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てめェの身体のことを人のせいにすんな。
…………そそるだろ?
[>>*13溜息に皮肉を返して、煽るような意地悪も添えておく。
シャツ一枚で興奮するなんざ女に対してだけだと思っていたが、
俺にもやっと、常識はここでは通用しねえ、って解ってきた。
特にこいつには、この手の悪戯はよく効きそうだ。
ワゴンの方に向かう背中を見送りながら、
俺は小さくため息を吐いた。
バーナバスに言われたことを嫌だとは思えない。
どっかむず痒い気がしながらも、悪くないって思ってる俺がいる。
けどやっぱ、そう簡単に信じられるもんじゃない。
室内は何処もかしこも乱れ切った異様な光景が広がっていて、
俺たちもその、狂った空間の一部だ。
雰囲気に飲まれて、見る目が曇ってやがるんだ。
単純に、孕ませるのに一番良さそうな、丈夫そうなのを選んでるだけだろ。
そんな思いがどうしたって拭えない。]
――――……ッ。
[何と無くバーナバスの背中を目で追いながら、胡坐をかく。
腰を動かしたせいで漏れ出そうになったものを零すまいと無意識に堪えてしまい、それだけでぞくんと快感が走る。
一瞬息を呑んでから、緩く吐いて、改めて足を組む。
膝の上に肘を置いて頬杖をつけば、なんてこたぁない、俺はただのおっさんだ。
しかし、身体の中は違う。
バーナバスが話し掛ける先、
見た目まで進化してるが、あれは見るからに今の俺と同類だ。
男でも女でもない、曖昧ないきもの。
あんなのになったら、折角の刺青の図面が歪んじまう。
俺は思わず自分の胸元を見下ろしてから、
苦笑交じりの溜息をこぼした。]
[毛布の塊が何であるのかを俺は知らかった。
ただ、何か話しているらしい様子と、部屋にいない誰かを照らし合わせれば、答えは自ずと明らかだ。
毛布にくるまって、この現状から目を逸らしてやがるんだろうか。犯される前の俺と同じに。
いや、でも奴はバーナバスと一緒にいたはずだ。
ここに至るあれこれも、勿論二人の会話の内容も知らないまま、
俺は
フライドポテトと茸のパスタと、脂分の少ないヒレのステーキ。
トレイを、胡坐をかく足の上に乗せてから、炭酸水を受取ってまずは喉を潤す。
それから、ステーキの一切れにフォークを刺して。]
…………おら、食えよ。
[美味いもんは人を幸せにする。
美味いもん食ってよく寝りゃ、どんなに凹むこともチャラだ。
だから俺は、バーナバスの口元にステーキを差し出してやった。]
んな自己嫌悪しちまうような自分なんざさっさと捨てちまえ。
人間なんてェのは自分の為に生きてんだ。
なのに自分で自分が嫌いになってどーするよ。
[バーナバスの口の中に肉が消えて、咀嚼されていく。
それを見届けてから、俺も肉を一切れ頬張った。
脂っこくも無く、硬いわけでもねえ肉は、俺にでも良いモンだって分かる。
そこら辺ケチくさくねえのは、ここで唯一評価してやれる点だ。
順調に皿の上のものを平らげながら、男同士の交尾を見る。
音声も映像も画面越しのAVなんかじぇねえ本物だ。
ポテトを咀嚼して、じわじわと這い上がる劣情と一緒に飲み込む。
あの長髪を乱してやりたいのと、もっと中に注ぎ込まれたいと思うのと、願望は半々だ。
食い入るように見ていたせいで、>>*16声に反応するのは少し遅れた。]
――――――………は、
[呟いた声は疑問符にもならねえ、ただの音だ。
笑いたいでも、からかいたいでもなく、そうだ。
呆然、ってのが正しい。
柔らかい唇が触れて、離れて、俺はゆっくりと瞬く。
それから一度目を伏せて、溜息。]
…………あー、なんで、……いや、
つーか、俺の何処が良いんだ。さっぱり分かんねえ。
[困った。じゃない。嫌だ。でもない。
俺は短い髪をがりがりとかいて、首を傾げる。
こういうとき上手い言葉が出て来ねえのが、学が足りねえ証拠だな。]
あー……俺、は、気持ち良い事が好きだし、
突っ込まれて悦ぶ身体になっちまったし、
…………別に、てめェのじゃなくても構わねェんだ。
けど、そうだな……てめェの横に居るのは、悪くねェよ。
[何言ってんだろうな、俺は。
妙に逃げ出したいような気分になりながら、腰に回る手がそれを許さない。
かと言って振り解けもしないまま、俺は空いた手をバーナバスの頬に伸ばす。]
だがな、今はダメだ。
俺はあんたのじゃなくても、平気で咥え込めちまうし、
真剣に返事してやるなんて出来ねェよ。
けど、こっから出てもアンタの気持ちが変わらなかったら、
…………その時は、素面で返事してやる。
[これが、今俺に言える精一杯だ。]
[>>*17やっちまった、の意味は深く聞かねえことにしよう。
なんとなく、聞いちゃいけねえことのような気がする。
しかし、我ながら「素面で」なんてよく言ったもんだ。
>>*18この場で勢いで言っちまうより、後できちんと返事する方がよっぽど恥ずかしいじゃねえか、なんて気付いても後の祭りだ。
一度言ったもんを引っ込めるわけにもいかねえ。
俺は照れを隠すように、パスタの茸をせっせと口に運ぶ。
麺は、まあいいや。]
あー……どうなんだろーな。
ま、あのじじいどもの気持ち次第じゃねェの?
