3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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−飼育小屋− [異形 屍 黒い 闇。 視線を背ける。肩で小さく鸚鵡が鳴いた。]
…… ?
[>>1056ふわり 。伝説の樹の方角から。 あか い光がゆっくりと近付いて来る。]
ッ あ。
[近付けば誰かは直ぐにわかる。 左眼の眼帯は黒く、闇に飲まれてるようにも 見えて。 一瞬息を呑んだ。が、見間違いと解って、息を吐き出す。]
なんだ、ドナルド君 か。 …… あの樹に 何か?
(1069) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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[今は、違う。
そのことには、なくしたまま気づかない]
別に構いませんけどね。
……中庭が気になるなら、行って来たらどうですか。 アトラナート先生が、ヘクターを追って行ったようですので。 その間に、日誌は見ておきましょう。
[中庭を気にするバーナバスへと声をかけた]
(1070) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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>>@85
――そうなの?
でも、手紙と新聞記事、残してあったのよ。 あなたのこと、気になさってたのね。 だから、わすれないために。
[ヘクターの声、には]
…いるわよ?彼女のことも、もう、見えないの? あなたの目は。
――ちゃんとその手紙、読んでおくわね。
(1071) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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どうぞ、どうぞ。
[本当はピッパに向かって芝居がかった執事のようにそちらを示して礼でもして見せたかったが、あまりぴしりとならなかった]
(1072) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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生徒会執行部 ラルフは、理事長の孫 グロリアに話の続きを促した。
2010/03/03(Wed) 00時半頃
生徒会執行部 ラルフは、演劇部 オスカーに話の続きを促した。
2010/03/03(Wed) 00時半頃
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―美術室前―
[ピッパにつられて向いた先には]
わ、何時の間にやら一端のギャラリーが出来上がってる。
[並べられた絵が誰のものかは言わずとも知れ。 個性の表現されたモノクロの写真に、 直ぐ近くの友人のカメラを見遣り]
ジェレミー画伯とカメラマンメアリーの合作会場か。 読書週間のポスターより断然人引きはできそうだ。
[その中の、目立つ所に張られた絵は]
あ、あれって屋上で描いてた奴か。 はっやいねえ。 ……それに、あれを見ててもこういう絵は描けるんだね。
[眩しそうに明るく照らし出された学校の姿を見た]
(1073) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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>>@86 今の俺には見えないんだよ。 分かるのは冷たい冷気とお前の声、そして心だけ。
[声の方に視線を寄せるがずれている]
(1074) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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壁に飾られた沢山のスケッチ 人物だったり 風景画だったり 素描だったり 色付けされた絵だったり…
ゆっくりと 見あげながら うっとりと
白黒の絵でも光を感じて
(1075) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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化学教師 スティーブンは、長老の孫 マーゴを無事だろうかと思う(01)
2010/03/03(Wed) 00時半頃
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>>1070
[スティーブンの言葉を受けて、]
ああ、ヘクターが一緒ですかい。 なら、大丈夫かな。
いや、俺はケイトが苦手でしてね。
[用務室にそのまま向かう。]
どーもケイトの奴ァ、俺のこといじめるんでさぁ。
[事実だった。]
(1076) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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…ぁ……あぁぁぁぁぁっ!!! [受け入れたことなど無い身体。 引き裂かれそうな痛みと、ぞくりと背を駆け上がる感覚に仰け反って声をあげる。]
…やっ!あぁ!…あぁあぁぁっ!!! [ぎゅうと両眼を瞑り、ラルフの身体へしがみつく。 爪の先が背中を傷つけてしまったかもしれない。 ふるふると手負いの獣のように震えて、喘ぐように吸う荒い息。]
(1077) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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―→用務員室へ―
……、――
[視線を、下駄箱からみえる外へ向ける。 中庭に人影があるのだけが確認できる。 此処からは、あの樹は見えない。]
……、… ケイト か
[――闇に飲まれる前 見つけてやるという言葉に頷いたのは きっとただの少女だったのに]
(1078) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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ちょっとした展覧会になってる、から 見ちゃえ見ちゃ、え!
