46 監獄病院弐 〜堕天使たちの集中治療〜
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[タバサが水分を拭ったり、撫でたりするのを素直に受け入れて。]
コスプレみたいなんだけど…。
[告げられた言葉に小さく息を詰めると、
渋々着込み小さく不満を口に。
下着の着用は許されなかった。]
[曖昧な笑みに不思議そうな顔をした。]
[今のドナルドは正気だったろうか。
どちらでも強く請われれば、その要望に応えるが、
どこかおびえが混じっていただろう。
もし、触れようとしたなら、]
…触ると汚れちゃうよ?
[と、この病院で再会した時にドナルドが言った言葉を口にしただろう。
二度目は受け入れるが、どこか居心地が悪そうにしているだろう。]
[ドナルドを見つける前、曖昧な笑みを浮かべたタバサに]
ここ、やだね。
[ポツ、と呟いた。
同じ年齢なのに、幼さが残る女はキュ、とタバサの袖口を握った。]
ミッシェル
[コスプレみたい、の言葉に小さく笑う。
袖口を握ったてに、そっと指先を重ねた]
そうですね……。
ここは、まるで――夢の世界にあるお城とは正反対の。
人の行き着く果てにある処刑場のような場所。
けれど、私は、ここに居なければならない。
[――弟のために。
紡がない言の葉で、理由を添えて]
あなたは何故、ここにいるんですか?
ここがどんな場所か、知らなかったとしても。
ここにいると決めたのは、あなたが選んだ選択とは――違うもの?
[答えを求めない問いかけと共に、タバサは控え室の扉を開く]
[ 開創器のように二本の指が男の肛門を広げ、内部の赤い肉をテッドの眼前に晒す>>*20。
男にとってはまだ"気持ちよさ"のベクトルは挿入されるよりする方に向いていて、より快楽を追い求めるが故に少し眉根に皺を寄せた]
いれる方がイイんだけど……。
[ 小さな不満の声は当然無視される。まあ、そっちでも気持ち良くなれんなら、と強くは抵抗せずに、諦めの鼻息を鳴らした。テッドの反応を見る]
[小さく笑われれば、むぅ、とむくれて見せて。]
――…処刑場。
[ポツリと単語の一つを呟いて。]
あたしは、ドナルドが別の病院に移ったと聞いて…。
[問いかけに答えを返した。]
[ しぶしぶ、といった調子でテッドがタバサによって勃起させられた陰茎を柔らかくなった筋肉に埋めた。目線が勃ったままの自分の陰茎に向いているのを見て、ごくりと喉を鳴らす。こんな状況下でもまだ、彼の尻の具合の良さを思い出して]
は……、
[ 痛みは全くない。ただ、圧迫感が内部に進んでくる。ゆっくりと息を吐いて、自然にダメージなく受け入れる準備をしていたら]
う、ぐうううっ!!
[ 不意に衝撃が腸を駆け上がり、思わず呻いた。息が止まり、内部が締まる。そこに収まる熱を意識した時、言いようのない快感が尾骶骨から背筋を這い上がった]
あ、ああァ……ッ!
(……んだ、コレ……ッ!)
[ 既にぬるぬるとカウパーを零し続けていた先端から、とろりと白い液体が溢れた]
あ、あっあっあっ!
[ 喘ぎながら視線を泳がせると、肛虐に悦ぶタバサの姿。自分も今そこを犯されているのだと、何故か鏡を見ているような感覚になって、更に快感が増した。
揺らされる腰、膨らんだ先端が前立腺を押す。
荒く息をつき、ぎらぎらとした視線はタバサとグロリアに向けたまま、顎だけを地に着けて、両手を自らに伸ばした]
イイ……ッ!
もっと、ああ、もっと、せんせ、奥、擦って……!!
