17 吸血鬼の城
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―廊下―
[揺れるロザリオを見つめる。 それと同時に、詩人の浮かべた寂しげな表情がフラッシュバックする。]
――……!
[ぐっ、と脚に力をこめ、歩き出す。 向かう先は、食事の間。]
―→食事の間―
(172) 2010/06/22(Tue) 03時半頃
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[不意に閉じられた翡翠。 広間はもう直ぐだというのに足が動かない。 女の耳朶に、今は囁く聲もなく。 ぎゅ、と胸の前で己が手を握り締めた。]
セシル……
[思わず名を紡いでしまうのは 人ならぬ耳が白い執事の声を拾ってしまうから。 遮断しきれぬ意識は無粋なだけで ただ困ったように吐息を零した]
(173) 2010/06/22(Tue) 03時半頃
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詩人の血は、悪酔いするものなのか。
[肩を竦め、イアンの腕を解放する。 テーブルから居り 姉しかいなかったと訴える青年の前へ立つ]
嗚呼……此処十数年の話だな。 随分と賑やかになった。
私が生きてきた何百年の時は、お前にはわからぬもの。 お前が無くした肉親の痛みは、私にはわからぬもの。 ――…ミッシェル、だったか 食事を一々覚えてはいないが どうせ喰らうならお前の目の前で喰らってやればよかったな。
[覚えていないと言う姉の名を口に出し、残酷な笑みを浮べなおす。二人の間を通り抜け、背を向け歩き出しながら]
(174) 2010/06/22(Tue) 03時半頃
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イアン、お前がくすねた帳面 あの詩人の名も列ねておけ。
[記者へそんな言葉を投げ、食事の間を出る。 入り口に、>>172少女の姿を見止め その胸に揺れるロザリオに手を伸ばした]
魔よけの心算か?
(175) 2010/06/22(Tue) 03時半頃
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―食事の間―
ぅ……。
[咽返るような血の匂いに、幾度も吐き出しそうになるのをこらえて、室内へと入る。 城主が自分に気づいたのか、こちらへと寄り、胸のロザリオへと手を伸ばす。]
い、嫌っ!
[弾かれたように、その手を撥ねのけると、数歩離れる。]
(176) 2010/06/22(Tue) 03時半頃
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[薄闇に佇む白い花、甘やかな夜の気配。 そのか細く響いた声音が紡ぐ音、すぐに吐息にまぎれたけれど。 それは不確かながら、己の名にも聞こえた]
――…お嬢様、 私の名をお呼びになられましたか?
いえ、少々手間取りまして……、 すぐに姿を見せられず申し訳ございません。
[深く頭を下げれば、 その噛み傷はゆれた髪の下に覗く、それはほんの僅かの間]
(177) 2010/06/22(Tue) 04時頃
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何もせぬうちから……随分と嫌われたものだ。
[血のにおいが己の魔力よりも勝ったのかどうか。 力の増した城主の手を跳ね除けた娘に、薄い笑みをむける]
そのロザリオの持ち主を、探しに来たのなら
[指差した先、イアンやベネットの向こうに暖炉がある。 蠢く影が片付けた屍骸はそこから続く深い穴の中へ。 錆た懐中時計はどうなっただろう、城主は其処まで気には留めず]
あそこだ。
[居場所を告げると、其のまま彼女の横を通り過ぎ やがて霧と変じて消えた**]
(178) 2010/06/22(Tue) 04時頃
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>>174 [テーブルを離れ近づいてくる気配にびくりと顔をあげる。]
……此処数十年。
[自分にとってはながくとも、きっとこの城主にしてみればつい最近のことなのだろう。それまではずっと一人だったのだろうか]
……っ。 ……きっと目の前で喰われていたら……そのときだったら何も考えず飛び掛っていたでしょうけれども。
[自分もドナルドにあう前は、孤独がとても怖かったから。怒りがあの頃の――独りだったころの記憶で塗りつぶされていく。]
……。
[敵を討とうと思っていた気持ちはしぼんでしまった。]
……どうすればいいかわからないや……
[出て行く後姿をただ*見送る*]
(179) 2010/06/22(Tue) 04時頃
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[裸であることを意識しないようにするほど、 自分の息遣いがおかしくなっているような気がしてならない。 だから、ヘクターの話に耳を傾けようと意識を集中する]
……魔物に切りつける、ねぇ。 本当に乱暴なやり方だなぁ……。 そんなんじゃ、生命がいくつあっても足りないよ。
[しかも、人間と魔物を間違えたことがあるような口ぶりに呆れた声音になるが、お守り代わりに渡された牙の意外な使い途を知らされ]
……あの人狼の牙で、魔物にも傷を付けられるってこと? [牙としては大きいけれど、武器としては小振りで心もとない。これを構えて城主や黒薔薇と対峙することは考えたくもない]
……なーんか、その場で獅子にがぶりってやられそうな気がするなぁ。
[タオルの下で、苦笑を浮かべられる程度には緊張が解れてきたようだ]
(180) 2010/06/22(Tue) 04時頃
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― 廊下 ―
[セシルの声に女はゆるゆると顔を上げた。 じ、と見詰める翡翠に眷族とした者が施した痕が見える。 微かに柳眉を寄せて――]
……ええ、呼んだわ。 貴方を呼んでいたの。
[肯定の言葉を紡ぐけれど女はどんな顔をしてあえば分からず ツキ、と痛む胸に拳が強く握られて手の内には爪あと]
――…ご苦労様。 疲れたでしょう……?
