17 吸血鬼の城
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─廊下─
……。マーゴットさま。貴女にも。
[祈りの声に、小さく膝を折って礼を返します。 痛々しいほどに儚げな白い顔に、毒の痕跡はありません。
けれども、尚もその唇と爪の先に散った鮮やかなまでの薄紫色が、奇妙に目を引くのです。
──平穏を祈る言葉は、胸の中にもうひとつ。 祈りを呟くように、胸元のペンを握り締めたのです。 今は何処にあるかも分からぬ、翡翠の君に。]
(82) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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[ぷつ、と衣服を留める釦を外し 詩人の首にかかる懐中時計をつまはじく]
……時を止めた主と共に 朽ちるが良い
[己の牙で指先を食む。 鮮血がぽたりと銀に落ちると 其処からじわじわと錆色が広がっていった]
――…外が、騒々しいな。 興が削がれてしまったではないか。
[けれど溜息は熱い。 食事の間からは抑えきれぬ血のにおいが広がっている]
(83) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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>>77 ――食事の間……
[従者の言葉に頭をよぎるのは、昨日のこと、そして姉を喰ったと言ったあの銀糸の吸血鬼のこと。]
……っ。
[もう、遅いのか?それともまだ間に合うのか。]
(84) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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−食事の間−
……ですが、この場をお通しするわけにはまいりません。 旦那様は、未だ詩人様にご用件があるとのこと。お入りになりたいのならば、それ相応の「儀式」をせねばなりません。
貴方がたは、「事情」をお確かめになられた。 それ以上を、御所望ですか?
(85) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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えっ。
[声を掛けた目の前の女性から名を呼ばれた事に少し動揺したが、すぐに笑顔を取り戻した。]
『こういうことは、よくあるもの』
[こんな所と言われれば、確かに随分と荒れ果てた中庭だったと気が付いた。殺風景にも程があるが――]
気分が……それはいけないわね。胸が苦しいのかしら?
[...は無防備に近づいて、胸を押さえたまま立ち上がる彼女の背に手を伸ばし摩った]
(86) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 01時頃
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お風邪…ですの?
[ドナルドの言葉に、ことりと小さく首を傾げます。>>79 冗談のように軽い口調、けれども真実息苦しくはあるようでした。]
あっ…、無理をしては。
[立ち上がる様子に慌てて声をかけかけ、その視線の先につられたように目を遣ります。 廊下の先、ここまで声は届かぬものの、不穏な空気は伝わってくるようでした。]
(87) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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執事見習い ロビンは、食事の間から漂う熱がほんの少しだけ覚めたのを、耳たぶで感じた。
2010/06/22(Tue) 01時頃
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それとも何か持病でも? ここに、お医者様はいなかったかしら。呼びに行きましょうか?
[何故か、以前こうした光景があったことを思い出す。あの時、鞄を背負った薬師が声を掛けてきてくれたような――はて、それは何時の事だったか]
薬屋さん、いましたっけ?
[その問いは、背を摩るローズマリーに向けられたものではなく、自分の中への問い。無論、中なる自分からの答えなどある筈も無い]
(88) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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[黒薔薇の恬淡とした口ぶりに、唇を歪める。]
かの詩人は桂冠詩人に任命されたってワケじゃなさそうだ。 そしたら「どうぞお入りください、お食い初めに」ってコトになりそうだからな。
…吸血鬼になってねぇなら用はない。 トーニャ、部屋に戻るか。
(89) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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本屋 ベネットは、食事の間から漂ってきた血の臭いにうっ、と息をつまらせる。
2010/06/22(Tue) 01時頃
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>>81 [崩れる体が留められても、 一度惜しんだ男の眸の色が戻ったことになど、気づかない]
―――は、 ぁ…… ……ッ、
[甘美な恍惚に、身を駆け巡る多幸感、 過ぎた快楽の苦痛と紙一重であること―― 白薔薇の口唇は喘ぎのために閉じられることはなく、苦しげに眉根は寄せられる。 潤んだ青は濡れた眦に、滴を溜めて]
――………ん、
[そして人の身なればこそ、 もたらされる悦楽に反応を示す体が酷く、甘苦しい]
(90) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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[グロリアの反応に微かに首を傾げた]
貴女こそ如何かしたの……?
