231 獣ノ國 - under the ground -
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[なんだか部屋の中から間抜けな声>>79が聞こえた気がした。 突然の来訪に、彼が慌てていることだけは何となく伝わる]
……居留守は無駄よ。
[低い声で唸ってみるが、 続いて紡がれる言葉>>80には思わず眉を顰めた]
希望を与えて何が悪いの。
[アマルテアの瞳から、光が消えた]
ヒトになれる可能性が少しでもあるならば。 その可能性を提示してあげることが、 “彼ら”の幸せに繋がると私は信じてる。 それの、どこが無責任だというの。
[その口調は刺々しい]
(86) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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中途半端に、“彼ら”に情けをかける方が。 余程、無責任だと思うのだけれど。
[あからさまに、ドアの向こうの相手を揶揄してみせる。 しばらく黙ったあと、すうと息を吸い込んで]
誰かを殺しても気がすまないのか、ですって?
[じっとドアを見つめて]
(87) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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―――私はもう、兄を殺したわ。
[淡々と、事実を告げた]
だから、立ち止まるわけにはいかないの。
[ぐっと拳を握りしめる。爪が食い込んで、血が滲んだ**]
(88) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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[ 今日・第三棟 ]
[ ぐるぐるとした螺旋階段は、まるで同じところを幾度も通る迷路のようで、また頭がおかしくなりそうだった。 僕は知っている。 この地下に降りてきた日のことを。 僕は覚えている。 この地下から這い上がれなくなった日のことを。 柵のように鶴との誓いが、契りが、僕を蝕んで―――止まらないんだ。 ]
――――ああ、
[ 上司の元へ行く為に。長い階段を登る途中、開けた景色。 地平線から降り注ぐ陽の光。 遠くに反射する、「 うみ 」の鏡。 頬を擽る汐風と、 身に沁みる暖かな陽射しは、まるで僕のうちうちを浄化するかのように。 じんわり、じわり 。 ]
もう、こんな時間だ。
[ そしてその感覚も、地下の白亜に崩される。
鶴と話して程なく戻った僕の体には、未だ「 そと 」の香がしがみ付いていただろうけれど 。 ]*
(89) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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キミの言う希望は、偽りだろう
[希望を与えて何が悪い。だなんて それが本当に希望ならばまだしも、分かり切っているだろう結果で、有りもしない幻想にしがみつく希望は]
絶望よりもっと酷い
[例え自分にとって沢山の被験者が居たとして。被験者にとって自分は、すがる糸は一本しか無いのだから その糸が本当に自分をいい方向に連れて行ってくれる保証も無いまま]
――ッ!!!僕だって……!!
[中途半端な情けをかけているつもりは無い。本当に彼等をヒトに出来る薬を作れたのならば、嬉々として全員に作るだろうし、そのためならば自分の全財産叩いてでも使うだろう けれど、それは叶わず。生まれた結果はただ一つだった]
(90) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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奇遇だな…
[寄りかかっていた扉から離れて、鍵を外せば自動的に扉は開いたか それから希望を失った瞳は、目の前に立つ拳を握りしめた女医を見下ろして]
俺も殺したよ。片思いの、大好きだった子を キミと同じ事を言って、希望を与えて
[その希望は結局叶う事も無く。そして薬は完成する事も無かった 一度の失敗で諦めた自分と、だからこそ立ち止まらない彼女では似ているようでまるで正反対で]
(91) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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――やっぱり、僕はキミが嫌いだ
[羨ましくて妬ましくて自分に持っていない物を持っていて けれど、どこか欠けている。そんな彼女が嫌いだと**]
(92) 2015/07/12(Sun) 22時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/12(Sun) 22時半頃
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[先生が医療室から出ていって。そうして一人残された部屋で、私は考える。 ――外とは、どんな所なのだろうか。
生まれてからこのかた施設しか知らないとはいっても、伊達に第一図書館を読破したわけではない。知識の上でなら多くの事を知っている。
....もっともそれらには、私達は居ないのだけど]
自由、かあ。
[それは、そんなに良い物なのだろうか。ジリヤも、先生も、それが良い物だと言うけれど。 私には分からない。知らないものを判断できるわけがない。 だから知りたい。外とは。自由とは。どのようなものなのか]
外に、出たい。
[先生の為ではなく、自分自身の為に。 もしかするとそれは、自分のための、初めての望みだったのかもしれない]
(93) 2015/07/12(Sun) 22時半頃
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偽り、ですって……?