……つーか、あー…………いや、いいや。
[出産の時に付き添うとか言いやしねえだろうな、こいつ。
もし肯定なんざ返ってきたらいたたまれねえ。
俺は問い掛けを飲み込んで、食事の盛られていたトレイをソファーの上に置いた。]
腹ごしらえも済んだし、次は運動、ってかァ?
……あの野郎がどんな変態になんのか、間近で見てやる。
[殴られ、蹴られて啼かされた分の恨みは忘れちゃいねえ。
ぶっ飛ぶほど悦かったのは確かだが、それとこれとは話が別だ。
炭酸水を半分ほどまでに減らして、俺もゆっくりと立ち上がる。
諸々だるいわ重いわで心地良いとは言えねえが、
それでも悪くない気分だ。]
―――……なァ。前言撤回とかすンなら、早めに言えよ。
ぶん殴って、気絶するぐらいこっぴどく犯してやっから。
[純情な乙女相手なら、気の迷いだったとか言ってもビンタ一発で済むんだろうが、生憎俺はそんな可愛いもんじゃねえ。
きちんと言葉にしてやるってのは難しいが、まあこれで多少は俺の意志ってのも伝わるだろ。
足取りも軽く、向かう先は勿論
兄弟、なァ……。
[気持ち良いことばっかに気を取られてるが、そういや腹の中はどうなってんだろうな。
シャツの上から腹を撫でてみたところで、今までと何にも変わりゃしねえ。
女の妊娠とまるっきり一緒ってわけにはいかないだろうが、
メカニズムががらりと変わるわけでもないだろう。
三大欲求が大事な身としては、つわりなんぞは勘弁願いたい。
なんてぼんやり考えてたのが>>*21告げられた言葉にぶっつり途切れる。
あらゆる意味で、何言ってんだこいつは。]
……やっぱてめェ、趣味わりぃよ。
アンタを犯すってのはともかく ……立ち会いは勘弁してくれ、マジで。
[気絶するぐらい犯されるのを考えても良いだとか。
いや、それよりも問題は出産を見に来るつもりだってことが分かった方だ。
げんなりしながら丁重にお断りして、俺はジェフの方に向かうバーナバスを見送ってから、ヴェスパタインの後ろへ回る。]
よーォ、随分イイ格好になってんじゃねェか。
なぁ? この変態さんよ。
[ジェフが後孔を解そうとする動きを邪魔しないように、俺はヴェスパタインの顔の横へと屈みこむ。
綺麗な顔が崩れてるさまってのは、見るだけでそそられる。
俺は手を伸ばして、やわやわとヴェスパタインの耳朶に触れた。
そう、ちょうど俺が噛まれた辺りだ。**]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
は、ぁ…。
[声をかけてきたバーナバス>>*14にとろん、とした眼を向ける。]
その前に、何か口にしたくて…ん、…ッ!
