75 サプリカント王国の双子
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[はっとして瞬いて、次いでむっとした顔をした]
なぜすぐに言わないんだ。
『ずっと服を引っ張ったり肩を叩いたりしていたのですが』
なぜ口で言わない。
『…周囲に感づかれない方がよろしいかと思いまして』
……………。
[こほん。咳払い一つ]
(83) 2012/01/10(Tue) 20時半頃
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次は対談か。 …じゃあ、ボクは行くよ。 おまえはホテルに戻るなりなんなりしていろ。 戻るときに連絡をするから、電話は持っておけ。
『え?あっ、招待状はお持ちですよね? はい、行ってらっしゃいませ』
[どうも、調子がおかしい。大丈夫か? そんな従者の視線を背に受けながら城の中へと向かう]
(あそこに転がってた女達がみんなつまらないものに思える)
[城の入口で招待状を見せながら思うのは、 国の東にある観光ビーチの光景。 時折目についたシルエットを呼んで弄んだりしていたが、 今はもう日焼けの色など眼中にない]
(84) 2012/01/10(Tue) 20時半頃
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―そして城内―
[案内に続いて城の中を進む。 目を閉じれば青と白緑のドレス。 姉王女の赤い花、妹王女の天青、大きなあれは…パールだっただろうか。 そして、双子の二人の凛とした顔。
裡に抱える邪な考えはおくびにも出さず。 通路から見える調度品に目をやり価値の高いものに気づいた時は、 僅かに薄笑みを浮かべた]
(これだけのものをこんな風に置けるとは、さすがは王家だ)
[王女に見惚れて最初の思惑を忘れたわけでは―ないらしい]
(85) 2012/01/10(Tue) 20時半頃
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―応接間―
[応接間。見回して、招待者の少なさに一瞬足を止め一つ息をつく。
ひとまず自分以外の二人を見た。 一人は柔らかそうな生成りの髪。そういえば姉王女の付き人も似たような色だった。 一見しただけでは自分より上なのか下なのか判断がつかなかった。
もう一人は、はっきりとした金髪で。 たぶん、若いのだと思う。学生だろうか。 木立瑠璃の中に緊張を見て取った。 数年前までは自分も同じ立場だったが、もう少し場慣れしていた筈だ]
あ、ああ。ボクはラルフ・グレーアム。 よろしく。
[ふと目が合って名前だけの挨拶を交わした>>40。 出自やなにやらはきっと女王達の前でするだろうから。 抑揚の少ない口調ながらも表情は明るい。 ―繕ったものではあるけれど、そこにぎこちなさはないはずだ]
(86) 2012/01/10(Tue) 20時半頃
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え?ああ…見取り図、ですか。 それはありがたい。頂きます。
[ハンスから見取り図を受け取って、小さく首をかしげた。 滞在は長い時間ではないはずだ。果たして使う機会はあるのだろうか、と]
(87) 2012/01/10(Tue) 20時半頃
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[そして、女王と王女達が姿を見せる。 目の前に広がるのは下から見上げていたのとは違う輝き。 宝石でもドレスでもなく、まとった雰囲気に眩しそうに目を細め、 襟元を正して恭しく一礼した。
女王の声に、次いで名乗る王女達の声に耳を向ける。 名乗る表情からは視線を外さず、目が合えば口元に柔らかな笑みを見せた]
私は、ラルフ・グレーアムです。 サプリカントの東の地、エルメアから参りました。 実家は昔から商いをしており、曽祖父は先々代の女王陛下と 親しくさせていただいていたと聞いております。
本日は私のような若輩者に麗しき凛花の如き女王陛下と 王女様がたと相見える機会を頂き、ありがとうございます。 畏れ多くも大変嬉しく思っております。
[述べる口上は無難ではあるが、態度は場慣れしている様子。 外向けのスイッチが入った今は普段の抑揚のなさもない。 浮かべる表情は柔らかではあるが、端々に余裕が垣間見える]
(88) 2012/01/10(Tue) 20時半頃
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――……?