[ 快感に掠れた声。
男は確かに"後ろ"で快感を得ていた。
そのまま、テッドは果てたかどうだったか。
何度も高みへ登りつめ、悦びに満ちた甘い喘ぎをあげ続けた]
ドナルド
[見られている、自分も同じように。
鏡越しのような興奮は、熱を加速させていく。
乱れる自分を見ないで欲しい、けれど、もっと、見ていて欲しいとも、思えて]
(嗚呼、きっと――、私もデッカーさんと同じような顔をしているのね……
あんなに、気持ち良さそうな……)
[快楽を貪る男に自分の姿を見、グロリアに縋る腕に、力が篭る]
[ 処女を喪い、汚い客に輪姦されて尚、ミッシェルの瞳はあどけなく、金糸の髪の輝きは変わらない。
ミッシェルと対面する頃には、男は既に脱力状態だった。
重度の薬物中毒となった身体は最早ぼろぼろで、死の影すら見える状態に陥っている]
……きれいだ、
[ 汚いと言う彼女の言葉を否定するでもなく、対象を定めもせずに、ぽつりと言って指を金糸に絡ませる。居心地の悪そうな表情を読む洞察力はもう残っていない]
きれいだ、ミッシェル。
ぼくだけのおひめさまだったら、いいのに。
[ 子どもの頃と同じ言葉を伝えた男は、脳の活動限界によって強制的な眠りへと堕ちていった**]
ドナルド…?
[ドナルドの様子に不安な表情になる。
そして、初めて会った時のように金糸に指を絡められる。]
…答えは起きた時に、ね?王子様。
[子供の頃は戸惑ってしまったが、今と昔では違う。
心はただ一人を見ていて。
眠った愛しい人の頭を優しく撫で、
タバサがまだいてくれているなら、そちらを振り向く。]
――…あたしは、この人の為にいます。
もう、手を離したくないんです。
[浮かんだ笑みは、タバサの目にどう映っただろうか。
許されるならドナルドのベッドに潜りこんで寝るだろう*]
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/03/21(Mon) 00時半頃
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――グロリアの部屋――
あたしの望む、まま、に――…。 愛してくれる、の。
あぁ、触れない所は無いほどになんて――…、
どうにかなりそう。
[グロリアの内心で女を雌犬にまで調教しようと、 考えているとも知らずに。
甘い言葉と甘い濃密な馨に、 薄っすらと喜悦の涙さえ浮かべて目を細める。]
(139) 2011/03/21(Mon) 01時半頃
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[グロリアの指と唇が愛した個所から伝わる、 多幸感に酔う。 敏感にその動きに身体は反応し、 病院内というのを忘れて嬌声を漏らした。]
んっ――…。 グロリアさん、?
[蜜月の余韻に浸る中、 何かの書類を取り出す彼女をぼんやり、と見詰めて。]
(143) 2011/03/21(Mon) 02時頃
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んっ、ぁ――…。
これにサインをすれば、 あたしを守って、――くれる、の?。 [胸の敏感な部分から広がる気持ち良さに 脳は甘く痺れて、惚けたような表情を浮かべる。] ――…、はい。 [口付けられた唇が離れるのを惜しむように、 今の関心は其処よりもと言うように、 眸は書類よりも彼女の潤んだ唇を追う。
サインをとの言葉に緩く頷いた。]
(145) 2011/03/21(Mon) 02時頃
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[渡された万年筆を緩く握りながら、 包むように重ねられた手に導かれるように、
口付けに甘えながら、 多少は乱れるような形になったけど 書類に名前を記してゆく。]
これでずっと――…。
[至福の笑みを浮かべて彼女を見詰める。
書類の文字が性奴となる事を承諾するものだなんて ―― 知らずに。]
大切、な――?
[僅かに聞き取れなかった言葉に、 不思議そうな表情を浮かべる。]
(149) 2011/03/21(Mon) 02時半頃
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大切な人――…。 グロリアさん、好き――…。
[優しく髪を撫でる女に向け、 嬉しそうに復唱する。
それの本来の意味するところを知らずして。]
いいんです、か? それに五階は特別の人しか入れないって……。
[僅かに遠慮の気持ちも沸いたけど、
可愛がっての言葉を聞くと、 期待するかのように花園が潤む。
このまま一人寮に戻るなんて――、できないだろう。 同意するように、こくりと頷いた。]
(151) 2011/03/21(Mon) 02時半頃
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だって、こんなの初めてだから――…。
[今までの性行為は全て暴力的なものが含まれていて、 それしか知らなかったから、
初めての陶酔のようなもので。]
特別――…、
[グロリアの特別を違う意味で理解しながら、 手を取られれば、彼女に身を委ねて――…。
五階へと続くエレベーターへと―― 微笑つつ、監獄へと向かった。]
(155) 2011/03/21(Mon) 03時頃
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