73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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エリアスは、また薔薇の姿はない。セレストの書き置きはひらりと落ちて。
2011/12/30(Fri) 20時半頃
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だから、可愛くないだろ…
[腕を離されればやっとおとなしく離れたけれど、今度は自分から手を差し出した。廊下に出る前に、素直に答えてくれたフィリップに、いや誰かに言いたくて]
俺は、さ。キスしたこと あるよ
[とてもキスなんて言えない、冷たくて感情のないものだったけれど。自分からしたくせに、とても、とても痛かった*]
(183) 2011/12/30(Fri) 20時半頃
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カルヴィンは、ロバートを見かければ手を離そうか少し*迷った*
2011/12/30(Fri) 20時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2011/12/30(Fri) 20時半頃
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― 廊下 ―
[そこに、人の気配がした。振り向いた俺の顔はさぞ間抜けだったと思う。素直に嬉しかったのだから。あの鳥の羽ばたきさえも、俺には懐かしく思えた。無関心の仮面を急いでかぶる必要性があった]
居たんだな。フィリップ。 君は倒れてなかったんだね、何よりだ。
[何よりだ。件の中庭の薔薇を背にして、俺は頷いた]
いよいよあの薔薇の犠牲者とやらが出たかもしれない。 君の友達は平気?
(184) 2011/12/30(Fri) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/12/30(Fri) 20時半頃
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[かっこいいととって欲しいカルヴィンと 可愛いと思う自分は平行線で、 ただその平行線たる抵抗が可愛いのだからしょうがない。 笑いながら頷きつつも、 カルヴィンの言葉には翠が瞬いた。]
……サイラスと?
[さっき言っていた、我慢できなかった、寝ていたと思う そこと組み合わせてゆるく首を傾げつつ、 芳しくない表情がこちらまで悲しかった。]
(185) 2011/12/30(Fri) 20時半頃
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― 廊下 ― [鮮やかなほうは反応が予想と違い、一度首を傾げたが それならばとフィリップの肩から飛び立って ロバートの……頭、に着地しようとするが、さて]
…………うん?倒れ、た?
[フィリップ自身は年下らしい表情が 珍しいこととも気づかず むしろ彼の言葉にゆるく首を傾げた。]
薔薇、の犠牲者って……
[どういうことだろう。 喉が渇く。カルヴィンの手を強く握った]
(186) 2011/12/30(Fri) 20時半頃
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[寮内に飾られた花の一つに指をかける。ぷつりと一枚もぎ取り、 そろりと指でなぞると吐息をふっとふきかけた。
ひらひらと舞うそれは一ひらの雪のよう。 香とともに届ける先はどこだろう。
音楽室にある楽の音に引かれてそれは、ふわり]
(187) 2011/12/30(Fri) 20時半頃
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――くっ 甘い顔を見せればすぐこれか
[飛んできた鳥が頭に飛来しようとしてくる。頭上で風が吹いて、俺は慌てて頭をかばった]
あ、ああ。 俺の知る限りでは、ジェフェリー・ミルウォーキと ノックス、とかいうやつが。君は知ってるのか?
薔薇の噂どおりというか、この匂いで体調を崩してかもしれないし 何か悪い別の病気が流行っているのかもしれない。 君たちはまだ大丈夫そうだけど、何か聞いてはいないのか?
[フィリップがクライトンの手を握っているのには驚いた。これも薔薇の影響かもしれず、俺は眉をひそめたが……まともに二人をるのが失礼な気がしたのが正直なところだった]
(188) 2011/12/30(Fri) 21時頃
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どーしても入れたいってわけじゃないけど。
ノックス相手なら、どっちでも。
[なんて言って、扉の向こうにはオスカーがいて、さらにこちらがわかるとなれば顔は赤く染まり]
オスカー……えーと。
[ノックスが交互に自身とオスカーを見やる。
どちらにしても同室なのだ。黙っていてばれないはずもない]
オスカー、俺はノックスがすきだから。
好きな人とすることをしてただけだよ。
[そう言ってオスカーを見詰める]
意識だけの存在なのに、身体があるときと代わらないなんて思わなかったけど。
オスカーが俺たちをわかるって事は、オスカーも気を失って?
