246 朱桜散華
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[その場を立ち去ろうとしたとき、 丁度此方にやってくる亀吉の姿が見えた。>>125]
……、……。
[少しぎこちなく、会釈をする。 優しげな彼の面を見るたびに感じてきた、 ぐるぐるした、形容し難い己の心の内を隠すように。]
……?
[頭を下げたところで、不思議そうに首を傾げる。 いつも彼が使っている杖と、少し形が違うような。 とはいえ刀など見る機会もそうないのですぐにおいそれとわかることもないだろうが*]
(147) 2016/04/24(Sun) 10時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 10時頃
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― 過去から現在 ―
[遡ること十代前、この村に移り住んだ一族が居た。 姓は橘、されど起源は語られず。どこからか逃げるように移り住んで来たその一族は、遠方に伝わる古きまじないや神事に関する知識を持っていた。 だが、彼らにとって新天地となるこの村には、桜の伝承など古くからの土着のしきたりが存在している。 余所者が村に馴染む術としてそれらに倣い、大衆の物差しに適応するように長い時間をかけて一族の在り方を変容させて行ったことは自然の成り行きと言えよう。
橘姓に属する者は、彼ら独自の知識を代々本流傍系の境なく血脈の者に口伝で伝えてきたが、代変わりの度にそれらは形骸化し、ほとんど「伝承」「昔話」として聞き育つだけとなっている。 香月や丁助の代には既にそのようであった。]
(148) 2016/04/24(Sun) 10時頃
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[一方、橘の受け継ぐ『夢見』だけは、唯一知覚可能な能力の名残として、現在もなお本流の血脈に発現し続けており。 これもまた縁者にのみ語り継がれ、文字としての記録は皆無である。]
[橘の丁助とは、幼き頃から懇意であった。 香月の方が六つばかり年が上であるゆえ何かと兄貴ぶることが多かったが、橘傍流が交易により興盛を極め財力で橘本流を大きく引き離していることなど気にも留めることなく、 垣根なしに遊び戯れ、時に喧嘩をした仲であった。]
「――― お袋が居なくなったのは、 親父の夢見の結果だったそうだ」
[その彼を相手に、一度だけ橘の力について零した。 里に戻り病床の父親を看取ってから随分経過した、 ここ一年ほどの間に、ふらりと丁助を訪ねたのだ。]
(149) 2016/04/24(Sun) 10時頃
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「母親は出ていったと聞かされていた。 行きずりの旅の男に道ならぬ恋情を抱いて、 追うようにしてそのまま里を抜けたのだと。 だが、本当のところは少し違ったんだよ。 …――親父はお袋を埋めている」
[妖しに魅入られてしまったのだと、 桜の伝承になぞらえてか、父は語った。]
(150) 2016/04/24(Sun) 10時頃
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「親父は母親を「妖」と判じて断罪したらしい。 だが、同じ頃俺の夢に出て来たお袋は、 決して妖じゃあなかった」
[受け継いだとされる己の能力が贋物でないとすれば、 父親が嘘を吐いている―――つまりは夢見の結果ではなく、 橘の力とは無関係の伝承を傘にし、他の男に心を向けた妻を個人的な愛憎から手にかけたということで。
己はといえば母親に対する感情>>0:95よりも父への同情が勝り、嘘と罪を歎く訳ではないが。 系譜遡れば、真偽交々似たようなことは幾度か起きているらしいことが懸念材料として残ること。 呪われているんじゃないかとさえも、珍しく自嘲気味に丁助へと零した。]
(151) 2016/04/24(Sun) 10時頃
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「………なァ、丁助。 想いというのは、愛情ってのは、何なんだろうな。 魅入られたのはどちらだったのか。 魔物と言うなら、俺らのこんな血筋だって 十分魔に近いんじゃねぇのか」
[片親の不在を埋めたくて、 彼の存在に救いを求めた童の頃のように。 緑匂い立つ背の高い草を手慰みに千切りながら殆ど一方的に吐露し、やがて、丁助の顔をはたと見て、苦笑する。] 「……、悪い。 急に来て何言うんだと、自分でも思わあな。 でも、お前にしか話せないんだ、これは」
[咲かずの桜を遠目に見遣る。そうして、ふと。]
(152) 2016/04/24(Sun) 10時頃
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「だからというわけじゃないが、 少し前、境奈の志乃が戻ってきたろう。 お前、ひょっとして、―――」
[口元をにやりと笑みに崩して、胸の前で両の腕を組む。 年長者の勘と言い、覗き込んだ丁助の表情はどうであったか、果たして。]