[こちらを見る妹王女>>80と視線があったなら]
さすが、王女様。 すばらしいパールを身につけていらっしゃる。 私の家では交易で宝石を扱ったりいたしますが、 それほどのものはお目にかかったことがない。
…そして、そのすばらしさをも従えてしまうほどの美麗さ。
[そして、姉王女の方を一度見てから、 再び妹王女を見て、小さくため息をついて]
お二人はまさに、サプリカントの宝。
[胸元に手を当て、感無量とでも言うように首を振った]
(89) 2012/01/10(Tue) 20時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/01/10(Tue) 20時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/10(Tue) 21時頃
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―応接間―
ペンブルックシア。
[言葉を詰まらせながら懸命に挨拶を述べる ディーン青年の口にした地名には、よく覚えがあった]
―――…嗚呼、確かに。あの地の風景は素晴らしい。
[田舎で療養を勧められた折、いくつか候補の場所が挙げられた。 ペンブルックシアはその内の一つ。 結局、頑として王都を離れようとはしなかったが、 あの日見せられた写真の美しさは今でも鮮やかに脳裏に残る]
夕暮れ、紫色に染まりゆく空の中、野道に咲く花と戯れる蝶。 遠く高台から鐘が鳴り、仄かな家の灯に照らされる大通り。
[何処か愉しげに呟く姿は、 厳粛な会合には些か似つかわしくなかったかもしれないが]
(90) 2012/01/10(Tue) 21時頃
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[>>88三人目の挨拶も、落ち着き払ったもの。 商いで人前に立つことは多かったのだろう、場慣れしている。 >>89視線があってから、流れるように褒め称えられ]
ありがとうございます。 …お上手ですね。
[微笑みを浮かべた。 動揺などせずにいられるのは、先に装飾の賞賛から入ったからだろうか。 自分の世話役の選択を褒められているような、けれど我が事のように嬉しく感じた。]
目利きもお得意ですか?
(91) 2012/01/10(Tue) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/10(Tue) 21時頃
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[ラルフと名乗る青年の名乗りを聞く。 曾祖母は自分が生まれる前に亡くなっているので面識もなく、当然そのような付き合いがあったことは初耳だが。 母は知っていたのか調べたのか、肯定するように頷いていた]
そうですか、ひいおばあさまと。 それはまた長い御縁なのですね……。
今日の出会いもまた、良い御縁となりますよう。
[流石商家の息子といったところなのだろう。 とても場慣れしているように見えて、 ディーンの様子にほんの少しだけ抜けていた緊張感が再び戻ってきた。
褒め言葉が妹に向かうのはまるで我が事のように嬉しく、微笑んだ。 その後それが自分にも向くのには、やはり少し照れ笑いのようになってしまったが]
(92) 2012/01/10(Tue) 21時半頃
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サイラスは、窓の外は少しずつ雲が厚くなっているようだ。
2012/01/10(Tue) 21時半頃
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…そうだ。
どのような物語をシルヴァーナ様に贈るか、 先程から考えていたのですが。
[灰色に覆われ行く空へ、ちらと視線を送る。 湿気を帯びた空気は肺を刺激した。 零れかけた咳は口元に手を当てて、笑みと共に誤魔化される]
"月に恋をした蝶の話"
[視線を姉王女へと戻せば、生成りは再びさらと流れた]
(93) 2012/01/10(Tue) 21時半頃
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お名前は、何と?
[>>73驚き収まった頃を見計らい、尋ねる。 返事はさて、どう返ったか。一度確かめるようにで繰り返し。]
そうですか。宜しくお願いします。 これからも、リリィと仲良くして下さいね。 きちんと言う事を聞くように、よくよく言い聞かせますので。
[リスザルはまた、いつしかまた生成りの横へ。 髪を繕うような様子に、こら、と小さく声かければ 命に忠実にその動作はぴたりとやんだ。 ――……"生成り"を持つ者からの命には、忠実に従う、可愛い子。]
[そこから、幾らかの話をしたか。 対談の予定されていた時間、そう長くも無い。話は短く切り上げて。 リリィの事、後は大丈夫だと告げれば、青年にはまた庭園へと戻るよう促した。]
(94) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/01/10(Tue) 22時頃
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――……一雨、きそうですね。
[どこか離すよりは面倒ないかと、リスザル肩に乗せたまま。
外を見やり、そう独り言のように呟くのは 同じく控えるシメオン>>74の傍。
オリーブの奥、憂うのは、先ほどかけた誘いの返事>>48。]
(95) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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まさか、世辞と思っていらっしゃるわけではありませんよね?
