人狼議事


226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】

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メモを貼った。


うん。

[メルヤと、ケイトリンさんに頷いた。
ナナオは手をぎゅっと握っている。
いま、黒い小手の中がどうなっているかは、分からないけれど。
ぬるっとした感触は、毒ばかりではなく手に汗もかいている気がする。

頑張る。――何をどうかは、ともかく。

でも。
――扉が閉まる。二人は、部屋から出ていって――。
中々、言葉が出てこない。どうした、あたし。
何を――。何を、言おうか。]


[ 肩をすくめた、その姿に。]

・・・ううん。
変わってない、よ。

[なんて、あたしは笑った。
――相変わらず、ちょっと格好つけてて。格好良い。
記憶が無くなっても、そういう所は変わってないんだ、と思った。]

トレイル。
あたしは、ナナオ。・・・あなたは、トレイル・ステーラ。
まだ、声は聞こえているよね。ね。・・・こっちに、来て。

[そう言って、ナナオは手を伸ばした。]



[“変わってない”

その言葉が示す意味が分からないほどではなかったけれど、でも、この子には、何故だか隠していたかった、と思った。どうしてだかは、彼自身にも分からない。]


むしろ良くなったくらいだよ。


[目の前から聞こえる声に、手を伸ばして。ぎこちなく触れる指先。一歩、歩を詰めて。……伸ばした手は白い右手だった。]


うそつき。

[――そう言いながらにっこり笑って。
黒い小手のついた右手と手を繋いで。――冷たいかもしれない。]

知ってたよ。
トレイルが、結晶化するだけじゃないこと。
・・・記憶を、無くすこと。
それを、辛そうにしてたことも・・・。

[――気がつかないふりをしていた。
触れないようにしていた。
この手で――。
そして、他人の病気に。
あたしだって、うそつきだ――。]


メモを貼った。


メモを貼った。




――――……。


[返せる言葉は、ない。彼女の声のトーンは言葉に似合わず上がっていた気がしたけれど――顔を見ることは叶わないから。感触の分からないその右手に、彼女の手を添わせることしかできない。]


君には、隠せると思ったんだけど……ね。


[ぽつりと口をついた言葉。そんな気がした。“誰かさん”には何も隠せなかったけど、君になら。むりだったか、と苦笑するのは心の内の見えない自分。実際の浮かべたのは静かな微笑。]


・・・分かるよ。

[ぽつりと、――その声は、拗ねるように。]

トレイルは、結晶化のせいか。
あたしの毒に触れても大丈夫だ、って言ってた。
――だから、だったのかな。
・・・トレイルは、あたしを助けにきてくれたんだ。
いっかいだけじゃ、ないよ。

[妹みたいな扱いだったのかもしれない。
心配してくれていたのは、あったかもしれない。
ただ、毒に影響を受けないからと見にきてくれていただけだったのかも――。

でも、それが――。嬉しかった。
自分の中にある、大切な記憶。]


メモを貼った。


【人】 露店巡り シーシャ


  あァ、…そうか。
   連れて行かれたのは知ってたケドよ。
     花は――残ってたんだな。


[シーシャはあの"ミイラちゃん"が花なんて自室に置いていたとは知らなかったから、素直に驚いた。>>81

年の近い割に達観したところがあって、シーシャがころころと"代わって"も動じない人だった。
最後に顔を突き合わせたのは――朝食のきしめんが包帯に似ている>>0:103なんて話をした時だった。

アダ名が名前にならなきゃいいな>>0:95とかなんとか言った気がするが、もしかしたら、今は本当に"ミイラちゃん"かも知れない。と。ふと、心に過ぎった。

淡紫の花の花は群生してそよそよと揺れている。
…花は喋らない。ただ風に揺れているだけだった。>>4:156]

(89) 2015/06/14(Sun) 05時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[シーシャは眼前の少年の名前を知っている。>>82
けれど、長話を交わすということはあまりなく、名前"だけ"を知っているに等しくて。
数日前にその名前を口にした口は今は名前を紡がない。]


  ――…まァ、忘れっちまったなら仕方ねぇ。
    それでもよ、こいつがココにあるってだけで、


[一旦花々を見下ろして、シーシャは続けた。]