すき……?
……。
[好きな人とすること。
そう聞いて少年が思い浮かべるのは一つだけ]
[好きだから、子供を、産む。
少年が理解しているのは
実は少し違っているのだけれど。
そして現状でもまた間違っているのだが]
……せんぱいたち、が、寝てて……
ぼく、なんとかしないとって、思ったんです、けど。
……きっと……ぼくも、寝てるんでしょうか。
うさぎ……作りたかった、な。
[最後は残念そうに、ぽつりと]
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[着地地点を腕で庇われ、鮮やかな方は 庇う腕に着地するように。]
……ノックスは、2年の……
[賑やかさ、人懐っこさがフィリップは苦手だったが 逆に、印象にも残っていて。 もう一人は良く知らない名前ではあったが (副会長の本名を覚えてはいなかった) カルヴィンがジェフェリーについては何か補足しただろうか?]
……俺は……特には…… けど……もしかすると、ここが、変わった空間で、 倒れた人は、ここから出られた、のかもしれない。 現に、ここ、は時計の動きもものすごく変で…… 時間が止まったみたい、だし……
(189) 2011/12/30(Fri) 21時頃
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[この空間にいることで倒れてしまう。 その可能性を消したくて、 ロバートの言葉に別の可能性を示唆する。 時が止まってるらしき空間が普通とも思えなかったのもあった。 そのあたり、考えるに必死で、 ロバートがカルヴィンとつないだ手に 驚いていることにはまだ気づけぬまま]
(190) 2011/12/30(Fri) 21時頃
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フィリップは、喉が渇くのか喉に手を当てて。
2011/12/30(Fri) 21時頃
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……ほら、もうこんなに大きくして。
[モリスはサイラスの大きくなった根にクリームを塗って自分の蕾に誘っていく。]
(191) 2011/12/30(Fri) 21時半頃
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えっ……。
[子供、といわれて息が詰まる]
……――。子供は、出来ないよ。
俺も、ノックスも男だから。
でも、子供は出来なくても、好きな気持ちは変わらない。
[視線を落として答える。
普通ではない、といったノックスの言葉が思い出された]
ん。
でも、起きられるよ。今は眠ってるけど。
薔薇の精は、薔薇の精の意志は俺たちを眠らせるのが目的ではないみたいだから。
起きたら、みんなで雪うさぎを作ればいい。
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――回想・音楽室――
………そっか。
[フィリップの笑みとともに返される答え。 そして、カルヴィンの頷きを見て、返したのはたった一言。
まだ、何をすべきか決めかねている。今の自分に言えることはない]
……………。
[カルヴィンの問いかけ>>118には暫し無言になるも、動揺は見せない。 取り繕うのも少し疲れた。だから、迷った末に返す言葉は自分にとっての真実]
いないって、言えたら………良かったんだろうね。
[一緒にいたい人と言われて、真っ先に浮かんだのはやっぱり『自分』 叶っていると言えば、叶っている。だけど…――――]
(192) 2011/12/30(Fri) 21時半頃
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一緒に、いることはできていると思うけど。 でも……おかしいね。ちっとも、満ち足りて……ないんだ。
[二人を見て、気付いてしまった。 一緒にいたい人と一緒にいれることはとても幸せなこと。 その内に抱える心情まで汲み取れないけれど、二人はとても満ち足りたように見えた。
今も、昔も変わらず、自分は自分と一緒にいることができている。 あぁ、でも……そもそも、自分と一緒って自分に対して使う言葉なのだろうか。 そんな疑問を抱きながら、徐々に徐々に自分の世界が綻び始めるのを感じる。
あぁ、笑いたいのに。一緒にいたい人といることができて、やっぱり幸せだと。 それなのに、口元に浮かぶのは自嘲気味な笑み。それがきっと答えなのだ]
