45 Say Good-Bye, Say Hello
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[問う顔を見つめて、ほにゃ、と笑った。]
だいじょうぶ。
……かっこ、いい、よ……?
[差し出された手をしっかり握る。]
葛飾
[頬をかいて]
…ん。 そいつは良かった。
[階段で振り向く]
なあ、満瑠。 一緒にいてくれてありがとうな。
これからも居る事になったし…よろしくな。
手の温もりを感じながら、流石と一緒に教室前に戻った。
本当だ。風太くんの心臓もすっごいドキドキしている。
私だけじゃなかったのね。
[自分とは違う鼓動を掌に感じ、うっとりした口調でいった]
なに、改まっちゃって。
[前にある顔には、笑顔しか向けない。]
こっちこそ、ありがとう。
今後もよろしくね。
[ぎゅ、と繋いだ手に力を込める。]
[笑顔の葛飾にそっと囁いた言葉「――てる。」
きっと聞こえなかっただろうが]
聞きたかったら、今夜にでも聞かせてやるよ。
[そう言って笑った]
[瞬きひとつ。
当然聞こえていない。 ……ついてる?
いや多分違う。]
夜までお預けなんてずるい。
[合わせて笑う。
――その言葉が、自分の気持ちと、同じだったら良いな、と心から願いながら。]
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