204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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―2F 居間ペチカ奥 炊事場― な、大したこと、ないだろう?
[血が滲むわけでもなかったので、 見せても問題ないだろうとフランシスは判断してのことだった。 ドナルドの内に在る赤色の感覚を揺さぶるとは、思わなくて。]
……ん?
[ボタンをひとつ、止めながら ドナルドの様子に首を傾げた程度だったが――からかってない、といわれると反応に窮した]
っ、…ば、莫迦謂うものじゃ、ない。 大体……だれが、そんなこと、するのさ
[「誰に」が抜けた言葉にまたうろたえた。 見つめる眼、先に逸らしたのはフランシスの方だった。 自身の手の甲を頬に当て、熱くなっているのを隠すようだ。]
(7) 2014/11/17(Mon) 11時頃
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(――あれ、どうした、 んだ?おれは)
[自身、何かがおかしいと戸惑いながら、 野菜を切って、ドナルドに手伝いを頼みながらポトフを仕上げていく。
考えごとをしながらだったせいか、 例の問題鳥が引き起こす事態について把握するのは、遅れた。]
……。
[>>536 盗み見られていることにも気付かず、 されどフランシスも入れ違うようにドナルドの方を気にする。
野菜を扱うのは大きな手だ。 もう、何年も、一緒に居るのに。 夢現の中で聞いた、低く抑えた声は、聞いたこともないような、響きで]
(8) 2014/11/17(Mon) 11時頃
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[ふるふると首を横に振って、煮えるポトフの味見をする。]
どう かな。
[ドナルドに味見を勧め、尋ねる。 干し肉の塩味や野菜の滋味も加わって、 悪くない味のはずである。 匂いにつられて近付いてきた人が居るなら、そちらにも。 手伝ってくれたホレーショーには優先的に具を盛ろうと、そう思いながら――]
――ラルフ、遅いな。……ちょっと、見てくる。
(9) 2014/11/17(Mon) 11時頃
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[器によそいながら、何か用事があるというなら ラルフに料理を持っていこうとドナルドと話していたが]
ディーン?
[――様子を、ソファの方に声もかける。 ニコラがどうにか近付くなら>>1 彼に関してディーンの歯切れが非常に悪かったことを思い出し、]
プリシラ君、ディーンはくっつかれるのが得意じゃないんだ、 離れてあげてくれない、かな
[助け船を出したつもりだったが 余計なお世話かもしれない――と、フランシスは思いながら、トレイルもまたその場に居たことに気づいてやや気まずそうな顔を、した。]
(10) 2014/11/17(Mon) 11時半頃
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―居間→3F― [ドナルドも一緒に3階に来るか、と 尋ねて、彼の意向を汲みながら 居間を出て3Fに続く階段を上る。
その、途中で。]
……、――っ?
[>>6 3F、廊下の十字路で、フィリップ少年と――彼に顔を寄せているノックスの姿を見て、硬直する。近かった、口づけているようにも、見えたからだ]
何、して――
(11) 2014/11/17(Mon) 11時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 11時半頃
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[>>17 鳥の少年――フィリップに名前を呼ばれ、 はっとしたように、頷く。ラルフ、と名前が聞こえたからだ。]
え、――ぁ、ありがとう
[微かな笑みが浮かぶのに、 最初に見た時との印象の落差が在る。 2人の間に漂う空気はただことではなく感じられ――]
ノックス、どうしたんだ。 何があったか、知らない、けど。 やめろよ――大人げ、ない……
[大人が襲いかかることは――ないとは、謂い切れない。眉を寄せた、フランシスにしては珍しい厳しい顔で謂う。微かに匂うは血の気配で、口の中に残るドナルドの血の味を思い出させる。唇を、引き結び]
(18) 2014/11/17(Mon) 14時頃
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―3F 個室前― [それ以上ノックスが詰め寄る様子がなければ 胸騒ぎが命ずる儘に早足で2人のそばを通り抜け、 フィリップに指し示された部屋に向かう。]
ラルフ?入るよ
[>>12耐えているとは知らないで、 扉に手をかけ、中に足を踏み入れる]
(19) 2014/11/17(Mon) 14時頃
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ポトフ、持って来たんだけど――― ……ラルフ?どうしたの。
[隠された右手はともかく、 かみしめた唇の傷跡は、 フランシスからも隠しようもなく見て取れる。 机の上に器を置いて、歩み寄って]
何か、あった?
[ゆっくり、静かに尋ねる。 ――相談に乗ってやってくれ、と。 ドナルドにも謂われたのだ。]
(22) 2014/11/17(Mon) 14時半頃
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―3F個室―
……――衝動?!
[フランシスは はく、と息を飲む。 足早に近づくと眼を逸らしたまま合わさないラルフの両肩を掴んだ]
誰に?……少し、なのか? 本当に、今は、大丈夫……?