(193) 2011/12/30(Fri) 21時半頃
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……っはっ
[少し触れただけでモリスの体は快楽で満たされて。
モリスは快楽を放出する。]
(194) 2011/12/30(Fri) 21時半頃
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子ども……は、男同士だとできないかなぁ。
[ベネットの言葉に対して、
オスカーから飛び出た言葉に眉根を下げる。
その事実が、世間では異端とされる理由の一部ではあるから、
先を考えて少し困り顔をするけれど、もう逃げるつもりはない。
だから同じ言葉、重ねたベネットに、視線を向けて微笑み]
そっかぁ、オスカーに心配かけちゃったね。
――……今からでも、うさぎは作れるから
そんな残念そうな顔しないでよ。
ベネット先輩とは違う種類だけど、
俺、オスカーのこと好きだから、
そんな顔されると悲しいからさ。
[そして、彼が眠りの世界に落ちた理由をしれば、
きっと弟がいれば感じるような愛おしさを感じて、
ベネットの言葉に追従するのだった。]
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もう、このまま時が止まればいいのに……
[快楽に支配されるモリスは求められるままに全てを預け。
意識が遠くなるまで快楽を放出すること*だろう*。]
(195) 2011/12/30(Fri) 21時半頃
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[手袋もなくむき出しの手。何故か分からないけど。自分も誰かと、……手を繋ぎたいと思った。 そう思った自分が取る行動はとても簡単なもの。 右手と左手を祈るようにあわせてみて、そして募るのは虚しさ]
ずっと、二人が一緒にいれるように……祈ってる。
[自分の行動と言動を誤魔化すために。虚しさしか齎さない自らあわせた手に意味を与えてあげたくて。そう二人には紡いで、一度瞳を閉じる。 二人を困らせたくはなかったから、話題を打ち切るように、立ち上がる]
1曲は無理だけど。少しだけ…………聞いてくれると嬉しい。
[二人に捧げるのは祝福の曲の一部。 言葉だけではなく、祈りだけでもなく、二人がずっと一緒にいれるといいと音に願いを込めて。 初めて、手を抜くことなく、バイオリンを弾くも、それはそう長くは無い時間。弾き終えれば、二人を音楽室から見送った]
(196) 2011/12/30(Fri) 21時半頃
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ひっ!……ふあっ! やめ…ろ!こいつっ
[声にならない声が挙がって恥ずかしいものの、まずはこいつを退かしてほしい。フィリップの鳥が俺の腕に悠々と着地したので、俺はできるだけそれを頭から遠ざける。強い爪がこわい]
……う、ああ。2年生、なのか。 もう一人は?知らないのか。 元副会長らしいけど。 倒れたのはいきなりだったな。
確かに、ここ、は時間の流れがどう見てもおかしい。 あの奇妙な気絶でで元の世界に戻れるならいいけど、 意識すら元に戻らずに、死んでしまうのかもしれない。 俺は元副会長の倒れた瞬間を見ていたけど、 何がきっかけで昏睡状態になるのか。
[こういうことは言いたくはなかったが。 牽制に咳払いをしてフィリップを冷たく睨んだ]
(197) 2011/12/30(Fri) 21時半頃
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情緒的な、いや性的な興奮が引き金かもしれない。 だとすると、この薔薇の匂いで引き起こる感情の乱れも理解できる。 俺たちは「薔薇」という存在に掻き乱されてる。 何しろそれは確実だ。お前らは今の自分を正気と言えるの?
[訝しかった。友達を飛び越えて、男同士が手をつなぐなんて。頭のおかしな大人たちが、最後の戯れにすることだろう。そういうことは。地獄に落ちるぞ。お前たちも。]
(198) 2011/12/30(Fri) 21時半頃
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……子供、出来なくてもいいと、思います、よ。
好きな人と、ずっと、そばに……
いられれば、それが一番、でしょう?
