47 Gambit on board
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でも、それだけじゃ許してくれないんだ…。
自由に生きろといいながら、ボクの言動全てダメだと決め付ける。
ボクの現実は変わらない。
せめて、それを分かって欲しかったのだけど。
ボクは怒らせるしか出来ないみたい、です。
[努力する気も変わる気も無いのだと、断ずられるのだろう。
結局、互いの妥協点が遠すぎる。
刀で食材を切ることは出来ても、刀は包丁にはなれない。
同じ刃物だからとなれとどう言われてもできない。
別の使い道を考える事は出来ても刀である事は変われない。
そんな例えや、説明をうまく出来た試しは無い。]
―――………
[意識が落ちていたのは少しの時間。
戦闘後の副交感神経が強かった時間が終われば
直ぐに意識は覚醒して。
ただ寝入りばな、聞こえた言葉。
椅子の背面にもたれながら
引っかかって、緩く頭を振った。]
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マイコフ殿がそこでそのようにしておられると、救護班の現場立ち入りを促せないのでグレイシア師団長殿が医療施設に行けないのですが?
[ベネット、それからテッドへと視線を流して。 言葉があるならばそれを待ち、行動があるならばそれに応じていたか。 自分の考えを表すのは、ベネットの定まった心を見届けてからとするつもりだった]
(65) 2011/03/31(Thu) 22時頃
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[>>59 添えられたような言葉に、頑なな声音は小さく応える]
第二師団長として、 私の意見は先ほども述べたかと思いますが。
あなたのお考えには、賛同できない、とも。
[険しく狭められた眼差しの下に、 抑制された感情はあるいは失望のようなものであっただろうか]
……あなたが何を為さったにせよ 彼らの行動を知りながら、止めなかったことは事実でありましょう。
[どれほど口惜しかろうと、 新皇帝の裁きの場へ、連れねばなるまいと―― ゆっくりとしたその動きを注視していれば、風は 駆けた。 金糸が散るを、ただ任せて]
(66) 2011/03/31(Thu) 22時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 22時頃
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>>64 [ラミケシュの言葉には、ほう、と返事をした。]
なれば、なぜ、サイモンが襲われた時に、選帝の儀の中止を求めなかったのかな? 15名すべての権利を尊ぶのであれば…。その時点で中止を提案なさるべきでしょう。
ああ、説得とは詭弁などと…。 酔狂でもいいのですよ。
自分の考えは先に示したとおりです。 ラミケシュ殿に思惑につきあっていただくのではない。
[そして、またいた場所には煙だけ。 声は続く……。]
でもお聞きしよう。貴方の考えは?
(67) 2011/03/31(Thu) 22時頃
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[紋章と、折れた刀を手に立ち上がるベネットを、>>52>>53 つと見据えれば目が合った。
――本人が、理解をしているのなら。 自分が掛けられる言葉はそう多くはない。 人を試そうとする時、常に己が試される]
開戦より和平の方が難しい、なんて訳はないしな。
[ラミケシュが誰かの事を暗に指して言うのには、 ほんの少し、肩を竦めるような仕種を残す>>55]
(68) 2011/03/31(Thu) 22時頃
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サイラスがこちらへ気づいたのには、なんでもないと首を振った。
≪ ……だから、嫌いなんだ。 ≫
伝える気のなかったそれは、今度こそ言葉になって落ちたか。
イワノフは、ミケが待てというのには、ふむり頷いて
2011/03/31(Thu) 22時頃
[己は帝都が苦手だ。
戦場とは別の騒がしさ。
生きるに満ち足りた環境なのに不平を零す人。
賑やかで、無為にも見える幾つかの行為。
彼らの常識、善悪から外れれば
容易く指差し差別する様子。]
[帝都にいなければ、
帝都や前線にいないものも
それぞれの役割の下、それぞれの戦いを
してくれているのだと、”思い込める”]
[例え、物資や補給が遅れても。
届いた物資が腐っていても、壊れていても。
援軍が来なくても。]
[きっと、向こうも何かあるのだと、思い込める。]
[けれど、帝都にいると、見えてくる。聞こえて……]
…………ん?
[意識落ちる中、聞こえた声が切欠で
ネガティブなことを考えていた時。
己が今零しかけそうな言葉が聞こえて
鳶色は、瞬き一つ、周囲を見渡した]
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>>66 そうだ。自分は彼らを止めなかった。 なぜなら、彼らは彼らの意義の元、 その己に則って行動したのだから。
彼らが自ら志を鋼鉄の意志で為すこと、 それを止めぬのも罪であるのなら。 早くひっ捕らえて、君の言う審議にかけたまえ。
[と、姿を見せては、消える。]
(69) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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[選帝の儀は七日七晩。>>58 本来の期限は今日が終わるまで、とはなるが、 無実だった者の意見は尊重されるべきだろう。 ラミケシュの言及に一つ頷いた>>64]
……意思は変わってない。
[彼に対して明らかな表明をした事はなかったが、>>59 見れば明らかな事かと思い、イワノフに答えた]
俺は和平の前提に軍縮を置いているからな…… ただ食べる為に戦う者がいるなら、戦はなくならない。 彼等にも他の糧が必要だ。
(70) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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>>67 何故、私が、中止を求める必要が?
