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![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク (37) 2015/06/28(Sun) 02時頃 |
名乗るのが嫌いなんてーな、
なんだ。あんた自分が嫌いだったりするの。
…………よくわかんねーやつ。
[
もうコレ以上聞くのはやめとこうと決めた。
コーヒーが好きそうなのは見ていて十分わかったから
そっちの話のがいいんだろう。]
(笑われたから)あんまし好きじゃない。
……だからいらない。
[薦められてもいないのに、先に断るのは
「これは美味いぞ、飲んでみるか?」なんて
万一にも言われちゃ困るから。(だって絶対苦い)
死んだ後の一杯が、こいつに取って良いものであることに
死のウェルカムドリンクの趣味の悪さを噛みしめた。
(……ほんと、いい趣味してるわあのクソガキ)]
[相変わらず宇宙語を話す卵
椅子を前後にカッタンカッタン。
音を刻みながら、 ”あいつら”になんにも起こらず
荒仕事が終わってりゃあいいと
殴り込みに連れてった部下と同僚達の姿を想う。
ほう、と目が遠くなり
目の前にあるよーな気すらする背中。
それを苦笑ひとつでかき消して
保ったはずの僕のこころのバランスは、体ごと
またもクソ猫によって崩された
女王の姿
本当に尻尾を引っこ抜いてやるところだ。]
バカバカしい…、馬鹿が一番つえーんだよねぇ。
ピンクのバズーカ見えた時にゃぁ
こいつはやべえと思ったね。 主に趣味が。
[不本意そうな顔で自分を見下ろすちび
苦笑を混ぜた同意を返して、
「あいつの国のアリス」へヤバさをアピール。
キチガイ、とちびが言い放つのには
「ちげえねえ」と追い打ちを重ねて 立ち上がる
そろそろ腹ァ括って「俺の命綱」がどーしてんのか
見に行くべきかと思った矢先、
猫が口にしたあいつの名前
ぇ、ジャスミン姫たら 右腕もげてんの。
[そいつは確かにバケモンだ、という驚愕と
いやーな冷や汗と焦燥が混じって 声が変に上擦った。]
…………ラルフ、あんたはさぁ
舞台に行って、なにするんだ?
[むくれ顔で椅子でまるまる猫
湧いた疑問を問うてみる。]
あんたの大っ嫌いなアルヤスの手を取って
地獄に引っ張ってくるつもりかい?
[それはご遠慮願いたいんだけどねぇ、というのは
僕の都合だから黙っておくけれど。
椅子から尻尾がハミ出ていない事に舌打ちをした事も
はみ出てたら腰のアレを振り下ろしてやろうと思った事も
黙っておいて、
僕はポケットから取り出した≪マヨ≫入りのハムサンドを
丁寧に ひらいてから 猫の頭にそっと乗せようとした。**]
アリス、よい観劇を。 [耳を揺らして お辞儀をぺこり。]
メモを貼った。
[赤の女王の言葉にこくりと頷く。
李が引き倒されたときにくすくす笑っていたり
助け起こさないあたり、彼も中々良い性格をしている模様。
敵陣営とはいえ、最早争う理由もないため、
「とらわれたままなのか」という溜息には、
苦い笑みを返した。]
[ヘクターに問えば、
仲間割れはするつもりはなかったとの事]
へ、無差別≪ダレカレカマワズ≫に救えりゃよかったんかね。
リーガルも災難≪フッテワイタワザワイ≫だったっすね、そりゃ。
あー、邪悪≪コレ=ヤ・バイヤツ≫はわかるかも。
ちゅーか。髪色と目の色実際に変わったしなー。
まー。
あんたに剣をぶん投げられた≪メッチャ=フイウチ≫ときも
わりと邪悪≪コレ=ヤ・バイヤツ≫って感じたけどさ。
[そろそろリーガル語を覚えてきたのか、
そんな言葉を返しながら、珈琲を飲んで談笑する。]
[アリスが観客席にいくのを、いってらっさー、と
手をふり見送って、
ハートの女王に関しては話半分に聞いている。
何せ、会ったことがない。
白兎元気かなぁ、とぼんやり思った。]
抉ったァー。血ーだばだば出てたァー。
でも爪や翼とか生えてたから
殺して死ぬのかわかんにゃー。
[変に上ずった声を出した李になげやりに応える。
ラルフ、と呼ばれたので
ぴくりと耳だけあげてそちらを向かせた。
膝を抱えてむくれたまんま。]
何するって……。
[「あんたの大っ嫌いなアルヤスの手を取って
地獄に引っ張ってくるつもりかい?」
そんな問いを向けられて、唇を尖らせた。]
……ンなことができるならやりたいっすねえ。
それこそ、あいつの死ぬ様でも間近で見て
ほくそ笑むくらいしかできねーっすけど。
怨みはふけーっす。呪ってやるーっす。
[こっちに寄って、何かしようとする李の姿など見ずに
足元を見つめて思案に耽っていたところ、
ふさりと何かが頭に乗った。
ぺこ、と軽く頭を下げると、
落ちて来たのはなんとハムサンド。
そっとキャッチしてから「何しやがるバカ兎」と呟いて
ふるふると頭を振ってパンくずを落としてから、
ぺしぺしとパンの裏っちょを叩いて、
やけになって≪マヨ≫入りのハムサンドを畳み、
もぐもぐと食べてやった。
スラム育ちをなめてはいけない。]
[ ごくん、と喉仏を上下させ、
唇を行儀悪く指先で拭ってから と、と立ち上がる。]
――さっきからあんたさ、アリスっつか、
アルヤスの事について、反応しすぎじゃね?
