあげておけば大きく好感度が上がる。意外にも煙草も甘いものと同値の好感度が上がる。 キランディ専用プレゼントかと思われたサンバの本はブラフなので注意。サンベイロ(商売サンバダンサー)を自称するだけあって、サンバの本は普通程度しか上がらない。※売った方が何故か意外にも高く利益が出る。
■悪魔状態/自傷イベント
悪魔状態とは「悪魔」がキランディの人格の表層に出ている状態の事。
悪魔状態の時にキランディを肯定したり、彼の幸せを願うような選択肢を選んだ場合、好感度は上がるものの、悪魔による「自傷イベント」が発生する。 好感度の高そうな選択肢が出たからと言って判断無しに選び続けると確実にバッドED1になる。
かと言って、好感度の下がる選択肢を取れば当然好感度は下がる。上りも下がりもしない無難な選択肢を選ぶか、プレゼントで補充するかの措置が必要。立ち絵が表示されたならば目の色、また一人称の違いで判断出来る。 ※ 選択肢詐欺と自傷イベントの不穏さから、悪魔状態には「解釈違い地雷原」というあんまりな通称がついた。
(263) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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■よくいる場所
・学園校庭/木の上 ・学園屋上 ・学園食堂 ・学園空き教室 ・街のカフェ
(見つからない場合、電話で繋がる事もある。)
(264) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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■ルート解放条件
キランディには味方状態と敵対状態が存在する。 味方状態の際は手伝ってはくれるものの、身の上を話さないのか、ストーリーラインから外れたサブキャラクターとして扱われる。キランディを攻略をしたい場合は嫌が応にも敵対し、彼の問題を解決しなければならない。 また、キランディの敵対状態は二つ存在する。 条件を3つ満たすことで敵対状態になる。また状態1、2を同時に満たす事は出来ない。
〇状態1解放(悪魔ルート) (トゥルー、ノーマル1、2、バッド1、2、3)
条件1、屋上:「虹は出て、天使が来る」で 「お弁当を分けてあげる」を選択 条件2、夜:「悔恨の電話」で 「お言葉に甘えて、今日の出来事を話す」を選択 条件3、夜:「悔恨の電話」で 「……聞かせてほしいです」を選択 条件4、夜:「悔恨の電話」で 「間違っていないと思う」を選択 条件5、夜:「白と黒」の発生 条件6、廊下:「別れの電話」の発生
(265) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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〇状態2解放(堕天ルート) (バッドED3、メリーバッドED)
条件1、夜:「悔恨の電話」で 「お言葉に甘えて、今日の出来事を話す」を選択 条件2、夜:「悔恨の電話」で 「……聞かせてほしいです」を選択 条件3、夜:「腹の裡」までに好感度を一定値まで上げ、 「…本当に、ですか?」の選択肢を発生、選択 条件4、夜:「腹の裡」で「それは、あなた自身の 気持ちでもあると思う」を選択
キランディのエンディングを見るには
・キランディの敵対状態(1もしくは2)がそれぞれ条件最終段階まで迎えている事、かつ離脱させず最終日二日前を迎える事(ラスボス化) ・キランディの好感度が一番上がっている事が条件。
※ただしバッドED3のみ二つの条件を満たす前に突入可能。
蔑称「ネグレクトクソジジイ」と呼ばれる程の本編中の罰なのかバッドEDが4つ(望みを持たなければ実質5つ)も存在し、ED条件に他キャラクターのイベント発生、友好度、離脱が非常に左右される。キランディだけを構うだけではバッドEDかノーマル2EDになりがちな為、事件解決と全員の好感度上げを意識すること。
(266) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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■ED詳細 >トゥルーED「比翼連理」
条件 ・状態1解放 ・夜:「悔恨の電話」までに好感度を一定値まで上げ、「何かを思い出せそうなのに…」の選択肢を発生、選択 ・昼:「誠意の電話」で「その羽根の色は…?」を選択。真名を教えて貰う ・最終戦会話パート「「悪魔」が来りて」にて「真名を呼ぶ」を二度選択 ・最終戦会話パ―ト「「悪魔」が来りて」にて三度目の選択肢で「想いを伝える」を選択 ・Fearless!参加メンバーが6人以上(キランディを除く好感度が60%を超えている残存キャラが6人以上) ・桐野・シシャ・ハロルリラ・許宮・有働のいずれか3人を残存させ、「悪魔」の翼を7枚揃えさせない。 ・自傷イベント2回以下 ・失踪中に痕跡をすべて見つける ・神気・信仰・愛の合計が750以上 ・困りごと解決数20件以上 ・キランディの好感度が最大
(267) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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ヨーランダの想いに応え、意識を取り戻したキランディは 吐き出され同化していく「悪魔」に手を差し伸べ、謝罪する。
「悪魔」に捧げた為に、ほぼ全ての感情を失ったものの、ヨーランダ達の歌、そして絆によって新たに感情が芽生え始める。 不完全と思っていた今の己でも愛してくれたヨーランダ。キランディは彼女と、彼女が認めた、人でなしの自分をも愛していく事を決める。 その強さに希望を抱きなおした人間と共に歩んでいく事を目標に持つ。