[意外そうに首を傾ける]
私はそもそも、全員が顔つきあわせて空論を交わす為になら、七日もの時は必要ないと初日に申し上げた通りだが?
…ジャーヴィス師団長殿の傷が七日の禊の明けには癒えるだろうことは明らかだった。 その程度の手加減した襲撃、意図がどうあれ、襲撃者は言葉だけではなしえぬ何かを会議の場に持ち込もうとしていたと視た。
中止などすれば、選帝がままならぬどころか、徒に禍根のみを残したであろうよ。
(71) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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―庭園―
[紋章を拾ったのも、刀を握り構えたのも。 半ば、反射のようなもの。
意地やなんだとか言うよりも。 そうするべきものだと言う意識がそうさせた。
疲労の、全身の痛みのせいか。 きっちりと、構えられる程に腕は上がらない。
それ程までに、ヘクターは、強かった。]
それ、は。……面倒ですね。
[>>55その言葉が誰を示すのか等、直ぐに理解する。 緩慢な動きで紋章を襟元につけようとするも、 指が思うようには動かない。しょうがなく、胸ポケットへと仕舞い込んだ。]
(72) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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どちらもきっと、難しい。 ……だからこそ。確かめたかった。 [視線の合ったテオドールの言葉。眼を合わせたのはどれ程だったか。 視線和らぐ>>63のは見逃して、拘束を、との言葉に、 ディーンの方へ向き直る。]
できるもの、なら。 ――……そう言えば。手合せも、まだです、…よ。
[満身創痍。どこから見ても、強がりでしか。 内に迷いも秘めていれば、その言葉にも視線にも強さは宿らないけれど。
それでもそんな言葉を吐いて、 距離はどの位だっただろうか、ディーンの方へ一歩踏み出す。 ……届く前に、身体は地面へと傾いで行った。]
(73) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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――……成せるのだろう、と。思います。 [霞む視界の中、聞こえた言葉>>60。 問いとはずれた答えを返す。 どちらを、とは。敢えて明言する事無く。
救護班の辿りつく前。きっと、意識は途切れてしまった。]
(74) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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[各々が平和について語る言葉。
それに耳を傾ける。
平和が何なのか、言葉を持たない。
けれど、ワットに教えられて畑を耕したり、鷹の世話をしたりしていた時の事なんだろうかとなんとなく思う。
それは足りない補給にやむにやまれぬ理由ではじめたものあったり、常に緊張と隣り合わせたりすのもので、ほのぼののどかとは到底言えるものではなかったが。
それでも、ワットが望んだのはそれが続く事なのではと思う。]
………嫌い?
[ふと聞こえた言葉に、なにがだろうとそちらを見る。]
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[続きを聞いて、つと眉根を寄せた。>>60]
"ここで"推すべき、か。
それは――
[風が吹く方が、剣の柄まで手を伸ばすより圧倒的に速い。 目を細めて、一度黙る>>61]
(75) 2011/03/31(Thu) 22時半頃
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エンライが聞こえた言葉と同じ言の葉口にするのを見目を瞬かせる。
ベネットは、頬に何かが掠めるのには、気付けたかどうかの狭間。
2011/03/31(Thu) 22時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 22時半頃
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[>>73 当人よりあがった抗議めいた声音に、 口端から、笑みにも似た吐息が零れる] ―――何を抜かす。 君の口は、存外達者だな。
[こちらへと踏み出されると共に、傾いでいく体。 今度は手を差し伸べるために、踏み出そうとした足は、 けれどマイコフより駆けられた声に、一度、留まったのだろう]
(76) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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>>69
―――…ッ、
[罪である、と。 罪であると断定する己自身のこの思考は、師団長としてか、 あるいは――個人的な失望であるのか。ゆるり、首を振る]
道を踏み外す者を止めずして、何の力であるというのか。 そこに如何なる思惑があろうとも――。
[目視の前に姿は消えた。 捕らえろ、というのであれば、 軍刀は抜かぬまま、手はただその鞘に添えられて――。
姿なきままに交わされる、言葉のやりとりに意識を向ける]
(77) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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>>71
そうでしたな、7日も必要ないと。 で、ということは、あの時、やはり、ローレンス、ランドルフ殿下を推す意見が強かった。 貴方は、自分には一度、ヴェス殿下を推すといって、そのあとやはりと止められましたな。
7日も必要ない決断とはやはり、ランドルフ派ですかな?