[頭に血がのぼって、つい声を荒げた瞬間。 ぎいと自然に扉が開いただろう。 目の前の男は、どこか憔悴しているようにも見えた]
……ノア。
[奇遇。なにが、奇遇だと言うのか。 長身の男を、じっと見上げて。 告げられた言葉に、一瞬目を見開いた]
そう、なの。 私と同じだっていうの。
[視界が、ぐらりと滲んだ]
(94) 2015/07/12(Sun) 22時半頃
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奇遇ね。私もあなたのことが大嫌いよ。
[本当に、腹の立つ男。 彼の言葉は、ざわざわと自分の心を波立たせる。 今だってそう。自然と目元には涙が浮かんでいた。 こんな男の前で、弱いところなんて見せたくないのに**]
(95) 2015/07/12(Sun) 22時半頃
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っだー!眠れねー!
[考えがグルグルと回って、ちっとも眠れない。背中の傷も痛む。]
せめて傷なンとかすっか…
[部屋を出て女医がいないことを祈りながら、医務室に向かう。自分自身の手当てなら慣れている。なにせこの髪と暮らし続けているのだから]
(96) 2015/07/12(Sun) 22時半頃
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ヒトになる事を望んで、希望をチラつかせて それがどんなに残酷かも知らないで 薬を渡した時の喜んだ顔が今でも忘れられない
[これでやっとヒトと同じ生活が出来る。差別されなくて済むと そう喜んでいたはずなのに
記憶の映像は途切れ、目の前には倒れる女の子と、絶望し、発狂する自分の声。そんなのが何度も何度も繰り返して]
……入れよ
[女性を自分の部屋に連れ込むのはいかがなものか。それに、嫌いだとお互い言い合ってるのに 断るならばそれはそれで構わないし、入ってくるのならば泣きそうにもこちらを見る相手にタオルくらい渡してやろう ハンカチを持つほど乙女な部屋でも無いが**]
(97) 2015/07/12(Sun) 22時半頃
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[私が“処分”という言い方をしたのは、人間たちに“殺す”なんて意識はないと思ったからだ。 彼らにとって、私たちの命はとても軽くて。 きっと、重い“殺人”なんて意識はなくて。 きっとそれは、“殺処分”なのだ。 だから、私はフィリップの言葉>>85に息を飲む。 フィリップが私の命を惜しんでくれることが、酷く嬉しくて]
ありがとう。
[私は、自分の表情がわかりにくいことを、残念に思う。 少し目を細めれば、笑っているように見えただろうか]
(98) 2015/07/12(Sun) 22時半頃
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[ベッドに座ることを遠慮したフィリップの両手が、ベッドの上に乗る。 瞳を覗き込まれて、私は今考えたばかりのことを、撤回した。 自分の表情がわかりにくくて、良かったと思う。 私は、もっと一貫した考え方をする生き物だと思っていたのに。 さっきから、私の心は揺れてばかりだ]
フィリップに、触れられるのは……嫌い、じゃないわ。
[フィリップが、自分のことを卑怯と考えているなんて思わずに。 私は、曖昧な返事をする。 だって、言えやしない。 私にない色を持つその手に、触れられたい……なんて。 そんなこと、言えるわけがなかった]
(99) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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……ありがとう。
[ノアの部屋に入り、タオルを素直に受け取るだろう。 この男は、自分のもうひとつの可能性なように思えた。 心が折れてしまった自分。 ヒトとしての倫理観を捨てなかった自分]
兄も試作薬を渡したときは喜んでいたわ。最初はね。
[ベッドの端にでも腰掛けて、昔を思い出すように言葉を紡いだ]
効果はあったの。間違いなく。 でも、副作用で日に日に弱っていったわ。
[タオルを握りしめて]
それでも、彼は薬を最期まで求めたの。
(100) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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最期に希望を見させてあげたのよ、私は。
[ぽつり、と。自分に言い聞かせるように]
だから、私は間違っていなかった。 ……そうでしょう?
