182 【身内】白粉花の村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
ー食堂ー
[聖歌を2節ほど口遊んだあたりで食堂の扉の前へと辿り着いた。医者>>105に続き、するりと扉を潜ると辺りを見渡す。…珍しく人が多い。程なくして先程の少年>>107を見つけると、ぶんぶんと手を振って見せた。]
おーいっ! 恥ずかしがり屋さんの、ええと……。
[そういえば、名前を聞いていなかった。よく見るとイヤホンで耳が塞がっているし、此方の存在に気づいているかも分からない。どうしたものか、と首を捻っていると多量のお菓子が入った紙袋を抱えた医者に話しかけられる。]
オムライス! デミグラスソースじゃなくて、ケチャップがかかってるやつ。
[迷いもせずに即答する。それと葡萄酒、といつもの癖で言いそうになるが寸前で飲み込み、誤魔化すようにえへへと笑う。
また隠し事が暴露て怒られないように席を取って来るねと続け、お菓子の紙袋を受け取るとその場を離れた。食堂中央にある大きめのテーブルにお菓子の紙袋を置くと、椅子にちょこんと座り再び聖歌を口遊んだ。]
(112) 2014/06/21(Sat) 19時半頃
|
|
[ふと、にわかに騒がしくなった入り口に目を向ければ、患者を引き連れた同僚>>105の姿。あれだけ空腹を訴えていた癖に、自分よりも遅く到着した彼は一体何をしていたのだろうか。 逸れかけた思考は、その後に入ってきた少年>>107の姿に、すぐにどうでもよくなったけれど。]
ガーディ。
[僅かに腰を浮かせて呼んだ名前は、彼の耳には届いただろうか。 どちらにせよ再び椅子に腰掛けて、そういえば目の前の彼はあまり人が増えるのは良くは思わないはずだと、フォロー代わりに一言。]
あ、弟なんです。
[兄弟仲はあまり良いとは言えない。それでも、肉親が近くに居るというのはそれなりに安心感を覚える。弟の方はどうか理解らないけれど。 彼にもそんな、気を許せる相手はいるのだろうか、と。 真新しいサンドイッチを持ち上げながら、再び視線を戻した。]
(113) 2014/06/21(Sat) 19時半頃
|
|
[出口まであと2、3歩というところで足を止める。
先ほど彼が浮かべた取り繕ったような笑み>>102が、妙に引っかかる。
あの表情の下にあるのは、子供時代への郷愁なのだろうか、と眉を顰め]
この紅い瞳が珍しいって。 子供の頃にも聞いた気がする…な。
[あれはこの幼馴染の言葉だっただろうか。 記憶を探ろうにも思い出せず、そこだけが靄がかかるようで。
過去に囚われまいと、わざと乱雑に頭を掻く。 色素のない長い髪が数本、床に落ち]
混まないうちに行こうか。
[重たい扉を開く。
一緒に来ると言った幼馴染>>103の方を振り返り一応声を掛け、廊下へと歩き出す。]
(@18) 2014/06/21(Sat) 21時頃
|
|
[よく磨かれた病院の床は、蛍光灯の灯りも窓からの陽光も反射する。
一面に水たまりが広がっているかのような錯覚を覚えながら、ゆっくりと食堂へ向かう]
これは……。
[足元ばかりを見つめていた視線が、何かを捉える。
ひょいとしゃがみ込み、間近で観察すれば、透き通る緑の翅を持つ小さな虫。]
蜉蝣か。 こんなところに迷い込んだのか……。
[少しでも力加減を誤れば潰してしまいそうな、その貧弱な虫を掌で包むように持ち上げる。]
悪いけど、中庭に寄って行っていいかな? こいつを外へ逃がしてやりたい。
[幼馴染にそう声をかけた]
(@19) 2014/06/21(Sat) 21時頃
|
|
[>>111何の歌かなんて聞かれても、オスカーには知りもせずにいて。サンドイッチを頬張りながら返す言葉を考えたけれど、話が切り替われば思考を止めた]
[彼がなぜお礼を述べたのかは、よく分からなかったけれど。適当に聞き流して、手を振って砂糖を断り、またコーヒーを一口]
ふうん。 …確かに似てるな。髪とか目とか。
[>>113セシルが誰かの名前を呼べば、そちら>>107をつられて横目で見やる。少年か。睨みつけて挙動を伺ったけれど、自身を追っている素振りなんか無く。再び背もたれに身体を預けると、セシルへ感想を述べ。