何? 何かあるの?
まさか好きとかじゃねーだろ?
[Frocio(ゲイ)?、
とさっき言った言葉を小さく繰り返して、
じい、とうさぎちゃんの黒い眼を赤い瞳が覗き込む。**]
キチガイの女王≪ハートクイーン≫か。
本当、この夢≪ドリーム≫には訳の分からんのが
多過ぎないか…?
[自身のことは置いておき、そう言葉≪ツブヤキ≫を
漏らしたのは
聞こえたからに過ぎない。
…そう言えばそのキチガイ≪ハートクイーン≫のことは
よく知らないな、と。どんな人か聞いて見たかったが
カルヴィンが言いたくなさそうにしていたのを見れば
それ以上のことをヘクターが聞くことはなかった。]
…おい、大丈夫か。
[
ヘクターは露骨に嫌な顔をしただろう。
それは彼が卵≪ハンプティダンプティ≫だからかもしれない。]
たく、心臓に悪い。
乙だって忘れんぞ。
想像出来んだろうが割れる≪ガッシャーン≫の
強烈に痛いのだぞ…?
[
返すのはこれまた彼と同様の卑屈<<オマエノセイダ>>。
この話は辞めようと言いたげにコーヒーの味を
嗜みだせば後ほど続いて言われる
気分を害する事にはなるのだが。]
試作品<<ショクヒンコーナー・ノ・タベホウダイ>>でも使わないと
乙が死ぬと思ったからな…。
もっと早く展開しても良かったのだが
攻撃形状<<ソゲキモード>>にするまで時間を要した。
其方が乙の身体をグルグル巻き<<スマキ>>にせんで
良かったと心の奥底で思うな。
[半分程コーヒーを飲んで、ふと顔を顰める。
もしかすると…だなんて考えて『意識して話す』。]
![]() | 【人】 トレーサー キルロイおはようアリス。 (38) 2015/06/28(Sun) 09時頃 |
![]() | 【人】 トレーサー キルロイ大した役に立たない知れないが、擦り傷程度の軽傷には効くらしい。 (39) 2015/06/28(Sun) 09時頃 |
![]() | 【人】 トレーサー キルロイ自分のしたいこと、自分の命。 (40) 2015/06/28(Sun) 09時頃 |
八つの首…ついたケチャラーの化身……だ。
その…蛇、は、間違って…ない、
ああっ!!喋りにくい<<ナニコレ>>っ!!
貴殿と戦っている時に塩乃双翼竜<<シャイニング・ドラゴン>>に
なっても良かったのだぞ!?
乙の精神<<SAN>>が壊れるがな!!
[所謂方言<<リカイフノウ>>なのだろう…だが、
狂った宴<<ナイトメア・ドリーム>>の計らいなのか
ヘクターは他の者と同様の話し方がまず難しかった。
だが、聞こえた
何処かパァアっと明るい表情に。]
あのアリス≪ガラスガール≫、目と髪の色変わったのか…
此方も英雄≪ハカタノ=シオ≫に乗っ取られると色変わるが。
[色が変わる≪チェンジアップ≫というよりは
調味料≪アジツケ≫まみれになる、が、正しい。]
て、手遅れ…検査<<ケンコウシンダン>>では引っかかった
事はないのだが…?
[
しれない。どのような設定<<キマリ>>なのか不明だけど。
いずれにせよ、倒れる<<バタンキュー>はお断りなので
そこは一応配慮する必要<<ケンコー・ダイイチ>>がありそうだ。
…配慮の方法<<ドレクライ>>が分からないけど。
蜘蛛男≪スパイダーマン≫に
そして暫くはもう一杯のコーヒーをお代わりを用意して
ふと思い出すのはカード<<クバラレタヤツ≫。]
…勝利条件、か?