[臀部に触れる手に、身体は震え甘い声が洩れたが。
大人しくワゴンまで運ばれる
青年の傍から離れて、ヘクターの傍へと向かうバーナバスを見送りながら
豪華なサンドイッチを手にし、食事をゆっくりと堪能すると。
身体を清めようと四つん這いのままシャワールームへと向かい、
身の内の白を出来るだけ掻き出し。
その後は、備え付けられたガウンを身につけて室内へと戻り。
ワゴン近くの柔らかい床に座って周りをぽやん、と見続けている。]
メモを貼った。
[胎内に注がれたディーンの精子と彼自身>>*24を
身体は一滴も逃すまいと絞った後、大事に大事に包み込む]
……ぁ…ざわざわするから…やめ…ろ…。
[何度犯されても、犯されれば犯される程快感が増していく。
媚薬のガスがもっと撒かれていたら、
それこそ犯してくれるなら誰でもどれだけでも構わないと
尻を振って強請っているだろう。
だが最後の良心か、他の考えがあるのか知らないが
頭がトリップするまでは無かった。
少なくともディーンの腕の中で、ディーンに犯されるのが
イイと思える位で留まっている]
甘えてない……疲れただけ…だ…から…。
[お前の腕の中が体温が気持ち良い、とは絶対言ってやらないと
密かに決めるが、動く指に時折甘い息は漏れてしまう。
暫しのまどろみの中、
不意に身体の奥の熱の種類が変わっている事に気付いた。
精子が欲しい、犯して欲しいと言う身を焼く熱の他に
その熱に浮かぶ様に温かいものを感じる。
最先端の医学とか全く縁遠く、説明されても判らない。
だが今身体の奥にある温かいものが何なのか。
それだけは何故か直感で理解出来た]
…………なぁ…ディーン……。
[甘えてないと言った傍から、甘えるように耳元に
頬を寄せてくすりと笑った]
…俺……もしかしなくても…お前の…ガキ…出来たかもな。
[最初に注がれてから一定の時間は経ったが、
少ない知識にある女が孕むにはもう少し時間が掛かったはず。
もしかしたら今、過程の段階かもしれないが。
それでも確信をもって、彼の耳に落した]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
……くすぐったくない……っ…。
[何となく子供扱いされている様で、思わず反抗してしまう。
それこそ子供の様だと思いながらも、
違うのは耐える声と息が情欲を孕んだそれ]
子供じゃないって…それに…。
[甘やかされる>>*27のは気恥かしい。
それに全裸でディーンを跨いで繋がったままのこの格好。
互いに触れた個所や吐息の持つ熱はまだ収まる事を知らない。
ここから抱っこと言う可愛らしいものに変わるには
相当の精神的努力を伴いそうだった。
恥かしいと思うのに離れると言う考えは浮かばない]
……よく…理屈わかんね…けど…多分…そう…。
[破顔したディーン>>*28に目を丸くする。
ありがとうとまで言われて、本気で喜んでくれて
いるのかと目を瞬かせた後]
…ほんとに…俺、お前のガキ…産んでもいい…のか?
[不安げに聞く自分に、思い出した様に舌打ちしたくなる。
どれだけ女々しい事言ってるんだろうと。
それでも確認せずにはいられなかった]
[ポヤポヤと周りを見回すと、金と赤が仲睦まじい姿が見える。
チクリと傷んだ所は、もう何も感じずにいて。
恐らくは、二ヶ所に白濁を注がれた影響が大きいのだろう。
白濁を注がれた感覚を思い出すと体が震え。
ソ、と。
嬌声を堪えながら、自分で注がれた場所を愛撫している。]
[素直に手が大人しくなったので>>*29
ほっと安堵の息を漏らす。
彼の内心など知る筈もないし、狐の名に相応しい性格も
持ち合わせているのは何となく理解しているが
多分意識して目を背けている気がする]
……ん…甘えたい時…か…恋人…みたい?
[反抗しようかどうしようか少し逡巡したが、
ぽふと、肩に頭を乗せてみた]
……性格すげえ悪い子の気がして困る。
[何度も安心させるように落とされる唇と言葉>>*30に
漸く微笑んで頷いた]
[ワゴン近くで見学等々していたら、
バーナバス
………?