その身に悪魔を抱えながらも天使となったヨーランダの傍、孤独な生き物を辞めた天使は、数千年の停滞を超えて共に歩き出す。
記憶も願いも祈りも。例え何も持たずとも、足りない分はこれからの未来で埋めていく。前を向いて歩いたその先に、いつか遠くに夢見た春は待っている。
(268) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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>ノーマルED1「strander」
条件 ・状態1解放 ・夜:「悔恨の電話」までに好感度を一定値まで上げ、「何かを思い出せそうなのに…」の選択肢を発生、選択/ or 学園校庭/木の上:「因縁の逢瀬」にて「LOVE LETTER」を歌い、伶の記憶を思い出させる。 ・最終戦会話パート「「悪魔」が来りて」にて「真名を呼ぶ」を選択/ or Fearless!の中にジェルマンが加入している ・Fearless!参加メンバーが4人以上(キランディを除く好感度が60%を超えている残存キャラが4人以上) ・桐野・シシャ・ハロルリラ・許宮・有働のいずれか一人を残存、もしくは味方とし、「悪魔」の翼を7枚揃えさせない。 ・自傷イベント3回以下 ・失踪中に痕跡を3個以上見つける ・キランディの好感度が一定値以上
(269) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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「悪魔」と同化し、「悪魔」から解放されたキランディはほぼ全ての感情を失ったものの、ヨーランダ達の歌、そして絆によって新たに感情が芽生え始める。
人間は脆弱な存在だという訳ではなく、一人では「悪魔」を救えなかったという事実を受け止め、ヨーランダ達へ謝罪。己の手で救えなかった事を反省したキランディは「孤独な生き物」であることを辞め、数千年の停滞を超えて歩き出す。
例え自分が人でなしだろうとも、それが己にとっての苦難の道であろうとも、人を愛している限り、人間と共に歩んでいくという目標を持つ。
(270) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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>ノーマルED2「アザゼルの山羊」
条件 ・状態1解放 ・真名を呼ぶ手段を持たない ・Fearless!参加メンバーが2人以上(キランディを除く好感度が60%を超えている残存キャラが2人以上) ・桐野・シシャ・ハロルリラ・許宮・有働のいずれか一人を残存、もしくは味方キャラとし、「悪魔」の翼を7枚揃えさせない。 ・自傷イベント3回以下 ・キランディの好感度が一定値以上
(271) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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「悪魔」を消滅・同化させたヨーランダ。キランディは主からの罰として翼を失う。人間となったキランディは、引き止めようとするヨーランダに応えず、いつも通りの絵にかいたような偽物の笑顔を向けて、街の雑踏に消えていった。
全ての感情を失い、自分が人間に劣る人でなしだという認識のまま。天使でも無い為に、人の為に動く使命も無い。大事なものなど無く、己の身すらどうでもいい。どうでもいいはずなのに、何故最後笑わなきゃいけないと思ったのだろう。答えは出るはずも無く。生きる意思さえ薄弱な彼をこの先待つのは、あてのない荒野のような人生か、それとも…
※ アザゼルの山羊…旧約聖書の記述の一つ。 贖罪の日に捧げられた二匹の雄山羊の内の一匹の事。選ばれた山羊は民の罪を背負い、荒れ野に居るとされる堕天使アザゼルの元へ放逐される。
(272) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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>バッドED1「Via Dolorosa」
・状態1解放 ・最終戦会話パート「「悪魔」が来りて」にて「真名を呼ぶ」を選択/ or Fearless!の中にジェルマンが加入している ・Fearless!参加メンバーが2人以上(キランディを除く好感度が60%を超えている残存キャラが2人以上) ・自傷イベント4回以上 ・キランディの好感度が一定値以上
(273) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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「悪魔」からキランディを救おうとするも、強大な力の前に術は無く窮地に立たされたヨーランダ達。彼との唯一の絆である真名を呼ぶことで隙をつき、無力化させる為になんとか翼をもぎ落とし、「悪魔」を吐き出させ、消滅させる。
「悪魔」による自傷により命を限界まで削られていたキランディは、皮肉にも「悪魔」の存在によって生かされていた。「悪魔」が消滅するならば、同じく死ぬ運命にある。
死を前に天使であった誇りも失われたが、それを失った悲しみすら、キランディは理解できなくなっていた。 全ての感情を失い、何故これを言わなきゃいけなかったのかも理解してないまま、救えなかったことに謝りながら死んでいく。神気・信仰・愛の合計が900以上まで上がっていた場合、一命はとりとめるが何時起きるか判らない永い眠りにつく。