[そう思わないと。やっていられないではないか。 膝の上の薬瓶に、目線を落とした**]
(101) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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医務室
[こっそりと医務室の中を覗く。どうやら女医はいないようだ。扉を開いて入り込む。そこにはクラリッサがいて>>93]
…よぉ、クラリッサじゃねーか。なンだよ。待ちぼうけか?
[声をかけつつもまっすぐに戸棚に向かう。傷薬や包帯を盗ったらすぐに戻るつもりだ。長居する理由はない]
(102) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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そういえば、先生、何も持っていかなかったな....。
[ということは、研究記録とか。あとは薬なんかも、置きっぱなしなんだろうか。
あの口ぶりからして、"良い薬"はもう出来ているのだろう。 その薬ならば、もしかしたら。この手も、全身の毛も、無くなるかもしれない]
まあでも、そんなもの残しておくわけないか....。
[呟きながら、机の方を見ると。 アンプルに入った、何らかの薬液が置いてあって]
ああ、ジリヤ。うん。先生を待ってるの。
[その時入って来た彼女の方を向くその手には、アンプルが握られていた]
(103) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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マユミは、アマルテアの涙を知らず。
2015/07/12(Sun) 23時頃
マユミは、ノアの痛みを知ることもない。
2015/07/12(Sun) 23時頃
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似てるな いや、キミと似てるなんて最悪だ
[そのまま自分はベッドに腰掛けて。彼女がどこに座るかは知らないけれど、座る場所ならどこにでもある。尤も、この部屋は土足なので地べたは汚いだろうけども]
衰弱して、尚ヒトである事に執着する …やっぱりどの獣人も同じか
[この施設に居る奴も。そうでない者だって居るかもしれないけれど、自分が過去に見た子も 可能性に魅入られて、その先を見えず。やがて死ぬ きっと彼女は彼女なりの答えが出ていてそれは間違っては居ないのだろう。けれど]
(104) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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僕が間違ってないとでも言うと思ったか
[似て、異なる。そんな自分に対して同意を求めるのはそもそも間違っている 根拠があるわけでも無いし、ただの感情任せの否定である事も否めない。彼女の兄は薬を求めて、ヒトになる可能性を抱えて、信じて。そして死んだ]
欲しいのはヒトになる結果じゃない ヒトになった相手だってハナシ
[その相手が居なくなった自分は全てを投げ出したなんて 自分と彼女ではどこから歯車が狂ったのかすら、本人の自分にもわからない]
(105) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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僕を見ろ、アマルテア女医 キミは本当に兄が死んで納得しているのか?
[薬に目を落とす彼女に、そう言って 誰かを救う糸になるはずの彼女が、見えもしない糸にしがみついている気がして、そう問わずには居られなかった**]
(106) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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ノアは、マユミの状況も知る事は無い。
2015/07/12(Sun) 23時頃
ノアは、マユミの状況も知る事は無い。
2015/07/12(Sun) 23時頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/12(Sun) 23時頃
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ふーン、よく待ってられるな。
[戸棚を勝手に開けて、市販の傷薬と包帯を取る。外にいたときもよくくすねたものだ。]
…じゃあ、アタシはこれで…
…ン?何持ってんだよ。
[パパッと取って帰ろうとしたところ、相手が手に持っている薬>>103が見える。…どうも、市販の薬には見えない]
(107) 2015/07/12(Sun) 23時頃
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[僕を見ろ>>106、と言われて薬瓶から顔を上げた。 赤く泣き腫らした目が、ノアを見つめただろう]
納得しているわけ、ないじゃない。 だから、こうして“ここにいる”のよ。
[ぽろり、と一粒涙が零れた]
もしも薬が完成したなら。その時初めて。 兄の死が“研究の礎”として意味があったものになる。 だから。私がここで立ち止まったら。
[そこで、言葉を止めて。 違う。この男の前で、こんな姿弱いを見せたいわけじゃない]
(108) 2015/07/12(Sun) 23時半頃
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ああ、もう。あなたって本当に嫌な男。 泣いてる女にも容赦がなさすぎるわ。
[その嫌味は、いつもの勢いがなかった。 泣いた女への対処を知らぬほど、餓鬼でもあるまいしと思う。 わざと目の前の男は。私の心に波風を立てているのだ。 本当に腹が立って。悲しくて。悔しくて**]
(109) 2015/07/12(Sun) 23時半頃
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ああ、これ?