[詳しくは覚えてなかったが。
でも、見たことあるハムサンド<<マヨイリ>>を見て
若干どうでも良くなって自分と何か食べたいなと。]
迷子≪アリス≫の事好きって言うなら詳しい話聞くが。
[酷く真顔で
怒られたかもしれない。
思ったら何でも出るのか机の上にハムサンド<<マヨイリ>>が
あったのでヘクターはそれを手に取って追加で
黄色≪マスタード≫を足していたが。]
…あ。レタス出し忘れた。
メモを貼った。
メモを貼った。
[”あいつの死に際でほくそ笑みたい”
わっかんねぇなぁ、と思いながら背中にまわる。
会ったばかりの相手へ そうまでも憎いと思える理由は
あいにく僕には想像ができなかった。
双剣の男が血を吐いて倒れようと、なんにも嬉しくない。
遺して行きたくねーから地獄へ連れていく気持ちなら
嫌っつうほどわかるんだけどねぃ。]
ぇえええ、食うの!?
[予想GUYの対処
顔にマヨでもついちまえー、程度に考えて
しょーもないもんを頭に乗せといてなんなんだが
まさか喰うとは思わねーだろ!ふつー!
猫の雑食ぶりに暫しふるふると。
へああ……と溜息遺して、耳を噛まれた仕返しは諦めた。]
[紫色の艶やかなベストと、赤い炯眼
目の前をずいっと支配して
隠し事がどヘタっくそな僕を壁際に追い詰める。
卵にまで勘付かれてんのにゃーさすがに閉口したが
別段教えてやる義理もねーし 意味もねえ。
疑問符付きでまた問われた知らねー言葉を払うよーに
猫の眉間に思いっきしデコピンをかまして]
好きなワケあるかボケ。(嫌いでもねーけどさ)
卵も!そんな真顔でこえーこと言わねえでくだせぇ。
[自分用のハムサンドを出してる卵
ったく2人してなんなんだ!
俺がそーですよ、つったら何がどーなるってーの。
[そんな”餌”をひとつおとして
『舞台上』と書かれた案内板と 伸びる小路をじっと見る。]
俺の幕はまだ終わっていねぇ、 か。
[糞餓鬼
死する悪夢で遊んでおきながら、妙な希望をちらつかせる。
絶望だけなら、それに抗う事もできようが。
いつだって人の心を殺すのは、
中途半端に与えられた希望が目の前から消えた時だ。
( こんな時に彼女の顔を思い出すなんて、なあ。 )]
クラリッサの恨みでも篭ってんのかね。
[自分勝手な独占欲で、命ごと奪ったひとの名を
音にしたのはいつぶりだろうか。
猫や卵がその名に反応しようとも「何でもねーよ」で押し通して、僕は 重い 重い 両腕を真上に上げる。]
んあーーーーー!! ちくしょー!
[とっておきのでっかい伸びと共に、糞餓鬼に向かって叫ぶ。
卵と、猫と。その他にも話を聞いているよーな奴らが居れば
そいつらにも。
僕は耳と人差し指をぴんと立て、小首を傾げてこー言う。]
お生憎、俺の「劇」はまだ終わってねーみてーなんで
悪いが、俺は俺の終着点を見届けにゃぁなりやせん。
それが、どんなもんでも どんな姿でも
目を逸らすのは ……儀礼が足りねえ。
[ さく、 さく、 さく、 緑の絨毯を踏んで
『舞台上』の矢印の前、くるりと猫へと向き直り]
アリスの死に顔見てほくそ笑むんだろ?
得意の木の上から 見てりゃぁいい。
[漸くついた”踏ん切り”に 誘うように視線を流した。**]
メモを貼った。
![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク[朧気に浮かんだのは、 (42) 2015/06/28(Sun) 16時半頃 |
![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク[そん事への礼が口を付くより先に、 (44) 2015/06/28(Sun) 16時半頃 |
![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク[逸れかけた視線が双つの眼に (45) 2015/06/28(Sun) 16時半頃 |
![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク ―― ‟まるで”、俺が (46) 2015/06/28(Sun) 16時半頃 |
![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク[痛みすらも吹き飛ばすみてえに、 (47) 2015/06/28(Sun) 16時半頃 |
![]() | 【人】 さすらい人 ヤニク[ 影を追いながら、 (48) 2015/06/28(Sun) 17時頃 |
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