  この花に思い入れがあるってェなら十分だろうよ。
   ココならよっぽどのコトが無きゃ枯れそうにねぇし。


[だろう?と同意を求めつつ、足音>>72に振り返ればそこには一日ぶりの弟分の顔。
よォと手を振れば"声">>75が聞こえて、樹上へと視線を戻した。]

(90) 2015/06/14(Sun) 05時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[枝の上で揺れる蝶の翅をシーシャの蘇芳色の瞳は見上げる。
ばさりと固い音が聞こえた。――紙の音、だろうか。>>74
直後、意味を成さぬ声が風に乗ってシーシャへ届く。

音の羅列に混じる"やくそく"の言葉が耳朶を這う。


その時、体の奥深く。どこか見えぬ場所で音が鳴る。]

(91) 2015/06/14(Sun) 05時頃

【人】 露店巡り シーシャ

            [ ……ぱりん。 ]

(92) 2015/06/14(Sun) 05時頃

【人】 露店巡り シーシャ

           
 『 約束。 やくそくだよ 』

              『 ぜったい、うたうから ききにきて 』


 「 約束だ。 」

          「 もし、オレがオレを忘れてしまったとしても、
               "私"しかいなくなったとしても、きっと 」 


  ( 忘れない。絶対に、思い出すから――――…… )
          

(93) 2015/06/14(Sun) 05時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[記憶の奔流は一瞬で通り過ぎ、後には何も残らない。
シーシャはハッとしたように目を瞠ったけれど、
過ぎていった記憶の端を掴むことは出来なかった。
その間に話しかけられたとしても気付かなかっただろう。>>86

そうしているうちに樹上の"声"はやがて歌に変わる。]

(94) 2015/06/14(Sun) 05時頃

【人】 露店巡り シーシャ

[それは、確かに歌だった。
荒削りの、けれど想いのこもった歌だった。

穏やかに吹く風が中庭を渡っていく。
不意に、目の奥が熱く。熱くなる。
堪えきれずに瞬けば一筋、頬を水滴が伝って。

流れていく液体は奇妙な温かさを伴って、落ちる。
次々と溢れるそれを止めることもせず、
シーシャは繰り返される歌を聴いていた。

いつまでも、いつまでも聴いていた。**]

(95) 2015/06/14(Sun) 05時頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2015/06/14(Sun) 05時頃



[俺の知らない、俺の話。]

[半歩。踏み出せばきっと、彼女の瞳は少し下の方に。見えていないはずの視線はしっかりととらえていた。大切そうに語る少女の声。]


それが、俺の独りよがりで
それは――――誰かへの罪滅しかもしれないよ


[そんな大した人間じゃないよ。言外にそう滲ませてふっと笑うのは、やはり彼。]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


―廊下―

(……寒くて、何か眠くなってきたな)

[吐く息は白くなるまで幻覚は影響を与えるだろうか。
怪我を負わせる程だから、有り得る。冷静に解析しようとしていた。

ケイトは余り冷たくないと言っていたが、本当だろうか。訝しむ。
トレイルとナナオの部屋はどれぐらいの距離だったろうか。

視界の隅で風花が舞う。]


ケイト。やっぱり治療は後回しでいいかな?
今の状態だと、幻覚が悪化して拘束されるかもしれないし…

[奇妙な違和感は拭えない。
寒気も止まらないのに、大した危機感が生じない。その理由には確信を得ていた*]


【人】 露店巡り シーシャ

― 回想:夢から醒めて ―

[青年の目が醒めたとき、>>31
失くしたはずの記憶が自分の中にあることに気付いた。

――…けれど、それはただの"記録"だった。
記憶のひとつひとつ、思い出せはすれど、
その中に宿る感情を思い出すことは出来なかった。

…青年は、"私"との境界が薄れ始めていることを悟った。
記憶を記録としてしか感じられないのも、そこに残った感情を感じられないのも、"私"と混ざりかけているからだと、理解する。

混ざって、砕かれて、青年の欠片はやがて消える。
今は最後の最後、星が燃え尽きるみたいに、
僅かに青年の意識が表に浮かんでいるに過ぎないのだと。]

(103) 2015/06/14(Sun) 13時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[…次に"私"に代わったら、二度と戻れない。
――それは、予感ではなく、確信だった。

