246 朱桜散華
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─ 川沿い→自宅 ─
[どれだけそうしていたか。 顔を上げた志乃はゆっくりと立ち上がり、自宅への道を歩む。 纏まらない思考に時間を取られたため、もう陽が傾く時分になっていた]
[自宅へと戻り、日が暮れた後。 夕飯を済ませ自室へと入ると、また伯父達の話し声が漏れ聞こえて来た。 綾崎への支払いは祭りが終わるまでは待ってもらえるだろう、それまでに用立てれば良い、などの声。 志乃の話は今のところ出ていないようだが、床の用意をしながら小さく溜息をついた]
[床に入る時分になり、部屋の片隅へと目をやる。 いつもはある物がそこに無い。 一抹の寂しさを抱きながら、それを押さえ込むように目を瞑った]
[夜半に起きたことなど知る由も無い*]
(4) 2016/04/23(Sat) 01時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 01時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 01時半頃
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─ 祭り当日早朝 ─
[心細さは眠りでも解消されず、志乃はいつもより随分早くに目が覚めた。 身支度を整え、伯父達を起こさないようにそっと表に出る。 祭事が始まる前であれば琴に触れることも出来るだろうと考えてのことだった]
(15) 2016/04/23(Sat) 02時頃
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[まだ起きて出歩く者も少なく、辺りはしんと静まり返っている。 風がそよぐ音や川の流れる音を耳にしながら、志乃は村外れの丘へと向かった]
…………ぁれ?
[その途中、丘へと目を向けた時、木々の間に鮮やかな色を見た。 いつもならば目にするはずも無い、あるはずの無い薄紅]
─────、
[息を呑み、志乃は緩やかだった足取りを速めた]
(16) 2016/04/23(Sat) 02時頃
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─ 村外れの丘・桜の下 ─
[坂を駆け上がり、息を切らせて上った丘の上。 立派な神楽舞台の脇にある演奏台が目的地だったにも関わらず、志乃の目は上方へと向けられていた]
────── うそ、
[大木が湛える満開の桜。 咲くことの無い桜の樹に花が付いている。 それに異常を抱くよりも先に、見事な枝ぶりに目を奪われた]
きれい ───……
[里でも、里の外でもこれ程の桜は見たことが無い。 志乃は桜に目を釘付けにされたまま、その幹に触れようと近付いて行く]
(17) 2016/04/23(Sat) 02時頃
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……─── っ ?
[手を伸ばし、指先が触れんとしたその時、爪先が何かにぶつかった。 手はつんのめる身体を支えるために幹へと触れる。 その状態で足元へと視線を落とせば、人の腕が先ず目に入った。 次いで顔がある方へと視線を動かす]
………長?
[志乃が居る逆の方へと顔が向けられていたが、それは正しく里長だった。 見開いた目、歪んだ表情が異常さを志乃に伝えてくる。 ぇ、と思った時にはもう遅かった]
[移ろう瞳は里長の胸に空いた大穴を捉える]
(18) 2016/04/23(Sat) 02時頃
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──── ひぃっ!?
[ようやく認識した異常事態に引き攣った声しか出てこなかった。 桜の樹の幹を押すようにして倒れる里長から後退る。 里長に満たされていただろう赤色は、全て地面に吸い込まれているように見えた]
だっ 誰か ─── っ!!
[ようやく出た大声で人を呼びながら丘を下る道へと駆ける。 縺れる足に体勢を崩しながらの、転げるような走り方だった*]
(19) 2016/04/23(Sat) 02時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 02時頃
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[呼びかけに応じた声がいくつか>>23 >>24。 こちらへと来る人の姿を見た途端、足から力が抜けた。 転ぶような形で坂の中頃に座り込む]
お 、 長が
桜 、 下で 倒れて
[呼吸を整えぬままに紡いだ言葉は断片的。 日向に肩を支えられ、荒い呼吸のままに続ける]
むね 穴、が
[そこまで言って息を詰まらせた。 右手で口を覆い吐き気を堪える。 まだ飯を口にしていなかったため、出すものが無いのは幸いだったかもしれない]
(26) 2016/04/23(Sat) 02時半頃
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[あまりの出来事に琴がどうなっているかなどの心配は頭から消えていた。 日向が傍に居る>>25ことも、気にしてなどいられない。 それだけの光景が目に焼き付いている]
なに 、 おきて
[桜が咲き、その下で里長が命を落とした。 伝承に重なると皆が気付くまで、そう時間はかからないだろう]
ひなた さ 、
わたし、だいじょう ぶ
みなに つたえ
[呼吸を整えながら、志乃は日向に他にすべきことを示唆する。 休める場所へと促されるなら、坂の下まで付き添ってもらい、腰掛けられそうな岩を見つけて一時休むことにした**]
(27) 2016/04/23(Sat) 02時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 03時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 03時頃
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[近付いて来た置壱の巨躯が影を作り、志乃は思わずびくりとする。 日向が何事も無く接するのを横目にしながら、瞳だけで遠慮がちに置壱を見上げた。 置壱の身振り>>42が何を示すのかを理解するには時間を要した。 岩へと腰掛け、置壱に対して緩く首を横に振ると、今度は竹筒を差し出される。 一つ、二つと瞬いてから置壱を見上げ]
…… あり、がと ……
[意外そうな、呆けるような顔つきで感謝を紡ぎ、両手でそっと竹筒を受け取った]
(47) 2016/04/23(Sat) 16時半頃
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………長が、死んだから……、 咲いた ?