「……ふっ、くく。答えんでいいぜ。 俺は俺の血筋を厭うているけど、厭うなりに 橘の業を背負うと決め、女とは別れて来た。 でも、お前が好いた女とどうにか上手く幸せになれりゃ、 杯の酒が少ぅし旨くなるんだけどな」
[十代の盛りを離れて過ごしたゆえの距離感も影響し、 彼が橘本流の力に劣等感を抱いている>>114ことは知る由もない。 ただ、持つ者が持たざる者を時として羨むこともある。 愚痴聴きの礼と共にほんの僅かな後押しなどもしたが、 丁助の太公望たる今を思えば、それは凶と出たのやも知れず、 ほんの僅かな引け目と後悔を抱いてもいる*]
(153) 2016/04/24(Sun) 10時頃
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― 村外れの丘 ―
…… …長が封印を破った魔などと、莫迦なことを。 朱桜の開花が村の滅びに繋がると、 伝承やしきたりを伝えてきたのは他でもない、長だ。
[同様の理由で辰次も疑念からは少し遠くはあるが、確証を持てぬことは口に出来ない。 魔とは理屈では渡り合えぬこと、重々言い聞かされてきた。 振り払われた手を音なく下ろして、視線は村の者らに守られた雷門の遺骸と、新たに加わった顔>>125へ。]
それでも、何も今、死人を辱める必要はねぇだろう。 “『依り代』滅して、穢れを祓え” ――しきたり通りなら、そうでなくとも、 これからまだ死者が出るだろうてぇのに。
[死者、という部分は声をごく落とす。]
(154) 2016/04/24(Sun) 10時頃
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[丁助の視線を受けた双眸は細まる。 正論なのだ。この場の誰しもが魔でない確証はない。 公言出来ぬ力を発現させた己自身でさえ、魔物であることを否定出来ない。 遅かれ早かれ疑心の漣は村を覆うだろう。
だが、長を除けたのは本当に彼の語る理由からであったろうか。雷門を無造作に扱った直後、向き直ったあの目、彼の興味は別の所にあるかのようではなかったか。 立て続けの騒動の中、違和感の正体が上手く纏められずに歯噛みする。
そして、丁助の「意図」を孕んだ物言いは。 まるで血脈の皮肉を逆手に取って念を押すような―――]
(155) 2016/04/24(Sun) 10時頃
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丁助。 俺は、 ……出来りゃ、 身内を疑うのは後回しにしたいと思っているんだが。
[互いにしか通じぬ「意図」を、 抑えた低音に紛れ込ませ、目の前の男に向ける。**]
(156) 2016/04/24(Sun) 10時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 10時半頃
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ちげぇねぇ、兄ぃの言う通りだ。 確かに死人を辱める必要はなかったな、すまねぇ。
[だが口に謝意を含んだ丁助の目を香月は見ることができただろうか。 雷門の亡骸に視線を移した彼を見る丁助の目に炎が宿ったことに気づいただろうか。
───身内。
親しみの篭るその言葉を幾度屈辱の思いで聞いたことか。 それは何世代にも渡り積み重ねられた劣等感。 いくら財をなしても埋めらぬ得られぬ人を超えた力。 それが今この手に得られたという確証、いや己が力が既に香月を超越していることへの優越感がもたらした昏い炎。]
ちょっと頭を冷やして来るわ。
[そういうと手をひらひらとさせて本格的に降りだした雨の中を歩き始める。 少し俯いたその顔には満足げな笑みを湛えて。]
(157) 2016/04/24(Sun) 10時半頃
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[丘を下るその足に自然と呟きが零れる。]
香兄は甘すぎる。
[それや彼の優しさ。 思い出されるのは幼少より面倒を見てくれた兄のような香月の姿。 優しくて力強く頼りがいがあり、そして何よりそれが妬ましかった。 自覚すらなかった己の昏い感情も今となっては幼き頃の通り記憶と同じ。]
選ばれたのは俺だ。 橘 香月ではなく俺が橘 助乃進が選ばれたんだ。
(158) 2016/04/24(Sun) 11時頃
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[雨落ちる天を見上げて目を閉じる。]
───橘の血が見捨てた傍流の俺を。
───志乃が選ぶことのなかった俺を。
───確かに桜の巫女はこの俺を選んだ。
[腹に溜まったドス黒い血が全身に染み渡る感覚。 それはもはや丁助にとっては快感以外何物でもなくなっていた。]
(159) 2016/04/24(Sun) 11時頃
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[『依り代』が妖そのものか、との言葉に僅かに視線が揺れる。 それを考えてしまうと動けない──と。 滲んだ思いは気取られたか、その話題はそこで途切れて。
自身が発した弔い、という言葉に周囲が動き出した矢先に起きた出来事>>129に、目を丸くした]
って、おま、何をっ!
