73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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― 自室 ―
……雪……
[部屋に戻れば、開かれた窓。
その先の光景に呟いた。
眠る他者の姿は既に見ている。
だからこれは夢なのだろう、と
なんとなく分かってはいるけれど。
僅か、薔薇の香りが薄いくらいで
部屋の構造も、外の景色も、
そして同室者の二人も。
現実となんら変わらないことに
一種の感動を覚えていた]
……ねえ、ノックスせんぱい。
せんぱいは、ベネットせんぱいが、
好き……なんですよ、ね?
それに、ベネットせんぱいも……
[窓から雪に手を伸ばしていた少年は、
不意に言葉を紡ぎ始める]
僕、二人の邪魔ですよ、ね。
お部屋……変えてもらったほうが、いいんでしょうか。
[その目にあるのは不満や寂しさではなく、
そうあるべきだという意思。
傍に人がいてなお孤独なよりも、
離れたほうが楽だと知っているから**]
―自室―
部屋を変わった方が良いとか、ないよー!
[オスカーの問いかけに照れて、しかし、その直後の提案に声をあげた。]
オスカーも、俺にとって大事な同室者だよ?
[叶うなら、いつもするように、ぎゅっとその身を抱き寄せて。
例えば、べネットは、もう直ぐ卒業して去ってしまう。
そうなれば、結局他の誰かと同室になるのだ。
そして、オスカーに知られて何よりも恐れたのは、彼との今までの関係が壊れること。
べネットへの想いを認めて、受け取って貰えた時に、他の誰かとの関係が失われる覚悟は、したはずなのに……。
当たり前と、そんな顔をするオスカーとは裏腹、ノックスは悲しそうな顔をした。]
──医務室──
[見かけた姿は今何をしていた。
まるで、あの童話のような姿。眠って居るのが自分でなければヴェスパタインは完璧に王子様だったろう。]
何故。私はヴェスに、……酷い事しか、しなかったのに。
[崩れた姿に慌てて歩み寄る。
サイラスとセレストが同じ部屋に居るのに気がつかなかったが、ヴェスの姿が二人あることに気づけば弟の、思いがけない姿もばっちりと見てしまう。
ぎりり。痛んだのはどちらへの感情か。
している方もされている方もつらい。
どうしてこうなったのか、良くわからないが。こんな顔を二人にさせてしまったのは自分が居たからだろう。]
[自分に素直になれ、プライドを捨ててでも手に入れたいのは何だ。]
……部屋に、戻らないか。
[動けない姿に手を伸ばし、その肩ぽんと置く。
逃れられなかったら、触れられた事にほっとして少しだけ表情は緩んだ。**]
……大事?
[抱き寄せられ、少年は目を丸くする。
不思議そうな表情でノックスを見上げた。
自身はまだ特定の誰かに
特別な感情を抱いたことは無い。
だから自分の経験と、ノックスの言葉と。
どちらが正しいのかは判断出来ず]
……なら、ぼくは。
せんぱいたちと、一緒に。
いたい、です。
[自分の素直な気持ちを口にすることにした**]
―医務室―
…理由がなかったら、しちゃいけないわけ。
[視線を合わせないまま、小さく呟く。
いつもだったら、笑って軽く冗談だと
それで済ませられただろうに。
肩に置かれた手には逆らわなかったけれど
眠っている体を一度だけ振り替えると
自分の体へと一歩ちかづいて]
…────、
[自分の唇に、口づけを。
感触なんて何もないけれど。
それから、ジェフを無言のまま先導するように歩き出す。
行き先は告げられた場所]
[部屋についたのはどのタイミングか。
話の内容が掴めず、二人が抱き合ってるのを目撃]
……えと。お邪魔?
[ベッドに座ったのはいつも通り。
嫉妬心がむくりとしても、表情には出さない]
おかえり、先輩。
もー、聞いてくださいよ。
オスカーったら、部屋別にしたほうがいい?