自分にも妹がいるけれど。目を静かに閉じて彼女のことを思い描く。前見たのはいつだっけ、最近またパッタリ見なくなった。白い肌に黒い髪、虚ろな赤い目でさえ愛おしい]
(114) 2014/06/21(Sat) 21時半頃
|
|
子供の頃? ああ、そんな事を言ったっけ
[色素を持たない、紅い瞳>>@18 彼と出会った頃にアルビノについて調べ、その稀少性について話した事があった。 珍しさ故に畏れられ、そして求められていると……そこまでは、話さなかっただろうが。
何気ない雑談を覚えてくれていた事が、妙に嬉しくて。 けれどそんな浮ついた気持ちも、彼の頭を掻く仕草に消えてしまう。 何か気に障る事を言っただろうかと、そう思ったけれど、彼が扉を開けばそれに言及する機会も失われた]
(115) 2014/06/21(Sat) 22時半頃
|
|
[ちびちび。啜るように黒い液体を嚥下する。 マズすぎる。悪意すら感じる。苦いだけじゃないか。
真っ黒なコーヒーを直視する気も起きなくて何処となしに視線を向けていたら先程の興奮少女>>112が手振ってる。 あの手は自分に向けて振られているのか。 少なくとも自分の近場に他に人間はいないし。 ちょっと考えてから、軽く手だけ振り返した。
耳元の爆音じみた音楽で何言われたのかまでは分かんない。 まさか照れ屋さんと思われてるとはね。]
…。
[欠伸が出る。我慢してこんな物を飲んでやったというのに。
俯いて髪を雑に引っ掻き交ぜて、顔をあげた時に此方に向けられる視線>>113に気づいた。気付かなかったフリでもして、すぐに別の方角でも見ようと思ったけれど。兄に釣られた様に此方を見る黒髪の青年>>114にも気付いたから顔を顰めた。 さっきは兄と誰かがいるななんて。そんな程度の確認で顔を背けたからそれが誰だったかまで認識してなかったもんだから。今更それが誰かを知る。あいつか。 彼が僕の事を僕だと覚えてるかどうかは定かじゃあない。
それがまた、腹が立つのだけど。]
(116) 2014/06/21(Sat) 22時半頃
|
|
[ことさらゆっくりと歩くカリュクス>>@19の姿を眺めるように、後に続く。 真白い廊下を彼が歩いていると、まるでそのまま溶けこんでしまいそうで。 こうやって彼の後ろ姿を視界に入れていないと、少々恐ろしい]
どうかしたかい?
[急にしゃがみ込んだ彼の横に並び、その視線の先を自分も追う。 そこに蜉蝣が居る事に気付けば、少しだけ表情を歪めて。 しっかりと清潔にしていた筈なのに、どうしてこんな所に虫が居るのか。 どんなに小さく儚い存在でも……虫は苦手だ。
彼がそれを持ち上げるのを見守りつつ、少しだけ距離をおく]
あ、ああ、構わないよ。 ……さっさと放してやろう。
[何でもない調子でそう答える。 この歳になっても虫が苦手だなんて、気付かれたくはなかったから]
(117) 2014/06/21(Sat) 22時半頃
|
|
[食堂で人が居るのを確認したクシャミはその二人(>>111>>114)に気が付き、その席の近くに座った。しかし、珍しく自分から話しかける事はせずにお菓子を机の上に広げてどれを挨拶代わりに渡そうか思案しているようだった そうこうしている間に一緒に来た少女は注文をしてしまった(>>112)が、そんな事はお構いなしに自分の世界に入っているようだった]
ニハハ、何が良いかにゃー。そっちの男の子はさっきのグミで、こっちのお医者さんは……元々真っ黒っぽいこんな飴で良いかな
[その飴は誰の目から見ても真っ赤で大きな黒文字で『梅』と書かれていたが、黒に黒を重ねた所で見えるわけがなく、手に取った飴を抱えて二人の様子を伺った]
ニハ、ニハハハ。さっきの子も増えたみたい。どうしようかな、でも僕の分も無くなるからにゃー…… ここでパーティーとか開きたいけど、ヤニクさんに怒られたりしないかな
[ただでさえ自分が迷惑かけていると自覚していて、病院の食堂で大騒ぎなんてして良いのだろうか、と思案してしまう]