※ Via Dolorosa…刑場のある丘までの苦難の道のこと。
(274) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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>バッドED2「明けない極夜へ」
・状態1解放 ・真名を呼ぶ手段を持たない ・Fearless!を結成出来ない ・キランディの好感度が一定値以下
キランディを乗っ取った「悪魔」を退治しようとするも、強大な力の前に止める術の無いヨーランダ。ついに「悪魔」の願いは叶ってしまい、街全ての人の魂を吸い、眠りについた静かな世界に二人だけになってしまった。
それでも満たされない事実に絶望する悪魔の隙を突き、ヨーランダはとどめを刺す。死に消えて楽になる事が、唯一の救いになってしまった事に泣き嗤いながら消える悪魔。
穏やかな笑みを浮かべ、永い眠りについて動かないキランディとヨーランダのセリフで終了。黒画面にスタッフロールが流れる。
展開の大筋とヨーランダのセリフのせいでデビルマンEDとも呼ばれる。
(275) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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>バッドED3「荒野を超えず」
・状態1,2は問わない ・自傷イベント5回目以降の会話の際、追加される選択肢「……あなたは誰?」/ 「……もしかして今、怒ってますか?」(状態2の場合)を選択
勇敢と無謀を履き違えてはならない。無知は純粋であるのかもしれないが、愚鈍でもあるのかもしれない。 世には触れてはならないものが存在する。いつか立ち向かうべきものは、少なくとも今では無かった。
彼の様子の違いに漸く気づいたヨーランダは、ついにそれが何なのか知りもしないまま、危険を疑う事も無くその扉を開けてしまった。
正体を現したキランディは、天使の顔を崩して冷徹に嗤った。ヨーランダへ祝福が降りて、彼女は二度と目が覚めないような、深い眠りへと堕ちていく。
いわゆる選択肢ミス死亡ED。固有スチルは手に入る。
※ 荒野の誘惑…新約聖書に書かれているエピソードの1つ。洗礼を受けた後、神の子は荒野に40日間留まり、悪魔の誘惑を受けた。
(276) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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>(メリー)バッドED 「毒麦のたとえ」
・状態2解放 ・自傷イベント3回以下 ・(神気・信仰・愛の合計が300未満で追加シーン発生)
「悪魔」が自身の感情でもあると認め、「悪魔」を消化し取り込んだキランディ。 ただ、自信の感情と認めた為、脆弱な人間を救うための存在としての自分にも致命的な脆弱性(孤独である(記憶がない)存在でありながら孤独を苦痛とする器官が存在すること)があると知り、あまりの設定のハードモードと悪趣味さに「主は人間を救う気は無く、そも全てが間違えていた」と判断。 キランディは、自らの意志で堕天する。
主が作り出したこの世のすべてが間違いであるように、 愛した人間たちが、彼の遊び道具で終わらないように。 全てを間違いである悪とした上で、主からの救済を与えよう。 彼のゲームの終わりに待つのが彼にとっての望まぬものにする為に、彼は、全ての人々を破滅の道に導く者になった。
それを止めようとしたヨーランダにキランディは彼女と決別、戦闘へ。(ここで伶が残っていた場合、怪異と化すかの選択肢が発生する。) 彼女の救いの手を取る事も無く斃れたキランディは、代わりに意味深な言葉を最期に残す。
(277) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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神気・信仰・愛の合計が300以上の場合はここでスタッフロールが流れる。それに満たない場合はシーンが追加される。むしろメリーバッドEDはここから。
彼の言葉から、僅かにこの世界の在り方に疑問を感じたヨーランダ。彼女の中で育った疑念はいつしか彼女をも堕天使へと変えていく。
記憶の中に残った彼の面影は、沸いた疑念への答え欲しさからか妄想へと挿げ変わる。ヨーランダはキランディの幻影と共に、人々を惑わす道へ導いていく――…
(278) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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※ 毒麦のたとえ… 聖書にあるたとえ。
「天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。人々が眠っている間に敵がきて、麦の中に毒麦をまいて立ち去った。 芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。 僕たちがきて、家の主人に言った、『ご主人様、畑におまきになったのは、良い種ではありませんでしたか。どうして毒麦がはえてきたのですか』。 主人は言った、『それは敵のしわざだ』。すると僕たちが言った『では行って、それを抜き集めましょうか』。 彼は言った、『いや、毒麦を集めようとして、麦も一緒に抜くかも知れない。収穫まで、両方とも育つままにしておけ。収穫の時になったら、刈る者に、まず毒麦を集めて束にして焼き、麦の方は集めて倉に入れてくれ、と言いつけよう』」