なんていうんだよ。
[オスカーが一緒にいたいと言えば、
あたりまえじゃないかとぎゅむぎゅむした辺りで
ベネットが帰ってきたので。
ぷぅっとしながら振り返り言の葉をつむぐ。
ベネットの表情は、常と変わらずに見えたので、
そのまま勢いよく続く言葉。]
でも、一緒がいいって、当たり前だよね。
[と、ベネットを呼びながら響くノック音。
声からすると元会長だろうか……どうしよう?と
ベネットに尋ねる間に扉が開いたけれど。]
あ、レオ先輩は、まだ起きてる人なんだね。
なんか変な感じ……――。
[こちらに気がつかずにいく様子に、苦笑いを浮かべた。
多分、その背後で、少し薔薇の声が騒がしく、ノックスは僅かに困った風な顔をした。]
オスカーが部屋を?
えと。なんでそうなるの。
ひょっとして邪魔だと思ったなら、違うから。
オスカーがいてくれないと、困る。
それにさ、俺がいなくなったら誰が来るのかわからないの、やだし。
[オスカーに向かって声を掛ける。
少し間をおいて]
オスカーですらちょっと妬けるのに、他の人ならもっとやだよ。
[そう言う表情は笑いつつも少しだけぎこちない。
不意に声がして扉が開く。
レオナルドが立っていて何事かとそちらを見た]
[あれ、なんだか信用されてないような言葉
聴いた気がする……と、ちょっと考える間。]
別に、浮気したりはしないけどなー。
[そしてぶつぶつちょっと言ってみたりするけれど。]
モリスからサイラスに棘移ったみたい?
でも、なんだかサイラスの様子が……。
[変だよなぁと、つぶやく内容はそのうちかわり]
後、どのくらい必要なのかな。
薔薇ちゃん……―――。
[今までより僅かに心配の色が濃くなるのは、
モリスの懺悔の言葉を知っているから。]
浮気とかじゃなくて、俺が嫌なんだよ。
[ただの独占欲で嫉妬だと、わかっているのに。
目の前の好きな人は誰にでも抱きついてしまうから]
あと、どれくらいだろうね。でも、サイラスへの棘は、よくない方に作用してるみたいだから、少し不安だな。
[聞こえる声に眉を寄せた]
どっちかっていうと、ベネット先輩の方が心配だなぁ。
だって美人だしー。
オスカーも可愛いから、気をつけるんだよー。
[ベネットの小さな嫉妬心を知って、へらっと幸せそうに笑うものの、その後、眉はへにょっと八の字を書く。]
もうひとつ咲かせたい蕾があるんだっけ。
ジェフ先輩がこれ以上じめじめしないうちに、
どうにかなることを祈るよ。
[嫌いだと、今も減らず口を叩く。が、ジェフも心配ではないわけでない。その付属として、友人のヴェスパタインの姿も、ちらつくけれど。]
もー……、ミルウォーキ兄弟のもてっぷりも
困ったもんだよねー……。
[ついでに、サイラスの方にもモリスだけでなく、カルヴィンも想いを寄せていたような節を思い出して、大げさにため息を吐いた。]
――医務室――
……ヴェスがしたいのなら、構わないが。
それは反応しないだろう。
[眠ったままの身体、意識は今ここにある。
肩に置いた手は避けられないまでも、いつもの顔は見られない。当然といえば当然か。
歩き出せば後を追う。
途中、ソファの上のヴェスに触れてみるが指は通り過ぎた。
ぎゅっと拳を握って歩き出した。]
―自室―
別に、いいんだ。
[反応なんかなくてもいい。
とっくに馴れてしまっている。
だから何を期待するわけでもなく
ただ自室に戻る。
すっかり片付けた部屋は概ねいつも通り]
――自室――
[そういうものか?と首を傾げながら歩く。
ベネットはもう部屋に戻ってしまったのだろうか、全くつかめない友人である。おせっかいすぎて、感謝しにくいではないか。]
…………。
[部屋は出たときのまま、いつも通り。
毛布だけは無いままだが、ベッドへ腰をかけてヴェスを見上げた。]
心配って、……大丈夫だって。
俺ってほら、鈍いし?