どれだけ今のままでいられるのか、青年にはわからない。
一分?十分?一時間?それとも、一日?
わからないけれど、それが長くないことはわかっていた。

時間は、ない。
自分が自分であるうちに、
『 わたしが わたしのままでいるうちに 』]


                   ――――……ころして。


[絵本には書かなかった。――…書けなかった。
鮮やかに蘇るその声。その顔。空白の言葉>>101
青年は噛み締めるように口にし、それを飲み込んだ。
それから、青年は小さく歌を唄う>>33と――…、*]

(104) 2015/06/14(Sun) 13時半頃

―廊下

[共に廊下を歩むメルヤは、まるで雪山の遭難者の様だ
彼が吐く息は何故か白い。まるで氷雪に抱かれているような、光景
...は奇病の恐ろしさをまざまざと感じることとなった

自分の様に緩やかな孤独へのカウントダウンではなく
他者にすら視認できるほどの、凍てつく波動
其れを抱くメルヤは、何処か諦念を抱いているようにすら見える
とはいえ硬化が進む自分にとっては凍てつく寒さも差すほどの痛みには感じない
其れは自分の病の進行をまざまざと見せつける結果になったろうか

雪の花が舞う光景は、私には見えない

彼の提案には暫し悩んで頷いた
彼が拘束される可能性は、確かにこの状況では非常に高い
回復を待った方が良いかと、そう感じたからだ
そして――私は、聞きたい事があった]


ねぇメルヤ
貴方気付いてる?――今、自分が″変″なこと

[体調とかではない
私が、言いたいのは]

貴方、トレイルに対してあんなに淡泊だったかしら

[″あの状態″のトレイルを見れば
普段のメルヤなら悪態や頬を張る位はしていそうだった
しかし実際は諭す様に、切なさを秘める様に
自身の思いと疑問を吐露しただけ

...はメルヤの内部の変化を訝しむ
――もしかしたら、それは彼の抱く寒さと関係があるのではないだろうか
暁の色の瞳は彼を見つめた]


メモを貼った。


ありがと。…多分だけど、そろそろ寒さも止むと思うから。

[ぽつり、呟く。鳶色の瞳を閉じれば、変わらず幼い自分が蹲っている。
変化しているのは、中庭の樹に、幼い子どもに、白い雪が積もりだしてきたことだろうか。
あの夜の次の朝がどうだったか。記憶にはない。

丸一日寝ていたような気がする。]


[の思慮が含まれた追求を、メルヤは受け止める。
ただ、静かに受け止める。


鳶色の双眸には、困ったような色しか浮かばない。]


……そうだね。ちょっとおかしいかもしれない。
[ケイトは勘付いたのは、当然の帰結だったかもしれない。
もう少し慎重にすべきだったのだろう。鋭い指摘をされても、思考は至って冷静だった。]

淡泊なように見えたかい?
けっこう、厳しいこと言ってたと思うんだけど

そう見えたとしたら、体調の悪さじゃないかな。

[彼女がどこまで不可思議に思っているかも知らず。
メルヤは誤魔化すように、呟く。

幻覚と言えど現実感が伴えば、如実に弊害を与える。
今のメルヤは怪我を負って、冬の夜空に投げ出されているようなものだった。
不調は嘘ではない。

ただ、本来ならば当に倒れてもおかしくないような状況で、普段よりも鈍いと言えどからだを動かせるのは、剥離しかけているのだろう。

――《幻》に飲まれている部分と、今のメルヤの繋がりが切れかかっていた。
彼は気づいていた。どうしようともせず、ただ幼い自身の終わりを見つめているだけ]


【人】 露店巡り シーシャ

― 中庭 ―

[塩辛い水が頬を伝い落ちるけれど、
シーシャにはその正体がわからない。

        ずっと昔に忘れてしまったから。
         ずっと昔に失くしてしまったから。

それでも、シーシャは"泣く"。
拙い歌に、その中に込められた想いに。


                    ( …忘れない )


確りと伝わるたった一言。

  『 君が忘れる日が来ても 』

                ――…わたしは忘れないよ。>>1:34 ]