種を撒く人は「神の子」、畑は「世界」、毒麦は「悪い者の子たち」を、それをまいた敵は「悪魔」の事。収穫の時は「世の終わり」を、刈る者は「神の天使たち」を指す。毒麦とされた「悪い者たち」は炉の火に焼かれ、泣き叫んだり歯噛みをしたりする。
(279) bou 2020/01/25(Sat) 16時半頃
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― 回想>>7:7>>310>> ―
[意識を取り戻す。]
[目を覚まして場所が違うなんてもう何度目かわかったものではなく。この頃にはそこが何処かを意識するより「何を襲ってしまったか」を確認するべきだという事を、身体が勝手に覚えていた。]
[胃の痛みとエーテルの不足で、霞みかけた目で足元を追う。幸いそこにはまだ何も無かった。代わりにぼた、と己の羽からタールが落ちる。 ああ、汚してしまった。床が地面じゃないから多分子羊達の建物だったろうに。そこに、後悔とか申し訳なさも乗せられずただの端的な事実確認が呆けた頭に過る]
[視界をのろのろと上にあげた。 窓の向こうに、ベッドに沈む少女の姿>>310。 いつか、友人たちと笑いあっていた女子高生だ。]
(335) bou 2020/01/25(Sat) 22時頃
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[咄嗟にベランダの手すりにかけていた足を動かして、飛ぶより前に地に堕ちようとした。 ここは高層だったが、それで自分の身はどうなろうといい。そうしなればこの後どうなるかは、もう既に判っていた。
出来るだけ遠くに行かなければならない。 意識があるうちに。
エーテルがまともに取れなくなってボロボロになっている身体に漸くの糧と、自己への誇りを与えてくれた子だ。>>1:422 彼女は間違いなく、苦難の道を歩いている己への救いの一つだったのだ。]
[ごぼ、と水音が上がる。胃に痛みが走る。
意識が保てなくなる。足掻くように顰めた紫の目が最後に映したのは、彼女の寝顔。
記憶も碌に無い虚ろな自分をずっと覚えておくといってくれた、あの時の見送った顔>>1:401を瞼の裏に、解けるようにして意識は消えた*]
(336) bou 2020/01/25(Sat) 22時頃
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― 礼拝堂 >>7:287―
[黒い幼子が彼女と一つになった後。ヨーランダの7つの翼はやがて、淡い光の粒となって消えていった。その光を見送りながら、吐き疲れて掠れた声をヨーランダに掛ける。]
………小鳥、
[天使へと駆け寄った彼女は、身を起こす余力も無い天使の下へ膝をつく。こちらは吐きだしたタール溜まりに転がったままの身だ。「汚れるよ」と声は掛けたが、既に足元を黒く濡らしている彼女>>7:256は気にしないようだった。]
(420) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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[『あの日、私に声を掛けてくださったのはキラさんだったんですね』…こちらへ心配そうな目を向けてヨーランダはそう言った。悪魔と一つになったせいか。彼女は思い出したのだろう。>>7:261]
――――ごめん。
呑み込まないと、満たしてみせると…… そう選んだのは私だから……私がやるべきだったのにな
[それはこの天使も同じことだった。「悪魔」を吐き出し、皆の歌に呼び起こされた今の身なら、興味の喪失からの物忘れからも解放されている。 伏せてしまいそうになる視線を、逸らさないように意識して、天使は記憶を探るように ぽつりぽつりと言葉を落としていった]
――君が、あの時の子だったのか…………
………君と分け合ったものだったのに
ごめんよ 私はあの子を、救えなかった
(421) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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[今なら思い出せる。 10年前の小さな背も、泣いていた顔も。 その美しかった、魂の色も。
瞼の裏に居る小さな彼女は今。大きくなって、皆の絆に寄り添われて、此処に居る。]
…ああ、大人になったなあ… 君はもう、あの時泣いていた 小さな子供じゃないんだな…
…………何時までも前を向かないあの時の君に、 私は何処かで自分の姿を重ねていたんだろう…
だから、君が何時までも小さな子供だと思っていた… 自分の限界は判るものだから…
[どうあれあの時、天使は彼女を見限った。 「幼子だから」と。「脆い人間だ」だからと。 ――泣いてる彼女を、理解できないまま。]
(423) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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…こういう気持ちを、分け合うためには。 ただ、君の手を取ってあげればよかったのかな…
…………あー…、こういうのは…後悔とか そういう気持ちだったかなぁ………
………ちょっとこういうのも…久々過ぎて ぴんと来なくて…
……あーあ………いや、情けないな… ―――情けない。
[彼女を10年抱えたままだったのだ。 流石に慣れた感覚が、空っぽの胃は違和感だと告げる。
痛みも無い。感情が摩耗する感覚も無い。 なのに続く、喪失感にも似た感覚。]
