64 色取月の神隠し
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ゆりは、立ち去る志乃に、ぺこりとお辞儀をして見送った。
2011/09/14(Wed) 01時頃
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[明之進の驚きに、僅かに首を傾ぐ>>142 何かを探すように、袖の辺りもじいっと見た]
けだま……。
[ない。と知ると、軽く残念そうな顔]
(146) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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[志乃が投げた瞬間は見ていなかったから、 たまこもまさかそれが志乃の成果だとは夢にも思わなかった 神社の巫女であるゆりも見知る顔であったが、旅装束の男には見覚えがない]
はぁ、愉しそうだねえ。 志乃さんも、沙耶さまも、お祭り楽しんでくださってうれしいなあ。
あ、芙蓉さんじゃないかしら、あそこ…
[屋台通りの端のほう、行李を地面に広げた簡単な商いを出している なにやら頬張る姿をみとめ、つぶやいた 日向もいっしょに、と手をまた引いて歩き出す]
こーんー にーちーはー
[まだ着かないうちに大きな声で空いている手を振りながら挨拶を投げかける]
(147) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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……この書物で学問をすりゃあ、 何でも分かるようになるのかねェ。
[だとすれば仁右衛門の道楽も捨てたものではないな、 などと勝手なことを思いつつ、目を眇めて本を眺めた**]
(148) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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夕、ちゃん、か。
[少女>>143の名乗りに頷く。 朝というのは知り合いなのだろうか――二つ一組の名のようでもあるが]
きらい、っていうのは、ちょっと違うかな? 昨日のは、びっくりしたの。
[終わっちゃう、という言葉に、虚を衝かれ息を止めた]
……ううん、でも…… あの雉は、ごはんになったんだよ。 だから、終わりじゃないと思う、な。
[だから本当は、目を背けたらいけないんだけど。 と、小声で後ろめたさを呟いた]
(149) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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お祭りは楽しいね。
[菊屋の団子は、大事に食べないつもりである。 それでも沙耶の言葉には、ほこりと子どもらしい表情が浮かんだ]
お菓子うれしい。賑やか、楽しい。 朝もいたら、もっといいのに。
(150) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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[受け取っておきや、という言葉に、ぐっとつまる。 こういう時は受け取っておいた方が良かったんだろうか、でも、己よりはゆりが持っている方が絶対似合う…とぐるぐる考え。]
お、おう、またなぁ。
[志乃へと手を振り。ゆりの言葉に>>145]
…そうだなぁ、多分、いつもよりずっと賑やかな祭りになるんだろうな。何だかそんな気がする。
(151) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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“上手だった、ね。 志乃さんが的当てって、すこし意外。 隣の二つは ゆりちゃんと辰次さんが投げたのだと思うけど” [どちらの結果であるかを取り違えつつ、二つの的を指で示して]
“私は投げたことない、気がする。 でも、たまこちゃんが当たらないほど難しいなら、見てるだけの方がいいかも”
[眉を下げて微笑んで、姉御肌の幼馴染の柔らかな手を握り返す。 芙蓉の店はすぐ傍に見えて来ていた]
(152) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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あら。あれは。 昨日先生と居て、まともな挨拶をし損ねてしまった…。 誰かといらっしゃるようで―?
[>>145ゆり殿の姿を見つければ、しばし思案し。 重量に負けて挨拶が不十分だったと、歩み寄る。
近づけば、>>135見慣れぬ若い―多少年上?の男性が居ることに気付いた。]
…こんにちは。
(153) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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嫌いじゃ…ない。びっくりしたの? 朝もびっくりしてたのかな……。
[朝顔が雉に逃げ出したのと、 沙耶がしりもちをついたのは、ほぼ同時。 沙耶には知らぬ名を、童女は気遣うことなく呟いた]
…?ごはんになったら、終わりじゃない。 ずっと、続いた?お祭りみたいに?
[目を逸らすさままで、不思議そうに首を傾いだ>>149]
(154) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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いろいろ、見たいな。 祭りは初めてばかりで 楽しい。
[飴、お菓子と聞くと]
これ、いる? ……お腹いっぱいで 食べれないから
[飴やから貰った綺麗な赤い飴と、志乃からもらった餡菓子を二人に差し出した。
お腹いっぱい、は嘘だけど。 おしろいたべたい、は人間の時はだめとたつに教わっていたから内緒だ。]
(155) 2011/09/14(Wed) 01時頃
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朝ちゃん、って、姉妹かしら……?