[緑の双眸は揺れて、酷く心配そうに眉根を寄せる。 微かな血の匂い、――されど彼には、舐め取ろうと口をつけるような衝動が浮かばないことを違和としてフランシスは認識できないままだ。]
―――、おれは、誰かを、好きになること、 ダメだ、なんて、謂うつもり、ない。 ない、けど、……
でも……今は、どうか、今だけは、 ……耐えて……
(27) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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ベネットは、謂いながら、だんだんと、項垂れた。
2014/11/17(Mon) 15時頃
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―3F個室― ……。うん、……――
[俯けた顔を、フランシスはそっと上げる。 ラルフの歪んだ、無理をしたような笑みに、 心配性の虫は収まらぬままだった。]
…… どうしようもなくなったら 痛み、以外に……欲の、すり替え、っていう 方法も ある。前に、説明、したこと、あるよな。 ―― 一時凌ぎ、だけど
[告げるとき、眼を逸らして、謂いにくそうにした。 自分に合う「衝動を飼いならす方法」を見つければ 普通の生活の中で解消できるようになる。 ――それは歌であったり、文章の書きつけであったり、細工であったり
けれど、まだ、それを見つけられていないうちは、本能により近い部分を満たすことで、少しの間だけは気を逸らすことが、できる]
(36) 2014/11/17(Mon) 15時半頃
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―3F個室― ……、どう、いたしまして。
[>>29 ラルフの礼に、 フランシスはなんとか微笑みを作った。 おいしい、と謂ってもらえれば よかった、 と――そう、他愛のない話をして。
ラルフが疲れたように眠るまで見守った後、 フランシスは椅子に座ったまま、両手で俯いた顔を覆い、きつく眼を閉じた]
……どうして、“今”なんだ……
[絞り出した声は、酷く苦しげだった。 ラルフは結局、誰に衝動を覚えたのかをフランシスに教えなかった。謂えば、自分や、それにドナルドもきっとなんとかしようと動くと思ってのことだろう。 (特に、おれは、心配性だから)]
(40) 2014/11/17(Mon) 16時頃
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―3F個室― [フランシスは考えを巡らせる。 ――ひとつ、心当たりがあるとすればノックスだった。 聞いてみなければ、ならないか。 違っていたら、大変な失礼となるだろうが せめて、刺激しないでほしいと、大切な同行者を、衝動から守るために]
…… 、はやく、雪、 ……止んで……
[そうすれば、逃げ出せるのに。 ラルフをひとりにするわけにはいかないと、部屋から離れられないで。 椅子に座ったまま、自分の服きつく掴む。 >>32 気を使って居間に残ったドナルドは、今どうしているか。こうなってくると、不安が不安を呼ぶ、悪循環が生まれる。]
(42) 2014/11/17(Mon) 16時頃
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―3F個室と回想― [――空になったポトフの皿を見、 返しに行かなくては、と思いながらも今は動けない。 味見くらいしかしていないことも忘れている。
調理の折、>>30 細めた隻眼。「誰だろな」、と 逸らされた言葉に「なんだよ、それ」と そんな風に、返した。 フランシスはドナルドが戒めの言葉を頭の中で繰り返していたのを知らない。
>>32 味見の時、ドナルドの反応に一瞬間が空いた理由は、分からなかったが。 ドナルドに濡れた唇に目が向いてしまったこと。思い出して首を横に振る。]
(45) 2014/11/17(Mon) 17時頃
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[眼を伏せたまま、歌を小さく口ずさむ。 安らかな眠りを思い、それから、無意識に、混ざるのは**]
(46) 2014/11/17(Mon) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 17時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 17時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 20時頃
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―少し前、個室で>>53―
……だよな ……あの、……本当に、どうしようもないなら、謂って
[ また、酷く言い淀んで、 目を合わせず、小さな声で呟くのは ]
……くち、で。 してあげることくらいは、できる、から
[ ―― 過保護にも程が有ると、思われるだろうか。 そうは思いながら、フランシスには、 これしか案がなかった。 ――ドナルドと、ラルフの、大切な同行者のためなら。]
ただの、処理……だから、な?
[ 肉体関係ではない。そういうのは、ちゃんと衝動を飼いならした頃、好きなひとと、するべき。そういうところは、フランシスは酷く古風で頑なだ。 ]
(68) 2014/11/17(Mon) 20時半頃
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[ ――軽蔑されても、いい。 どうか、彼らが苦しみに沈みませんように、と。
紫水晶のアミュレットを祈りの形の手に 握りしめて、眼を、閉じる――― ]
(69) 2014/11/17(Mon) 20時半頃
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[祈る自分の中の想いの変化には 酷く鈍感な、ままで。 ]
(70) 2014/11/17(Mon) 20時半頃
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― 眠る前のこと>>73―
――そ、 う。
……ごめんな、へんなこと、謂って……
[ラルフに、そう謂われてしまえば 無理強いもできぬと――フランシスは、恥じ入るように目を伏せ、両手を握り締めたのであった。]
(77) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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ベネットは、ラルフが覗き込んだとき、眉間に皺を寄せながら、浅い眠りのふちを漂っている。
2014/11/17(Mon) 21時頃
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―3F>>83― ……、 ん、――、 ん
[ぎゅ、と一際強く眉を寄せ、 ゆっくり、眼を開く。眠りは浅く、幾度か瞬いてから]
ラル フ、 あぁ、…おき、たんだ……だい、じょうぶ?
[フランシスは、ラルフが子供の頃そうしたように髪に触れて、 撫で下ろす。]
……ごめん、……おきてるつもりだったんだけど な… ……下に、行くのかい?
