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空が落ちた?と首を傾げる。
[案の定、捕まった。
命の危機]
ぎゅぅ
[でも、急に真っ暗に!
つまりタコ捕獲はもう、無理ね!わははは!天は我に味方せり!]
暗い・・・・・・。
今がチャンスだ。
匂いさえ隠せれば、何をしたってバレやしないね。
[暗闇の中で目が光る]
今日は山の下んほうに行ってみようかな?
[???は狼に転じた]
メモを貼った。
― 森の中 ―
[こちらナンバーツーダイジェスト。
道に出来た大穴の横で何やら誇らしげにしている下手人確保。
とりあえず爪出して5回殴って、それから穴を埋めさせて、]
ふぉん!?
[痩せ狼の首根っこ噛んで、体格差あると言っても相手は大人なのでずるずる引きずりつつ滝壺へ連行しようとしていた道すがら、
突然闇が落ちた。
元々太陽も星もない空が、黒い木とも、地面とも、まったく区別のつかない真っ暗に]
…… ぅ、わ、おーーーん!?
うわっ?
[突然あたりが暗くなって、岸と水面の区別すらつきにくくなった]
ど、どうしよう。タコ見失うかも。
[ひとまず、鼻を頼りにすべく狼の姿へ]
[とりあえず、隙を見て逃げ出す気まんまんのヒューをそのまま超特急でボスのお屋敷に引きずってって、おしおき部屋に放り込んだ。
がしょん。鍵おっけー**]
メモを貼った。
わふ―?
[暗い昏いと思いながら水より木の匂いがする方へ
その足取りは手探りをしながらなので非常にゆっくりとしたものだ]
― お仕置き部屋 ―
[がしょん。後ろで鍵のかかる音
汚れを雑にゴシゴシされて、板張りの座敷牢にぺいっとされた]
きゅーん、きゅーん!
[可愛い声で鳴いても無駄ね、わかります]
……ぐるる
メモを貼った。
[ボスが帰って来る前に脱獄せんならん]
ぐるる!
[とりあえず、壁と床の間を爪でバリバリ、穴掘り作戦**]
[昼も夜もあいまいな空はどこまでも漆黒に染まり、こんな暗闇を喜ぶのは日を嫌う一族くらいだろう。
人間界の夜でも星や月があって真っ黒にすることはなかった。
じっとしているのは何が(タコとか怖い生き物とか)こちらを伺っているような気がして落ち着かない。
そしてもうひとつ脳裏に浮かぶのはたんこぶをこさえた狼が不安にしてないか。
自分が一番落ち着いて安全だと思える、その場所を目指して一歩一歩前進する。
ヒューのことはもちろん心配していない。
あいつがいるなら幼い狼が怖がったり、寂しい想いはしてないかな。…無駄に明るく、自信家だから弱いところも見せないし]
う、わん
メモを貼った。
―ちょっと前―
『ゆっくり大人になる?
でもおれ、強くてカッケー狼になりたいもん……
かけっこだって、ゆっくりしたらエモノ逃げるもん』
[しかし、カルヴィンに慰めの言葉を掛けられて、
幼狼は少し気を取り直したようだった]
『ゆっくり大人になっても、強くてカッコヨクなれる?
ボスみたいなんなれる?』
『……ほんとー?
じゃあ、ゆっくりのをがんばる!』
―そして今―
[ボスのお屋敷に入る前の所で、辺りが真っ暗になる]
うー!? わんわん!?
[驚いて一頻り吠え立てたものの、何も起こらなかった]
[ボスのお屋敷に入ると、板張りの床に小さな肉球の
足跡がついた。……そういえば、崖を転がったために
土汚れがあちこちについているのだった]
くーん。
[幼狼をここまで連れて来た大人狼は、
『誰かこいつ風呂に入れてやれ』などとのたまうが。
今現在お屋敷にいる人選で、幼狼の面倒を見られる、
そんな狼はとても限られまくっている*気しかしない*]
メモを貼った。
[がりがりがりがり
ぎりぎりぎりぎり
じゃっじゃっじゃっじゃっ
ぎぎぎぎぎぎぎぎっぎ]
へっへっへっ
[………ちょっと休憩]
[びくっ]
きゅーん……!
『なんかヘンな音する……!』
[こそっと近付くと、赤毛狼が一生懸命ここ掘れわんわん]
『ヒュー! 外まっくら! 何してんの?』
[小窓からお仕置き部屋を*覗き込んだ*]
『おー、まっくらくらー』
[やたらめったら硬い木製の格子をガジガジする口を止めて、声のした方
『トニーィ?ここ開ーけーてー』
[ガリガリ]
『わうん』
[扉の隙間に鼻先や前足を突っ込んでみるが、
きっちりと閉じられていて入らない。
人型に変身して取っ手を掴むが、同じ事]
カギかかってるから、むりー。
[そのままお仕置き部屋の戸口にぺたんと座った]
なあなあ、どうしてカギかかってるの?
