25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[背筋正し、歩けるか。
壁に手をつき見上げる月。
慣れぬ疼きはまだ燻るように。]
――――、… 、
[小さく、呟く名は―――]
[花には溺れぬと決めていた。
それは今も。
けれども、かの花が誰かの手で散らされるのは厭だった。
であるのに]
――。
[抱いた花の体は、最初の頃よりは艶を持って。
花が病ならばどうだというのだろう。
人はそもそも生まれて死ぬもの。
けれども。
自分を食らえば彼は人として生きていけるのかと]
――悪魔の。
[背に当たる痛みはその爪のものか。
ここで、命を絶たれてしまうのかと、ほんの少しだけ、現世に未練を残す。
目の前の花が、その未練になりたいのだと言っていたこと。
数珠が鳴る。
音を立てて――]
[いられるか、の問いに。
答えは]
言ったでしょう。
花であることに、何の変わりもないと。
私が食らいなさいと言ったのです。
ですが。
――貴方の以後が心配でなりません。
[数珠が音を立てて床へと落ちる。
糸がちぎれて、ぱらぱらと珠が転がった]
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る