226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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特別というよりも……。
[言葉を、留めてくれたのは助かった。
その答は凍ってかじかんでいる、心に置いてしまっていることだ。
いくら呼び掛けても振り向こうともしない。人間は、自分のことすら儘ならないものなのだろう、と気付く。]
……言って置くけど僕は君より年上なんだよ?
せめて”可哀想”な人にして欲しいな。
[否定も肯定もしなかった。
例え的外れであっても、”今さら”だ。
トレイルに、彼に。特別になりたいとか。思ったことなどなかったのは確かだ。
関係性に名が、付くことの方を厭うた。
積もり積もった腐れ縁と、呼ぶには他にも先に患者が会っているのに比喩としてはおかしいけれど。どこかで互いに。奇妙に縁が絡んでしまったと思っていたかもしれない。
今となっては、わからない――。]
私は大丈夫。なんてことはないわよ
……だってあのおたんこなす引っ張ってくるのに
車椅子が邪魔だったんですもの
それに此処に来るまで私は歩いていたのよ?
どうということはない
[労わる言葉に、大丈夫と言わんばかりにそう告げるも
ひるむ様に距離をとる姿に、瞳で苦笑い]
[いつもと変わりない筈と、そう思っている事自体が違うのだと
彼が気付くのは何時だろう
トレイルへの態度の奇怪さもさることながら――……否、これ以上は止そう
結局、受け取り手がどう思うかによって感じ方とは違うのだ]
寒いなら上着を着たほうがいいわ
幻ではなく″現実″に寒さを感じているのなら
[私では冬空の下の子に触れられない
存在を知らないから其れにすら思い至らない
きっとそれが、他者の記憶を留めようと睥睨していた代償なのだろう]
どちらにせよ一緒よ、手品的な意味では
だって昨日の貴方と今日の貴方、違いすぎるんですもの
まるで心の一部を何処かに置き忘れた様よ
[言いえて、妙か]
[探しても見つからぬ迷子の子の様に
人とは惑うものなのだろう。心も、きっとそう
合縁奇縁、絡み合うえにしは時として人の感情の琴線を揺さ振る]
あら、私から見れば貴方は十分子供っぽいけれどね
年齢と関係なく
[肯定も否定もしないことからああ、剥離が凄いなとは思った
心の一部分か大部分か全てか。よくはわからねど昨日感じた彼の輝きは無い
憶えることを信条にしている彼が、切り捨てるなんて
なんて、皮肉なことなんでしょうね]
……貴方はこれからどうするつもり?
私は、自室に戻って――歩行訓練でもしようと思ってるの
[空の絵、彼の隣で空を見上げている絵
あの景色を再現したい
その為には、沈んでばかりもいられない
病状を少しでも遅らせる為に。自分にできる限りの事をしたい
花よりも強く咲き誇るために*]
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[蝶の少女が歌う詩が終わる。 ふわりと地上に降り立つその軌跡、落ちる二枚のレター用紙。 寄り添う二人から少し離れた場所で、 その落し物を拾い上げる。
―――もう、分かっていたことだけど。 文通の返事は、とうとう間に合わなかったらしい。
このレター用紙をシーシャに渡すべきだろうか。 ちらりと彼の方を見る。 だけど、最早それも必要がない気がした。 だから静かに、それをポケットの中へ仕舞う]
(109) 2015/06/14(Sun) 18時半頃
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[揺らめく紫色の中、遠くから近づいてくる人影を見た。 男はもう何も喋ろうとはせず立ち尽くし、 ヒナコ、シーシャ、オスカー、 その場に居る者達を見つめていた。
このひとときを記憶することしか、 自分に出来ることは無いのだと理解して、 ただ、じっと見つめていた**]
(110) 2015/06/14(Sun) 18時半頃
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おたんこなすはいいね。
[余りいじめないでやってよ。などと言葉は喉奥へと引っ込めた。
おそらくそれは、本当ならば口にする筈がない。]
そうだけどね。…あまり関節を酷使するのは良くないよ。
あと、冷やすのもかな。
[どうやら、近くの相手にまで影響があるらしい。
おそらく体に障る凍える雪の寒さが、固い透明な鱗から発しているのだろう。]
[の豊かな情感を秘めた瞳が、告げたいことがうっすらとわかるような気がした。
メルヤが剥離しつつある”心”の一部は、彼女達に奇異に映るのだろうか。]
そうだね。ケイト
[身震いを起こす。季節にそぐわず、手がかじかんでいるようだ。
細かい作業が出来そうに無いが、少しやりたいことがある。]
[真冬の空で蹲る。あの幼い自分自身は、自分のいうことな聞きやしない――。]
…そっか。そんなに違うんなら。
何とかした方が、いいのかな?