なんで外がまっくらになってんの?
ねー、どうして?
[ついでにヒューを質問攻めに*している*]
メモを貼った。
ばぅ
[扉に頭突き]
『そらなー、鍵の言うことにゃ、トニーィが見つけてくれるのをどこかで待っとるんな?』
[植木鉢の下を探せ!と言ってみる。
ただし「うえきばち」見た事ないので、何なのか知らない]
『まっくらなんはー、きっとほれ。タコの陰謀』
『ちゅーか、今まで何で明るかったんよ?』
[なんの疑問も抱いてなかったけど、実は明るい方が変なんじゃないの、どや]
またゴリゴリ床を削り始めた
ヴェラ…、そんなに買いこんで…
[大きな体躯いっぱいに買い物をする姿は、普段見られないものだからこそ笑みが浮かぶ。]
あとは、何があれば群れのみんなは喜ぶでしょうか…
[矢張り食べ物だろうか、などと周囲を楽しそうに見渡して。**]
おん。
[タコどころじゃないと思ったので、他の者の匂いがわかる範囲でうろうろしている]
[頭突きでゴチンって言った。痛そうだ]
じゃあカギがまいごってことだな!
……うえきばちってなに?
[ヒューも知らないらしい。
ギリアンに聞いたら分かるだろうか]
たこ!
[黒い墨は空をも染める! かどうかはしらんが、
明るい方がおかしいんじゃと、ドヤ顔で言われたら、
確かに……とうんうん唸り始めて]
あ、分かった! 明るいのはー、まおーのあたm
[検閲削除されました。]
わふ
[暗闇の中で無駄に姿勢よくお座りをして位置関係を整理している。道が分からなくなった程度では取り乱した姿は見せないようだ。
左に耳を向けるとばしゃっという水の音が聞こえ、左の方からは年長狼の匂いをいくつも感じる]
わふん?ばふ
さっきから魚がよく跳ねているが暗いせいか?
…ん、この集団の匂いを辿っていくと森の奥か、巣穴のどちらかに行きそうだから無し。他にないかな―。
近くから感じる。泥と葉っぱの匂いに首を傾げつつ匂い探し**
『うはは!なるほど魔王のあたm』
[ピー]
[疲れてきてしもーた。
座敷牢、穴開かん]
…ぅー、
へっへっへっ
[どろん。人の姿に変わる]
こっから脱獄するよか、ここに籠城する方が良い気がしてきたー
[赤い短髪をがりがり掻き回して思案顔]
この扉に
考え中
メモを貼った。
おれカギ探してくる!
[大人狼が『風呂はいれ』と言った事も忘れて。
顔も体も、草色の着物も泥んこの子供は
板敷きの廊下や畳の座敷を駆け回っている。
調度品をいちいちひっくり返しているので、
子供が通った後は散々な事に*なっていた*]
わふ?
[板の間で休んでいたら、入り口の辺りが騒がしくなった。
『誰かこいつ風呂に入れてやれ』大人のそんな声がする。
『また、誰か落とし穴に落ちたのかなあ?』
[首を傾げて立ち上がる。
だいぶダメージも回復したので、仲間の気配がする方へ行ってみることにした。]
『あっれー?
こっちの方だと思ったんだけどなー。』
[覗いた部屋には誰もいない。
けど、室内には乾きかけた泥がぽろぽろ落ちていた。]
『あー、いっけないんだー。
ここに敷いてあるの、何だっけ、えっとー、人間が草を編んで作ったやつ。
たたま?たため?』
『忘れちゃったけど、汚したらボスに叱られるよー。』
[証拠隠滅してあげようかと、自分の前足で少し泥を払ってみたけれど、かえって泥が散らばっただけだった。
よく見ると、室内に飾ってあるいろんな物が、倒れたり破れたりしている。]
『…………知ーらないっ!』
[そそくさと部屋を飛び出した。]
くしゅん…誰か噂をしているんだろうか。
[とてとてと廊下を歩く。廊下にも泥が落ちている。
屋敷のあちこちで、大人達がざわざわしているのが聞こえる。
辺りが暗くなったとか、ボスが帰ってくれば……とか。
だけど誰の姿も見えないから、ちょっと不安になって歩き続けた。]
[あちこち開けっ放しになった入り口が並ぶ中、ひとつだけ閉じた扉が見えた。
扉の前は、やっぱり泥で汚れているんだけど。]
『何だろ、あそこ?』
[そーっと近づいた。
扉に小さな窓があったので、そーっと覗いた。]
わう!わう!