(118) 2014/06/21(Sat) 22時半頃
|
|
あ、僕は……ヤニクさんに任せるよ
[お勧めを教えてくれるらしいし、と付け加えるとまた2人…新たに加えて3人を伺った。どうやら先程の少年は医者の弟らしい、と言う事まで聞き取れたが、だからと言って簡単に突撃出来るほどの勇気は無かった]
一人二人なら頑張っていけたけど三人かにゃー……
[隣に居る頼んだオムライスを心待ちにして聖歌を口ずさむレティーシャ(>>114)に目を移す]
(妹が居たらこんな感じなのかな…なんちゃって)
[無意識にその頭に手をやるとくしゃくしゃ、と撫でた]
(119) 2014/06/21(Sat) 22時半頃
|
|
[フラフラと歩き回ってみたが、探し人は見つかる事は無かった。
先程出会った少年。名前くらいは聞いておくべきだったか。 何処かからかい甲斐があり、ついつい意地の悪い事をしたくなる雰囲気は独特だった。]
…そう言えば 似てる…わね…
[お気に入りの新米医師、彼もまた彼女のからかい相手だった。 すぐ顔を赤くして意地になる彼は、夜の世界を離れ隔離されたこの世界での格好の遊び相手だった]
…くぅ [空腹を告げる音が鳴り慌てて腹を押さえると、周囲をきょろきょろと見回した。 こんな所、誰かに見られては大事だ。 とりあえず、胃袋に何か詰め込もう]
…食堂…食堂…と
[ひとつその長い髪をかき上げ、彼女は食堂へと歩みを進めた]
(120) 2014/06/21(Sat) 23時頃
|
|
ここ、ね…
[食堂の入り口が見える。 彼女は食堂に入ー ろうとして、その足を留める。 そして、深呼吸ひとつ。作り笑顔をもう一度作り直す]
…大丈夫。 誰か居ても…問題ない…
[両手を後ろで組み、食堂へと足を踏み入れる。 …随分と賑わっている。]
(121) 2014/06/21(Sat) 23時半頃
|
|
でしょう?よく言われます。 ……あれ、もしかして、顔見知りですか?
[似ている、と掛けられた言葉>>114に頷きながら、こちらに気付いたらしい弟>>116が顔を顰めたのを見て取る。その視線の先に、自分だけでなくオスカーも含まれていることに気付いて、首を傾げた。 どこかへ思考を飛ばしているオスカーを邪魔したかも知れないと気付いたのは、そう問いかけた後だったけれど。]
[近くのテーブルについて菓子を広げ始めるフードの青年>>118に気付けば、悟られないようそっと眉を上げる。 自分よりも、もう一人の医者であるヤニクの方が、彼とは接点が多かったはず。]
それはまた、大量ですね。 パーティか何か始めるんですか?
[フードの向こうとぱちりと目が合った気がして(気のせいかも知れないけれど)、声を掛けずにいるのも憚られる。言葉を掛けて曖昧に笑った。 一気に人の増えた食堂内に、同席する彼は大丈夫だろうかと、横目で様子を伺いながら。]
……大丈夫ですか。
[勿論、彼が他人と接点が増えるのは望ましいことなのだけれど、荒療治は好きではない。また暴れ出されても、困る。そんな心配も込めて、オスカーにだけ聞こえるように、小さく呟いた。]
(122) 2014/06/21(Sat) 23時半頃
|
|
に"……
[突然かけられた声にらしくなく戸惑ってしまった。それに気付くといつものようにヘラヘラと笑顔をすぐに作り“らしく”対応する事にした]
ニハハハ、お菓子を沢山もらったんだにゃー。パーティーとかの予定は無いけど、良かったらセンセーも食べる?
[買った、拾った、貰った。お菓子に対しての説明が人によってまちまちだが、自身にとってはどうでも良かった。くすんだ、みんなからはカラフルに見えるであろうそれのウチから一つ、セシルに差し出す]
(白と…茶色。この人の色は凄く見やすい。多分、僕が見えるそれと同じ色なんだろうな…)
(123) 2014/06/22(Sun) 00時頃
|
|
[蜉蝣を包み込んだ手をそっと胸の高さまで持ち上げる。
傍にいた彼>>117が、蜉蝣を認めるや否や、わずかに距離を置いたことに気付き]
ふふっ。
[思わず声に出して笑いが漏れる。]
まだ虫は苦手だった?
