3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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理事長の孫 グロリアは、瞳を伏せれば、静かな闇を感じていた (10)
2010/03/05(Fri) 04時半頃
[己を苛んでいた闇は優しく包む
暗く冷たく
記憶も感情も吹き飛びここにあるのは空ろ]
何も思い出せない。
寒い。
寂しい。
[耳の痛みは何かを思い出させるが
分からない]
何をなくした。
名前、ビー玉、そして何。
探そう、探そう。
[闇がヘクターを動かす]
[闇に届く声。それは己より先に闇に飲み込まれたものの言葉]
……ヘクター…。
[忘れたはずの名前を呼んだ]
何を、探すのですか?
何かお忘れ物を?
どこに?
|
−花壇前−
ああ…、なんだか体が重い…。
[ストンとその場に腰を落とす。両足は前に投げ出すようにして。
髪の長さは、今はもう腰に届くくらい。]
オスカー君は、それぞれの体の変化には意味があるって言ってたけど…。 [きっと多分単純な理由。]
(42) 2010/03/05(Fri) 07時頃
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[長ければ長い程、優しく髪をすいてくれる。 優しく髪を撫でてくれる。]
(43) 2010/03/05(Fri) 07時半頃
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[私は知らない。 知らない、ことだけを知ってる。 知らないままでいい。
誰かの素顔、誰かの孤独、誰かの本当。
私には何もない。
武器も持たずに非力なまま。 でも、それでいいの。]
(44) 2010/03/05(Fri) 07時半頃
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何を忘れた?
探す?
俺は何もない。
[ヘクターを闇が飲み込む]
寒い、暗い、寂しい。
温めて?
[闇の中]
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[傷つけてはいけない。] [困らせてはいけない。] [喜ばせたい。] [いいつけはちゃんと守らなきゃ。] [自分を護るのは後でいい。]
[でも、そんな私を庇ってくれる人がいて…。]
(45) 2010/03/05(Fri) 07時半頃
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[自分一人じゃどうしていいか、わからない。]
[でも、今は護りたいものがある。] [とてもあたたかい。] [護りたい想い、約束…。]
[あなたがいて良かった。会えて良かった。]
(46) 2010/03/05(Fri) 07時半頃
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長老の孫 マーゴは、ああ…、でも、頭が重い。そう呟いて、目を*閉じた*
2010/03/05(Fri) 07時半頃
用務員 バーナバスは、なぜか、ぼんやりしていた。(01)
2010/03/05(Fri) 08時頃
―― 闇の中 ――
[闇が魂を蝕む。
死の間際、字義通り死ぬほど痛んだ耳から闇はするりと入り込んでくる]
[闇の中、どこだか分からない場所でぼんやり立ち尽くし、それを諦めたように享受していた]
……………お前は馬鹿だ
[ケイトに向けた言葉。
暖かくはない、けれど優しい手が肩に触れたのは、きっとそのまま闇に身を任せようとしていたとき]
[触れた場所から彼女の想いが伝わってきて、自分の想いも彼女に伝わったことを知る]
|
―屋上―
[もう、涙も出てこなかった。 もしかしたら流れているかもしれないが、 その感覚が分からない。]
…………寒い。
[蹲って肩を抱くその両の腕の温度は同じ。 腕だけでなく、全身が冷え切って。 気を抜けばこのまま此処で動けなくなってしまいそう]
(47) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
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【RP】
鐘が鳴る。
鐘が鳴る。
君がそこで一人きりでいると、ふと、キーンコーンカーンコーン と鐘が鳴った。
君は一瞬期待する。もしかすれば、終わりなのかと。
鐘は終わりに鳴るもの……でも、同時に…。
鐘ははじまりになるもの。
(#1) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
ああ、おかしい、急にとても柔らかな日差しが差し込んできた。
小鳥の鳴き声もする。
空を見ると、薄い空色……ああ、この色は……。
いつもビー玉坂を上って来るときに学校の向こうに見る色だ…。
そして、君は聴くだろう。
無邪気なおはよう、足音、靴箱で上靴を履きかえるたくさんの生徒を……。
まるで、元の世界に戻ったかのように……。
だけど、彼らの制服の袖には、
一本の白いラインが入っている。
(#2) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
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[届いたメールはが伝えるのは、 居なくなった人に聞いた言葉を補強するもので。 まだ起き上がることは出来ず、地に伏して返事を返す。]
「to:キャロライナ title:了解と連絡
アトラナート先生と、ドナルドが大丈夫なんだね。 分かった、教えてくれてありがとう。 直接本人に尋ねても答えてくれるかな。
それから色々話すのが遅くなっちゃったけど、 ラルフは、もう居ないんだ。」
[神経が途切れてしまったかと思うほど指は言う事を聞かず、 送信のボタンを押し込むのもかなりの力を要した]
(48) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
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◆幻想世界〜ケイト
いきなり世界は正常に戻りました。
異形のものもありませんし、もう普通の校舎、普通の朝です。
ですが、現代ではありません。ケイトの時代になっています。
ここで、あなた方は今の記憶をもったまま、まるで当時の生徒、当時の先生のような立場にたっています。普通に友達が貴方に話しかけ、普通に貴方に授業に行くように言い、普通に貴方に仕事がくるでしょう。そう彼らにはあなた方の服装も普通に見えるし、身体の異形も見えてはいないのです。(ただし、キャラクター同士には見えています。そのままです)
そして、ケイトも登校してきます。
ケイトはまるで事件のことなど知りません。
〜〜〜〜〜〜〜。
(#3) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
※校舎は現代の仕様ではありません。以下のようになっています。
ただ、最初あなた方はそれを知らずに校舎をめぐるでしょう。
http://pds.exblog.jp...
http://pds.exblog.jp...