[問い掛ける声は何処か心配そうな響き。 背を擦る女の手のあたたかさに思わず大粒の涙が零れた]
――…ありがとう。 貴女の御蔭で少し楽になったみたい。
[少なくともこうして案じてくれる者がいる。 そのことが嬉しくて眦の涙を指の背で拭う]
(91) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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――お前達……!
[目の前の従者もまた、化け物なのか。 人なのか。もしも人ならば――何故、こんな。
抑えきれない血の匂い。リンダはどうしているだろう]
……どうやっても、通しはしないと……
[自分には武器はない。ダガーの柄が、視界の端にちらつく。 結局、何もできないのだ。理不尽に怒るだけで、何も]
――残念だよ。取材に来たのに、肝心な所は全く見せてもらえないんだから。
[混乱した頭では、そう吐き捨てることしかできず]
(92) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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−食事の間 >>89−
……素晴らしい推理です。 素早いご判断といい、その肉体はただ見せる為だけに作り上げた訳ではない……「具体的な目的があってのこと」といったご様子ですね。
ただ、「何故、吸血鬼に執着なさるか」の一点について気になるのですが、……伺ってもお答え戴けぬ気がします。
が、いかがでしょう?お答えは。
(93) 2010/06/22(Tue) 01時頃
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[ヘクターの忠告>>52に従い、皆から少し離れて食事の間の様子を覗う。扉の前に一人立ちはだかるように立つ黒薔薇に、直接視線を受けた訳でもないのに気圧され、足が竦んだ]
……そうだね。
[だからヘクターに部屋に戻ろうと言われ、力なく頷く。 元より、詩人がどんな酷い目に遭わされていたとしても、自分に出来る事など何もないのだから]
(94) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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−食事の間 >>92−
いいえ。私もそこまで了見は狭くありませんよ。何が何でも通したくないという程、私は子どもではございません。
よもや、私の役割を、お忘れではありますまい?
ああ。それから。 もし仮に私を振り払って中に入ったとしても、命の保証はできないやもしれません。
二重の意味で。
(95) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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苦しい…の?
[自分への不思議そうな声よりも、涙を零す彼女に、形の整った眉を少し歪めて一層心配そうな顔をしてみせた]
身体が冷えてしまっているわ。 もし歩けるようだったら、室内に戻った方が……
[無論、彼女の体の冷たさは外気のせいではないのだが、...は気付くことなく背を撫でながら、そう誘ってみせた]
(96) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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執事見習い ロビンは、微かに開いた扉の中を、横目でちらりと見た。
2010/06/22(Tue) 01時半頃
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[詩人は、どうやら死んだようだ。 先ほどまで言葉を交わしたのに。
あのとき、城主がすれ違った時に止めていたら詩人は死ななかったのだろうか。男は少し考える。すぐ後に地下牢での城主の振る舞いを思い出して無理だったろう事を認識するが。
>>87 気遣ってくれているらしいお嬢さんが廊下の先に目をやったのを確認すると]
…あまり良くない事が起こっているようだ。 あちらには行かずに他のところに行った方が良さそうだぜ? どっかいくなら送ってくけど。 [人の悪い笑みを浮かべるが「送り狼にゃあなる気はねーから安心しな」と付け加え]
(97) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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[黒薔薇の問いかけに足を止め]
「伺ってもお答え戴けぬ気がします。」とは、おれと違って謙虚だな、使用人。
あんたが何を求めて吸血鬼に従っているんだか知らないが、基本的に、人間は強いものに憧れるモンだろう。
おれも例外じゃないってコトだ。 フクザツな男心ってヤツよ。
(98) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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[ぴちゃ、と指を舐るおと。 片手が血の抜けた肉をなぞっている。 屍骸を辱める筈が、其の先へ続ける気は萎んでいった]
……所詮、抗えぬものだ。 素直に身を任せれば、もっと――…楽に逝けたものを。
[満ち足りた後に襲う空虚感。 今宵は一段と強い。 ロビンが此方へ目を配る仕草に気付き、城主はひとつ頷いた。 通しても構わないと許可の合図]
(99) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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[躯の紋様が疼く。 闇が濃くなっているのを伝えてくる。
誰かが、堕ちたのではないかと感じたのに、詩人は違うという。]
ところで、 …あいつは、セシルか妹君と一緒か?