[労りの言葉は本心からなのに、声が震える]
暫く休んでいても大丈夫よ。
(181) 2010/06/22(Tue) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 04時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 04時頃
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[トーニャの安心したような笑い声を耳に心地良く聞く。
ただ、すべてを委ねたトーニャの健気な意志、拒むことなく捧げられたその躯に、記憶がフラッシュバックして、
まさに、この部屋、この寝台――…
忌まわしい記憶を振り切るように、パン、と手を叩く]
よし、済んだ。 服着ていいぞ。
[ベッドの端に腰をおろし、背を向けてやる。]
(182) 2010/06/22(Tue) 04時頃
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そいつの使い方だが、 魔物の気配を感じると、まず左手から色がつくようになってるから、そこ見とけばいい。 たまに魔力のある品物とかにも反応しちまうのが難だが。
防御効果の方は、自動じゃ発動しねぇ。 これはヤバい、と思ったときに紋様のことを思い出せ。 気合い次第だ。
あと、前にも云ったが、その紋様は水には弱いからな。 風呂に入ったらまた描き直しだ。
(183) 2010/06/22(Tue) 04時頃
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ヤツが今回の「宴」をいつまで続ける気かわからんが――…
それにあわせるこたぁない。
[小さく呟き、寝台を軋ませて仰向けに転がる。]
少し、寝る。
[1分後には深い寝息を*たてていた*。]
(184) 2010/06/22(Tue) 04時頃
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―廊下―
それは……誠に申し訳ございません。 主様方ほど、聞こえのよい耳ではなくて――
[冗談めかして微笑むけれど、 それは今は余り冗談にはならぬことには気づかない。 ただ彼女の握られたその拳の強く、力の篭っていることが気にかかり]
いえ、そのように お気遣いいただくほどのことでは――…
ですが、休ませていただけるのでしたら、 ……しばらく、お茶にお付き合い願えますか、お嬢様。
[きつく握られたその淡雪のような手に、 白手袋の手をそっと差し出す]
(185) 2010/06/22(Tue) 04時頃
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―食事の間―
[城主の指差した先を見て、絶望の色を顔に浮かべる。]
そんな……まさか……!
[問おうと振り返ると、そこに最早城主の姿は無く。 ただ、霧が空気に溶け込んでいくだけだった。]
そんな……。 そんな……!
[慌てて暖炉へ駆け寄ると、深く続く穴の縁に、鈍く光る懐中時計を見つける。]
嫌ぁ……。 いやぁぁぁぁぁぁぁ!