君の想像力は豊かだね。
[少しの悪戯めいた笑みを含めたのは、誤魔化しだったのか。的が当たっていたためか。]
女性から見れば男なんて子どもだってことだろうね。
仕方無いか。
[ケイトに、これ以上の深入りをさせるつもりは無かった。
メルヤにとってケイトの存在が軽いのではなく、少しでも傷付かないために。
薄々と勘付いているが、こんな奇怪な現象の深層になど辿り着かなければいいとメルヤは思う。]
……僕は。
少しトレイルの部屋で休むよ。
ちょっと体力的に限界がね。
[勝手知ったる何とやら、と言った風情でトレイルの寝台に腰を下ろす。
トレイル達の部屋とメルヤの部屋は少し遠い。筋弛緩剤を投与されていないが体は凍え、治療もろくに受けていない傷がどうなっているかは知れない。
少し、休みたいな。――そう、再び告げて、ベッドに横になる]
ケイト。
無理、し過ぎないように……ね。
[歩行練習をすると、勝ち気な瞳。告げた言葉は、どこまでもケイトを案じるものだ
彼女は部屋を辞去しただろうか?
その言葉の直後に。横になって意識を手放した、メルヤにはわからなかった*]
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[ぎこちなく伸ばされた掌を>>106 怖じるでもなくたんたんと受け入れ 撫でられると、心地よさそうに目を細めた。
青年が身を屈める。 「それ」は、落とされた言葉>>107を、 理解しているのかしていないのか、 ただ。月色の髪と青年の項を見ていた。]
(111) 2015/06/14(Sun) 20時半頃
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[>>108
真っ黒な目は離れる蘇芳色を追う。 青年の唇が紡ぐ詩に耳を澄ましている。
ひらり、蒼い翅が揺らめいた。 ざあぁ、と風が草木を揺らした。
「それ」は、言葉の意味を理解してはいなかった。 ただ。]
(112) 2015/06/14(Sun) 20時半頃
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…………シー。………ャ。 さ。
(113) 2015/06/14(Sun) 20時半頃
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[白い頬に透明な雫がひとつ、ふたつ零れ落ちる。 泣きながら微笑んだ。
唇が一瞬、「だいすきでした」と綴ったのは、 最後に残った「ヒナコ」の残滓。
想いはいつからか。 その感情の名はなんというのか。 もうわからない。]
[ ぱちりと瞬きを一つした。
……それで、 「おしまい。」 ]
(114) 2015/06/14(Sun) 20時半頃
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? ?? ……?