[苦笑して、椅子から立ち上がる。 小さく、アミュレットの金具が擦れる澄んだ音がした。]
(87) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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―3F 個室>>88―
……そっか。
[綺麗な琥珀色が細められるのを見、 フランシスは漸く一旦は安心したように溜息を吐いた。]
――面目ない、気をつけます。
[あえて冗談めかすため――軽い調子の敬語を使う。 ポケットに片手をつっこんて居るのをちらと見たが、何も謂わず]
ん、そうだね。……行こうか
[ひとりにしては、危ないだろうと――個室を出て、2Fへと向かう]
(91) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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―3F 個室>>88―
……そっか。
[綺麗な琥珀色が細められるのを見、 フランシスは漸く一旦は安心したように溜息を吐いた。]
――面目ない、気をつけます。
[あえて冗談めかすため――軽い調子の、敬語を使って。 2Fへ階段へ足を進めるとき、 金色の髪の毛が見えた>>102 ディーンの同行者。幼馴染の様子があまりにもあまりだったので、流石に気になっていた]
シメオン君、おはよう?
(103) 2014/11/17(Mon) 22時頃
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[>>95 ラルフの小さなありがとう に、 いいんだよ、と そう、フランシスは返した。
同行者の言葉を、信じることも きっと大切だと、 心配の蟲に言い聞かせて。]
(105) 2014/11/17(Mon) 22時頃
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―3F廊下―
……シメオン君?……どうしたんだい?
[様子がおかしい、とフランシスは感じ もしもに備えてラルフより前に出て、 警戒しつつシメオンの様子を窺いつつ尋ねた。
“僕になにかあったら、シメオンのことは頼む”
だなんて、ろくでもない、不吉なことを ディーンが謂ったものだから――とんだ、おせっかいを。]
体調、……ひょっとして、よくない?
(111) 2014/11/17(Mon) 22時頃
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―3F→2F居間へ― 体調がよくないのは…… だいじょうぶじゃない、って謂うんだよ
[フランシスは困ったような顔を、する。 (こんなときなのに、ディーンは此処に、居ないのか) 仕方のないやつ、と小言を謂おうと決め込んで]
……
[ちらとラルフの琥珀色の眸を見てから、 問題なさそうであるならば、ひとつ頷く。 額に手を触れないのは、線引きの一つ、だが]
いいよ、一緒に行こう。ポトフを作ったんだ。 身体の中からあったまるから、一緒に食べよう。 ……ふらついてない?
[手を差し伸べて――それがとられようと、とられまいと、そのまま居間の方へ、降りていく]
(118) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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―2F居間へ―
…… ――そう?
[保護者として、最初に気に掛けるのは 今一緒に居るラルフの方ではあるが シメオンも、まだ守られるべき少年だという認識で、 手を、そっと握り返す>>123 緩やかに、眼を細める。 ディーンは、こんな風に手は握れなかっただろう、だって、彼は、触れられるのを怖がっていた。――その、真の意味を、知らぬまま]
どういたしまして。 足、階段、気をつけて。
[足を怪我しているのだと、聞いていたから、そっと声をかける。 あまり近づくのはよくないけれど――今だけ、とゆっくり階段を下りて居間への扉を開く。
ふわりと暖かい空気が、流れた]
(127) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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ベネットは、ニコラスの背で、ディーンは最初見えなかったようだ。
2014/11/17(Mon) 22時半頃
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―2F居間― ……何? どうしたのさ……?
[ただならぬ雰囲気に、フランシスは誰にともなく呟く。 ラルフがノックスを最初に探していることには気づけない。]
……あれ、ドナルド、何処に……
[当然のように、最初に探すのは隻眼の同行者。 炊事場だろうか、と思い至り、]
シメオン君、あたたかいところに居て。 ラルフ、おれ、ポトフをよそってくる。
[ぽん、と背を軽く叩いてから炊事場の方へ向かうつもり]
(129) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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ベネットは、ドナルド、と名前を呼んで。
2014/11/17(Mon) 23時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 23時頃
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―2F炊事場>>132―
うん、……ちょっと、長居、したけど
[ごめんね、と苦笑すると そ、と フランシスは声を潜め、彼の邪な思い、自身の変化に気づかぬままドナルドに顔を寄せる。]
―― ラルフの 話、聞いたよ……
[此処で話すのは憚られるか、それだけ謂って。]
うん、おれも、食べる。すっかり忘れてた。 シメオン君ともさっきそこで一緒になって―――
……シメオン君?
[>>131――振り向いたとき、金色の姿は、なかった。]
(142) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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―2F 炊事場― [>>147 隻眼を瞑ると縁取る睫が見える。 見過ぎないように、眼を伏せた]
衝動を少し、感じた、って ……、今は、まだ 大丈夫、みたいだから。 気をつけない と……
それで あの、……
[そ、と囁く声は、苦味を帯びている。 それから、ちらと隻眼を、見る。 ――薄く唇を開いて、そう、ラルフに謂ったのと同じコトを、もしものときは、鎮めるから、ということを、謂わないと。なのに、上手く声が出ない]
……、ん、もらう。ありがとう。 ……おかしいな、シメオン、さっきまで、其処に居たのに……
[シメオンが去ってしまった理由は、ソファのほうを見ると、知れた。フランシスはぎくりとして炊事場に引っ込んでしまう。]
(156) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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―2F 炊事場の端から― どうして……
[――声が震える。]
ディーン!? 何してるっ !!
