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…… ッ
[蛇が蠢くのが見えれば小さく息を呑む。
蟲や生物は苦手ではないけれど、舞台で1人残されて
あんな状況に立たされて―――]
ッ… 悪趣味野郎が。
[笑って見ているなんて 常人は出来るわけない。
だからこそ、あいつは 嫌いだ。]
― 客席 ―
―――辰…兄…、…?
[身体を抱く、暖かい腕。
あやふやな視界に映った人影の名を、桜色の唇は思いつくままに零した。
見下ろす形の相手からは、その唇の奥。
紅い舌先に金が埋め込まれているのがちらりと見えたか。
ぼんやりとした漆黒を何度か瞬けば、見上げるその姿は鮮明になってきて。]
…あ、……。
[その姿を認めると、咄嗟に漆黒を逸らした。
そしてゆっくりと状況を把握して。]
『…ごめんなさい
もう だいじょうぶ。』
[小さく告げて、そのまま起き上がろうと。]
メモを貼った。
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ああ……そういや罅入ってたっけ。
[青年の言葉に思い至り、男は此方へ向けられた少女の窄まりを指で掻き分けるようにして覗き込む。
とろりと毀れるのは体温で暖められた葡萄酒か。
世間知らずの少女にはもう意識など無いかもしれない。
彼女は全てにおいて甘かったのだと、経緯を聞けば男ならそう哂うだろう]
じゃ、此処の検分はパスかな。
Jade御前は未だイケるかい?
[いきり立った凶器を埋める先を求め、男は顔を上げると青年に向かい首を傾いだ]
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[破片。まさか自分の狭すぎる後孔で瓶に罅が入っていたとは、少女も知らず。
見下ろす青年の硬翠に何が映っていようが、抵抗を失った身体は人形のように操られる。]
――ッ、……ッ、
[声をあげれば殴られると覚えたのか、角度を変えて膣を擦り上げる男根にも、喉の奥に詰まりそうな血を吐くだけで、音は出さない。全身が膿んだように痛くて怠くて、それでも背だけは弧を描いて時折反り返る。]
[少女の遠慮がちで優しい愛撫に、女は吐息混じりの甘い声を漏らす。
その甘やかすような指と舌は、可愛らしいと甘やかされて育った少女の今までの幸せな人生のよう。
それは甘美でもくすぐったく、感じても昇りつめるには足りなくて。
イッて構わないと主人は言うけれど…]
…もっと激しくて構わないのよ?
[掠れた声で小さく囁く。
うっかり少女が傷口に触れてしまえば、ひときわ敏感に身を震わせた。]
メモを貼った。
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長老の孫 マーゴの頭を抱えるようにして、急に強く触れた刺激に軽く仰け反って啼いた。
メモを貼った。
[首を縦に振る。
奴隷が傷つくのは構わないだろうが、男自身が傷つくとなると違うだろう。
先日のジャワー事件を思い出す。アレがいい例だ。
軽く揺らせば、少女の背が撓るのを横目に]
…ッ…『はい』
[軽く傾げられる首。
微かに喉を鳴らし、小さく首を縦に振った]
メモを貼った。
メモを貼った。
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そう、じゃあ御前にしよう。
[ネクタイの柄を選ぶような感覚を思わせる声。
男は青年の様子に瞳を細め、寝台の上を移動する。
少女を抱えた青年の背後へ。
抱き地蔵状態の体位から、青年の背を押して千鳥へと変える。
長い間放置されていた彼の秘所へと熱棒を押し当てながら]
イク時はちゃんと言うんだよ。
中に出すんじゃなくて顔にかけてあげて。
[青年へと命令を一つ]
メモを貼った。
メモを貼った。
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[気軽な言葉。
体勢が崩れて、少女の上にかぶさるに近い状況。
おんなの匂いがするその肌は心地よいとは思わなかったけれど、
それでも、与えられようとしているものはずっと耐えた体には歓喜。
足りなかったものを満たされれば、微かに甘い声が落ちた]
…っ
[首を縦に振った。
少女の中に埋めたままだったものに、
まるで火がついたように熱が戻る。
ずっと我慢したものをじっくりと味わうように、
狭いその場所は男をきつく捉えて離さない]
[くにゃりと曲げられる両膝に、小さな負荷がかかった。腕で支えられているとはいえ、男二人分の体重と圧迫感に、喉からこふりとまた紅が溢れる。]
…………ぁ、……、っ
[裂けそうな兇器が遠のいて、唇は必死に酸素を貪った。呼吸は荒く浅い。
安堵に気を緩めた途端に、ぼろぼろと涙が溢れて殴られた頬を冷やしていった。]
[少女の指は次第に激しく大胆に。
荒くなる息。ブルネットの長い髪を振り乱して喘ぐ。]
…ン、…ぁあっ! ぁぁぁぁんーっ!!