[首が傾いたのには傾き返す。]
襲撃者が何を持ち込もうとしたのか、 それは、サイラス、ベネット、そして、もしかするとイアンも、かもしれませんが、 自分は、彼らと密に話したわけではない。
ただ、複数、そんな意志を持つ、その事実。それを最もだと見ていた。そう、血が流れること、知っていた。
(78) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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≪ べつに。 ≫
さすがに、面と向かって「お前だよ」などという気はない。
それだけ伝え、こちらを見る瞳へと首を振る。
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中止などすれば、選帝がままならぬどころか、徒に禍根のみを残した、とおっしゃるが、 あの時、やめれば、
残すのは禍根のみで済んだかもしれませんな。
そう、襲撃者がいるのに、会議を続けたのは、我ら全員だ。 7日の喪に習い、血で濡れるだろう会議を続けるからには、 やりはじめた者はそれを通すでしょう。
[気を失ったベネットはどこまで聞いていただろうか。]
――…和平と口で言うのは、簡単だ。 ならば、その火の元、見事に消してくださる手腕、殿下に見せてもらいましょう。
[そして、ベネットが救護兵に連れて行かれると同時に、気配はふと消え…。]
(79) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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[イアンも拘束されてしまったのだろうか。 薄れる意識の中に、そんな事が浮かぶ。
始めは警戒しながらも、結局は此方の手を取ってくれた鳶色は。]
[そうして。]
(80) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 23時頃
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[力で以て打ち倒した者を思う。 けれどその信念までは打ち倒せなかったのだろう。 勝ったのは己の筈なのに、まるで敗北したかのような。
倒れ伏したヘクターを見た際の、 そんな気持ちはまだずっと。
降り積もったものが芽を出したかのように渦巻いて。**]
(81) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/31(Thu) 23時頃
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[倒れるベネットに歩み寄る事はしない。 救護班を呼び、それを見送った。
言葉を操るのは難しく、時に虚しくさえ感じる。 だから軍人でしかないのだと、自嘲よりは納得して。剣を交わすことで覚悟を伝える姿に割り込めなかった]
この儀の最初から―― いや。 陛下がみまかられる前から。 我が第6師団の票は、ヴェスパタイン・レドフォード・ノルディック皇子殿下に捧げる心算。
[爪で眼鏡を押し上げ、琥珀を眇めた]
(82) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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……ええ。
[一言、それだけで皇子を見送った()。
お気をつけて、というのも何かおかしい気がしたし、彼の、彼らの決意に、進む道に、かける言葉はないように思った。
それからふいに、隣室の様子に耳をそばだてる。
能力が遮断されてしまい、様子を視ることかなわず、代わりに声だけが届く、常との逆にどことなく、興味を持って。]
……………
[ぶん、ぶん、ぶん。
いやいやいやいや、幻聴?それはまずい。]
[けど何か聞こえる。
今のは己の心理が投影により、
幻聴のように思えた。感ではなく。]
[けれど、頭に流れ込んだそれは、
通常、音、拾うのとも違う感覚。
けれど己の、思考でも、ない。]
[鳶色は些かうつむき、毛布を握りつつ。
単に人と獣人の血混ざり、
人よりも過敏……なだけではなく、
所謂人には聞こえぬ犬笛を聞くように
何かの電波を受信している、だけなのだが。]
イワノフは、また口開く者の傍に姿を現す。
2011/03/31(Thu) 23時頃
とはいえ、流石にキリシマ師団長の"声"までは聞き取れないだろうが。
え?あ、はい。かまいませんが、
ランドルフ皇子……
[幻聴問題に考え込んでたイアンは
ランドルフの声に
ぱっと顔を上げて。
首をかしげて聞かれた言葉は
ゆるく首を振る。
と、言うか、襲撃者の己と
個室にというのは些か警戒心薄すぎないか
そんなこともちらり、おもった。]
[切り替えてしまえば早い。
何年も何年もかけて己の伝えられる限りの言葉を尽くした。正しく伝わっていないだろうことは容易に知れる。
「でも」も「しかし」も「できない」も聞き飽きた。
この会議に襲撃者が求めたように、自分が見たかったのは変わるための覚悟。現実はこうなんだからしょうがないなどという百も承知の事など、聞きたくもない。
己の言葉で駄目ならば、直接以外…彼を生かせる者に託すしかないのだろう。
生かすことを諦めはしない。手法を変える。
目的が達せられるなら、直接的な関係がこじれようが、女は構わない。好いてほしくてやっていたわけでもない。]
―――…ベネット殿は
望むもの、みれたかな
[そうして、あっさりと思考をシフトする。
ヨーランダから聞いたこと、ヘクターの様子からするに、彼もまた怪我を負っているのだろうと推測する。
死にたがりは嫌いだ。
拘束室に連れて行かれるなら、一度救護室に呼び、手ずから治療をし、問う心算。]
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残るのが禍根のみなら、帝国は新たな一歩すら歩み出せぬよ。 始めたものはやり通さねばならない。
[気配が消えても言葉は続ける。 言えと言われたから述べるのであって、伝える熱意は薄く、真顔に色はない]
ヴェスパタイン皇子を推す心算に変わりあろうはずもない。
だがそれは、ランドルフ皇子殿下が皇帝として立つことを前提としてあった。 私は恐らく、あの場の15人の中で――第一皇子が皇帝位を継ぐべき事を、最も強く確信していた一人だろうな。
[煙の香りを遠ざけるように手で鼻先を払う]
(83) 2011/03/31(Thu) 23時頃
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