[日向の言葉>>45を繰り返すようにして呟く。 気が動転していて伝承をなぞっていることに気付けていなかった志乃も、その言葉から現状についてを少しずつ理解する]
伝承……巫女、の…
[大声を出していたのもあって、紡ぐ声は掠れ行く。 けほ、と一つ咳をしてから、志乃は竹筒の中身を少し口に含んだ。 渇いた喉に水が染み込んでいくのを感じる]
(48) 2016/04/23(Sat) 16時半頃
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大丈夫、行って、ください。
[心配げに振り向く日向にそう言葉を向けて、坂を上る背を見送る。 置壱はどうしていたか。 日向と共に行くと言うなら引き止めはしない。 ただその前に、竹筒を彼に返そうとした]
(49) 2016/04/23(Sat) 16時半頃
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(かかさまが、あの樹を気味が悪いと言っていた、けど…)
[今なら母が感じていたことを理解出来るような気がした。 前触れ無く咲いた薄紅。 怪異を言わずして何と言おう]
[異変を聞きつけ丘へとやってくる者達の中には焦燥する志乃に疑問を抱く者も居るだろう。 最初に里長を見つけたのが志乃である話も、次第に広まっていくはずだ。 まさか、と疑われ始めるのも、恐らく時間の問題である**]
(50) 2016/04/23(Sat) 16時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 16時半頃
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[日向は余程志乃が心配だったのか、里の人に後を頼んで行ったらしい。 置壱もこちらを気にしていたようだが、竹筒を返した後は日向を追って坂道を上っていく]
……大丈夫、少し、休めば…
[日向の代わりに残ってくれた人にも同じように言葉をかけて。 呼吸が落ち着いてくると志乃は岩から腰を浮かせた]
いえ…一人でも、戻れます。 …ほら、呼ばれてますよ。
[残ってくれた人が他の者に呼ばれていることを理由に傍から離そうとする。 志乃の蒼白な顔を見てその人は食い下がろうとしたが、再度促すと呼ばれた方へと向かって行った。 それを見送った後、志乃は人の流れに逆らい丘から離れて行く]
(56) 2016/04/23(Sat) 20時半頃
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─ 川沿い ─
[最初は家へと向いていた足はいつしか川沿いの道を歩む。 無意識だったらしく、我に返ったのは川縁に立つ竿を目にしてのことだった]
……すけさん……
[消え入りそうな声で呟く。 こんな時でもいつもと変わらないように見える丁助。 知らずに居るのか、知って尚この姿勢なのか。 後姿からは判別出来ない]
(58) 2016/04/23(Sat) 21時頃
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…すけさん、
桜のこと……聞いた?