各自の位置を伝えます。
ミッシェル:屋上
オスカー:伝説の木
マーゴ:中庭
キャロライナ:学食
ドナルド:文化部棟
フィリップ:畑
セシル:保健室
グロリア:3−B
バーナバス:用務室
※過去幻想空間に限り、NPC使用は何人でも許可します。戸惑いながら、まずは過去学校生活を堪能していってください。
(#4) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
そして、ケイトが登校してくる。**
(#5) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
おはようございます。ケイト・グリフィスさん
(#6) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
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[今日はお花を持って登校。 スイートピーが綺麗だったからいつもお世話になってる 校長先生の机の上に飾ってあげるために買ってきた。
ビー玉坂をこうしてのぼるのも、]
はぁ…もう少しなんだよね。 卒業かー。
[ぽつりと呟いて、やがて歩けば校門が見える。 そこに立っているのは―――]
おはようございますっ。チャールズ「せんせ」。
(@12) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
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[ぺこりと頭を下げて挨拶をした。 普段の授業や、大学受験の時にとっても御世話になった。
あたしの 憧れの 「 せんせ 」 。]
今日もいい天気ですね。
[頭を上げて、笑顔を向けてからそのまま校舎へと小走り。 手に持ったスイートピーが揺れていい匂いがした。 花を持つ制服の袖には白いラインが一本入っている。]
(@13) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
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【業務連絡・用具室情報】
※実は用具室は、北棟東階段の踊り場から入れるようになっています。中二階の部屋です。
上が中体育館で、卓球部が常に使用する場所ですが、
【一般生徒が中に入ったことはほとんどありませんし、その存在も知らない生徒が多数です。】
なので、用具室の場所は早々わからないでしょう。よろしくお願いします。
(#7) 2010/03/05(Fri) 08時半頃
【業務連絡】
※学校内から出ることはできません。
※他にもご質問があれば掲示板へ、村たてかケイトが応えます!!
じゃ、ちょっと病院連れてってくるね!
(#8) 2010/03/05(Fri) 09時頃
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― 用務室 ―
あれ?いつのまにか、みんないないか。
[そして、グロリアも一度自分の手を取ると、 そのまま、行ってしまう。]
[そのあと、自分の毛深い手をしばらくぼんやり見てた。**]
(49) 2010/03/05(Fri) 09時頃
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―屋上―
急が、ないと、もう時間が……
[力の入らない腕で床を押して、 膝を起こしてゆっくりと伸ばす。 何度か滑って打ち付けられ、やっと立ち上がると]
……用務員室に、え? これ、チャイム、だよね。
[懐かしい音が聞こえてきた。 仰いだ空は明るい色で]
終わった、の?
[日差しも暖かなはずなのにどうしてまだ寒いのだろう。]
(50) 2010/03/05(Fri) 09時頃
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―保健室― [かつん。
硬質の音が、した。 揺れて彷徨う薄紫の双眸が、 良く似た色の滅茶苦茶にひび割れたビー玉を映したのと
――――鐘がなるのは、同時。]
……チャイム…?何で、
[わすれられた、 とおいとおいひづけが 光射す校舎に訪れて 彼方の喧騒が近づいてくる。 ――おはよう。 ――おはよう。 誰かの声が、]
(51) 2010/03/05(Fri) 09時頃
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―屋上→3−A前―
[階段を下り、 廊下や教室で目にするのは嫌悪感を催す異形ではなく]
『先輩、おはようございます』
[笑顔で挨拶をしてくる一年生だったり]
『おはようー、 夜更かしでもしたの?なんか顔色悪いよ』
[保健室を進めてくる見知らぬ同学年]
あ、んっと、まあちょっと風邪気味、で。
[当たり前のように話しかけられて反射的にそう返すが、 自分とは制服も違う相手に覚えはなく。]
(52) 2010/03/05(Fri) 09時頃
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― 校長室 ―
[校長室の扉をノックする時は、いつも緊張感が走ってしまうけれどこうするのも、後少しだけなんだ、と思うと寂しいもので]
失礼しまーす。
校長せんせ。 おはようございます。
[声が返れば礼をしてから室内に入えい、一厘のスイートピーを見せた。]
せんせ、お誕生日おめでとうございます。 これ、あたしからです。
(@14) 2010/03/05(Fri) 09時頃
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文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/05(Fri) 09時頃
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―保健室― ……、…
[陽射しが、シーツのずれ落ちて覗いた肩を 白く浮き上がらせる。 窓の外を見やる。
明るい。 生徒が、登校してくる]
……どうなっ、て……
[声が少し掠れている。 喉に手をやれば触れた皮膚が薄く裂けた。]
…――――
[眉を寄せ、血のついた紫水晶の指先を見る。 終わってなど、いない。 なら、ここは]
(53) 2010/03/05(Fri) 09時頃
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……ここは、…何処《いつ》なんだ…?
[―――遠くないところで、 聞き覚えのある少女の声を聞いた気がした。]
(54) 2010/03/05(Fri) 09時頃
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―3−A前―
……あれ、なんか教室が
[A組、B組、その次は……]
ねえ、なんでC組の教室がなくなってるの?
[立ち並ぶ部屋に少しの違和感]
『C組ぃ?何何、校舎改築でもすんの? ……え、B組の隣? よーく見てよ、あれの何所にCなんて書いてあるの。』
[実習室と書かれた札は、昨日今日つけられた様子も見えず]
『春だからって寝ぼけすぎ、 そんなんじゃ卒業式寝坊しても知らないよ』
[ころころと笑う誰かに、帰って来てなどいないと思い知る**]
(55) 2010/03/05(Fri) 09時頃
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