[食ってかかるより先、香月が吼える。>>134 言葉交わす二人の間にある張りつめた空気は、他者の干渉を拒むようで。 結局、袖を引いた置壱>>146に手伝いを頼み、村の者が用意してきた布で亡骸を丁寧に包んだ]
(160) 2016/04/24(Sun) 15時頃
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……とりあえず、小父は家に連れてくか。 こうなったら、祭りどころじゃねぇもんな……。
[天気的にも、それどころではないだろう。 雨はますます強くなり、薄紅が大きく揺れて、零れ落ちる。 それでも、散り果てる事はないんだろうな、とぼんやり思った。 伝承の通りであれば、この桜が再び散るのは──『依り代』が滅された時]
…………。
[ふるり、と首を横に振る。 今は、今出きる事を、と思考を切り替えて]
(161) 2016/04/24(Sun) 15時頃
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……天気、荒れそうだし。 あんまり、遅くなるなよ?
こんな時だから、特に、気ぃつけてな。
[どこかへ行きたそうな置壱>>146に声をかけてから、他の男衆と共に長を家へと運ぶ。 長の家には、既に主だった者が集まり、今後の事を話し合っていた。 とはいえ、突然の出来事に、すぐに結論が出る様子もなく。 家に戻っていろ、という父の言葉に頷いて、一先ず帰途についた。**]
(162) 2016/04/24(Sun) 15時頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 15時頃
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―― 桜の木の下 ――
[手伝おうとした矢先に、それは起きた>>129 周囲のおとなたちがどよめく。 目の前にいた辰次が声を荒らげるより早く>>134 香月が反応した>>134 肩口に掴みかからんばかりの様子は、周りの干渉を拒む何かがあった。
「村中の誰だって信用できねぇ。」 「この中の誰が魔物だっておかしくねぇんだ。」
丁助の言葉>>136が、刺さる。 肩に触れていた掌を握り締めて、目を逸らした。 それから、気持ちを切り替えるように辰次の袖を引いて 長の亡骸を村人が持ってきた布で包むのを手伝った。]
(163) 2016/04/24(Sun) 16時半頃
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[気ぃつけてな、という声に頷いてから丘を下る>>162
志乃はもう、家に戻ったのだろうか? さっき彼女が腰を下ろしていた場所にその姿は見えなかった。]
……。
[まさかあの娘が、と遠巻きに聞こえてくる声に首を傾げる。>>50 最初に長の死体を見たのが、志乃だったから? でも、あの死体に空いた穴は志乃みたいな若い娘にできるようなものじゃない。 そのくらい、己にだってわかる。]
(164) 2016/04/24(Sun) 16時半頃
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……、…………。
[――…ぽつぽつ、と雨が降る。 雨宿りをしようと立ち寄ったのは 丘からそれほど離れていない産婆の家。
戸を開けて中に入った頃には、雨足はどれほどになっていたか。 ふるふると頭を振って水滴を振るい落とす。 雨具はないかときょろきょろ家の中を探しているうちに、 見つけたのは婆様が書き残していた紙束。 物心ついた頃、よく文机に向かって何か書いたことを思い出す。 何を書いていたのか、己は文字が読めないからさっぱりわからないけれど。
あの話――巫女の伝承と母にまつわる話を聞かされたのも、ちょうどそんな書き物のついで、だったような気がする。]
(165) 2016/04/24(Sun) 17時頃
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―― むかしむかしの話 ――
[一人の旅人がいた。 旅をしていたその旅人は、あるとき訪れた村で一人の娘と出会った。
娘はその村の巫女だった。 白い百合のような愛らしい娘だったと伝え聞いている。 それは真実そうであったのかもしれないし、 或いは恋に溺れた者の欲目もあったかもしれない。
ひとつだけ確かなことは、 巫女が旅人に思い焦がれたのと同じように 旅人もまた、巫女のことを想っていたのだということ。]
(166) 2016/04/24(Sun) 17時頃
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[ 村を出るとき、二人は再会の約束を交わしたと伝え聞いている。 別れ際、巫女は旅人の身体に『印』をつけた。 「どうか無事に自分の元に戻ってきますように」と そう、祈りを込めてつけられた『印』。
――…だが、旅人は、戻らなかった。 否、戻れなかったといったほうが正しいか。
旅人にとっても、巫女にとっても不幸だったのは、 旅人がとある名のある家の、その跡取であったこと。
一度は家を捨てて巫女の元に戻ろうとしたものの、 自害しようとする母を振り切ることができず、 結局、旅人は巫女の元へは戻れなかった。]
(167) 2016/04/24(Sun) 17時頃
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[旅人が巫女の元へ出した手紙の悉くは、 父母や家の者たちによって阻まれ、巫女の元に届くことはなかった。 やがて歳月は流れ……巫女が自ら命を絶ったと風の噂に聞くことになった。
それから、旅人は妻を娶り、そうして二人のあいだには子が生まれた。 ――…旅人と同じ『印』をその身に宿して。
我が子に刻まれた『印』を見て、旅人は想った。 「今生は叶わずとも、いつか、遠い遠い我が子が その身に刻まれた印とともに彼女の元に戻る日が来るかもしれない」と。]
(168) 2016/04/24(Sun) 17時頃
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[やがて、長い歳月が流れ、 十五年前、一人の娘がこの村にやってきた。 ――…それがお前の母だと、婆様は言っていた。
この左肩に刻まれた『印』、 それと同じものをお前の母も持っていたのだ、とも。
そうして、母の形見として渡された簪も 元は旅人の持ち物だったのだとそのとき聞かされた。 かつて再会を約束した折、彼女に会ったときに渡したいと買い求めた簪。 それが代々母から娘へと受け継がれ、 そうして最後に受け継いだのがお前の母だった、と。]
(169) 2016/04/24(Sun) 17時頃
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[「だから役目を果たせ」とも言われた。>>39 お前たちが村や宮司の一族に仕えることが巫女への慰めに、償いになるのだと。 少なくとも、婆様はそう信じていたみたいだった。 だから、己もそれを信じて婆様が亡くなった後宮司の家で手伝いをしてきた。
……だけど、思う。 本当に、それが巫女の救いになるのか? 現に、『依り代』と呼ばれるものたちが現れて長は死に、 咲くはずのない、咲くべきではない桜が咲いた。 母や自分がしてきたことは、巫女にとって望むことではなかったのか?]