[これまで避けていたのに、気付けば声をかけていた。 どんな反応をされるだろうと、胸の内に不安が膨らんでいく*]
(59) 2016/04/23(Sat) 21時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/23(Sat) 21時頃
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[返る声>>60は以前と何ら変わりなく聞こえた。 向けられた表情も、以前の、”あの日”よりも前と同じで]
…………
[どうしてか、酷く安堵した]
(63) 2016/04/23(Sat) 22時頃
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うん…… 咲いた の。
凄く 凄く、 綺麗に。
[問いに頷きながら、そ、と歩を進めて丁助の近くに腰を下ろす]
─── でも、 その下で
長が ……死んでたの…
[言葉から実際に目にしたと言うのは伝わるか。 顔を俯け、瞳を伏す。 目尻から、ひとひら、ふたひら、雫が零れ落ちた]
(64) 2016/04/23(Sat) 22時頃
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[丁助の声>>72に驚きの色は無い。 元々祭事や桜の伝承に良い思いを抱いていないようだったが、それにしても淡白に感じた]
───…… ぅん
[見てくる、と立ち上がる丁助に俯いたまま、長めの間を空けて是を返す。 それ以上かけられる言葉は無い。 志乃もまた、ふつりと切れた感情の糸を縒り戻すことが出来ず、座り込んだまま丁助に縋る手を伸ばすことが出来なかった。 突き放してしまったのに今更そんなことは出来ないと言う意識もあってのこと]
(74) 2016/04/23(Sat) 23時頃
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…………─────
[顔を上げることが出来たのは、丁助が丘へと向かってしばらくしてから。 袖の端で目端を押さえるようにして雫を拭う。 川を見遣れば、ひとつ、ふたつと桜の花びらが志乃の前を横切った。 竿に掛かっていた魚がどうなったかは…志乃の目では判断出来ず。 しばらくはぼんやりと、流れる花びらと揺れる竿を眺めていた]
(75) 2016/04/23(Sat) 23時頃
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─ 川沿い ─
[ぼんやりしていたところに掛かる声>>85。 はっとした様子で振り返る]
かめにぃ……
…演奏、どころじゃなくなったの。
[一度は亀吉に向けた瞳を緩やかに伏せて、問いに答え]
……丘の、 咲かないはずの桜が 咲いて
その下で 長が、死んでたの。
[見てきたことを亀吉にも伝えた]
(94) 2016/04/24(Sun) 00時頃
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ひなたさんは、桜の下で長が死んだから、 桜が咲いたんじゃないか、って。
桜の伝承に そんな話があったよね?
[確認するように亀吉へと問いかける]
(95) 2016/04/24(Sun) 00時頃
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…もう、なにがなんだか……
[分からない、と言う様に首を横に振る。 冷静に考えるためには里長の死を目撃した際の衝撃が強すぎた。 そこへ加えての桜の怪異。 大きく揺さぶられた感情が冷静さを奪っている]
……そのために……?
[亀吉が示唆するもの>>101の意図が掴めず、伏した瞳を再び彼へと向け、首を傾いだ]
(107) 2016/04/24(Sun) 00時半頃
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……伐れば、良い…?
……あぁ ───
[以前桜が咲いた時、それを鎮めたのは緋色の龍と称される存在だった。 その存在ならば再び咲いた桜を鎮められるのだろうけれど、それが何者だったのかは詳しく伝えられていない。 頼る宛が無いのであれば、桜そのものを伐れば良い。 亀吉はそれを成すと言う>>115]
琴…そうだ、まだ、置いたまま。
[伐る時に琴を奏でて欲しいと言う願い>>116。 それが鎮めとなるならば、厭う理由は無かった]
(121) 2016/04/24(Sun) 01時半頃
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……今夜、
────…… うん
[亀吉の真意など知る由も無く。 促されるままに、琴を弾きたいという願いのままに、志乃は頷いていた]
(122) 2016/04/24(Sun) 01時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 01時半頃
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[亀吉が離れて後、座り込んだままだった志乃がゆっくりと立ち上がる。 やるべきことを見つけたためか、その足取りはしっかりとしたもの。 立てられたままの竿は結局触れずにそのままに。 降り出した雨を逃れるように、自宅への道を急いだ]
(130) 2016/04/24(Sun) 02時半頃
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─ 自宅 ─
[自宅へと戻ると、家の中が俄かに慌しかった。 桜と長のことは既に知られているよう。 時折それに関した言葉が漏れ聞こえて来る]
戻りました ────…… ?
[声をかけて戸を開けると、声は途端に止まり、伯父達の視線が一気に志乃へと向く。 その意味が分からず瞳を瞬かせていると、伯母が急に声を荒げ始めた]
(131) 2016/04/24(Sun) 02時半頃
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─── っ、ちが、
[お前なんだろう!と言う言葉と共に座布団が飛んでくる。 避ける間も無くぶつかってしまったが、硬いものではないため怪我はせずに済んだ。 けれど伯母の激昂は治まらない]
私が行った時には、もう、 っ !!
