人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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[花の傍に佇む。
生きていた頃より静かに。

けれど裡にくすぶるのは炎。

花が桜へと声をかけるのを、聞いている。
ここにいるはずの花の声が、桜がいるほうから響く]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…探してきて、貰えないか?
[頼み込んで送り出せば、暫くは戻ってこないはず。

 そのうちに着替えるは武家風の地味な羽織。
 化粧っけの無い顔に、長い髪をキリと結い上げれば、
 余程親しい物以外は、同じ顔の片割れと区別は付くまい。]

(310) 2010/08/08(Sun) 01時頃

 主さま……?

[傍ら佇む花は、主を見上げ首を傾ぐ]


[この心は何故こうも花を求めるのか。
身などなくなったというのに]

未練が一つ――。

お前の温かさを、もっとこの腕に感じたかった。

[色狂いだといわれたことを思い出し、ふ、と笑った]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 01時頃


 ……それは、ボクの?
 彼岸へたどり着いてしまったら、
 叶わない望みかもしれませんね。

[冬色の瞳が瞬いて
傍らの主を見上げる。

其の向こう
櫻に植えた種は、冬の気配帯びて
変わらず彼の傍に有りもする]


お前以外に、誰がいるというのですか。

[寄り添う花に回した腕は、やはり生前と同じほどの熱を感じることはなく]

たどり着いたら、――…たどり着けるのでしょうか。
もう、数珠も、落ちてしまった。

[床に散らばった数珠はいつの間にか片付けられていた。ゆるりと歩く。
傍らの花の手を引いて]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[先程使用人に託した書状は、そろそろ夜光の名を継ぐ若き花の元へと届くか。
 名前を伏せたそれは、イアンの件で折り入って話が、と。

 閑話休題。
 この時代、指紋や遺伝子解析などの鑑識の高度な技術は既に絶えて久しい。
 そうでなければ、皆の勘に任せて投票で処刑するものを決めるなど、そんな馬鹿げた手段をこのような重大な事件の中で取りうるはずがないのだから。]

(318) 2010/08/08(Sun) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ひとりで来るよう指定したのは、人のあまり通らぬ裏庭の納屋。]

(320) 2010/08/08(Sun) 01時頃

[熱はあるのかどうかわからない。
しなだれかかる身が
刳り貫き損ねた心の臓を胸の上から押さえる]

 この身も、この身が覚えた芸も総て
 主さまのもの。
 如何様にも、好きに愛でて良いんですよ。
 それが花の幸せ。
 ボクも……多分。

 ただ
 ……私は浄土へ行けぬ身
 数珠落ちても
 主さまは、ひとで 私は、獣

[冷たい雰囲気纏う幾らか幼い相貌に浮かぶ愁い。
手を引かれれば、少し驚きながらも後へ続く]


[多分、という言葉にも。
 この身は震えている]

――何故、浄土にいけぬというのです。
病にかかったから?
人を食らったから?

人は、生れしとき既に業を背負っている。
それを返してゆくのが生者としての使命。

ですが。

浄土に行けぬのは私も同じ身。
業を返しきれず。お前に私を食らわせようとした。

[先を行く身で言葉をこぼす]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[納屋の中は、たとえ昼であろうと薄暗い。
 灯火ひとつが目を引くように少し奥の行李の上に置かれ、己は影に身を潜めて待つ。]

(328) 2010/08/08(Sun) 01時半頃

 私の病は、受け継がれるもの
 この世のありさまを、壊す
 そのために……酷いことを山ほど。
 業を返すどころか、増やし続けて
 
 ……主さまもおなじ?

[半歩後を手引かれながら
ふわり、雲の上を歩くような心地
柔かで
それで居て物足りないと思うのは
死しても欲が出るものなのか]

 一緒に逝けるなら、どれほど良いか
 今このように、手を繋いで
 何処までも


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[奥の灯火へと進んでいく夜光。
 身を潜めたその前を通り過ぎたのを見計らい…

 ガタリと倒される古い戸板は、袋の鼠の退路を断つか。]

(335) 2010/08/08(Sun) 02時頃

お前が犯してきたことは、お前の意思がそうさせたのか。
それとも、病であるからか。

――どちらでも、良いか。

[ふわりと。
応接の間を出て廊下を歩く。今は誰にも見られることはなく。
否。

あちらにいる二人の花には見えたかも知れず]

一緒に逝かないのですか。
辿り着く場所がどこでも。
私はこの手を離すつもりはありませんよ。


[艶の混じる硬質な声。
眉尻は微か下がっている]