[こちらに視線を向けたピッパ>>1065に頷き 彼女が一枚一枚を丹念に見ている様子を眺める。]
合作するって決めてたなら 最初から大判の写、真持って来てたのに 勿体無……い勿体無い。
[卒業前の記念制作というには少し急ごしらえではあったが 並ぶ作品は遠くから見てもよく目立つ。]
(1079) 2010/03/03(Wed) 00時半頃
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― 飼育小屋 ―
いや、伝説の木つーから。 なんか手がかりがあるかと思ってな。
[眼帯は伝説の木に向かう前に適当な場所で洗って、此処にくる間につけた。ただ、まだ半乾きで着け心地が悪い。 なんとなく、乾くまでもうちょっと待とうと、再度はがした。]
フィリップは、なんで此処にって愚問か。
[フィリップの肩の鸚鵡と眼が合う。]
つーか、大丈夫か? 片目って、距離感変わるだろ。
[経験則から問う。 なんでもないように。ただ片眼を負傷した級友を心配するといった風な、それ以上の感情は出さぬように。]
(1080) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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そのヘクターは、割と満身創痍なのですが。 そしてケイトは、ヘクターを気に入ってたかとも思うのですが。
……アトラナート先生が、大事ではないのですか。
[バーナバスへと問うた]
(1081) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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気になった理由なんて、…
自分の誕生日に 卒業式の前に
… いなくなった子だから きっとそんな理由だよ、…。
[ だって校長せんせ だもの よく、わからない けど ]
[ 手紙、 その存在も しらない から ]
(@87) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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─PCルーム─
[>>1063考えている事は、さすがに読めない、けれど。 あまりにこの痛みが続くようなら、心配させないためにも話すようか、なんて、思いながら]
そう、だな。 ビー玉によって、色々と違うのかも。
[あの時自分は何をしてたっけ、と。 ふと、逸れた思考。 先のジェレミーとのやり取りもあり、戻る、という意思は、強くなっている、けれど]
一緒……かぁ。 うん。一緒に、戻んなきゃ、な。
[増えたキーワード。 『約束』と『一緒』。 それを刻み込みつつ、ふと。顔の赤味に気づいて、どしたの? などと問いかける辺りは。 さすがは天性の鈍感。といえるかも知れない]
(1082) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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―美術室前―
[>>1051で漏れ聞いた名前を思い出し]
あいつも、本当はこんな所に居たかっただろうにね。
[舌を出して笑う頭を軽く小突いた。 そのままうりうりと強めに撫でようと手を動かして]
謹んで辞退するさ。
[>>1059並べたら、には残念そうに]
冗談、あんなみっともないのを、 こんな素敵な場所に乗っける訳には行かないさ。 下書きの段階で終わってるから、ちゃんと帰って仕上げないとね。
[実は自分の荷物もここにあるが、 荒れた際に何処かへ埋もれたか見当たらず]
(1083) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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用務員 バーナバスは、化学教師 スティーブンに首をかしげた。
2010/03/03(Wed) 01時頃
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―用務員室―
[――いま、作られている 大きな大きな作品のこと。
メアリーに撮られていた、写真のこと (確か勝手に撮るなと睨んだ気がする)
今は、知る由もなく。
此処に来て。 異形の世界で。 今更。今更。――いまさら。
わすれられたひづけを追いかけて、 日誌を一冊手に取った。 古びた表紙は、黄ばんでいる。]
(1084) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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風紀委員 ディーンは、闇に染まる。こわれてしまう。[14]
2010/03/03(Wed) 01時頃
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>>1081
はぁ、そりゃ先生のことは大事ですがね。 ヘクターも。
でも、それだけのこと知ってて、なんでアンタはここにいるんです?
