297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2019/07/09(Tue) 00時頃
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…やさしい、とか、ちゃうて…たぶん……
[昼行燈と呼ばれるのが関の山、と思っているから。 泣き顔を見て、ぐ、と喉が詰まる。]
……、なんで、……、 ま、待ちい、そんな、だって、 日向ちゃんがそんなことできるような、なあ、ないやん…!
(114) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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[姉と手を繋いで、家路を辿る>>107]
なんや、こう――、 あんなことあったんに、少し、楽しくなってきたわ。
前掛けなんて、もしかしたら、初めてやしね。 この時間やと、夕飯の支度とかするんやろか?
[あれだけ走ったり叫んだりしたあとなのに、足取りも軽い。 病は気からなどともいうけれど、あるいは、本当なのかもしれない]
(115) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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――……時間といえば、いまなんどきやろな?
[どれだけあの家にいたのか、よく判らないが。 陽が陰り始めてから、結構な時間が経っている気がする]
お空も曇ってるんに、あんまり暗くならへんなぁ。 灯り持っきてへんから、助かるんは助かるけど……。
[空を見上げて、小首を傾げながら]
……まあええか。 暗くならへんうちに、はよ帰ろ!
[それで、早く"お手伝い"をするのだと、姉の手を引く。 手を引かれるのではなく、引くなんて。これも、珍しい。 ――どうやら、随分と自分は、浮かれているらしい。 だけど、姉の言葉は、自分にはそれほど大きなことだったのだし、仕方ない]
(116) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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[――だから、浮かれる少女は、気付けなかった。 雷門の家から、姉妹の家へと帰る道中の異常に。
往路にはなかった紫陽花が、ぽつりぽつりと――**]
(117) 2019/07/09(Tue) 00時頃
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[声を、告白を聞こうと姿勢を低くしたところで、静止を叫ぶ声がした>>69。 はっとして振り向くと、そこにいたのは箕島の>>59。]
……山歩きの、帰りか。
[顔色が悪そうなのを見て、眉を寄せた。 慮る気持ちからではない。どちらかと言えば厄介の方向に寄った感情だった。 一歩こちらに近づくのを日向のように拒絶はしないが、来いと手招くこともなく、日向に向き直る。 寂しくないかと、日向自身の境遇に照らし合わせた問が投げられていた>>91。]
(118) 2019/07/09(Tue) 00時半頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/09(Tue) 00時半頃
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何があかんのや。 連れてってまうからか。
[吉治が心うちを語る中>>106、口を挟む。 それを受けてか、それとも吉治の話を受け止めてか、泣き腫れた顔が僅かに笑み含んで上がった>>109。 ほつほつと語られる告白に、そうか、と頷いて。]
それやったら、日向がやったんと違うやろ。
[うろたえる吉治>>114横目に、はっきりと否定を返した。]
(119) 2019/07/09(Tue) 00時半頃
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―雷門の家―
……日向ちゃん、 紫陽花は、話さんて。 …日向ちゃんがたくさん頑張ってくれよったのに、甘えとったんは僕も、たしかやし…
[…自分がいなければ多少は苦労は削がれたろうか? せめて元気づけられれば、と言葉を重ねようとしたけれど。>>118疎ましさを含む眼差しに今は怖気づく。 眉尻を下げて曖昧に笑った。]
……せやで、まあ、 …あんまり広くは探せんかったけど
[そう朧には答え。 はっきりとした否定に はた、と瞬いた>>119]
……朧…?……うん、うん、せやろ、日向ちゃん、そないなこと、せん…っていうか、…、えっと。
[あまりにもはっきりとした否定に少しあっけにとられた後頷いて。]
(120) 2019/07/09(Tue) 00時半頃
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日向は思うただけやろ。 それをええ悪い言うのは別にして、日向は思うただけやったら、たえと雷門さんをどこぞへやった別の誰かが居るはずや。
なら、日向のせいとは違うやろう。
[固い考えしか出てこない残念な頭は、時として真っ直ぐに感情と問題を切り離す。]
(121) 2019/07/09(Tue) 00時半頃
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……、
[ぽかん、と朧を見ている。それから、日向の反応を気にして交互に。]
(122) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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─町へ続く道─
[一回目:道の示すままに真ん中を歩く。 暫く歩いて元の場所に戻った
二回目:間違って進まないよう、道の右に寄って歩いた。 霧が晴れた時、逆方向を向いて道の左に寄っていた。
ここで一度、さきほどすれ違った村民の家に行く。 奥さんが「さっき町に出やったよ。」 と笑顔で教えてくれたが、すれ違っては居ない。 むしろ、その村民が戻っていないというべきか。
三回目:数歩進むごとに土道の上に棒で×の字をつけて歩いた。 途中で×の字を見なかったのに、元の位置に戻った。]
(123) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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…なんやこれ。 さっきから、いっこも村から出られてへん。 早よせな夜になってまうゆうのに…
せめて、道でお日さんでも出とったら 向きがわかるんやけど…
[この曇り空では、無理か…と 空を仰ぎ見てある事実に気づいた。]
…俺、三回もあそこ歩いてるはずやのに… なんや全然暗くなって…ないんちゃう…?
[曇天とはいえ、日が暮れ始めてもおかしくないのに。 体感時間と空の明るさにずれが生じていた。**]
(124) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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……何、間抜け面晒しとるんや。
[日向はそんなことしない、と言った吉治は、理由は違えど根本的に同意見なのだと思っていたから、ぽかんと間の抜けた顔を向けているのに怪訝な顔をした。 疑問を呈すのと同時、ふわり、藤の香りが真実を探すように吉治の周りに漂う。]
(125) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/09(Tue) 01時頃
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……、いや、その。
…朧がちゃんと、日向ちゃんにそう言うてくれるん、 びっくりして…… なんか、…怒るんかな、とか思ったから……
[へなり、と笑ったは、それでも嬉しそうに]
ありがとうなあ……
(126) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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……ん、
[それから、小さく首を傾ぐ。]
なんか、……ええ香りがする……。
(127) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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……お前に礼を言われるようなことはしとらんわ。
[嬉しそうに吉治が笑うほどに、こちらの眉間の皺は深くなる。 彼が喜ぶようなことはひとつもしていないはずだ。何なら、日向にも喜ばれないかもしれない程の、ただの現実を突きつけただけで。 気味が悪い、と吉治から視線を逸らした*]
(128) 2019/07/09(Tue) 01時頃
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