[弁明しようとすると、今度は湯呑が飛んできた。 顔の横を通り過ぎ、後ろの板戸へとぶつかり、割れる。 出て行け!と喚く伯母を伯父が宥めようとしていたが、伯父もまたどこか疑う目でこちらを見ていた]
──〜〜〜〜、
[部屋に行ってなさい、と伯父に言われ、大人しく部屋の奥へと引っ込む]
(132) 2016/04/24(Sun) 02時半頃
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(………出よう……)
[もうここには居られない、そう思うには十分な出来事。 亀吉との約束を果たしたらそのまま里を出ようと考え、志乃は密かに荷造りを始めた。 今夜外に出るために、防寒と雨除けに使える肩掛けも用意し、琴に関する道具も全て纏める]
[それなりの荷物となってしまったが、一人で運べない量でもない。 雨が零れてきてはいるが、未だ明るい時分。 家を出るのも日が暮れてからと考え、今しばらくは部屋で大人しくしておくことに**]
(133) 2016/04/24(Sun) 02時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 03時頃
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─ 自宅 ─
[雨音続く部屋の中。 その音に負けず漏れ聞こえて来る伯父達の声を聞かないようにしながら、志乃は縁側から外を眺めていた]
─── 咲いてはならぬ、 起きてはならぬ
緑の内にて ゆるり眠れ……
[口ずさむのは祭りで吟じられる詩。 咲かぬのが当たり前、咲かせてはならぬ。 皆それが当然であるとして、桜の樹そのものをどうこうしようとする者は居ない]
どうして、残して……
[亀吉との会話を思い起こして、今更ながらに疑問に思う]
(182) 2016/04/24(Sun) 21時半頃
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咲いてはならぬ (咲かせてはならぬ)
起きてはならぬ (起こしてはならぬ)
花を (想いを)
[呟くごとに重なるもの。 はらりと雨とは異なる雫が落ちる]
…あぁ、もう ────
[今更だ、と小さく呟いた]
(183) 2016/04/24(Sun) 21時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 21時半頃
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─ 自宅 ─
「あの子が来るまでは何も起きなかったのよ」 「言いたいことは分かるが……」
[雨音に紛れて聞こえる声。 聞かないようにしても耳に届く。 痛みに耐えられず纏めた荷物に手を伸ばした]
[荷を胸に抱え、肩掛けを頭から被って縁側から表へと飛び出す。 雨雲のために経過が分かり辛いが、陽は既に沈んだようだ。 灯りの少ない暗闇の中、薄紅を目指し駆ける]
(188) 2016/04/24(Sun) 23時頃
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─ 日暮後/村外れの丘 ─
[雨足強まる中、志乃は変わらず咲き誇る桜の下へと歩み寄る。 雨を受けても花を落とさぬ桜の下は雨を凌ぐに丁度良い。 持ち出した荷を一度桜の根元に置くと、今度は神楽舞台へと駆け寄る。 脇にある演奏台から琴を持ち出すと、布に包んで再び桜の下へと戻った]
早かったかな……
[肩掛けを外し、水気と払いながら周囲を見遣る。 亀吉の姿はあったかどうか。 予定が変わったとしても志乃はここに留まることにした。 戻る家などもう無いのだから]
(189) 2016/04/24(Sun) 23時頃
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……ずっと、待ってるの?
[桜を見上げながら呟く。 咲いてはならぬとされた桜。 伐られることなく残されてきた桜。 その理由を考えて、思い至ったのはそんなこと]
待ってる人が来たから、起きたの?
[伝承では人の血が流れた時にこうして花が咲くと言う。 確かに桜の下で里長は死んだ。 そのために咲いたのかもしれないけれど、それも真偽は定かではなく。 志乃にしてみれば、こう考える方が自然のように思えた]
(190) 2016/04/24(Sun) 23時頃
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私は……ずっと、眠らせたままだわ。 起こしちゃいけないと、思い込んでいたの。
…きっと、もう、取り返しのつかないことなのね。
[見上げていた顔が、す、と落ちる。 寂しげな顔が滑り落ちた髪に隠れた]
………さむ、
[強い雨足は冷えを齎し、志乃は水気を払った肩掛けで再び身を包む。 時折響く雷鳴に幾度か身を竦めたりもした]
(191) 2016/04/24(Sun) 23時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 23時頃
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─ 日暮後/桜の下 ─
かめにぃ、
[桜の下にやってきた亀吉の姿>>207にほっとしたように息を吐く。 しかし直ぐに志乃の瞳には翳りが宿り、言いにくそうに口を開いた]
…あの、ね。
桜、伐るのは、やめにしない…?
[申し訳なさそうな声色。 家に居る間、沢山、沢山考えて、導き出したこと]
やっぱり、伐っちゃいけないと、思うの。
[残さなければいけない樹なのではないかと、そう思ったから]
(208) 2016/04/25(Mon) 00時頃
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[いつもより蒼白く見える亀吉の顔>>210。 雨や気温のせいかと思ったが、腕に巻かれた布が目に入り思わず瞠る。 斧は桜を伐るためだろうけれど、杖代わりにしている鞘刀は、一体]
……桜は、 巫女さまは、ずっと待ってるんじゃないか、って。
今、咲いたのは、 待ってる人が来たからなんじゃないか…って、思って。
そう、考えたら、伐ってはいけないんじゃないかって、思ったの。
[根拠などまるで無い、願いにも似た漠然とした答え]
ずっと、寂しい想いをしていたはずなのに、 伐ってしまったら……可哀想 ───…
[ほんの少し、ほんの少しだけ、自分を重ねたが故の答え]
(216) 2016/04/25(Mon) 00時半頃
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