[おそらくなんでもない調子を装っているのだろう。
けれども、少しだけ開いた距離に目をやれば、虫が苦手なのは見え見えで。 そんなところに、昔の彼の姿を見たようで束の間、心が休まるのを感じる]
ごめん。 すぐにおわるから。
[形ばかりの謝罪をするも、その声音がどこか嬉しそうなものへと変化したことに、彼は気がついただろうか。]
(@20) 2014/06/22(Sun) 00時頃
|
|
[手の中の蜉蝣を逃がさぬように注意を払いながら、慎重に歩みを進める。
やがて中庭へ続く扉へとたどり着けば。 扉と、蜉蝣を閉じ込めた己の手を見比べる。]
悪いけど、開けてもらえるかな?
[両手が塞がっていては扉は開けない、それを失念していたことが少々恥ずかしくて、視線を下に*落とした*]
(@21) 2014/06/22(Sun) 00時頃
|
|
……! え、……えと。……猫、さん?
[びくっ、と小さな身体を跳ねさせると頭を撫でる手の主>>119を頬を真っ赤に染めて、少し戸惑ったように声をかけた。] (彼は、私を年下の女の子だと思っているのかな。)
[こんな見た目だもの、仕方ないよね、なんて自分に言い聞かせる。]
(こんな風に人に頭を撫でられるのは、いつぶりだっけ。いや、そんなことされたこともなかったかもしれない。なんだか、暖かいなぁ……。)
[感傷に浸っているとじんわりと目の奥が熱くなってきて、反射的に両手で顔を覆った。涙を堪える情けない表情を人に見られたくなかったから。]
違……違うの……っ! 嫌だったわけじゃなくて、 ……その、……すごく暖かくて……っ!
[彼に誤解をされないように、ぽつりぽつりと言葉を述べる。…途切れ途切れできちんと伝わったかどうかは分からないけれど。]
(124) 2014/06/22(Sun) 00時半頃
|
|
[一瞬見えた戸惑いの色>>123に怪訝な表情を浮かべかけたものの、すぐに常の様子に戻った相手に、示された菓子に、ふむ、と首を傾げる。]
なるほど。分けて頂けるのですか? …食事の前にそんなものを食べたら、昼食が食べきれなくなりますよ。
[まるで子供を咎めるような言葉をかけて、大きく梅の文字がかかれたその袋を眺めた。 甘ったるい菓子を渡されるよりは良いだろうか。そんな事を考えながら、腰を浮かせて飴の袋を受け取る。]
ありがとうございます、食後に頂きます。 貴方もいかがですか。
[彼と一緒に居るのを見れば、おそらく同僚は目的のものにはもうありつけたのだろう。 失礼、と一言声をかけてから、その大袋に口を開けて、小分けにされた飴玉を取り出した。それを揺らして、彼に見せる。]
(125) 2014/06/22(Sun) 00時半頃
|
|
ケチャップのオムライスですか。なかなか良い選択です。
[メニューを告げ、席を取りに一足先にテーブルへと向かう彼女>>112に宜しくお願いします、と声を掛け。僅かに口籠った理由を推測して苦笑すると、頼まれたオムライスの食券を購入する。そうして同僚と患者と思しき青年の座るテーブルへと向かうクシャミのメニューを暫し思案し始める。 二、三分程考え込んだ後に選んだのは、少女と同じオムライス。そして自分の分として焼きたてパンと紅茶、オムレツのセットを頼むと料理を受け取りにカウンターへと向かった]
少し賑やかになってきましたね。 …でも、もうこんな時間ですか。
[料理を待ちながら懐の懐中時計を開けば、もう正午を過ぎている。仕事も推しているし回診の時間までそんなに無い事に気付き、僅かに唇を尖らせていれば先に自分の料理が出来たようだ]
(126) 2014/06/22(Sun) 00時半頃
|
|
二人の分はもう少しで出来ますから、待っていて下さいね。 …あぁ、先程はどうも、セシル。
[出来上がった料理と飲み物をテーブルへと運び、同僚に一言だけ言葉を投げ。カウンターへと戻れば二人分のオムライスも丁度出来上がっていた。両手にトレイを持ち、少女と青年の前に――クシャミの目の前にはお菓子が広げられていたので、脇へ置かざるを得なかったが――それぞれ置く]