[そう、ただ傍にいるだけで。
自分を求め、必要としてくれる人が
傍にいてくれるだけで、いい。
……必要と、されたかった]
薔薇……
お、怒ってるかも、しれない、です。
[咄嗟に燃やそうとしてしまったことを
続けて白状するだろう**]
エリアスは、聞こえるバイオリンに僅かに眼が据わる
2011/12/30(Fri) 21時半頃
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――音楽室―― [二人を見送れば、また内にこもるようにその場に座り込む。
バイオリンと弓を手から離せない。手を離すことが怖い。 自分の世界に閉じこもろうにも、今バイオリンを弾いてもきっと無理だ。
指遊びをするように弦を爪弾いて、小さく息を吐く]
………どうしたら、いいんだろうね。
[悩み、惑うことは増えるばかり。未だに決められない自分の行動。 終わらせるべきか、それとも異常な現状を維持し続けるか。 全ての鍵を握っているように思われる薔薇を見ようと、閉めていたカーテンを開き、窓を開ける]
(199) 2011/12/30(Fri) 21時半頃
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[ひらり……
1枚の花弁が音楽室へと風に舞うように迷い込む。
その花弁はとても美しく。 音楽室の床へと落としてしまうのは、気の毒に思えた。
だから、咄嗟に掴めないか弓を持つ手を伸ばそうとした]
(200) 2011/12/30(Fri) 21時半頃
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ああ、そうだね。
……一緒にいられれば、それが一番いい。
[オスカーに答えて、ノックスを見た]
薔薇が怒ってる?
[オスカーの告白に燃やそうとした事を知って苦笑する]
それは、オスカーとしてはそうなるかもしれないなぁ。
薔薇を何とかすれば、って。
でも、薔薇を燃やしたって眠っている人が起きるかはわからない。
薔薇が眠らせてるなら、薔薇を燃やすのではなくて薔薇にお願いするほうがよかったかも。
……あのエリアスだとそれはそれで危険な気がするけど。
[自身がそうなったときのことを思い出して、頬を掻く]
ロビンは、フィリップの鳥をおずおずと見て、空いた手で眼鏡を強くおさえた
2011/12/30(Fri) 21時半頃
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[静かに音楽室のドアが開く。 花びらは淡い色。光りに透かせば薄氷、手に載せれば薄紅に。
バイオリンに呼応するように僅かに香り、僅かに震え]
……セシル、元気? 何か、お久しぶり、だね 君、大事ないかな?
(201) 2011/12/30(Fri) 22時頃
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薔薇ちゃんかぁ……
今は、あんまり声聴こえないなぁ。
[オスカーの懺悔に、思うことはベネットと一緒だから。
言うはベネットに任せて、ノックスは暫し薔薇の声を想う。
夢の世界に落ちてから、声をかけることは出来なかったが、
声は一方的に聴こえていたのだけれど。
今、遠いのは、彼らが黙っているからか、聴こえなくなったのか。]
んー……。
[ちろっとアイスブルーは、頬を掻くベネットを見る。
こうなって尚、エリアス(薔薇ちゃん)に
嫉妬心が沸かない訳ではなく。
けれど、オスカーの前で、それを見せる訳にも行かず。]
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― 廊下 ― [頭から離されれば、近づきたくなるのが鳥情 ロバートが恐れている その爪を器用に使いにじり上がる。]
あー……ほら、怖がってる…… ごめんね、ロバート…… でも、ロバートのこと気に入ってるみたいで……
[流石に、本当に怯えている様子、 それなのに手加減しない鮮やかなほうに フィリップはよじ登ろうとするを阻み引き剥がし ロバートに申し訳なさ滲む翠を向ける。]
……ああ、元副会長、なんだ。 金髪のちょっと、怖い人、だよね。
……それは、困る、けど…… でも、この空間は変、だし、薔薇の匂いはきついけど ……気づいて制御できれば、とても優しい空間……だとも思う……だ。
(202) 2011/12/30(Fri) 22時頃
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それこそ、ロバートの言うことが原因なら……なお、自分で気をつければ……
[冷たく睨む視線は常ならば怖かったのだが 如何せん鮮やかなほうに怯えた姿を見た後では どこかフィリップには子供じみたものに見えて]
……普段の自分や周りのほうが 正気とも、穏やかともいえない、よ…… 第一正気って何?ここで、あったことは 俺にはとても穏やかなことが多かった。ここが異常だなんて…… ロバートは、そんなに、ここ、は嫌? ここ、じゃない空間のほうが、好き?
[正気かどうか。掻き見乱される。 ここ を否定するような言葉に フィリップはゆるく首を振る。 さっきセシルが何か思い悩むところありながらも 奏でてくれた一説は、本当に素晴らしくて。 こうして、一緒にいてくれるカルヴィンはとても暖かくて。]
(203) 2011/12/30(Fri) 22時頃
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