25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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[主が傍らに座りあれど、 繋ぎとめるべき宵の夢が崩壊すれば、 その身はもう常世のもの――]
主様――…ッ
[声も姿も、もう届きはしない だろう]
(@38) 2010/08/10(Tue) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 00時半頃
[薄れていく椿の姿。
どうせあの研師は生きるだろう。
どんなに死に急いでも生き残るものというものはいるものだ]
───時間か。
[がら、と遠くで崩れる音がした。
廊下の美しかった色硝子は熱と煤で見る影もなく]
[倒れ伏せる同じ顔の月に話しかけることもない。
花達が弟弟子の姿の元へと行くのを見届け、
―――…業火の中、静かに佇む。
焔が二つの姿を包んでいく…
溶けて、白から赤へ…赤から…ひとつに。]
[焔の向こう側、離れた廊下に佇む背が見えた。]
―――…本郷、
[一瞬脳裏に浮かぶ、不思議な記憶。
童の傍に添う、獣の姿。]
[一際大きく聞こえる、崩壊の音
冬色の瞳を静かに閉じる]
現し世のゆくさきに
ひととけものの交わる道はなけれども――
[視界は紅い あかい]
逝く先に
みちは……
[翳んで]
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いけるものはいける道 しせるものはしせる道
同じ道をいくのであれば、 ……生ける者は死なねばならない。
[道行き滅ぼす天の火が、 たとえ今この手にあろうとも、願うことは一つ]
……主様、どうか 私を、あなたの道妨げる者にしないで下さい。
[――生きてください、と冷たいその手を頬へと寄せた*]
(@39) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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執事見習い ロビンの手を離す事なく、寄り添うように引いて
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