[きゅうと指を締め付けるような痙攣。
高く啼いて、くたんと力が抜けた。]
[青年は随分慣れてしまったようで、
彼の秘穴は圧倒的な質量を持つ男の其れをずぶずぶと飲み込んでいく。
飲み込む律動に身を任せていれば、間も無く根元までが収められてしまう]
――…っ、
[膝を立てた状態で彼の双丘に手をついて、男は浅い呼吸を繰り返す。少女の身にかかっているのは青年一人分の体重である]
欲張りだね。
[平静を取り戻した男は、抉るように腰を使い始めた。
その振動は青年を通して少女にも伝わるだろう]
[厭わしい身体は、壊れかけた心と裏腹に、近づいた男の獣臭と体温に、裡をぎゅうと締め付ける力を強める。押し出される白濁した泡が、葡萄酒と血に混ざって色を薄めていった。乳白色の皮膚に、幾筋もの雫が通った跡。比較的汚れの少ない少年めいた胸の先端は刺激も与えられていないのに、硬く凝ってぷるぷると震えている。]
――っく、はぁん、ぁ、
[この間のような痛みが少ないのは、恐らく
散々尻尾で遊ばれていたからだろう。
それに、一度男を咥えこんでもいる。
男のものがすべて納められれば、零れたのはやわらかい溜息一つ。
欲張り、と小さく詰る言葉に肩が震えた]
『ごめん、なさ…ッ』…ぁ、あ……っ!
[揺すぶられる。
そのたびに、締めつけてくる少女の中に埋めたものが
狭い内側を遠慮なく擦り上げる。
自分はと言えば、男を貪るのに夢中だった。
上がる声は少女が部屋に入ってきたときよりも艶めかしい。
どれぐらい耐えたのかもわからない]
『…も、……無理…で、す……っ』
[男へと願う声は、掠れて尾を引く]
メモを貼った。
[幾度と無く青年の臀部へ腰を打ちつけながら
潰されてしまった小さな身体もまた反応しているらしいと
少女の声で気付く]
あはは、No2……御前にぴったりの名前をあげる。
Puta――そんなにされて感じる御前には相応しいだろう?
[宝石の名をつけた青年とは違って
蔑称をつけられた少女は何を思うのか]
嗚呼……もう限界か
イイよ、出しても。
[甘く鳴く青年の声に、男は哂いながら許可を出した。
同時に一度入り口近くまで抜いた熱棒で
ごり、と奥の奥まで貫く]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[許可する声が聞こえた。肩が微かに震える。
男に貫かれたまま、卑猥に絡む少女の裡から自身を抜けば
それを見計らったかのように、自分の中を強く貫いてくるモノ。
少女がどう思うかなんてことよりも、男の言う通りにしなくては、と、
その感情だけが命令通り少女の虚ろな顔へと白い雨を降らせるに至った]
───は…っ、ん……ぁ、あ……!!
[声を抑えるなんてことは考えられなかった。
自分の中に深く埋められた男を、熱を欲する体は
何一つ遠慮することなくきつく締めつける]
メモを貼った。
─ 客席 ─
[仮面が剥がれてあらわれるグロリアの艶めいた微笑>>*10。
胸の中にその身体をすっぽり抱き込んで、貌を覗き込む。
おんなのちいさな顎を持ち上げて、啄むようなくちづけ。くちびるを食むうちに、トロリと舌が絡まる。甘くあまく交わる透明な体液を吸い上げては舐める。じわじわと熱が広がる身体。
伏せていた睫毛が揺れ、グロリアの視線が準備が進む舞台へと向いた事に気付いた
舞台を見ても、以前のような恐怖や嫌悪、罪悪感や葛藤が無い事に驚く。今のイアンの、グロリア以外に向ける感情や感覚はすべて死んでしまっているのかもしれない。]
[イアンは腕の中からするりと抜けて席に付くグロリア>>*16に、喪失感を味わう。けれども腕におんなの細い指が絡んでいる。]
……グロリア。
[彼女にだけ聴こえるような囁き。
マーゴを買うのかとは問わない。少女に掛けた言葉は偽善よりも舞台で遊んでいるヴェスパタインよりも酷いとも言わない。]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[一際甘い声で鳴く青年の内壁が、
男を強く締め付ける。
ふる、と短く震え
はじけそうな半身を引き抜く]
く……っ
[呻く低い音を零して
ぎし、と膝で寝台の上を這い
白濁に塗れた少女の顔へと熱い迸りを解き放った]
メモを貼った。
メモを貼った。
[欧州の語学に秀でた少女は、与えられた名が西班牙語の娼婦の蔑称であると、雌犬呼ばわりと変わらないと、諦めた心地で受け入れる。今更何と呼ばれようと、カルヴィナは死んだのだし、この虚ろな身体の扱いが変わるとも思われない。]
は、ああぁ、あ つ ぃ
[少女は達することがないまま、身体を好きなように蹂躙され、最後の仕上げとばかりに白濁の化粧を施された。
今迄はゴムの中に放たれたことしかないそれが、卑しい肢体に降り注ぐ。
前髪に、額に、頬に、眉毛睫毛目蓋に、熱く生臭い粘液が付着する。
失明の可能性は、ぎゅっと目蓋を閉じて回避したけれど、瞬く度に白いねばつくものが長い上睫毛と下睫毛の間で糸を引く。]
〜〜〜〜ッ っくは ぁ
[二度目の顔射も間もなく。鼻梁のラインを辿り頬から耳と顎へと唇の切れ目を掠めて飛び散る。]
メモを貼った。
[虚ろな葡萄酒色の瞳、血色のよかった乳白色の隙間も見えぬほど、顔は内出血と白濁した精液で埋め尽くされる。呼吸の都度肺を満たす生臭さに、胸がムカムカした。
何より、欲望を顔にかけられるという屈辱が、少女の表情を歪ませ、屈辱を加速させる。]
…………っ、
[それでも、自身は高みへの途中で放り出されたまま、許可がなければ欲望の塊を拭うことすらできなくて。]
メモを貼った。
[熱を放った男のものは芯を無くしたように首を垂れる。
脱ぎ捨てたスラックスを取り、ひとり衣服の乱れを直すと
未だ白濁に塗れたままの少女を見遣った]
酷い顔だ。
[赤紫色に腫れた頬と、白濁混じる顔
思わずそんな愉しげな声がもれる]
でも自分で拭わなかったのは褒めてあげる。
……どうしたい、Puta?