(105) 2015/06/14(Sun) 14時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[やがて、歌は終わる。>>101
オスカーやキルロイはどうしていただろう。
そちらへ目を向けることはしないで、
シーシャは、地面へふうわりと降り立つ蝶の翅を見詰めた。

流れる雫は未だ止まらないまま。
地面へ落ちる二枚の紙を蘇芳色が捉えたが、拾うことはせず。
差し出された絵本を受け取り、ぎこちなく手を伸ばす。

頭へ伸ばした手のひらが触れることが叶っても叶わなくても、
身を屈めれば、小さく小さく、傾げられた首元へ言葉を落とした。]

(106) 2015/06/14(Sun) 14時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

        ――――……ありがとう。ヒナ。

(107) 2015/06/14(Sun) 14時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

[確かにそれを、それだけを伝えれば遠くから足音が聞こえる。
――…誰の足音か。見ずとも、聞かずとも、分かる。
時間が、来てしまったのだと。

シーシャは涙を拭って、蝶の翅から身を離す。
けれど、くすんだ蘇芳色は黒々とした瞳を見つめたままで。]


   君が忘れる日が来ても、俺は君を忘れない。
        俺の瞳に咲く最後の花が君であるように。

     ――…けれど、君の瞳に花咲く日。
           願わくはそれが俺の姿ではないことを。


[それは歌にならない詩(うた)だった。
掠れ声で囁くそれは蒼い翅の少女にだけ届いていればいい。
…意味が分からなかったとしても、聞こえていれば、いい。
言葉を終えればシーシャはその場に佇む蒼い翅を凝視する。
目の中に留めておこうとするように。忘れないでいるように。**]

(108) 2015/06/14(Sun) 14時半頃

……そう

[それが貴方の心を殺す結果にならなければいいのだけれどね
そう、思った
私は目の前の観察者程ではないが、人の事はよく見ている方だ

静かに受け止め、困った様な色を浮かべた鳶色
其れを見れば誰だって気付く、筈
彼が喪いかけているモノの、正体を
(とじこめたものの、しょうたいを)

そも、幻視痛とはどうやっておこるのだろうか
脳が、シナプスの回路の誤作動
若しくは思い込み
其れが与える影響は通常自分自身にのみという限定されたものだ

されど彼の奇病は周囲に影響を与えるほどに
その幻を強く見せる]


あっさりと認めるのね
――普通の貴方なら、誤魔化していたわ

[やはりいつもとちがう
告げれば彼が告げるは見え透いた誤魔化し
体調の悪さなんて貴方いつでも、隠していたじゃない
其れほどまでに余裕、ないの?]

厳しいかしら?むしろ責めているようにすら見えたけれど
普段の貴方ならもっとトレイルに想いやりがあったはず
だって貴方、トレイルの事好きじゃない

[インプリンティング、小鳥の刷り込み
甘い蜜を与えられた飢餓の子が、且を母と慕うが如く
彼にとって見つけてくれた事がきっとトレイルという存在に対し
心の奥底で思慕を感じる様になったのだろうと]


[とはいえ、そのあたりのくだりは私は知らない
誰も話さぬのだから知りはしない
唯、わかることは1つだけ

彼がトレイルに、路傍の石ではなく
″メルヤ″として価値ある存在に見られたかった事1つだけなのだ

心と体のリンクが切れれば、後は腐り落ちていくだけか
それとも完全に凍ってしまうかは分からない
でも願わくば、そうなってほしくないとは、思う]

――君の瞳に花咲く日

[ナナオの歌を小さく口ずさみ
...はメルヤを見る]

貴方の瞳に花咲く日、貴方は何を思う?メルヤ

[戯れの様な問いかけ
心のいちぶをなくしかけている彼に対する問いかけ]


[ナナオは見上げて、目をあわせた。
――トレイルの目は見えてはいないのかも、しれないけれど。
記憶が消えても、やっぱり――。それは、]

罪滅ぼし、か。
ね。トレイル。
――あたしだって、独りよがりだよ?

[そしてナナオは、目を瞑る。あるのは音と、小手越しの手の感覚。]

あたしにとっては、大事でも。
トレイルにとってはどうかは、分からない――。
それがただの罪滅ぼし、だったとしても。
あたしは、嬉しかったよ。


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