[その懐中時計を胸に抱いた女の慟哭が部屋に響いた――**]
(186) 2010/06/22(Tue) 04時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 04時頃
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――客間――
んー。終わりかぁ……。
[もそもそと起き上がり、自分の身体を確認する。 描かれた紋様は見えないけれど、体内でこれまで意識しなかった回路がつながったような、そんな感覚を覚えた。
服を着ながら、背を向けたヘクターの説明に耳を傾ける]
(187) 2010/06/22(Tue) 04時半頃
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……うん。分かった。 気合が大事なのと、水に気をつければいいんだね。
[気合の方は兎も角、目に見えない紋様だ。 水で流れてしまっても少女には分からないだろう。 最悪書き直す手はあるけれど、こんな恥ずかしい思いを何度もしたくはない]
(――用心しないとね)
(188) 2010/06/22(Tue) 04時半頃
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――…そうね。 でも耳が良すぎるのも困り物よ。
[セシルの微笑みに淡く微笑み冗談めかして答える。 大丈夫、うまく笑えているはず。 そう自分に言い聞かせ何事もない振りをする]
私には貴方を案じることさえ許しては呉れないの?
[問う声はゆるく淡く儚くあり。 誘う声に幾つか問いたい言葉はあれど それは口にしないまま差し出された白に己が手を重ねる]
セシルの淹れた紅茶がのみたいわ。
[僅かな甘えを乗せて向かうは広間]
(189) 2010/06/22(Tue) 04時半頃
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……そうだね。 あんな怖い人達にいつまでも、付き合ってられないよね。
[城主が満足したとき、集められた面々のうち、どれだけの人が酷い目に遭わされるのだろうと想像して怖気を振るう。
寝る――そう宣言するや否や眠りについた、ヘクターのベッドに静かに腰掛ける。 森の中を彷徨い、城主と対峙した上に、あの複雑な紋様を描く施術をしたのだ。きっとヘクターは疲れ果ててしまったのだろう]
――おやすみ。
[こつりと額を合わせて彼に感謝をする。 それから少女も自分のベッドに潜り込む。
此処は魔物の城で今は恐怖に晒されているけれど、今夜は悪夢を見ない――何故かそんな確信があった**]
(190) 2010/06/22(Tue) 04時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 04時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 04時半頃
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[微笑みの淡さ、よりも、言葉の内容で思い当たる。 聞く気などなくとも、聞こえてしまうものなのだろうか、と。 なんとなく主らの耳は、意識せねばただの雑音に過ぎないのではないか、という思い込みめいたものがあった]
――いえ、嗚呼…… 無粋なものをお聞かせしておりましたら、申し訳ございません。
[わずかに過ぎる揺らぎは、けれど面には現れず。
重なる手の冷たさを感じながら その歩みを導けば白薔薇の香る広間へ]
許すなどと、何を仰られますか。 ――…勿体無い、と申し上げているのですよ。
[主が為に椅子を引きながら、受け答えはゆっくりと]
(191) 2010/06/22(Tue) 04時半頃
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[そして白薔薇の手で手際よく淹れられるのは 花にも似た甘い芳香の香るウバ、注がれた紅の水面の淵には金色の輪の浮かぶ]
香りを楽しむのでしたら、そのままで。 私はミルクを淹れる方が、好みですけれど。
[そして己も席につけば、問う言葉は―― そのにじみ出る様子の常と異なること**]
――…まだ、ご気分が優れませんか?お嬢様
(192) 2010/06/22(Tue) 04時半頃
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[白薔薇の執事の謝罪に自分の失言に気づいた。 ふるりと首をふれば亜麻色が揺れる]
……気にしないで。
[ぽつと零されたのはぎこちない言葉。 如何してこんなに心が落ち着かないのか分からず 不安ばかりが色濃くあらわれる]
勿体無くなどないわ。 勿体無いのは………
[貴方をあの眷属に与えた事。 その言葉を紡げばまた余計に軋んでしまうから 女はそれを言わず曖昧な笑みを浮かべた。]
(193) 2010/06/22(Tue) 05時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 05時頃
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― 白薔薇香る広間 ―
[執事に促されるまま席につき器用な男の手元に見惚れる。 漂う香りにふっと表情が和らいだ]
今日はミルクで頂きましょう。 セシルのおすすめ、なのでしょう?
[緩く首を傾げ強請る仕草は 白の葡萄酒を強請ったあの時にも似て]
――…如何して、そんな事を聞くの?