[スティーブンを不思議そうに見た。]
(1085) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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やっぱり… 温かくて 優しい
目を細めて 眩しそうにみつめている
(1086) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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[生徒が大事とか言ってた教師ではなかっただろうかと……。]
(1087) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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−飼育小屋−
……ああ そう 呼ばれて、いたっけ。
[ちらりと、樹の方に視線だけを向けて。 眼帯をはがす、その下には綺麗な、いろ。
左手を強く 押えた。]
足が、勝手に?
[くすり、と笑う。 ドナルドが鸚鵡に視線を向ければ、鸚鵡は、まっすぐにドナルドを見た。 その瞳は 橙色 そこに 真っ黒な 瞳孔。 無機質にも見える、瞳。]
『ドナルド、カタメアオイ』
[鸚鵡が少し高い声で、紡ぐ。]
(1088) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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…… えっ ああ。 でも、大分慣れてきた、視界が狭いのは 動きにくいけど。
[問われた事に驚いてから。何でもないような態度に 表情を緩めた。]
(1089) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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―― 美術室前 ――
[ミッシェルやピッパがそちらの方に移動する。 美術室の扉に寄りかかるようにして、それを眺めた]
まあ一応4年間眺めたから、あそこからだけなら何とか。 ダブるのにも、良い点はあるってことで。
[ミッシェルの、屋上からの絵への評価にはそう返して]
っていうか、自分でやっておいて何だが、照れるな。 メアリーもそう思わない?
………ごめん、ありがとう。
[ちょっと口元を手で覆って、赤くなりそうな頬を押さえた]
ケイトにも、そんな風に通じればいいんだけど。 綺麗なものに、目を向け、て………
(1090) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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[急に、周囲の体感気温が下がった気がした。 言葉が不自然に途切れる。 周囲の喧騒が、声が、少しずつ小さくなっていって……]
(1091) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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>>@87
そうね、理由はわからないけれど。 ……でも、案じた想いは残ってた。
探すわ、もっと。 あなたに繋がるもの。
あなたの欠片。
[やみに沈む眼差しをおとして]
その子はあなたのこと見えないけど。 声はまだ届くから。
なにか思い出したら、ヘクター君に教えるといいわ。
(1092) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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…… 私の体は、もう役に立たない。 私より、貴方の方が、いいでしょう。 貴方は、アトラナート先生のことを思っていたのではなかったですか。
それに、私の中にはそこでついた猫が入ってますから。 同じように猫の憑いたアトラナート先生と、どうにかなってしまうかもしれませんよ?
[軽い調子で付け足した]
(1093) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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−PCルーム−
うん、一緒に戻ろう。
…とりあえず、もうここにいても仕方がないから、 …南棟に戻らない?鞄を探したいの。 多分、職員室前の廊下に放りっぱなしだから。
ねっ、行こ。 [そう言って、左手をオスカーに差し出す。 右手でビー玉を握りしめて。]
(1094) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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……くっ……!
[ディーンの爪の先が背に傷をつける瞬間に小さく呻く。 そしてディーンへ深いキスや、 胸の傷などに触れて落ち着かせようとする。
それまで、熱い中心を先に進ませようとせず。
落ち着いたら、少しずつ慣らすように奥へと挿れていく。]
(1095) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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長老の孫 マーゴは、演劇部 オスカーの無遠慮な質問には、「なんでもない。」と誤魔化してしまうだろう。
2010/03/03(Wed) 01時頃
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―用務員室ー
[後に誰も続かないのを訝しげには思いながら、 自分が生まれるよりずっとまえの記録を 捲って、読んでいく。 拾っていく。
――気をつけねば、指先が 剃刀のように紙を裂いてしまう。 日誌を一度取り落とした。]
……、…弾けなくなるかもしれないな
[なんでもないことのように呟こうとした ――それは。なんだか。 ひどく。厭なことのように――思えて。]
(1096) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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[急激な空気の変化に、戸惑ったように目を上げた]
[ふらり]
[肩が揺れる]
(1097) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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