シルヴァーナ様とミッシェル様の前ではいかなる宝石もただの添え物に過ぎません。 …こんなあからさまな言葉、お世辞には使えませんよ。
[>>91妹王女にお上手、と言われて肩をすくめる。 そして首をかしげて伺うように見た]
目利き…ですか? 多少ならば、というところですが、まだまだ修行中です。 私程度の歳では経験が足りません。
[苦笑して首を振った]
(96) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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―応接間―
[ラルフの流れるような口上には、内心感心するばかり。 公園で見かけたときから、立派な御仁だと思ってはいたが。
女性はああやって褒めれば良いのかと、 その態度や仕草を見つめて学びつつ。 自分が真似をしてもあまり様にならないことに思い至り、諦めた]
(97) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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――…ミッシェル様。失礼と存じつつも、一つだけ御礼を。
[対談は30分と刻が定められていたか。 終わってしまわぬ内にと、会話の合間に妹王女へ笑みを向けた]
シメオンさんはとてもお心遣いの細やかな方ですね。 城門で困っている僕を、助けてくださいました。
聡明で御優しい。従者は主の鏡と申します。 この日、貴女方にお会いできたことに感謝いたします。
(98) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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――、はい。
[名を呼ばれ、視線は再びエリアスの方へ。 咳が零れなければ、それが咳き込む前動作であったとは気づかずに]
……え、っ? もしかしてこの短い時間で考えてくださっていたのですか?
[蒼の瞳を丸くする。すなおに、すごいと思った]
月に恋をした蝶の話――……、 是非、聞かせていただけませんか。
[――嗚呼、だが。もしかしたらもう時間が無いのだろうか。 話の続きを聞くためだけに引き止めてよいのだろうか。 それともまた後日、文にして送ってもらうべきか。
迷っているうちに――窓の外は、どんどん暗くなっていく]
(99) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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――そうだな。
[ハンスの言葉に僅か視線を上げ、ついと窓の向こうを見やる。 扉の奥へ通らないよう、声のトーンは落としたままだ。]
先程までは本当によく晴れていたものだが。 こういう時の雨は酷くなるな。花が萎れる。 陛下のお身体にも障りなければいいが。
[黒玉は再び伏せがちに落ちる。 生成同士庭園の約束は知らぬから、口から出たのはミッシェルの楽しみにしていた花のこと。]
(100) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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[曽祖父のいきさつは、小さい頃に聞いたことがあっただけで、 何度か書簡を交わしていたことしかわかっていない。 父親の記憶では、どれも直筆のものだったらしいけれど。
頷く女王を見て、本当だったのかと思った。 ふつり、裡に沸いたのは―]
ええ、出会いは一期一会。 そのどれもが私にとっては大切なものですが… 今この一瞬よりも尊いものなどございません。
これがよいご縁となれば、私の曽祖父も この空の向こうで喜んでくれることでしょう。
[照れたように笑う姉王女>>92に、そう言って窓の外を見た。 午前中は思わず吐息を零してしまうほどだった空の色が、 くすんでいるように見えて、おや?という表情になった]
(101) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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――ぽつ、
ぽつ ぽつ
――ざあああああああ……
(#5) 2012/01/10(Tue) 22時頃
何人かの予想通り、雨が降り始める。
しかもその勢いは瞬く間に強く激しいものとなった。
気圧の変化が頭痛となり頭に響くのか、女王はほんの少しの間こめかみを押さえていた。
そして時計を見、時間が迫っていることに気づけば暫く何かを考え、口を開いた。
(#6) 2012/01/10(Tue) 22時頃
そろそろ、予定の時刻となりますが……。
……この雨の中を無理にお帰り願うのも、折角来て戴いた客人に申し訳のないことです。
皆様、お時間に余裕はございますか?