[一度は引っ込んだものの、 >>139 強い口調で、思わず叱責した。 されど、彼は、見ない。聞かない。 シメオンは、こんな彼を見たのか。 それは、それはあまりにも、――酷だ。
頭に血が昇って、ラルフがシメオンを追いかけて外に出たのも、気づけずに。]
(161) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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―2F居間/炊事場近く―
[>>162 気をつける、と謂ってくれることは一時でも気が休まる。 不安に満ちた心に、常と違う色が僅か、さして。 どうした、と尋ねられて眸を揺らし、答えあぐね、 後で、と先延ばしにした。
――ディーンを叱咤したとき 其処にラルフの姿がないことに気づく。 今は、それは幸いだとフランシスは思う。 衝動を覚えたラルフに、こんな大人の姿は見せられない。
>>170ディーンがびくりと背を震わせるのを見て、首を横に振る。]
しっかり、してくれよ…… どうしてしまったん だ
[酷く悲しそうな、苦しそうな、声を、投げて。]
(176) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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[そのまま、顔を背け>>165 炊事場の奥、押し込めるようにしてドナルドの胸板を押す。 体重を欠けて、見えないように、奥へ。]
……ダメだ、ドナルド、 見ないで、 見たらダメだ、……
[大人の、あんな姿を見せて、良い影響があろうはずもない。 幼馴染の変貌―フランシスにはそう見えた―に、奥歯を噛み締め、泣きそうなのを堪えるような表情で]
……頼むから……
(177) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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―2F 炊事場― [ドナルドのバリトンは、あやすような響き。 これでは、どちらが保護者か分からない――と、 フランシスは、唇を噛むと共に、遠い記憶に何処か、重なって。 否――重ねているだけでは、なく]
…… 見てない か? ――それなら、 ……いい
[(もしも、お前が……あんな、ふうに、なったら、おれは)
吐息混じりの声が震える。額を胸元に押し当てて、 感じるのはドナルドのにおい、だろうか。 酷く苦しいのは、理由が絡まりあってであり、整理できぬまま。 ――背に腕が回るのに、どきんと耳の奥心音が鳴る。]
ぁ、……ご、めん。とり、みだした
(196) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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―2F 炊事場― ……、―― 焦げたら、大変、だし ね
[>>201 冗談めかした声に、 小さく笑みを、浮かべて視線を上げる]
―― おれ?
[フランシスは緑の眼を、瞬かせる。 一瞬、息が止まったかと思ったのは、何故だ。 満月のときに感じる、背中を逆撫でするような、感覚が]
……ごめ、 ……いや、えっと……――ありがとう、 ……すっかり、大人みたいなこと、謂って。 ……いけない、な 大人なんだから、しっかりしないといけない のに
[自戒の言葉を呟く。鼻先がよるのを感じて少し首を竦めた]
……湯、使ってないから、――その
(212) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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―2F 炊事場― ……なら、いいか。しばらくは、味を変えながら、 ……食べられる、はずだから
[視界に入る隻眼の色、銀の耳飾、カーネリアンの赤。 髪の毛の色も相俟って、よく似合う、とフランシスは思った。赤。 口の中には、もう残っていない味なのに――思い出す。見つめられている。なぜか、落ち着かない]
……、――ぁ、あ。それは、……おれも、……嬉しい、な。 ドナルドに、ラルフに、……ちゃんと、 衝動を、飼いならせるようになって もらって 大人に、なって
[それは願い。そのためなら、なんだって。 (でも、 ふたりで 少し違う 気がするのは、何故―――) 髪に鼻先が埋まる。くすぐったくて、吐息を零し]
……な、
[――目元が熱く、なった。恥ずかしいのだか、よろこぶべきなのか、なんだ、それは、どういう意味だ、と 動揺が表情に現れて]
(236) 2014/11/18(Tue) 02時半頃
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[大切な同行者に、あの状況を見せたくなくて―― 収まったなら離れればよかったのに、離れがたくて、そのまま。 ――ディーンはどうしてしまった か。]
ぁ、ああ、……勿論、そのつもり、だよ……?
[大人になれば、手を離れてしまうだろうと考えていた。 けれど、ドナルドが望むなら―― 一緒に居られる。 躊躇い混じる声は不安のせいだろうかと、撫でようと指先が頬に触れた。 首元、体温を感じられるところ。 ――妙な、衝動が湧いてきそうなことに戸惑う]
っ、……!
[フランシスは震え甘くも聞こえる音で息を飲んだ。 すぐ近くで聞こえる、艶のあるバリトンの、 悩ましげな声。甘く感じる体臭。 ぞくりと、背筋に走るのは――]
(251) 2014/11/18(Tue) 07時半頃
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… っ、な、んて声 出すの さ……
[うろたえが全面に出た声は、内緒話のように息混じり。 肩に額を擦り付けるような動きになる。目元の赤みが増す。 邪なことを、連想しそうだ。
(大人のように、支えようとしてくれているのか) (きっと、そう(だって、そうでなければ――)]
ち がう。……気になる、というか その、いいにおい、だと、思うよ……?
[混乱のまま、思ったことを謂うがどう伝わるかは分からない。]
―――…… そう、だな ラルフも、呼んで、きて ……休めばきっと 不安や、衝動も。
[収まる。――そう、フランシスは思いたくて、口の中で呟く。 (けれど、いま 胸が ざわつくのは 何でだ)]
(252) 2014/11/18(Tue) 07時半頃
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[フランシスは、我知らず上がった息を熱っぽく吐いた。 落ち着くものも、落ち着かない。]
も、大丈夫、だから……。 ありがとう、……ドナルド。
[これはいけない、とそっと身体を離し 居間の様子を改めて窺う。 ラルフの姿は見当たらず、一人行かせてどれくらい経ったかと気にかかる。ディーンとニコラは、どうしたか。他の少年らが居ないところで、改めて説得は出来ないか、とも考える。醜態を―切実な彼の祈りを―晒したとはいえ、彼は幼馴染、なのだから]
……ラルフも探して、温泉に、はいる?