誰にも心配されてない可哀想な「薬売り」のコトだよ。
[黒薔薇に問いかける]
(100) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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……ええ。 如何してかしら、胸が苦しくて……
[この痛みの理由を女は説明できない。 宿る感情さえ女は理解など出来ていない。 柳眉を寄せるグロリアに儚く微笑み]
大丈夫、歩けるわ。 けれど……良ければ、一緒に戻って呉れる? 今は……独りになりたくないの。
[誘いにこくと頷きグロリアに手を差し伸べる]
(101) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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−食事の間 >>98−
ええ。私めがここに居るのも、「複雑な男心」に衝き動かされたが故のこと。
……どうやら、貴方様と私は「同類」らしい様子。 ご縁があれば、よしなに。
[去り行こうとするヘクターの横顔を、湿気を帯びた視線で見つめた。]
(102) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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よくない、こと…。
[ドナルドの言葉に、咄嗟に兄の面影が脳裏を過ぎります。>>97 僅かに顔が青ざめ、そうして小さく首を振りました。 胸元のペンを護符のように握り締めます。]
イアンは…サイラスさまは、ご無事でしょうか。 お2人に、用があったのです。
──…けど。
[廊下の先、黒薔薇の従者に対する背は記者のものでしょう。 案ずるように視線が再び向かい、やがて聞こえた軽口にくすりと笑みが零れました。]
送り狼は、ご自分のことを送り狼だなんて言いませんわね。
(103) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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― 廊下 ―
[眼帯をした男性に話しかけるメアリーと、 粗末な衣服を纏った少年――?を連れて去る 長物を持った男性と。 彼らの挙動を見てから、そっと食事の間を窺った。
扉の前で、従者とにらみ合う者たちがいる。 その向こう、薄く開いた扉から なにか、底冷えするような空気が流れてきていた。]
(104) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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>>90 [見れば、快楽に打ち震える白薔薇が腕の中にあって、 それは、誰が見ても、淫靡で美しいものだっただろう。
戻りかけた理性の頭。されど、もう人でなくなった事実とあいまって、
その身体をそっと、部屋のベッドに下ろすと……。]
――………
[その蒼穹の眼に溜まった雫を舐めとり、彼の高まった性を静めようと、手と唇を伸ばした。
やがて、服を乱した白薔薇が甘く咲くとともに、彼の嬌声が部屋には響くだろう。]
(105) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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……お客様。
[なめ回すような視線で、イアンを見つめる。]
ただ今、旦那様より、入室の許可が下りました。 取材なり歓談なり、お好きなように。 くれぐれも、旦那様に失礼の無い範囲でお願いいたします。
(106) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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[薬売り、について問いかける男性の顔を見て。>>100]
―― わたくしも、それはお聞きしたい…です。
[黒薔薇の従者を見る。]
(107) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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ええ、勿論。
[独りになりたくないと言う彼女(>>101)に対し、躊躇うことなく即答した]
もし歩き辛ければ、肩でも腰でも手を廻して構いませんよ。
[全ての事柄の一切に深入りすることもなく、ただ辛そうなローズマリーを助ける事だけに心を砕く。差し伸ばされた手を取って、そっと身体を寄せた]
お風呂上りですから――少し湿っているかも知れませんよ。
[本人は冗談のつもりで、笑顔を向けた]
(108) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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[戸口からは離れた場所。 此方の様子が何処まで見えるかは判らない。
行儀悪くテーブルに腰掛けた城主は ローブの前が肌蹴け、毀れた朱に飾られた肌を晒したまま 片手が長い髪をかきあげる。 気だるげな所作も、纏う香も 虚無を見つめる瞳の色に染まっていた。
ざわりと影が、詩人の骸を取り囲む]
(109) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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>>100 生憎私は、お嬢様の言付けも戴いておりませんし、「城の全てを見通す目」を持ってはおりませんので、確実な情報は提供できませんが。
……もしかしたら、お嬢様が食事をされた可能性があるやもしれません。一度お会いになってはいかがでしょう?
もしくは、白薔薇……旦那様はもちろん、お嬢様のご寵愛を一身に受ける彼ならば、知らぬとは申しますまい。
(110) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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――え?
[中に入る事は許されたらしい。 少々の驚きと共に、従者を見返した]
別に城主様に危害を加えようなんて思ってないよ。 俺は丸腰だ。刃の一本も持ってない。
[両手を上にして、告げる。 一度ベネットの方を振り返って、それから中へと踏み出した。 血の匂いの先には、おそらく――]
(111) 2010/06/22(Tue) 01時半頃
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