[ 「それ」は自分の目から零れるものを 理解できないかのように掌で拭うと その雫を見つめて不思議そうな顔をした。
それから、ひらりと中庭を、楽しそうに舞う。 キルロイの翼を見て 「あなたも飛ばないの?」といわんばかりに首を傾げる。 オスカーの植えた紫苑の花を嬉しそうに見た。
もはや正気ではなかった。 「それ」がステップと共に中庭の入り口まで来た時 現れたのは白衣の男。]
(115) 2015/06/14(Sun) 20時半頃
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『ヒナコ』
[そういって差し伸べられた手を、「それ」は無視するが、 強引に手をとられて「いやだ」というように 翅をはためかせた。
ひとにとって虫の抵抗とは些細なもの。 すぐに取り押さえられ、腕に注射を射され、 大人しくなったそれは、 先生に手をひかれ連れて行かれる。
オスカーにも、キルロイにも、シーシャにも 別れを告げることなく、 閉ざされた隔離施設への道を行く。]
(116) 2015/06/14(Sun) 20時半頃
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「♪」
[唇から途切れ途切れに、 あの歌の旋律を零しながら。**]
(117) 2015/06/14(Sun) 20時半頃
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[風の中に自らの名を呼ぶ音が混じる。>>113 シーシャは弾かれたように顔を上げて、その顔を見た。
そして見る。白い肌を伝う雫を。 その中に見える微笑みを。
一瞬だけ瞬いて、消えた言葉を。]
(118) 2015/06/14(Sun) 21時頃
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[それは瞬き一度で跡形もなく消え 後に残ったのは蒼い翅の蝶が一羽きり。
物言わぬ蝶が舞う様子をシーシャは黙って見つめていた。 やがて、白衣の姿が中庭にやってきて、その名を呼ぶ。 その時ですら、シーシャはそれを見ているだけ。
連れて行かれる蒼い翅をただ、見ているだけ。 途切れ途切れに微かに聞こえる旋律を耳に残しながら。
一度、二度とシャッターを切るように瞬いて。 それから、もう目から涙を落とすことは無かった。*]
(119) 2015/06/14(Sun) 21時頃
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[蝶の通り過ぎた中庭。 静まり返ったその場所で他に何か言葉が交わされたか。
何れにしろ、全てが終わった後。 青年はその場を静かに立ち去る。
その手にしっかりと表紙のない絵本を抱えたまま。 もう片方の手には鈍色の鍵をしっかりと握り締めて。*]
(120) 2015/06/14(Sun) 21時頃
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― 屋上 ―
[シーシャがここへ来るのは一日ぶりである。 昨夜は鍵が開くことだけを確認して部屋へ戻った。夜に特定の場所へ長居するのは好ましくない。何時誰に見つかるともしれないから。…もしかしたら、連れ戻されることだってあるかもしれない。
屋上へ続く扉は何なくシーシャの持つ鍵を飲み込み、開いた。 切り取られた庭に吹く穏やかな風は、ここではシーシャの髪を浚って去っていくだけ。 風に攫われてしまわぬよう、しっかりと絵本を抱えて、シーシャは屋上へと足を踏み出した。
シーシャのこの場所に関する思い出は常に"私"と共にあった。 楽しかったことも、悲しかったことも"私"の関わらぬことはなかったし、一瞬たりともその存在を意識の底から失くしたことはなかった。 自分を失うことに恐怖を覚えてはいても、"私"を消滅させてやろうだとか、消してしまおうとは思わなかったのだ。
――消えたくない。そう思っていながらも、心の裡にもう一人が棲まうことに対する拒否感を抱いたことはなかった。 記憶の奪われる恐怖、自分を失くす恐怖、感情の消える恐怖。 "私"は最後までシーシャの恐怖だけは奪ってはいかなかった。]
(121) 2015/06/14(Sun) 21時半頃
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[自分がいなくなったらどうなるのだろうと考えない日はなかった。 "私"がシーシャになってしまうことがずっと、ずっと、怖かった。自分が消えてしまうことが何より恐ろしく、その思いが壁へ消えない傷痕を幾つも残させた。
心が自分が自分であるということを求め続けた。 躰が自分がシーシャであるという自覚を失くしても、シーシャは"自分"を見失わないために必死だった。 魂がいなくなりたくないと。忘れられたくないと哭いていた。 擦り切れて失くなりかけても、歪みきった心が生き汚く消えたくないと叫んでいた。
自分を。"俺"を残しておくために。 生きるために行こう。生きるが故に逝くことになったとしても。
それだけがシーシャを突き動かしていた。 …それだけが"私"ではないシーシャの存在意義だった。 存在意義。――そして、存在命題。
何のために生まれて、何をして生きるのか。 生きることは、嬉しい。例え、胸の奥が痛んでも。]
(122) 2015/06/14(Sun) 21時半頃
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[ 生きたい。 消えたくない。