[先にラルフがフィリップと共に温泉に行っているとは知らずそう尋ねた。]
(253) 2014/11/18(Tue) 07時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 07時半頃
ベネットは、祈るようにアミュレットをそっと握り締めた**
2014/11/18(Tue) 07時半頃
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―炊事場のこと― ……ドナルド これは、……ラルフにも、謂ったこと、なんだけれど ――……その、
[炊事場を出る前、フランシスは、迷った末に やはり伝えておこうと切り出した。 しかし、顔は見られない。仮定のことなのに正体不明の痛みを感じながら、小さな声で。]
今は、そうじゃ、ない、みたいだけど もし、……もしも、 ……衝動が、どうしようも、無くなったら、謂ってほしい
[(嫌かもしれない、だってドナルドは昔、少女と恋に落ちていた)]
欲の、代替えが、できるように ――くちで、なら、して あげられる。
[処理だから、どうか、気にしないでほしいと――眼を合わせられないまま、俯きがちに恥じ入る**]
(264) 2014/11/18(Tue) 10時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 10時頃
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―2F― ……つい、子供扱いが出ることは あるかもしれないけど 一人前になったら、…しないよ
[>>270ドナルドとラルフが一人前になったら、 ちゃんとお祝いをして、プレゼントも渡そう、と そんなことを考えていた保護者だ。 相反する思いを全て汲めているとは謂えないが 理解はしようとそう、思っている。
指先に寄せられる頬に、 手のひら全体を、添わせた。
名前を呼ぶ声はバリトン。 心地よい。]
(288) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
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いやじゃ、ないけど。 ……――自覚、しなさい。頼むから……
[>>271不覚にも、ぞくりとしたものを感じてしまったのもあり、 小言のような口調になった。無自覚のままでいられるのも 心配だという思考で、拗ねた様な表情になる。 宥めるように背をなでられれば 心地よさと戸惑いの狭間のような表情。
かつてこんな風に守ろうとしてくれた 大人がいたことを、思い出す。]
(289) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
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ラルフには、自分はまだ大丈夫だって、 謂われたんだけど……ね
[苦笑して、眼を伏せた。>>273 フランシスの提案したやり方は他者を支配しているという感覚を得られやすいのだと聞いた。自分で自分を慰めるよりは――きっと、欲を逸らしやすい筈だが、――それ以前の、問題か。]
……、え、ぁ? ……それ は、どう いう……
[予想していなかった答えに顔を上げ、 緑色が見開かれた後瞬き、彷徨う。 もっと、とは――その先も?
――長老がかつて謂った「保護者としての距離」が酷く危うくなっている、気がする。]
(291) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 13時半頃
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―2F― [もっと欲しくなる、――その先は?]
……で も… 他の誰かに させるだなんて、ぃ―――
(――待った、おれは、何を謂って)
[慌てて口元を押さえ、眼をそらした。
(ラルフに謂ったのは、守るために。 (ドナルドは――?守るためは、勿論だ。でも)
ダメだ、考えるな、考えてはいけない――と首を横に振る。 ポトフの皿の方に、手を伸ばして。]
(295) 2014/11/18(Tue) 14時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 14時頃
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―2F― ……ちゃんと、大人扱いするよ。 ピアノ、続けるのかな…?
[未来の話は、不安の裏返しでもある。 どうか続け、揃えたアミュレットの加護よ在れ、とフランシスは願う。]
……破壊力の、自覚。 背筋が、ぞくっと……する、から。
[眸を覗きこまれ、戸惑ったような表情のまま 逸らして、また戻した。
自分にはない声質。 寝ぼけた耳に滑り込んできた低く抑えた声といい 一足飛びに“大人”を感じさせられた心地だった。]
(312) 2014/11/18(Tue) 15時頃
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……過保護、…そう、だよな
[反省の表情を浮かべた。]
あぁ、それは、信じてる、つもりだけど。 ……ドナルド、こういう心配、って、 負担に 感じるか……?
[余計気を使わせていないか――と、そう心配してのこと。 バリトンに混ざる苦味は調律師の聴力が捉え、――視線が合う。]
―――、…っ!