[問われた事にぴく、と指が小さく跳ねた。 そんなにうろたえていたのだろうか。 心乱したその時の事を思い出せば また、ツキリと胸が痛んで 不安げな表情を隠せぬまま焦がれる天国の青を見詰めた**]
(194) 2010/06/22(Tue) 05時頃
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水商売 ローズマリーは、靴磨き トニーに話の続きを促した。
2010/06/22(Tue) 05時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 07時頃
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―サイラスの部屋―
[目を開けた時、少しだけ、気分は落ち着いていた。 ただ、自分の身体の変化はまざまざと感じることができる。
ただ、それを、青色の眼は嘆きと受け取るしかなかった。 自身が襲われることは、あるとは思っていた。 だが、魔にされるとは、思ってもいなかった。
頭を振ると、髪が乱れる。 効くかどうかはわからないが、薬鞄から安定効果のある薬瓶を取り出し、そのまま飲み干した。ふうっと息をつき、またしばらく目を閉じる。
そう、魔は時間とともに自分の身体をどんどん侵食していく。 考えが、投げやりになり、自虐的になり、
そんな姿を見られたくなくて、と考えた時、 とくに誰に?など、反芻しているうちに……。]
クククク…ハハハハ……
(195) 2010/06/22(Tue) 07時半頃
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薬屋 サイラスは、狂ったように笑い続ける。
2010/06/22(Tue) 07時半頃
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[その眼はまだ青色だったけど、狂った笑いは、その表情を狂気に染めてから…。
ふと、何か悟ったように、冷静なものに戻る。]
――………。
[見えない影の従者たちが寄るのがわかる。 最後に金色の髪を自分でぐしゃりぐしゃりとまた乱したあと……。]
ああ、相応しくするといい。
[そう告げると影が蠢く。湯が用意され、薬師だった服を脱ぎ捨てると、身体の汚れを影が拭き取る。]
(196) 2010/06/22(Tue) 07時半頃
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[そして、影がその身を包んだあと、 そこには、もう、薬師だった姿はない。
黒のスラックス、そして黒の天鵞絨のシャツの腕に、アメジストのカフスを留める。 髪も綺麗に撫で付けられ、
何より、商売人特有の姿勢でできた猫背がすっと伸びた。 思ったより長身であったことに会う人物は驚くだろう。]
――………。
[そして、影が退室しきったあと、そこで元薬師は一人、窓の外を眺め腰掛けていた。*]
(197) 2010/06/22(Tue) 07時半頃
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―煉獄―
[其処は、天国に行ける程清らかでは無く、地獄に行く程罪深く無い人間が逝く処。
既に死を迎え、何時来るか分からない審判の日まで留め置かれる場所―…‥]
……。
[深い淵から救いを求める歌を歌い続けた男は、何も無い灰色の大地を眺める。
其処には色も何も無い世界。]
(主よ、貴方は残酷です。
地獄であれば、責めで一時でも自らの罪を忘れられると言うのに―…‥。
それすらもお許しにならない程に、私は罪深いのですか。)
[死の直前の出来事は―…‥、
それは耐えられぬ苦痛であり、何にも代えられぬ快楽であり、そして狂おしい程の罪悪感を持たされ、
――それでも狂えない。]
私の人生は何だったのでしょうか―…‥。
[叫ぶ事は無い。
近くにいるが、近くにいない、煉獄の影の様な住人達の中で、ゆっくりと同化する様に、己の罪の中に沈んで行った**]
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 08時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 08時半頃
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― サイラスの部屋前 ―
[そろそろ部屋に戻っている頃合いだろうか。 そう思いながら、サイラスの部屋へと向かう。 黒薔薇の言葉が気に掛かりつつも、 彼は大丈夫だ、と心のどこかで思っていた。
ほとりほとり、と扉を叩く]
サイラス様、いらっしゃいますか? マーゴットです。
[そおっと、声をかけた。]
(198) 2010/06/22(Tue) 08時半頃
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薬屋 サイラスは、ノックの音に気だるく振り向いた。そして、立ち上がってドアまで・・・。
2010/06/22(Tue) 08時半頃
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>>198 [ノック音に反応し、ゆるりと立ち上がって、ドアに向かった。 そして、しばしの躊躇のあと、ゆっくりと開ける。
おそらくは予想していた貌がそこにあった。 そう、最後に見たときより、顔色はぐっとよくなっているだろう。頬の赤みも、眸も輝いたものに戻っているように見えた。]
マーゴ……。
[その姿を見るとともに、頭の中に城主からの命令が繰り返される。 それを思い出すと、視線はその棒より床に落ちた。]
(199) 2010/06/22(Tue) 08時半頃
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