ただ。
"私"でないシーシャのままで、生きていたい。と、そう、思う。]
(123) 2015/06/14(Sun) 21時半頃
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[屋上はそう広くなく、空間と地上を遮る柵まではそう遠くはない。 シーシャは歩きながら目を細めた。
見上げる空は青く澄み、流れる風が薫る。ピクニックなら、此処まで来られれば良かったのに、と人知れず思う。 どれだけぶりにか、目にした病院の外の景色は何も変わってはいない。幾つか、淡紫の揺れる箇所が目に付いた。花を愛する誰かの窓から種が飛び立って行ったのかもしれない。
シーシャは一人きり、屋上に佇んで風景を眺め続けていた。 何処か遠くを見詰める蘇芳色の瞳には思い出の花が咲く――。]
(124) 2015/06/14(Sun) 21時半頃
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『 雲雀鳴いてる??どこにいるのかなあ? 』
[タルトが目をくるくると動かして鳥を探している。 オスカーと一緒に鳥の姿を探しているようだ。あれは、中庭でピクニックもどきをしたときのことだった。 雲雀は見つかったのだろうか。その後、シーシャは寝てしまったから覚えていないのだけれど。
タルトのいる場所でも雲雀の鳴き声が聞こえればいいと思った。 幾ら訂正してもシーシャをシーシャと呼んでくれず、ソーシャしゃんと呼んでいた。 太った猫と仲のいい、愛らしい子供だった。
――…タルトをそっと心の中から消した。
さようなら、何時も光のように明るかった子。]
(125) 2015/06/14(Sun) 21時半頃
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『 おはようー。おっちゃん。 今日はなーに? 』
[食堂で調理師のオッサンに話しかけるナナオ。 あの日はちょうどきしめんの日で火傷をしたシーシャは熱いから気を付けろと忠告をしたのだった。 その後に医務室の近くですれ違った時にはひどく慌てていた。きっと、自分ではなくて他の誰かのために「せんせい」を呼びに行ったのだろう。 友達想いで、タルトを可愛がるいい子だった。
時々中庭で、自作の歌を歌っている様子を見かけた。 たまにトレイルと一緒にいるとき、視線を感じたような気がしたのは、トレイルを見ていたから、だったろうか。 彼女の作った優しい子守唄の旋律が好きだった。
――…ナナオをそっと心の中から消した。
さようなら。何時も歌を心の中に持っていた子。]
(126) 2015/06/14(Sun) 21時半頃
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『 なんだ、シーシャか 』
[トレイルが肩をすくめる。 シーシャが"私"の時も"俺"の時も、トレイルの態度は常に変わらなかった。 自分を失う恐怖に囚われ続けているシーシャにはその態度が有難かった。それと同時に、同じ恐怖を抱えているはずの彼が平静でいることに嫉妬のようなものを抱いていた。 トレイルもまた、何時かどこかのピエロに似たような思いを抱いたことをシーシャは知らない。
花を後生大事にしていたことも知らなかった。 年が近いからか、たまに話すことはしたような気がするけれど、トレイルについて知らないことは多かった。 …本人には言わないけれど、花を揺らす風のように飄々とした態度に何度か助けられたことがあった。
――…トレイルをそっと心の中から消した。
さようなら。最後まで平静を忘れなかった人。]
(127) 2015/06/14(Sun) 21時半頃
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『 花は“お気に入り”だよ。 』
[ゆりが無邪気に笑う。 ――…あれは"私"の記憶の中のひとつ。どうしてお姫様抱っこなんてコトをしようと思ったのだろう。 それでも、ゆりの顔は楽しそうだったから気紛れは悪くはなかったようだと、思う。 感情を失くしていくゆりに自分を重ねたことも少なからずあった。
紙で鶴を折っているところを見かけたことがあった気がする。 物静かで、独特の雰囲気の漂う少女だった。 そんな彼女も、連れて行かれてしまった。
――…ゆりをそっと心の中から消した。
さようなら。何時も静かに笑っていた子。]
(128) 2015/06/14(Sun) 21時半頃
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『 ──じゃ、お大事に。 』
[記憶の中のオスカーが素っ気なく言う。 元が高齢だからか、小さくなった見た目にそぐわぬほど悟りきった言動をする人だった。 本を薬代わりに毎朝読み返すのだと、聞いたことがあっただろうか。 シーシャの名前を忘れてしまうのか、なかなか覚えてくれないものだから、何時の間にか名乗ることをやめてしまった。
悟りきっているようで、人を笑わせることに長けている人だった。 年の功よりなんとやらと言うのだろうか。動物にも、詳しかった。 雲雀の探し方を聞く機会はついに訪れない。
――…オスカーをそっと心の中から消した。
さようなら。誰よりも賢しく聡かった人。]
(129) 2015/06/14(Sun) 21時半頃
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