でしたら雨脚が弱まるまでどうぞお寛ぎください。
私は、申し訳ありませんが少しの間席を外させていただきます。
シルヴァーナ、ミッシェル、後を頼みましたよ。
(#7) 2012/01/10(Tue) 22時頃
女王はそう言い残すと、席を外した。
客人の前では最後まで笑顔を絶やさなかったが、余程疲労が溜まっていたのか二人の王女の顔は*振り向かないままに*。
(#8) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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[>>96世辞でないといわれれば、くすぐったそうに笑った。 世辞にしては確かにストレート過ぎるかもしれない。]
幼い頃から、修行されているのかと思いまして。 今も、働いておられるのでしょう? 触れ続けても足りないとは… 道のりは、長いのですね。
[自分にない物を持つものには、一目置く。 正当なる評価をというのが、宰相としての教えの一つ。]
(102) 2012/01/10(Tue) 22時頃
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礼、ですか?
[>>98話し始めたエリアスに、首を傾げる。 伝えられた世話役の行動は誇らしく、褒め言葉を聞けば、来てから最も華やかな笑みを見せた。]
ああ…… 此方こそ、ありがとうございます。 シメオンがお役に立てたようで、何よりです。
[彼が自分付きだと名乗ったのだろうか、それとも身に付けたものから知れたか。 世話役の存在の知名度まではわからなかったが。]
[話すうち、雨が降り始めた。]
(103) 2012/01/10(Tue) 22時半頃
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……そんなに言葉を重ねられるとなんだか照れてしまいます。
そうですね、ひいおばあさまもきっと喜ばれることでしょう……。
[ラルフの言葉>>101に、また頬を少し赤らめながら微笑む。 実際、照れていた。 次期女王として、もっと堂々としていなければいけないのだが。
そして彼が見た窓の外、暗い色に眉を下げる。 雨が降り始め、母が退席を告げたのはその少し後だったか]
(104) 2012/01/10(Tue) 22時半頃
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ああ……
[次第に耳につき始める雨音に、ゆらりとまた窓の外を見やった。 対談の終了予定もあと一、二分といったところだったが、雨脚は弱まるどころかそれこそ庭師が総勢でバケツを引っくり返しても足りない、という強まり方だ。]
やっぱり、な。
[強い雨脚に小さく息をつきかけた所で、応接間の扉が開く。 数分であったし切りあげたろうか、と思ったが、そうではないようで。 その扉から顔を出したのが女王陛下その人であったので、慌てて扉を引いた。]
陛下。 お顔の色が優れないようにございます。
差し出がましいようですが――どうか、ご無理なさらず。
(105) 2012/01/10(Tue) 22時半頃
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[地を叩く雨音が、耳先に響く。――…嗚呼、肺が重い]
物語を成すのは生業ですから。 僕の拙いお話で良ければ、是非とも。
嗚呼、ですが、しかし――――…。
[姉王女>>99へ名残惜しそうに、細められるオリーブ色。 刻が迫っているのを示す様に時計へ顔をあげた視線は、 言葉を紡ぎ始めた女王陛下>>#7へと向けられることになる]
本日は素晴らしい機会を与えて下さり、身に余る幸せです。 寛大なるお言葉に甘え、暫しの間、留まらせていただこうかと存じます。
善き日になりますよう。クイーン・グロリア。
[深く礼をして、立ち去るその姿を見送った]
(106) 2012/01/10(Tue) 23時頃
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― 回想 雨の降りだす前 ―
……すみませ、ん。 大丈夫、です、……。………
[姉王女に次いで、妹王女にも緊張している事を言われれば>>78、尚更頭が白く、白く塗りつぶされていくようで。
そろそろと上げた視線、笑みを深くした妹王女の顔。 白くなった頭の中、何故か浮かんだのは鮮やかな赤の花。
あれ、と、一度瞬くけれど、赤の花弁の髪飾りは妹王女ではなく姉王女のものであった筈、と。]
(107) 2012/01/10(Tue) 23時頃
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[頭に浮かんだその赤い花に、内心首を傾げていれば妹王女からの問いかけ>>79が聞こえる。 次いでの女王>>81からの質問に、数度目を瞬かせて。]
将来、は、………
……そうですね、家族は、父の様な政治家になれと。 内からこの国を支える様に、と。
……でも、僕には、とても。
[自嘲すらできず、眉を下げて。 そうしていれば、エリアスの口から繰り返される、母の生家のある地名>>90。 “素晴らしい”という言葉には、素直に一つ、頷いて。]
僕は、……あの自然の中で、学んでいる方が、好きなんです。 ……だから、……
[―――言いかけた言葉は胸の裡に閉じ込めて。]
(108) 2012/01/10(Tue) 23時頃
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