はい、それでは頂きましょうか。 クシャミも、お菓子は一旦しまいましょうね。
[手を合わせ、何処か機嫌良さげに好物のパンをつまみながら食事を開始する。食事中に小言を言わないがポリシーの医者は、彼らがそのまま話し込んでも特に気にする事は無いだろう]
(127) 2014/06/22(Sun) 00時半頃
|
|
[ふと、会話をするフードの彼の向こう、食堂の入り口に。見慣れた女性の姿>>121を認める。 げ、と思うのは内心に止めたけれど。 常に笑顔を浮かべる彼女は、よく自分に声を掛けてくるけれど。いつも何かしら口実を見つけて揶揄われるのは、あまり得意ではなかった。
あまり人目の多い場所で常のようなやり取りをするのは、居た堪れないし何よりみっともない。 思わず警戒の色を滲ませながら、首だけで軽く会釈をする。]
(128) 2014/06/22(Sun) 00時半頃
|
|
……ッ、
[全てお見通しのような笑み>>@20に、血色の悪い頬に朱が差す。 追撃とばかりに問いかけられれば、誤魔化しきれないと気付いて目を逸らした]
に、苦手じゃない。 ただ、触れないだけで……。
[本当は見るのも嫌なのだけど、少しだけ見栄をはってみる。勿論、そんなの彼にはバレバレだろうけれど]
いや、別に構わないよ。
[暗に苦手ではないのだと、繰り返して。 その気の無い謝罪の言葉に、何やら嬉々としたものが含まれていると気付いて、逸らした視線を彼に戻す。 そして、彼は本当に自分を困らせるのが好きだと、苦い顔を作った。 子供の頃から困らされてばかりだ。……その分此方も困らせてきたが]
(129) 2014/06/22(Sun) 00時半頃
|
|
[先程よりも少し距離をおいて、歩き出した彼>>@21の後を追いかける。 中庭に着いたことを確認し、立ち止まった彼の背を、どうしたのだろうとぼんやり見つめた]
ああ、そうか。 すまない、気付かなかった。
[彼の両手が塞がっていると、少し考えれば気付いただろうに。 慌てて中庭の扉に手をかける。虫の事ばかり気にしていて、彼の視線が下に落ちた事には、残念ながら気付かなかった。
麗らかな陽射しの落ちる中庭に足を踏み入れ、扉を開けたまま通路を確保する。 初夏に差し掛かったこの中庭には、紫陽花を筆頭に季節の花が溢れていて。人によってはそれを見るだけで心が軽くなるに違いない。 生憎勉学一辺倒の自分には、その良さはあまり分からないが]
(130) 2014/06/22(Sun) 00時半頃
|
|
ニハ、ニハハハ。センセーって丁寧に接するものなの?もっと気楽で良いにゃー
[セシルに飴を渡すために椅子から立ち上がるが、わざわざこちらまで近づいてくれたため、いちいち立たなくても良かったかもしれない、と思った]
ニハハ、きっと美味しいよ、それ
[手がビクンと動いた所で自分が無意識にレティーシャを撫でて居る事に気付いた]
ニハハ、ごめんごめん。僕ハンカチとか気の利くもの持ってなくて…。んー…
[拭くものが無いから、と安直な考えでその頭を自分の腹へと抱え込み、再度くしゃくしゃと撫でた]
ニハハ、何言ってるかわかんないよ。ニハハハハ
[最初から最後まで罪悪感も自分が悪い事をしたとも思わず、ただ何か思い出して…もしかしたらわさびが入ってたのかもしれないとでも呑気に考えていた]
(透明は何も変わらないなぁ…。モノクロになったら、見えなくなるのかな)
[それはちょっとつまらない。と病状が悪化せず、そして自分の命が長続きしてほしい。と願望を抱いた]
(131) 2014/06/22(Sun) 00時半頃
|
|
[ヤニクが頼んだ料理(>>127)が届くとすぐにレティーシャの隣に座り、ヤニクに言われた通りにお菓子を紙袋へと入れた]
ニハ、ニハハハ。センセーそれで足りるの? 僕のオムライスあげようか
[スプーンでひと掬いすると、そのままアーンと言ってヤニクに差し出す。本人は特に意味も無く、ただただ『先生のご飯少なそう』と思っただけだが、周りから見たら変であろう]
ニハハ、乗ってるのはケチャップなのかにゃー?それともデミグラ?