[天使の抱えたその感情を反映したかのように。どこからか、美しいストリングスから始まる歌がBGMとしてフェードインし始める――――…♪]
(424) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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♪ 「本当の自分隠さないで」 はてな そもそんなのあったっけな いつも君は怒るけどさ さてな 興味持つ意味あるんだろか
(425) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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[―――そうだ。 今感じるこれは、間違いなく喪失感で、後悔だ。]
[何も持たないと思っている者からは 何も奪えやしないから、
此の後悔を、傷跡を私に渡していく為に 君を失う必要があったのだろう。]
(426) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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♪
失った箱の中身 入れるものが無いから 座礁した意識を眠るように閉じてた
(427) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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[結果は如何だ。
君は誇っていい。 君の勝ちだ。
悪魔によって、私は破滅した。]
(428) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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打ち上げられたstrander 箱舟に乗ってたのはただ一人 過ぎ去っていった潮騒を まだ まだ見送ってた 首が痛くて下を向いた 鳩のない空に雲がかかる
(429) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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[君があんなに嘆いていた孤独を捨てて。 きっと私は、孤独の生き物を辞めるしか無い。]
[それが私にとっての楽であったとしても、 辞めた先に待つのが苦難の道であろうとも、 捨てるしか無い。]
(430) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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♪
持たざる者と思ってた 何も奪われるものなんて無いならさ いつも君は怒っていた 今は空白を大事に抱えていよう
絡まった撚り糸 手を曳いたのは誰だ 座礁した意識を呼ぶように泣いてた
(431) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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[君を救えなかった。 私一人では。]
[此の傷跡だけで、 こんなにも、こんなにも、]
(432) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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編み上げられたstrander 迷宮に居たのも知らなかった 間違いだとした諦観を 今 今導いてた 180°裏返した 何もない空に虹が掛かる
いっっ゛……お゛ああ、痛いし…気持ち悪いなぁ…
あ〜………、…は、 なんか…色々 、頭に浮かんで 忙しいなあ…、
[痛みに顔を顰めつつ、 ・・・ 息の抜けるような笑い声が小さく上がった]
(433) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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何時ぶりだっけな、こんなの 主(かれ)と 喧嘩した時とか、どうだったっけか…
いやあ…覚えてないな、
こんなの、知らなかったかもなあ、
(434) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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[――― 一人で留まる事が、耐え難いのだから。]
(435) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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失ったもので描いたスタートライン 君の痛みで歩き方を思い出した
(436) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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打ち上げられたstrander 箱舟に乗ってたのはただ一人 過ぎ去っていった潮騒を ただ ただ見送ってた 君が笑うから上を向いた 鳩のない空に響き渡る、
[重たい腕を何とか上げて、 天使はヨーランダへと、汚れた手を差し出した。]
…… 彼女は、そこにまだ居るかい?