身持ち固いし。
[よくわからない自信で返し、ノックスの眉が下がると扉の方を見た]
白い蕾、か…。
ジェフがじめじめなのは今に始まった事じゃないからいいけどさ、こっちに着てないみんなの方が心配だな。
いいほうに動いてる面子はいいのだろうけど。
[少なくとも、聞こえる声の彼はいい方向とはいえない]
……そーだね、もてるね。
みんなどこがいいんだろ。
[ノックスのため息に、お前が言うなといわれそうな事を呟いて]
―自室―
[自分の部屋へ戻ってきたはずなのに
落ち着かないのは同室は自発的に
会話をしようとはしなかったからだ。
寝台に腰かけてこちらを見るものだから
思わず尋ねざるを得ない]
…それで。用事でもあるの。
サイラスとかロバートのところ
行かなくて、いいの。
[意識だけになったとはいえ、
大切な相手よりなぜ自分を優先させたのか。
少しも理解ができなかった**]
──自室──
[脳内には、素直になれと、何故自分がと、ぐるぐる混濁してして。つまり上手く言葉にならない。
見上げたまま、待てされた犬のようにぼやんと顔を眺める。]
いや、今は……ヴェスの側が良いと思ったから。
不快ならすまない。しかし私は一緒に居たくて。
……ヴェスには嬉しくは無いよな。あんな事した奴が何をと思うが。
[何故ロバート?と首を傾げつつ、落ち着きなく髪をいじったり座り直したり。
少しずつプライドを剥がしてみようと格好悪くもがく。**]
俺は別に不快だなんて言ってない。
不快だって思ったらここに来ない。
…俺は、行かなくていいのかって聞いたの。
[軽く肩を竦めて息を吐き出した。
叱られた犬のような様に
息を吐き出すくらいしか出来なかったのだ]
好みじゃないのと一緒にいて
何かしたいことでもあるの。
抱きたいならどーぞ。
ただ、ロバートみたいに金の髪でもないし、
…サイラスの代わりにもなれないけど。
[言葉が示す意味を、彼は理解できるだろうか。
全て、知っていながらあの行為に至ったことを]
[ヴェスパタインの様子にしゅんとしたまま、シーツを握り締める。]
誰の身替わりでなくて、ヴェスが良いと言ったら。
……手遅れだと笑うか?
[隠し事は相当下手だったらしい、ここにも筒抜けだ。がっくり肩を落とした。独りよがりばかりしていたのだと思い知る。
この分だともう、知らない人の方が少ないのでは。
俯いてつま先を見つめる。]
ーーは?
[予想だにしていなかった言葉に
間の抜けた声が溢れた。
思わず自分の髪色も確認した。
だが、何度見ても金じゃない]
…何でまた、急に。
[聞かずにはいられなかった]
……あぁ。そういう事だったのか。
[モリスは長い眠りから目を覚ます。
いや、今も起きているのか寝ているのかわからない状態だけれど。]
多分、『こっち』の方が幸せなのかもしれないけどね。
[モリスは自分の体に刻み込まれた情事の痕を見れば。]
まぁ、だいたい彼の言っている通りで。
彼はオレらの心の奥底に秘めてるモンの手助けをしてるのは確かっスよね。
[モリスはそのまま当ても無く歩き続ける。]
[べネットの言い分には、少し、いや、大分?言いたいことは、あったのだけれど。
それは、アイスブルーだけが物言い、音にはならない。
そうすれば、鈍いという彼は……気がつかないのだろうか。]
とりま、雪うさぎ作りついでに、中庭の薔薇の様子でも見に行く?
[げふんと、空咳を打って、提案を一つ、同室者の二人に向けた*]
[ノックスの視線に、そのアイスブルーを見詰めて]
……俺が誰かを好きになっても気付かないかも、じゃなくて、誰かに好意を寄せられても気づかないって意味なんだけど。
ノックスを好きな気持ちは変わらないよ。
[何か言いたげな色に答える]
雪うさぎ、この状態でも作れる、かな。
作れたとしても、起きている人には見えないかもしれないけど。
[中庭に出ることには同意して、立ち上がる。
まだ少し腰に違和感が残って、二人の後からついていこうと、出るのを待った]
?
??
[身持ちがどうだ、とか。
少年は理解出来ない様子で
二人の顔を交互に見つめていた。
よく分からないが、ベネットからも
部屋にいてもいいと判断された、
ということだけは理解して微かな安堵]
雪うさぎ……!
[そしてノックスからの提案に、
嬉しそうに中庭に向かうだろう。
動きの鈍いベネットに再び首を傾げながら**]
[思いがけない返事に思わず見上げた。
そして真顔で返す。]
急にではない、考える時間はそこそこあった上での発言だ。
一緒に居るのならヴェスがいい。
[思考の開示がとても下手な自分だ、多分説明も美味く出来ないだろうけれどそういう結論が脳内にはあった。]
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