[クシャミから見えるオムライスは上に乗ってる色は黒ずんだ色。その卵はくすんでおり、味の検討などつくものじゃなかった]
(132) 2014/06/22(Sun) 01時頃
|
|
[見知った顔をひとつ二つ見かけた。 ひとつは>>128 探し人 もうひとつは>>116先程出合った少年であった。
だが、新米の医師は何人かと卓を囲んでいる。 >>123 >>124 可愛らしいフードが特徴的な青年となにやら赤面する少女。そして>>127 食事中の医師
…集団に埋もれるのは、得意ではない
軽くネガティブが心の隅を過ぎるが、新米医師の会釈に対し、ウィンクで返事をする事で平常心を保つ。 用事はまた後でもいいだろう。
耳元からシャカシャカと何やら音を漏らす少年はどんな音楽を聴いているのか。 そんな事を気にかけながら、ひらひらと手を降って挨拶だけして通り過ぎる。]
さて、食事…ね
[胃袋が満たされれば何でも良かった。簡単に出来そうなサンドイッチを注文し、一人隅っこの席につく。 用があれば誰か尋ねてくるだろう]
(133) 2014/06/22(Sun) 01時頃
|
|
[随分と人が増えてきた。 性格の悪さ故に賑やかというよりは煩わしいという言葉を導き出す。
兄が何やら首を傾げたところ>>122までは目視したけど。 残ったコーヒーを流し込む為に傾けたカップで視界は遮られる。 カフェインのせいか。単純に苦さのせいか。 胃の中に流し込まれた黒い液体はぐるぐると不快感を巡らせた。]
まず。
[やっぱりそんな感想しか出てこない。 まだ幾らか液体の残るカップを下膳したら僕の用事は終わり。
途中さっきのやけに甘い声の人物>>133が手を振ってるのを横目に捉えたから視線だけ返した。 そのまますれ違って、常の眠たげな足取りで食堂から出てく。]
(134) 2014/06/22(Sun) 01時頃
|
|
[なにやら辺りを気にしていると思ったら、背伸びをして内緒話をするかのような体制になるデメテル>>99。 それでも足りない身長がなんとも愛らしい。
しかし告げられた場所に、少しばかり眉を顰める。]
中庭は、
[よりにもよって陽射しの強い場所なんて、と反対の意を唱える言葉がでて来てしまう。けれど彼女の瞳はとても真っ直ぐで。思わず口を噤んだ。]
……ちょっとだけ、だからね
[だめだと分かっているけれど、結局折れてしまった。考えてみると、彼女は長い間外に出ていなかったではないか。それもそれで、不健康だろう、と都合のいいように自分を納得させて。
そうと決まれば話は早い。お得意の下手くそな鼻歌を奏でながら彼女の小さな手を引いた。木の下ならば、ある程度陽も防げるだろう。]
(135) 2014/06/22(Sun) 01時頃
|
|
[喉の渇きを覚えて、本から顔を上げる。 さて、今は何時だろうか。そう思って時計を見れば、そろそろ回診の時間だろうと気付いた。
とはいえその行為に意味を見出せないディーンにとっては、治りもしない病に時間を割きたいわけも無く。このまま此処で読書を続けようかと、そんな事を考えてもみる。 けれど新米だとかいうセシルは兎も角、ヤニクやキリシマといった歳上の医師に迷惑をかける気にもなれず、嫌々立ち上がった。
名残惜しさに再び図書室をぐるりと回る。 『ネクロノミコン』『妖蛆の秘密』……他数冊の本を手に取って、貸し出し欄に記名した。 沢山の本に囲まれて、本当なら小躍りしたいくらいの気分なのだけれど。それでもぴくりともしない表情筋に、諦めた様に、ふ、と。息を吐く]
(136) 2014/06/22(Sun) 01時頃
|
|
[幼い頃から、表情の乏しい子供だと言われて育ってきた。 この病が診断された時の両親の言葉は、「やっぱり」だった。 だから、慣れっこだ。表情が変わらない事も、それによって気味悪がられる事も。
そもそも、笑顔も泣き顔も、自分には必要無いものだ。 そっと瞼を伏せて、言い聞かせる様に考える。 必要無い。そうだ、誰に見せるわけでもないのだから]
……ちっ、
[ぶつけ所の無い苛立ちに、小さく舌打ちする。 嗚呼クソ、情けない。病の事を気にしない様にすればする程、意識はそれに侵されていく。 表情の次は心までコントロール出来なくなっているのかと、自嘲したのだけれど、洩れたのは乾いた吐息だけだった。
乱暴に扉を開いて、そのまま外へ出る。 そうして俯いたまま、ゆっくりと頼りな気に足を動かした。 今日こそ幸せな一日になると、そう、思っていたのだけれど]
(137) 2014/06/22(Sun) 01時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る