[周りに視線をやるディーン
でも…お前の子なら仕方ないよな。
[言葉は嫌そうだが、唇は笑みのままで
本心ではない事は丸判りだろう]
…あ……。
[どんなクソガキだろうと想像までしかけた所で、
ディーンの声と視線
そちらを向く]
……楽しそう…。
[思わず呟いて飲み込んだのはジェフとバーナバスの
身体を見て。
彼らにも犯されたいと淫らな身体が疼いた気がした。
ジェフに弄ばれている長髪の姿にも
自分も弄ばれている錯覚と欲望を見る。
どうしようもなく雌の感覚に支配されている]
ここにいたら…本当に…いつまでも…
犯されたくて…ダメになりそう…。
[聖母とか言う名前の雌から、
男を欲しがる雌の顔にがらりと変わりそうで
思わずディーンにしがみついた]
あいつも…俺と同じ…誰の子…産むのかな……。
[気を紛らわせるように残るヘクターを見る。
何となく彼に雌として惹かれないのは、
彼が同じ雌だからだろうと口にした]
………絶対性格悪いと思う。
[甘く穏やかな時は一瞬で>>*31
耳を引っ張られて、痛いと睨みつつ真顔で言い切った]
[ヴェスパタインの柔らかな耳朶を弄びながら、俺はちらっと視線を上げる。
視線の先には
そのバーナバスの視線の先にロビンを見れば、俺は思わず口角を持ち上げる。
女に惹かれるのは、男の性だ。
それから流した視線は、
俺の口元にはやっぱ、笑みが残ったまんまだ。
それがどう取られるかは知らねえが。]
おかしくなりゃいいだろ、アンタも。
……欲しいもんは欲しいって、素直に言えよ。
[
アンタは、何を欲しがるんだろうな?
向けた視線は、試すようなもんだった。]
[ディーンの唇の動き
きっと抱き心地はいいだろう。色んな意味で。]
や…耳は…やだ…って…あ…。
[耳朶を弄られると背中がゾクゾクしてくる。
ビッチと言われても、お仕置きと言われても
身体が悦んでいるのは繋がったままのディーンには
丸判りだろう。
ただ言葉にさえ簡単に反応する身体が恥かしいのと
見透かされているのが悔しいのとで、涙目のまま首を振る]
やぁ、いま…抜くの…ずるいぃ…ひ…んっ…。
[煽られ掛けた状態できつく噛まれて、
ディーンを包んでいた内壁が悦んだ。
そのままゆっくりと引き抜かれる感覚に
あっという間に身体は発情した雌のものに戻って
声にならない声をあげて軽く達しながら彼から離れた]
[欲の色を湛えたまま交差した視線
挑戦的な口元と台詞。
まだ雄を感じさせるヘクターに先程までとは違い、欲を持つ]
すなお…に……。
[誘われる様に笑う。
確かに惹かれる、けれど。
雄の俺で乱れて欲しいのはディーンで。
身体を穿たれる新しい快楽を知った今は
覚えたてのガキの様にそれに溺れてしまいたい]
[時間の感覚がおかしくなっているせいか。
実験が始まってからどれくらいの時間が経過したのかわからないが。
そのうち嬌声などをBGMにして。
無防備に、その場で寝始める**]
……だから……雌にしたの…お前だろう……が…。
[甘い声の途中、一番雌っぽくない>>*33と言われて
抗議の声をあげた。
自分だって絶対父親の方がマシだと思っていたし、
そうなると思っていたのだから]
あたりまえだ…責任取ってくれないと……。
拗ねる……。
[雄のプライドは無いとは言わないが、
雌として貫かれた時に快感に上書きされてしまった。
今は雌のままでいいと言う思考がおかしいとさえ思わない。
ただ触れられた瞬間から、雄でも雌でも
ディーンがいいと言う思いだけは変わらないのだけれど]
[>>*34あんまりに素直な反応に、申し訳ねえが俺は噴き出した。
どうせ余裕がねえんだろうことは丸分かりだ。]
だァから、さっき舐めてやろうか、っつったのによ。
[辛いのは俺だって同じだ。
だが、感情の分だけ多分、余裕の量は俺の方が勝っている。
どうせならもう少し、意地の悪いことでもしてやろうか。
思いつきに、にやりと口角を持ち上げて
なァ、ドナルドよぉ。
素直じゃねェ後輩に、見本見せてやろうぜ。
[後輩ってのは勿論、
俺は耳朶をいじくっていた手を離し、代わりにドナルドを手招きする。
見本が何のことか、そんなのは明らかだろ。]
メモを貼った。
ディーンが…いっぱい…出すからだ…。
[引き抜かれて達した身体からは、注がれたものが
零れて内腿を白く汚す。
それを見せつける様に指で掬い舐める様子>>*35は
いやらしくて、思わず指を追い掛け、
唇を重ねて味を確かめようとした]
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