『あれー?ヒューだ。
何してるの?何してるの?』
[6秒後]
この扉に
とりもちを
仕掛ければ完璧!
って思っててな
[そーっと覗いてきた栗色狼に手をぶん回した]
『とりもち?
どうなるの?どうなるの?
何かつかまえるの?』
[尻尾を振り返した。小窓から見えるかどうかはわからない。]
ボ ス を 捕まえるんよ
ここに入って来ようとしたら、一撃・必殺!
[扉を掴んでガタゴト]
メアリーィ?
オレの巣穴に、とりもちしまった革袋があってなー
…あれがあればなー、使えるのになー
面白いもん見れるかもしれんのになー
『ボスをつかまえるの?』
[首を傾げた]
『うーん……ボスがそんなのにひっかかるかなー?』
[どうしたものか、と暗闇の森の中でじっとしていると係員が見つかり、首の根っこを咥えられて巣穴に持っていかれそうになる。
彼にとってはうれしくないことに仔犬と同じ扱いである。
昔から戦士や外交の仕事はさせてはもらえなかったが簡単なことは任せられるようになっているんだ!と手足を動かして逃れそうとする。
…カルヴィンは戦士狼に駄々っ子の目で見られている]
ひゃん、わぅわぅ―……くぅん、きゅーん
わふ。
『それに、今は外が真っ暗みたいだから、あたし取りに行くのやだなー。』
やってみなきゃわからんし!
[どうせ出られなければ殺されるのを待つばかり、である]
暗いうちがチャンスなんじゃーん
[ガタゴトガタゴト]
[ずりずりと引き摺られながら、どうしてもボスの屋敷へ行きたいんだ!!と偽りなき本音で説得を開始した]
わわふ、わん!わん―あおーん!!
『しょーがないなー、もー』
[考えた。
どうせボスがつかまるはずもないけど、何が起こるかちょっと見てみたくはある。]
『じゃあ、今度狩りに行ったら、取ってきた一番いい獲物、あたしにくれる?』
楽しそうにボスのことを話している。目的はどうした。
ぁえ?
…おう、やらんでも、ない
[ヒュー、群れでの位低いので…
当たる獲物は実のところ、あまり上物と呼べるものは少ないけど]
とびきりの肉、な!
『うん、とびきりの!
って言っても、そんなに凄いの貰えるとは思ってないよ。ヒューだもんね。』
[笑いを含んだ囁きを返す。
貸しを作ってみたいお年頃なのです。]
『じゃー、取ってくるね!』
[そう言って、小窓のある扉に背を向けた。]
― 人間界・とある温泉旅館 ―
[”舞い立ち昇る龍の鳴き声”と例えられる竜笛の音色。
奏でてくれた東国の奏者を見送り、余韻に濡れて思われる客室から縁側へ出る]
…狩りの狂乱の中でなく、こうして眺める月も悪くはないな
[人の姿のまま、ごろり板張りのそこへ寝そべった。
丁度良くあった膝へ、赤錆の頭を枕すれば、見上げる空は真円より僅かに欠けた居待月]
それに星も
[指に摘んだ笹の葉をゆぅらり、夜風が揺らした]
……そろそろ、帰るか、クラリッサ**
メモを貼った。
がうがう!
[これでも、頑張ってる!頑張ってるからこそこの程度の混乱で済んでる!
そう主張したいおとしごろ、42歳]
くーん?
『あれ?この辺じゃなかったっけ?』
[やってきた巣穴は、明らかにヒューじゃない匂いがする。
っていうかチビちゃんたちがいる。]
『ここ、ギリアンのとこだ……きゃ!?』
[巣穴に近づくと、仔狼たちにまとわりつかれた。]
『だいじょうぶ、だいじょうぶだよー。
ギリアンはみんなのこと見て回ってるけど、すぐ帰ってくるからね。』
[暗闇が不安らしい小さい仔たちを、なだめるはめになった。]
[あっちこっちで動けなくなっている狼達を巣穴へ連れ帰り、点呼する作業中。
じたじたするカルヴィン達(と思わしきまっくらの中の影)にも、ほらほらほらー、と]
がう!がう!
[忙しくて目が回りそう。
暗いし、あちこちに落とし穴はあるし、チャンスとばかりに普段悪さしない狼までちょろちょろするし!
んもう、んもう!んもう!]
[ヤニクの囁きが聞こえた気がする。
この近くにおるのかな?]
…やーにくー?
なーなー鍵知らんー?
[とりあえず聞いてみるけど、人の姿のままなので声はすぐ近くにだけ]
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