[自分で提案しておいたことだが 続きを紡がれると頬に血も昇ろうもの。 想像した。大きな、――あの手に触れられること。]
ご、めん。…………
[もう、何に対して、謝っているのだか、分からない]
(313) 2014/11/18(Tue) 15時頃
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[他の誰かに――と、そう謂った時に過ったそれは危うい感情。言葉と共に表には出さないよう飲み込んだ。]
……わ、かった。なら、いい。 ……そうだよな、年頃だもんな…始末くらい、する、よな……
[>>304 ぶつぶつ、呟く。 こんなのだから、過保護だと謂われるのだ。 器をかすめ取られ、代わりに乗せられる暖かなポトフ。 2回、瞬いて>>307]
ドナルド、……そっちで、いいのに。
[暖かい方を食べてればよいのに、と 取り換えようとしても叶わず、結局そのまま口に運んだ。 滋味のある味、内側から温まって行った。 扉の方に、不安げな視線を向ける。]
うん。……戻って、来ないな……
(314) 2014/11/18(Tue) 15時頃
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ベネットは、ラルフが衝動を覚えていないか、酷く、不安で。
2014/11/18(Tue) 15時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 15時頃
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―2F居間―
[フランシスは器を机の上に置く。 温泉での流血沙汰は、>>315居間にまでは届かない。]
3階に行ったのかな……
[廊下の方を見てこようかと、 扉に近付いて行ったのは、さてどのタイミングであったか―――]
(317) 2014/11/18(Tue) 15時半頃
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―2F―
そう。……ドナルドの音色、好きだから 弾き続けてくれると 嬉しい。
[フランシスは、夢想する。 此処にもピアノがあればよかったのに、――否、耳がいいあの少年がいるから、難しいか。
ドナルドが低く咽喉を鳴らす音、耳を擽り どきりして、視線を向ける。]
……な、なに。
[大人をからかう笑いかと、 きっ、とドナルドを見るが頬が赤いままでは、締まらない。]
(329) 2014/11/18(Tue) 17時半頃
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うん、……それなら、よかった。 お節介のあまり……謂いたいこと、謂えてなかったらどうしようか、ってさ。
[ノックスに謂われたことを、 フランシスは胸に刻んでいた。]
……――、気にかけてないときなんて、ないよ。
[淡い笑みで、答える。 名前を呼ぶ声。――緑は揺れて、逸らされた。 問いかけがなくて、恐らくは、助かった。]
いや、……ドナルドは悪く、ない。……
[眼帯の近くをそっと撫でる。 旅の間は触れるか触れないかを保ってきたのに――上手く、ストップがかけられなくなっている。]
(330) 2014/11/18(Tue) 17時半頃
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[今も夢に見る――血塗れの少年。 過去の記憶と重なる悪夢。悔恨は深く根付いている。
>>325 ドナルドに尋ねられた際には]
ちょっと……保護者としての 自分の在り方を省みてる……
[フランシスは両手で顔を覆ったまま答えた。 (いや、仮に気づいていたとしていって何かできていたわけでは) 一人反省会だった。]
(331) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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[ドナルドは一度炊事場に引っ込んだようだ。>>325 一度炊事場の方をちらと見てから フランシスは手の甲を自分の頬に当て、 残る熱さに溜息をつく。
(……落ち着け、大丈夫、だいじょうぶ。)
胸の中で繰り返した後、 辿りついた扉をそっと押しあけて、 フランシスは誰かいないか当たりを見回した**]
(332) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 18時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 21時半頃
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―2F廊下― [ 喉が、少し、乾く気がしながら――]
――……ラルフ? いないのか?
[ 廊下には、人影はなく。 透明感のある声で、やや控え目にラルフを呼ぶ。 ]
(351) 2014/11/18(Tue) 21時半頃
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―2F― ……さむ
[冷えた空気に、フランシスは己を抱く。 (ドナルドの腕の中は、あたたかかったのに) 眩暈がするようだ。――それどころでは、無いのに。
>>344 ドナルドが、被保護者の有り様を考えているとは知らないで。]
……ちょっと、廊下の方、 見てくるから。
[ ドナルドに声を掛け、足を 踏み出す。 足音が聞こえた気がして、顔を向けた>>367]
(370) 2014/11/18(Tue) 22時半頃
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―2F― [ 反対側の階段にシメオンがいることには、 気付けないで。ラルフが居たことにほっと息を吐く ]
ああ、ラルフ、よかった。
――ホレーショ? 中に、座ってるかと、思うけど。
[ ――自覚の薄かった、傾く感情の影響もある。 血の匂いを捉えて――呼び止めた。 彼は、すでにホレーショーに、声をかけていた。]
……待って、ラルフ。 その、手の下、見せてくれ
(386) 2014/11/18(Tue) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 23時頃
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……ッ――!
[ ホレーショーと何事か話していた、後。 振り向いたラルフの肩口に 滲む赤が見えてフランシスは厳しい表情でラルフの腕を掴む。 傷を隠す腕を、ずらそうとして。――傷口を見 ]
――噛み痕……!!
[ フランシスは息を飲むが、 直ちに迷いなく自身の服の袖を咥え、引き裂いた。 簡易包帯にする為だ。荷物を取りに行く時間も惜しいという気持ちからの行動だ。 其れを用いて腕を縛り、止血する。
血の匂いが濃い。 奥歯を、噛みしめる。 ]
ドナルド、水、水がほしい 傷口を洗わないと、 荷物に、入ってた、はず――
(396) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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[ 言葉は断片的で、それだけ焦って居た。 誰に、とか、何故、とか、聞くより前に ラルフの傷の、手当てを―― と、逸る]
……座って。血は足りてる?
[尋ねながら、噛みちぎられているわけではないと知る。 躊躇いのようなものが其処に見えた気がして余計にやるせない。 腹が満たされて居て、幸いであった。 治療に集中できる、はず。本能を引っ掻く、血の匂い。]
(401) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 00時頃
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ありがとう。 ――っん!