[夕>>150の言葉に、少し高い視点から周囲を見回してみたり]
うん……。 私も、お菓子、買ってこようかな……?
[少女>>150が大事そうに抱える包みを見て微笑んだ]
(156) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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夕顔は、明之進の飴にぱっと顔を輝かせた。
2011/09/14(Wed) 01時半頃
たまこは、志乃さん、おしとやかに話してたもんなあ、と日向にうなずいた
2011/09/14(Wed) 01時半頃
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うん。
[短く答えて、遠慮なしに手を差し出す>>155 明かりに翳すと綺麗にきらめく飴に、美味しそうな餡の菓子。 ぱくりと口に含んで、子どもらしい笑顔をみせた]
おいしい。
[ほこほこと、幸せそうな気配が漂う]
(157) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 01時半頃
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よう、こんにちはー。 あんたも的当てやりに?
[当然知らない男だったが、声をかけてくるということはゆりの知り合いだろう、と軽い調子で挨拶を返す。>>153]
(158) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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うん……びっくりした、のかも。 でも、どうしても苦手って人も、いるかもしれないけど……。
[夕>>154に小さく頷いて見せる]
ううん……ただ死んじゃうのと、私たちが食べてごちそうさまって言うのとじゃ、違うんじゃないかな……?
[多分、と、自信なさげに言う。 そして続く言葉に首を傾げ]
お祭りが……ずっと、続く?
[それはどういう意味だろう、と、探るように夕を見た]
(159) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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[志乃の言葉に詰まる辰次を見て目を瞬かせる>>151 考え込んでしまっているような様子に、何だか申し訳ない気持ちになりながら。そのうちに、あ、と何かを閃いて]
あの、辰次様? 良ければその風車と、この兎を、交換していただけますか。えっと、昨日、日向様が持ってらした風車が可愛らしいなと思っていて…欲しくなってしまったのです。でも今、私が差し上げられるものがこれしかなくて。えっと、良ければ、でいいのですけれど…。
[躊躇いがちに微笑みながら、提案してみた。
賑やかになる、という言葉には頷いて]
はい。私も、そんな気がしています。きっと、色んな方がこのお祭にいらっしゃってるでしょうから…。
(160) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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朝は、朝なの。朝顔っていうの。 ……どこにいっちゃったかな……。
[きょろりと辺りを見渡した。 鏡写しの童女の姿は、見えることなく>>156]
はんぶん。
[明之進に貰ったおやつは、沙耶と半分こだ。 買いに行くという彼女に飴と餡菓子を示して、こくと頷く]
(161) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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──くちゅん
[芙蓉から買った薬のせいだろうか、どうも先程から鼻がむずがゆい]
ややわぁ……
[顔を赤らめて恥ずかしそうに袖で口元を隠し、小走りで広場の端の方へ向かうのと、“意外”と評を戴いたのは同じ頃だっただろうか]**
(162) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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“こんにちは”
[声を揃えて言ったつもりで唇を動かしながら、文字を並べる。]
“昨日は、鳥をありがとう。 お皿の上の、全部平らげたみたいね。 お口に合ったなら うれしい”
[昨日は沢山の人に出会った上に調理に忙しく、ぎこちない会話を不思議に思うほどの余裕が無かった。 芙蓉が文字を読めないことを知らぬままで、つらつらと丸い文字を連ねている。 ただ、仮名を添えて書くべきだと学んだために、そこだけは徹底していた。]
(163) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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[こーん まで言って少し間があったのは偶然である 芙蓉がこちらに気づけば、にこにこと手に持った包みを振ってみせた しばらくのんびりと芙蓉が海苔巻きを食べ終えるのを待っている]
芙蓉さんも、休憩ですか。 おつかれさまです。今日は、商いはどんな塩梅ですか。
[白湯を飲んで一息と見ると、商売人同士らしい挨拶をしながら、 すとんと行李の前にしゃがみ中身を覗き込む それから、包みをひとつ差し出した]
はい、草団子、差し入れです。 少しですみません。 いい蓬で作ったからか、よく売れたんですよ。 ゆっくり後でも食べてくださいな。
(164) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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……お団子は平気かな。
[ほんの少し、心配そうに団子の包みを抱えなおす。 続く言葉に、じいと視線を向けて>>159]
うん、お祭り。終わっちゃったら寂しいから。 …ただ終わるのじゃなければ、違うでしょ?