…、……
[白い雨を降らせたことで乱れた息を、ゆっくり整える。
男から搾り取ることを許されなかった体は幾らか物足りなくはあったが、
達したことによる満足感はそれなりにある。
顔を白に塗れさせた少女を見やり、胸の内に暗い感情が浮かぶ。
けれど男から何一つ許可は下りていないから、
息を整えるにかこつけて、すべては言葉にしないまま]
……い、イキた ぃ で す
[それは酷く小さくたどたどしい声調。
気が違いそうになりながら、男二人分の精液を浴びて、達したいと欲する。
これが娼婦でなくて何だろう。
瞳は昏く欲望に堕ちていて。
酷い顔。その通りだと思ったから反論はせずスン、と鼻を鳴らす。]
イか せ……て…… ……ださっ
[眦から零れた透明な雫が、白濁液と混ざって耳の裏まで流れていった。]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
>>*21
[喉を鳴らして、くすくすと笑う。
絶頂を迎えた獣の牙が、首筋から外されたのを感じて、天井を見上げた。種の保存の為、雌に逃げられぬように作られた獣のペニスが乱暴に引き抜かれた。
獣の体液の臭いは、人間のそれとは違う。
自分の血の臭いさえ充満していなければ、もっと味わうことができたのかもしれないが。]
……は、あ。
変な鼓動が、する、わ。
[心臓が、いつもよりも激しく跳ねるような心地がする。まるで全身が1本の血管になったような感覚。血の流れも、失血の様子も、全てが手に取るように分かるのだ。
しかし周囲に居る観客は、いずれも表情を変えぬまま。
表情を変えることすら禁じられているのかもしれない。]
[男は青年に視線を向けない。
懇願する少女の頬を伝う雫を無表情で眺めながら]
やれやれ。
[口癖になってしまったその言葉を溜息交じりに落とした]
とはいえこっちはイったばっかりなんでね。
Jade、其処の尻尾とってよ。
[青年を弄んでいた器具を指して命じ、男は少女の両足を掴んで持ち上げた]
[たったの1ptで買われた女を目の前で見た。
たったの1ptで人間を買う男を見た。
――― 人間じゃない
そう言い放った男の姿。
あの笑みが、 むかつく。
怪我を負わせた事に今更後悔もない。
むしろ、せいせいしたくらいだ。]
―――…ッ 痛〜
[竿の表に埋め込まれた3つの真珠は違和感と痛みを
与え続けて、熱を持ったままあまり動けず。
それでも、右腕の中の彼女を
――― 離す気には なれなかった。
それをきっと、 俺を買った主は ――― **]
メモを貼った。
[視線はこちらに向かうことはない。
こちらもまたそれを求めているわけではない。
呼ばれて、幾らか重い体を動かせば、
思い出したように首輪に繋がる鎖が金属音を立てる。
尻尾を。
言われたとおりのものを取る。
さっき前まで自分に埋められていたもの。
別に愛着なんか、感じているわけではないけれど]
……。
[ただ、首を縦に振って、男の手元にその玩具を差し出した]
メモを貼った。
[細い指にとらわれたイアンの腕。力がこもった手指に力をこめてを絡め返してから、手首をなぞり上げる。肘の所まで来たところで、イアンの手のひらは、ドレスに包まれたグロリアの腰に添えられた。
そのまま、オークションの終わりまで。側に立っている。
グロリアの入札は無い。]
──……
[隣席のグロリアの弟に瞬きをして、イアンは無言で彼女を追い掛ける。]
[青年が動いた事で男の耳に鎖の音が聞こえた]
嗚呼、俺の手塞がってるんだよ。
そのまま嵌めてやって。
[少女の両足を腰が浮くか浮かないかの所まで持ち上げている
男は振り返りもせずに告げる。
テーブルには放置したままのナイフがありはしたが
彼が差し出してきたのは、毛皮のついた玩具だった。
其れを確認すると、少女の足を左右に開く]
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