[ ドナルドに感謝を告げて、 余った布地を水にひたして傷口を洗うために 牙で布地に空いた穴に細い指を引っ掛け、爪も支えに力を込め、 裂いた。肉が覗き、痛々しい傷は――しかし、人喰いに酷く毒だ]
――だいじょうぶじゃない。
[叱咤するような声は、しかし、震えている。 傷を洗い、乾燥させないこと。 傷の絶えない一族の知恵。 特に若いころ自傷で耐えて居たフランシスには馴染み深い。]
……くすり、取ってこないと
(411) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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……ドナルド、―― ……、わかった。
[ 気遣わしげな、 それでいて酷く不安そうな表情が過るのは一瞬。 ]
……しばらく、離れてて。 なにかあったら、すぐ、呼ぶんだよ。
(414) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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[ ホレーショーに声をかける余裕もなく、 人差し指の背を噛み締める。 ]
(416) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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ベネットは、ドナルドへの影響を気にしながら、手当てを続けた。
2014/11/19(Wed) 00時頃
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―2F居間―
……――だめ、だったら、 ほんとに、謂うんだよ……?
[>>418 くぐもるドナルドの声に、 フランシスはそう、謂って。 薬を取りに行かなければならない、でもラルフを一人には出来ない。ドナルドを残すのには血に酔う不安がありすぎる。]
…確か、此処に…
[傷口を乾かさないようにすると傷跡が残りにくい。 先人たちの知恵だ。炊事場の方、油紙で傷を覆って、 切り傷などに塗る軟膏を緩衝とすれば、いいはず]
(428) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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……確かに、噛み千切られているようなことは なかった、けど
[傷を覆う布を擦りながら、最後にきつく縛る。 ドナルドとラルフの会話を聞けば――ホレーショーが向かったこともあり、あたりはつく。]
(でも、ラルフは謂わなかった。 庇おうとしている) (傷も、躊躇っているみたいな痕跡がある) (――ころしたく、なかった、からだ)
[思えば思うほどやるせない。 一体何が切欠になってしまったのか。]
……気をつけて、ドナルド お願いだから、……むりは、しないでくれ
[外に行かせるのも不安だが、血のにおいが充満する此処に留めおくのも、酷だが]
(430) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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[傷のあとを擦り、そこで漸く息を吐く。 あのときのように、取り乱さなかっただけ成長しているであろうか。]
ほんとうだよ、 気をつけろって、謂ったじゃ ないか……
……っ、
[首を横に振り、項垂れる。]
(432) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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―2F居間― …… フィリップくん、……かい?
[ラルフが部屋に居ることを教えてくれた、鳥の飼い主。 あの時の微笑みを見るに――ラルフを気に掛けてくれているのだろうか、とフランシスは思う。ホレーショーは、彼を止めてくれただろうか――]
トレ、イル ……?
[高慢な歌声、今は声のない少年。 複雑そうな表情で、――眼を伏せた。]
……血が、切欠、か…… ――箍、ゆるく、なってる のかな…… 同族同士の血が、干渉しあっているのかも……
[――普通よりも箍が外れやすい者が、此処に居るのだ。 先祖がえりのように。]
(443) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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……、
[ぐ、と唇を噛む。 ラルフを傷つけたこと、フランシスは――とても、許せず。]
(444) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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―2F居間>>446― ……――ラルフ
[個室でのことを、思い出す。 もしもの、過程。現実に近い、それ。 肝が冷えて、震える、けれど。]
……――そう、なって しまったら 止める――…… 止めるから
[膝に額をつけるラルフは、 いつか、「家族からは浮いている」と謂われていると 聞いたときの小さな子供の頃のようで。
とん、とんと。あやすように背を撫でる。 指の怪我に眼を留めた。指を噛み締めたのだろうか。――保護者の悪い癖がうつってしまったのかもしれない。]
(455) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 01時半頃
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―2F 居間―
…… そんな…… ――、……おれは、これでも、大人だよ きっと、なんとか、止めてみせる、から
[謂いながら、明確な方策があるわけではない。 力があるわけでも、なくて。他の大人に助けを求めては、――ラルフが殺されてしまうかもしれない。ドナルドも、逃がさなければ、と思うのだが]
……、ラル フ。――……
[フランシスは困ったように眉を下げる。 自分を食べれば、ラルフは後悔し、きっと、嘆くだろう――自惚れでは、ないと思いたい。そんな思いはさせたくないのに。どうすればいいのか。]
……何、……どうした、んだ?
(472) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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―2F居間→廊下>>475―
……やってみなくちゃ、分からないじゃないか……
[フランシスは、食い下がる。諦めたくなかった。 フランシスは何処までも ドナルドと、ラルフの味方でいるつもりだ。 例え箍が外れやすい、――血に酔った“同族”に、なってしまっていたとしても――]
……ラルフ?……ラルフ、待って!!
[ふらり、と眩暈がフランシスを襲い、 するりとラルフはすり抜けて居間から廊下に続く扉へ向かってしまう]
ラルフ!