[くすりとみせた表情は、菓子をほおばる笑顔とは違うもの。 けれども無邪気に、毒気はない子どものもの。 探るような視線にも、もぐ。と、飴を頬張った]
(165) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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うん、それがいいよ、きっと。
[明之進>>155に笑顔で頷く。 と、差し出された飴に]
え……いいの?
[躊躇いを見せつつも、手を差し出す。 赤い飴と、見覚えのある餡菓子。 夕>>161と半分こし、まず赤い飴を手に取って]
頂きます……。
[甘さに顔を綻ばせ、しばし飴の味を堪能した**]
(166) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 01時半頃
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あ、一平太様。こんにちは。 昨日は、ろくにご挨拶も出来なくて…。
[>>153一平太の姿に、ぺこりとお辞儀をする。>>158辰次が声をかければ]
辰次様、こちらは一平太様。秋月先生の生徒さんなのです。
[紹介した後、一平太に向き直って]
一平太様。この方は辰次様です。 お祭にいらっしゃったそうで、とても笛がお上手なのですよ。
(167) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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え、俺のが点数低い景品なんだが… いいんかな、これで。
[むしろ申し訳ないのはこちらな気がしたが、欲しいというのなら断る理由はない。紅葉柄の千代紙で作られた小さな風車を、すっとゆりに差し出した。>>160
兎の根付が差し出されれば、今度は拒むことはなく受け取るつもりで。]
(168) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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朝顔ちゃん……。 見掛けたら、声、掛けるね。
[夕の口にした名前に頷くが。 不意に見せた表情>>165に、ついたじろいだ]
確かに、終わっちゃうのは寂しいけど。 ……ただ終わるのじゃないって、どういうことかな……?
[困惑しっ放しのまま、飴を頬張る少女を見詰めた**]
(169) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 01時半頃
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昨日?鳥?
[ていねいに仮名がふられた日向の文字を覗き込んで 声に出して読むときょとんとした顔になった それから、どうやら顔見知りであるらしい様子のふたりを交互に見る
文字が読めないことは、芙蓉が話さなければわからないままだ]
なぁに、鳥を?芙蓉さんにもらったの? えー、芙蓉さん、どこでそんなの捕まえたの?
[ころころと楽しそうに笑いながら、丸い文字を読む 声に出すから、内容は芙蓉にだいたいは伝わっただろう]
(170) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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武家の娘 沙耶は、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 01時半頃
団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 01時半頃
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うん。ありがとう、おねえさん。
[こくと頷き、お願いをする。 続く表情に、きょとりと目を瞬いて>>169]
…お祭り。終わらなければいいなって、夕は思うの。 おねえさんは、そうは思わない?
だって、お祭り続けば寂しくないもの。
[ごく無邪気に、沙耶の困惑へと問いを返す**]
(171) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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夕顔は、たまこのお団子の包みを大切に手に抱えた**
2011/09/14(Wed) 01時半頃
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秋月……
[ゆりの紹介に、秋月って誰だっけ…と首を傾げる。「眼鏡」で覚えた仁右衛門の名前は聞いていなかった。けれど、日向が地面に書いていたから、名前自体には覚えがあって…>>167]
………ひょっとして、眼鏡の? 眼鏡の弟子………?
[一平太を見る目が、信じられないものを見るそれに変わった。]
(172) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 01時半頃
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おいしい?
[二人が飴と餡菓子を食べる様子を微笑んで見ていた**]
(173) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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>>167いやこちらこそまともな挨拶も出来ないで…。 すいませんでした。
[むー、先生めー、と小さな漏らしを付け加えて。]
>>158的当て?
[と見れば、に的当てがあった。 なるほど、後でやってみようかと思う。]
(174) 2011/09/14(Wed) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 01時半頃
団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 01時半頃
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はい。ありがとうございます。
[差し出された風車を受け取り、兎の根付を辰次の掌に乗せる。 紅葉の風車がカラカラと回る様を、目を細めて見つめた**]
(175) 2011/09/14(Wed) 02時頃
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