103 善と悪の果実
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[逃げなければ―――
煙を吐く拳銃を放り出して、慌てて飛び出した牢獄。
そうして逃げる為に走る廊下で、夕闇に出会ったのだ。
彼が何故その屋敷に居たのかは知らない。
どういう繋がりがあるのかも分からない。
ただ、夕闇は、真っ青な顔をしているであろう女を見て、わらったのだ。
きっと銃声は聞こえていただろう。
殺人を犯した事を、見透かされたに違いない。
恐怖が全身を支配した。
どうしたら良いか分からなくて、只管逃げた。
連れ去られた時には気を失っていたため
ここが何処かすら分からなかったが、少しでも遠くへと必死に走り続けた。]
[やっとの事で逃げ切ると、その後
女は、無意識の内に記憶に蓋をした。
歌えない理由
受けた暴力の数々
そして、自分が人間を殺したという事
これらを忘れてしまったがために、結局原因は分からないまま、歌声も戻って来なかった。
夕闇と何処で会ったのかを思い出せなかったのは他でも無い。
封印した記憶の欠片だったからだ。
彼が、私の事を殺人者だと知っているはずだから―――
人を殺して思い出した。
これが、女が歌を忘れた経緯。]
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[震える銃口も、重い引き金も その姿だけ見れば、追い詰められたいたいけな少女にも見える。 顰められた眉、その下の瞳は ただひたすらに深く
ともすれば狂気すら、覆い隠していた]
(82) 2012/09/30(Sun) 01時半頃
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―女主人の部屋― [鋭い刃で唇を縦に、斜めに切りつける。 抵抗あらば夕闇伯も無事では在るまいが、 それでも夕闇伯の手に迷いはなかった。 最後には、頬と床を縫いとめるようにスティレットの細い刃を突き立てた。 青年が暴れようとも力尽きようとも、それを冷ややかな濃紫の眼で見下ろし――立ち上がる。]
……―― ふん。
[後はガラクタ程にも興味を示さなくなる。 床に落ちた水晶の釦の元へと歩み寄って、 オスカーの手にしたように躊躇なく足で踏み躙った。 ばき、と澄んだ小さな音がして 職人の細工は脆くも歪み、石は欠けてしまう。]
(83) 2012/09/30(Sun) 01時半頃
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灯台下暗し、ってやつですかね。
[触れられない林檎。
それはまるで“禁断”の果実。]
貴女は…。
……いや、野暮なことは聞くものじゃありませんね。
[この林檎を手に入れたかったのか。
手に入れて、どうするつもりだったのか。
そんな言葉が頭を掠めた。
口に出すことはなく、過去を回想する横顔を見つめる。]
……………。
[それでもひとつ。]
歌を、聴かせてもらえませんか?
[そんな我侭を言う事は許されるだろうか。]
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[少女を変化させた狂気は、毒は 全身に染み込み、外の皮一枚だけが"少女"であった。 果実を見、遠くから手を伸ばした少女は、善も悪も自覚はしなかったが その身を操るのは今や
―――純粋なる、悪]
(84) 2012/09/30(Sun) 02時頃
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ジェフ様、ごめんなさい いらないから、私のこと …―――邪魔しないで
[支離滅裂な言葉は、ただ望みだけを思いだけを口にする、思考の伴わない欲望。
浮かべる笑みは、やはり花のよう。 震える指はそのままに、す、と息をはけば
引き金にかけた指に、力がこもる]
(85) 2012/09/30(Sun) 02時頃
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[霞む視界の遠くに見える、人影。>>82 男は、床を蹴る脚の速さを緩めながら。 銃口を定める。
震えの収まった腕は真っ直ぐに人影を捉えようと伸ばされ。 引き金にかかる指は、躊躇いなく引かれた。]
(86) 2012/09/30(Sun) 02時頃
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