(483) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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―2F 廊下―
ラル、……っ、
[階段の方に駆けて行って、 1階から漂う血のにおいにぎょっとして足を止めた。]
……な、……なんだ ……、こ れ
[本能を撫ぜ上げる見えない手に、ぞくりと身を震わせた。 緑の眼の奥、ちらつく緋色を、振り払うように首を振る。 ドナルド?まさか。違う。違うと思いたい。
震える足を、重い足を、引きずる先―――]
(497) 2014/11/19(Wed) 02時半頃
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[先にラルフに仔細告げられて行ったホレーショーは、>>490 蒼い顔で倒れたフィリップを見つけることだろう。 そうして――血みどろの、腹を開かれた死体を見て、 何を感じたことだろうか。 フィリップについては――藁を敷いた寝床に避難をさせるが最善か。
――ギャア、と啼いたのは赤色鮮やかな鳥。 急いだフランシスが開けたままの居間から、 飛び出し、せわしなく羽ばたいた。
――ギャア、ギャア、ギャア。
それは森が騒ぐのに似ている。]
(500) 2014/11/19(Wed) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 02時半頃
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―2Fと1Fの間/階段―
[鳥の声にぎくりとしたが、 今はそれに、脅えている場合ではない。 フランシスは身を低くし、 血のにおいに酔いそうになるのを堪えて、短く、息を吐いた。]
(502) 2014/11/19(Wed) 03時頃
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[鳥は踊る、鳥は踊る。 ノックスとトレイルの周りを回って、 温泉の方に行くと、桶の中の湯でばしゃばしゃと遊び始める。 気ままに、お構いなしに。]
(504) 2014/11/19(Wed) 03時頃
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―貯蔵庫側の2Fと1Fの間/階段―
[――階段、フランシスが下の様子を窺えば 散る金と、腹を食い荒らされた結果の赤 が 見えた。 声は、ノックスのものか。>>505]
――― 、……!!
[それが、誰か理解して緑色の眼を大きく見開く。
シメオンだ。――シメオンだった。 「僕にもしものことがあったら、シメオンを頼む」 なんて――何一つ、話さないまま、身勝手で、一方的で それでも、幼馴染の願いだと、フランシスは思っていた。
――でも。何より大切なのは、ドナルドと、ラルフで。 ――ああ。 ふたりでなくて よかったと 思う 人でなし。]
(508) 2014/11/19(Wed) 03時半頃
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[けれど、これは、あまりに悲しいじゃないかと 思いはする。保護者が 居るのに。
――ディーン。どうして。
小さく唇がそう動いて、 首を横に振り、俯き項垂れる。 彼がもはや喰われて物言わぬ者と化していることを知らない。]
(509) 2014/11/19(Wed) 03時半頃
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―貯蔵庫側の2Fと1Fの間/階段―
……、 ――
[>>516 ノックスと、眼が合った、気がした。 彼の成すくちびるの形に、大きく眼を見開いて――ー 自身で気づいているのかどうか、 フランシスは、泣きそうにも見える顔を、している。
ややあって、 ケガのせいもありへたり込んでいたラルフを見つけた。 ほっとして、反面状況が悪化し続けていることも痛いほど感じる。 温泉で血を洗うように、と指示する。 血の匂いを消しておきたかったのだ。]
(517) 2014/11/19(Wed) 03時半頃
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―3F部屋―
[ラルフの傷と、汚れた服も温泉で洗った。 硫黄の香りと、石鹸の力で血のにおいは大分薄れている筈だった。 フィリップのことは保護者に任せて、と そう言い聞かせて、上に昇ってきた。]
……ドナルド、いる……?
[1Fで見つけられなかったゆえ、 3Fの個室でドナルドの姿を見たときには 心底ほっとしたような表情を浮かべ、肩に凭れかかる、少しの甘え。
たどり着くまでに時間はあった。 ドナルドは、少しは落ち着いていただろうか。]
(519) 2014/11/19(Wed) 04時頃
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……ラルフは、寝ておくんだよ。 少しは、落ち着くはずだから。
[謂って、少し、行ってくる、と断って 一度部屋を後にした。 本能を擽るようなものを、 少しでも、減らしておくために。 せめて、自分にできることを。
階段を下り、血のにおいにくらくらとしながら、されど「やらねば」という使命感で無理やり人喰いの欲望をねじ伏せる。]
……――ごめんな……
[金の髪、殺された少年には、きっともう――届かない侘び。 ディーンを探そうという心の余裕はなく、 黒く変色し始めた血を、洗い流して、死体を、せめて何処かに隠しておきたくて。]
(520) 2014/11/19(Wed) 04時頃
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[血に濡れながら、 温泉の桶に湯を汲んで、床の血を、 外へと洗い流す努力。鳥が遊ぶ。 湯で血を流した後 ひどく軽くなってしまった少年の遺体を 奥の藁の山の影に引きずって運ぶ。鳥が騒ぐ。]
やめろ、 って おまえと、あそんでる、暇は、ないん、だ……
[鳥を払いながら、作業を終えた頃には 酷い疲労感が溜まっていた。 理性を総動員しての、作業だ。 くらくら、する。]
(521) 2014/11/19(Wed) 04時頃
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[最後は、自分に付着した血を洗い流す。 袖も引きちぎってしまったから、 この服はもう使い物にならないだろう。]
は、……、参った、な……
[咽喉が渇く。血の匂いにあてられた――とぼんやり思う。 歌、だけではきっと間に合わない。“処理”して、しまわないと――]
ぁ、ふ……、 ん、―― ッ……
[温泉の湯船の外、縁に片腕をかけ、凭れかかるようにして下肢に、触れる。細く甘い声、酷く気恥ずかしくて滅多にすることは、ないのだが。]
ひ、ぅ
[今は ――ひとつ、白濁、吐き出すまで。]
(522) 2014/11/19(Wed) 04時頃
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―3F部屋―
[すっかり温泉で洗い流した後、 戻ったときには――>>522何処か焦点がぼんやりとした、 少し頬を上気させた状態であった。]
……湯あたりだよ
[よく考えれば、おかしいと分かる嘘をつく。 ラルフの様子だとか、 ドナルドの状態はどうだとか確かめていたが、 疲労が蓄積していたのか、
――いつの間にか眠ってしまっていた**]
(523) 2014/11/19(Wed) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 04時半頃
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