…―わがころもでは
つゆにぬれつつ……

[小さく呟く。
りん、と現世が啼く度に
響いて常世もりん、と泣く。囁く歌。]

…… ――――


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 02時頃


 ……私はイビセラの花
 言ってしまえば病そのもの
 今は
 人を喰らう力こそ無くとも

[同じ場所、同じ道を通る。
されど現世のひとには見えず]

 逝けるでしょうか。
 人でなくとも
 其の手が私を離さぬなら


[桜の傍らに、ざわめく気配。
冬の色は彼の内]

 ――

[櫻は
要らぬかどうか答えは無く。
ただ、現世で告げた言葉
彼に届いていなかったのかと、愁い混じる]


[駒鳥と、センターの人間がやってくれば
彼の傍にあった気配はなりを潜め息を殺した]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…わざわざここまで呼びつけてしまって、すまなかったね。

[ゆるりと物陰より姿を現す。
 同じ顔の片割れのごとき装いではあるが、その艷めいた笑みは別な姿で見覚えのあるものだろう。]

我らにも色々と事情があってね。…恨むなとも、許せとも言いません。
ただここで、我らが糧になってもらうまで。

(342) 2010/08/08(Sun) 02時頃

[届く鈴の音。
そちらを一度見て]

思うのならば、今は届かぬほうを思うと良い。

寂しいからですか。
貴方がなくのは。

その鈴の音は、貴方の涙のようです。

[見る視線は生きていた頃と同じ。色はなく。
けれども僧であったものとしての慈悲を浮かべる]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…天満月殿は、獣を探すことが出来る。
イアンはそれを手先として利用しようとしている。

そしてそれは、我らに取っては…とても都合がよろしくないもので。
[ざわり、室内の空気がざわめき、灯火が揺れる。
 一歩一歩と、彼のところへと歩み、その白い手を首元へと伸ばす。]

(347) 2010/08/08(Sun) 02時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、門下生 一平太の腰のものに目を止め、悠然とわらった。

2010/08/08(Sun) 02時頃


逝ける。
逝けぬなら、私も往かぬまで。

[足を止めて、空を見上げた。
欠けた満月]

ロビン、お前は私の花です。
こちらに来た以上、それはずっと。

お前が厭というまで。

[月の下、花の身に触れて、心の臓が時を止めたのと同じように、かき抱く]


 ――…ボクの為に、染めた髪

[小さく呟く声、僅か。
これは聞こえぬ方が良い
きっと、彼にとっては]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

"それ"が、そこにあるはずはない。
"それ"をお前に貸してくれるものなど、居るはずもない。

何故なら、"それ"の持ち主は、去年の夏の祭りの夜に…

[握ろうとした白鞘巻は、霞のごとく夢のように消える。]

ここで、みなの糧に饗されましたから。

(352) 2010/08/08(Sun) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[振られた刀は、避けもせぬ。
 なぜならもとより最初から、刀はそこには無かったのだから。
 
 祭の夜の夢の名残が、己が散ったことを受け入れられなかっただけ。]

(354) 2010/08/08(Sun) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

恨むならお恨みなさい。
憎むなら呪い殺すほど憎んでかまわぬ。

…先の夜光から、聞いているでしょう。
あの男は、己が為ならどんなことでもする、と。

[がしりとその手は夜光の肩へ。
 凄惨にして獰猛な、獣の笑みが灯火に映える。]

(358) 2010/08/08(Sun) 02時半頃

[鈴の音に、主が声かけるを花は傍で控えている。
主が話すに口を挟むのは――
そう雛鳥に告げたのは、未だ昨夜の事。
足を止めた彼を見ている]

 ボクも……法泉さまの花
 ずっと
 切り捨てられる事は、無い?

[不意に視界が覆われて、腕に擁かれたのだと知る。
頬を胸に摺り寄せて、鍵爪の無い手が背に回る]

 厭などと、誰が謂うでしょう
 私は主さまの花
 人食でも良いと、選んでくださったのは主さま
 
 お傍に置いてください。
 共になら、奈落に堕ちても構わない


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

そなたも逝くが良い。
…共に学んだ友の元へ。

[白い頬へ、鮮やかな返り血が飛んだ。]

(360) 2010/08/08(Sun) 02時半頃

何故切り捨てると?
お前が私の花だという以上は――。

私の花はお前だけだ。

[摺り寄せられる頬。
頬に触れて、その眸は此方を向くのだと、向けさせて]

堕ちるまえにも。
もう一度歌を聴かせておくれ。
お前のその顔で。
私の為に、啼いてほしい。

[笑みを見せて、唇に触れる。
触れる感触は、生きていた頃と同じもの]


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