1 とある結社の手記:6
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[苦笑し、頭を撫でようと近付く――不意に目が合った気がして、驚いた。極彩色の鳥は少しだけ考えるように首を傾げ、林檎を一つ咥えて飛び立った。]
おいおい…。
[呆然とその姿を見送ると、傍らから小さく咳き込む音。]
…起こしてくれたのか?
[窓の外を見ても、既に姿はない。小さく笑ってから、部屋を出て行く車椅子に付き添った。]
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/26(Fri) 13時頃
―キッチン―
[咳き込むキャサリンに何もしてやれず、ただ付き添う。すると、馴染みの声が聞こえた。]
ドナルド。
[思わず手を上げて――見えていないことを思い出した。上げた手をどうするか暫し迷い、首の後を掻く事に使う。そこで見たものは、ドナルドを素直に当てにするキャサリンの姿。]
…なんだ。仲いいじゃないか。
[安堵の微笑に混じるものは一抹の寂しさ。]
[ドナルドの言葉に頷いた。]
ああ。俺が最期に見た奴の背丈は、小さかった。大人のものじゃない。
――ったく、こんなことなら…。
[お前の言葉を話半分にしとくんじゃなかったな。そう言いかかって、止める。]
[コルクボードに貼られたものに目を通す。丘の上の林檎の木を思い出した。]
あいつ、餌が気に入らなくて逃げた時はいつもあそこにいた…案外、居るのかもな。
[話題は人狼へ――だが、見たはずの顔を思い出せない。]
――たく、出来の悪い頭だよ、本当。
[苛立ちながら考えると、ふと、悲しい言葉が耳に入った。]
…お前が人狼のはずがない。あり得ない…お前だったなら、真っ先に殺すのはサイモンでも俺でもない。――だろ?
[茶化し、頭を撫でる。――届かないのは承知の上で。]
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─フィリップの部屋─
……さむ。
[扉を開くと、ひやり。と空気が冷えていた。
既に窓は閉じられている。 澱んだような血の匂い、床の血は誰かが拭き取ったのだろう。 今は、どす黒く跡を残しているだけだ。]
(298) 2010/02/26(Fri) 15時半頃
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───フィリップ。
遅くなった。悪いな。
[物言わぬ友に声をかけ、かけた布を捲る。
顔や手足の血を拭い、衣服を整える。 結社が来る前に、してやりたかった。
ローズマリーには、何をという顔をされてしまったが。>>@46 午後に迎えに来いと、わざわざ付加えたのはそのためだ。]
(299) 2010/02/26(Fri) 15時半頃
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……なあ。 誰が、やったんだ?
[返事のない問いかけ。
時間軸を思い起こす。 あの日、犠牲者が出なかった日の後にウェーズリーから手紙を受けたのは]
俺、と…もうひとり、か。 ウェーズリーに、聞かなきゃなあ…。
[ピッパの判定はあの日の前だ。 変化と考えると、彼女も可能性を捨てるべきではないのだろう。 問い掛けるようにして、ひとつひとつ整理する。]
(300) 2010/02/26(Fri) 15時半頃
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──…お前さ。 良かったと、思うか?
…こんな。
[思い返すのは、疑うことに不安を抱くと言い続けていた友の姿。>>2:464 そうして、貼り付けたあのメモ。>>3:495]
──本当に、一番だったと思うか…?
[苦笑が過ぎる。 きっと、本当にそう思っていたんだろう。>>3:537]
(301) 2010/02/26(Fri) 15時半頃
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俺、……お前をこんな風にした奴を許したくない。
けどさ。 もし──…もしも、人狼がメアリーやマーゴやドナルドなら。 俺には、疑えない──疑えないんだ。
あいつらが望むなら、…逃がしてしまう。 最後まできっと、逃がしてしまう。
……ごめんな。
[脳裏にキャサリンの、悲鳴のような叫びがある。>>128
それでも。 誰であっても、とは──やはり、言えなかったのだ。
人狼に協力する人間。 いつかのローズマリーの言葉が蘇る。 は。と、自嘲に似た笑みを口元に刻んだ。]
(303) 2010/02/26(Fri) 15時半頃
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あいつらが、もし…互いを狙うなら、俺が身代わりになりたいと願う。 ………お前も、身代わりになりたいと願ったのか? フィリップ。
[答えは返らない。 彼の姿を整え、最後にじっと友の顔を見つめて部屋をあとにする。
広間へ。 もう、この友のことで表情を揺らすのは最後にしよう。 ──今は、そう思った。]
─→広間─
(304) 2010/02/26(Fri) 15時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/26(Fri) 15時半頃
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─キッチン─
[広間へと戻ったところに、キッチンから何やら物音が響く。>>308 どしん!と何かがぶつかるような音がした。]
……? おい、何暴れて……。
[キッチンを覗き込む。 そこには、先程まで酔い潰れていた様子のウェーズリーの姿があった。]
大丈夫か。
[酒の匂いに、僅かに眉根が寄る。 俯く男に、歩み寄った。]
(313) 2010/02/26(Fri) 16時頃
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…………。何をやってる。
[呟いた言葉は、帽子を押さえた仕草に対するものではない。 それくらいは伝わるだろう。
溜息をついてコップに水を満たし、傍らに歩み寄る。]
───おい。
[屈みこむと、酒の匂いがきつく鼻をついた。]
(314) 2010/02/26(Fri) 16時頃
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本屋 ベネットは、郵便屋 ウェーズリーに強引に水の入ったコップを突きつけ、じっと薄青の瞳を覗き込んだ。
2010/02/26(Fri) 16時頃
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…荒れてるな。
──ウィリアム・ウェストミードゥ。 聞きたいことがある。
今日は、例の手紙をもう誰かに差し出したか…?