(438) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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[汚れた手を、ヨーランダが取る。 冬の気温で冷えた手でも、 それでもそこにはきちんと人の熱があった。
――消えた面影を探すかのように、 天使は僅かに指を動かしてその滑らかな手を撫でる。]
―――――ごめん。 ごめんな。
[届いているかは判らないが。 十年重ねたその罪へ、天使は苦みが舌に残したまま告げた]
(439) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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編み上げられたstrander 迷宮に居たのも知らなかった 間違いだとした諦観を 今 今導いてた 180°裏返した 何もない空に虹が掛かる
(440) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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[―――きっと遠い、遠い旅になるのだろう。
それでも歩かねばならない。 自分は人間を愛しているし、愛したいと…そう、 それだけの願いは自分にもあったのだと、 気付けたのだから。]
[口に残る苦み。ぽっかりと空いた腹の中。 汚れた手に残る暖かさを、空のような身に刻みつける。
疵のように感じるそれらが、如何か。 いつまでも指標になるように。]
(441) bou 2020/01/26(Sun) 04時半頃
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[そうして、謝罪を終えた頃、 天使はヨーランダの手を離した。]
[―――さて、まず何をしなくてはいけなかっただろう。
エーテルが切れた身で、眠気に襲われているのもあるのだろうが、数千年、自ら歩む事も無く歩いていく人の背を見送り続けるだけだった身だ。そんな自分を変えると決めたものの、どうにも呆けて考えがまとまらない]
[とりあえず、迷惑を押し付けた友に 謝ったり奢ったりしなきゃいけないだろうし、]
(442) bou 2020/01/26(Sun) 05時頃
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[……それからそうだ。
虚無のような、何一つ感じる事も出来なかった意識の中でも それ>>7:121だけは輝いて見えた。>>7:131>>7:133
何時かの幼いヨーランダの魂のようには、 美しく綺麗では無かったかもしれないけれど。 傷だらけで、不格好で。 だけどそれでも其処に立って、しっかりと輝いていた。
――この強さを人間が持ち得るなら、「あまりに脆くて未熟」>>2:103だなんて、言えない程に。
今は「次会ったら」>>6:17で、 「叶った」>>6:44のだから、 彼女の約束に答えないといけない。
もうちょっと何とかする、とはいったもののまだボロボロで、今にも寝落ちしそうな身だったが、無関係に殴られる羽目になる子はもうこの身に居ないのだ。 だから身辺整理はついたとして、そこの約束は反故にしたつもりはない、と言い張りたい。相手がどう思うかは別として。]
(443) bou 2020/01/26(Sun) 05時頃
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[酷い眠気に寝息のような呼吸をあげながら、 天使は瞼の裏に遠い旅路の先の春を描く。
いつか、彼女が夢見た世界>>6:43になった時。 そこに人を愛し、人に寄り添い、人を助ける自分が どんな形であれ、存在出来ている事を。*]
(444) bou 2020/01/26(Sun) 05時頃
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