……、……。
[「役目を果たせ」と、夢の中の声は言っていた。>>38 鬼子の自分に何を望まれているのかは、わからない。 でもこのままにしていたら辰次や日向が殺されてしまう。 ――…それだけは、嫌だった。**]
(170) 2016/04/24(Sun) 17時頃
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… あぁ。
[丘は緊迫し剣呑な雰囲気に包まれている。 だから、場を立ち去る丁助を止めはしない。 頭を冷やすと言い置いて歩く彼を眉寄せた顔で見詰めるも、その表情は読み取れない。]
……どうしちまったんだ、あいつ。
[少し前。振り向きざまに一瞬目に映った彼の瞳が、 仄昏い力を宿して見えたのは気の所為であろうか。 事件で気が立っているのかとも考える。 脊髄反射で咎めに行った己の行動が聊か過剰だったかとも。
雨を割りゆくその背がまるで知らぬ男のようだ。 かぶりを振って目を伏せる。]
(171) 2016/04/24(Sun) 20時半頃
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騒ぎを起こして、悪かったな。
[丁助の姿が見えなくなった頃、 長の亡骸への扱いに対し短く謝意を示す。 丁助の忠告に気付かされるところもあるゆえに、 辰次や置壱らに対する態度は先刻よりは少々固い。
必要あれば雷門の搬送準備に手を貸し、運ばれてゆくのを見守る。]
(172) 2016/04/24(Sun) 20時半頃
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[丁助に告げた言葉、半分は紛れもなく本心だ。 そして、半分は殆ど反応見のハッタリであったのだが。]
………、 どうするか。
[空の涙は桜の散るを早めると言う。 しかし、一向に活力失わぬ枝ぶりはどうだ。 暫くは物憂うように艶花咲かす枝を見上げていたが、 やがて村の方向へと踵を返した。**]
(173) 2016/04/24(Sun) 20時半頃
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置壱は、華月斎雨宿りしながら香月の言葉を思い出していた。
2016/04/24(Sun) 21時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2016/04/24(Sun) 21時頃
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……―――。
[ 家を出て、ゆっくりと畦道を歩く。 指先に引っ掛けた風鈴が、ちりんちりんと 足を進める度、音を鳴らしている。
何もかもが、わからない。 どうしたら、あの桜の呪縛はこの村から去るのだろう。
人の血を啜り朱に染まった桜の花。 妖し、現し世、置き去りの想い。]
繰り返すだけなのなら、
[ 一つの理由を絶ったとして、 巫女の"依り代"とやらの存在が この世から消えようと
次の、また次の依り代が 生み出されるなら、意味がない。]
(174) 2016/04/24(Sun) 21時頃
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なぁ、……
[ 鈍色に問いかける。 誰も持たぬ答えを求め、空を見上げて眉を下げた。 ]
死ぬのかなぁ。
[ もしもまた、里の者が死ぬのなら、 誰かが死ぬのなら、 ]
……っ、
[ ―――ほんの刹那、よぎった。 酷く冷淡な考えに、ぞっとして頭を振る。 ]
(175) 2016/04/24(Sun) 21時頃
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[ 振り払っても、一度根付いた考えは消えてはくれない。
この村の誰かに、死が訪れるならば
身体の弱い、あの青年の死ならば、 自分はそう、傷つきやしないと
――――――思ってしまった。]
(176) 2016/04/24(Sun) 21時頃
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