[どうやらいつの間にか、手に持ってしまっていたらしい]
先生が作ってて、もう少ししたら実験する薬。 ....多分。
[本当にそうという確証は無いから、語尾は尻切れになるけれど。 なぜか、この小さなガラスの容器に満たされている液体が、例の"良い薬"であるのだろう、という気がしていた]
(110) 2015/07/12(Sun) 23時半頃
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なら、どうせロクなもンじゃねーな。捨てちまえよ。
[流石に、奪ってまでそれを壊そう、という気はしない。同じケモノを傷つけてまで憂さ晴らしをしようとも思わない。アンプルについてはそう答えるしかない。]
まぁ、おめーは壊そうとはしねーだろうけどよ。…とと、そうだ包帯止めるテープ…
[不足の品があるのに気づいて、また戸棚に向かう。その間、クラリッサには背を向けて]
(111) 2015/07/12(Sun) 23時半頃
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[まるで兄が生きた意味を作るというように聞こえるその言葉は、自分にとって昔の女の子の死を無駄にしていると言われているようで 自分の今までの人生が否定されたような気持ちに陥る]
僕は、現状維持でも一人でも生かす事で 死んだあの子の意味を見付けてる
[彼女には彼女の答えがあるように、自分には自分の答えがある きっと目の前の女医は自分よりずっと先を歩いて、その分沢山引きずり、抱えたのかもしれない こちらを見た彼女の目は真っ赤に腫れ上がって、涙は更に零れていて 無意識からか右腕を伸ばして、その後頭部を包み込むように抱きしめようとしていた]
嫌いな、大嫌いな相手に掛ける容赦なんかないってハナシ こんな時ですら嫌味言ってくるキミも、嫌な女
[もし抱きしめる事が叶ったならば、少しくらい撫でてやっても良いかもしれない]
(112) 2015/07/12(Sun) 23時半頃
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優しい言葉掛けてほしいんなら、他に行けってハナシ
[ただそれだけ呟いて。彼女がこの部屋を出て行かない限りは落ち着くまで一緒に居ようか**]
(113) 2015/07/12(Sun) 23時半頃
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[ こんなに近くで彼女を見たことはないはずで。 いつも、薄暗い第二図書室で 本を読む彼女の後ろでほんの僅かな 会話をしたり 小さな声で 本の読めない兄に唄って聞かせたり
時折、翼と戯れるだけで 十分だったはずなんだけれど
ぼくの命を惜しんでくれた「ひと」を 恐怖で塗りつぶされた僕の「そと」に 輝く星空を思い出させてくれた「ひと」を ぼくは。
――いとしいって、思ったんだ。]
(114) 2015/07/13(Mon) 00時頃
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うん、これは捨てない。
[そういえば、ジリヤは外の事を知っているのだったか。 なら、私の疑問に答えを出してくれるかもしれない]
ねえ、ジリヤ。 自由って、そんなに良い物なの?
[戸棚に向かう彼女の背中に、そう問いかける。 日頃から自由を渇望している彼女は、一体どう答えるのだろう]
(115) 2015/07/13(Mon) 00時頃
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