[ヤニクとサイラス。 呟くようなその名に、眉根が寄る。>>310
至極簡単な偽りと気付ける程度のものだと、郵便屋自身は自覚していただろうか。 傍らにドナルドが来ていたなら、ちらりと友の隻眼と視線を交わし、 再びじっと項垂れたように視線を落とす男を、見つめていた**]
(316) 2010/02/26(Fri) 16時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/26(Fri) 16時半頃
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───…。
[沈黙して、慟哭する男を見つめる。>>320 深く眉根が寄った。]
…あんたは、確かにヤニクには手紙を届け損ねたと言った。 あんたの手元には、手紙が残っていたはずだ。
あんたは、昨日手紙の届け先に悩んでいた。 ──…今日は、配達はしなかった。
そういうことか?
[声が冷える。 いっそ、容赦なく響いただろう。]
あんたの言う、仕事の誇りはその程度のものか。
(324) 2010/02/26(Fri) 16時半頃
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…別に。 少し、話を聞いているだけだ。
[更に増えた人影に、僅かに苦笑して首を振る。>>325
ウェーズリーの口は酷く重い。 今まで仕事の誇りは絶対に失わなかった彼の、あの言葉だ。>>320 容易ならざる物思いなのだろうとは、自ずと知れた。]
(326) 2010/02/26(Fri) 17時頃
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────ああ。
あんたの事情なんて分からない。
──…分かりたくもない。
[男の言葉に、深い緑の瞳が冷えた。>>327 ちり、と疼いた心は拳を握り締めて押し殺す。 白く握りしめた拳、傍からは怒りを堪えるようにも見えただろうか。]
(332) 2010/02/26(Fri) 17時頃
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本屋 ベネットは、漂白工 ピッパの問いかけにはちらと視線を流して言葉を継いだ。
2010/02/26(Fri) 17時頃
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…あんたが人狼? なら、俺も人狼かも知れんな。
あんたの証明には、何一つの効力もなかった。 ────だろう?
[微笑んで告げた言葉。 だが、深緑の瞳は笑わない。]
…フザけるな。
(334) 2010/02/26(Fri) 17時頃
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それが、──その台詞を、俺が殺したサイラスや ……今朝方死んだフィリップの前で、もう一度吐いてみろ。
俺は、ヤニクを殺した。 ヤニクの言葉から、あんたを信じてサイラスを殺した。
……それを、きさま。
[低い声が、怒りに震えた。 そうして、ウェーズリーの襟首へと手を掛ける。
けれど、]
(335) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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本屋 ベネットは、がつ!と一方の拳を壁に叩きつけた。
2010/02/26(Fri) 17時半頃
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────……。
[哀願する口調。>>328 それに、僅かに指の力が弱まる。
ふにゃふにゃと、あとは言葉も意識も混濁していくウェーズリーの様子を、 冷えた──冷え切れずに、僅かに揺れる深緑が見下ろしていた。]
(336) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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──…ウェーズリーは昨日。
カルヴィンを調べたい。 …そう言っていた。
[は。と息をつく。 ちらりと傍らのピッパ、そしてドナルドへと視線を向けた。>>331>>333]
ピッパは、ドナルドを希望したんだろう? …俺は、サイラスを希望した。
(338) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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本屋 ベネットは、漂白工 ピッパの沈黙に僅かに物問いたげな視線を向けた。
2010/02/26(Fri) 17時半頃
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──…っ。
[痛み。
壁に乱暴に叩きつけ、赤くなった拳はいずれ痛みを訴え出すのだろう。 けれど、今、心を満たしているのは──…
怒りか。悔しさか。 友の死に顔と、哀願するような憐れなウェーズリーの声がない交ぜになって、 激しく揺さぶられた感情は、何と名付けて良いのか分からなかった。
ひとつ、首を振る。 ウェーズリーの襟首から指を離せば、床に落ちる酔姿を助け起こすこともしない。]
(344) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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―回想・自室―
[ドナルドに連れられていくキャサリンを見送り、息をついた。]
――悪いな。
[どうなってもいいと思っていた。形は違うといえ、あの時死を望んだのは間違いなく自分。だが、その結果、大切な者がどうなるか――考えないようにしていたのだが。]
…きっついなぁ。
[彼女の慟哭を目の当たりにし――ドナルドの冷静さに救われた。自分もまた歩き出す。彼女の元へ行く前に少しだけ寄り道をしようと思った。足の向く先は、自室。]
…これで見納めか。
[自分だったものを見下ろす――今の自分は鏡には映らない。己の顔を覚えておこうと思ったのだが。]
やれやれ、鏡くらいまともに見とくべきだった。
[生前には思わなかったこと。…ふと思いついたとしても、実行しなかっただろうが。]
…?誰だ。
[ふと、足音に気付いた。振り返る。扉が開く。]
――ベネット…。
[そこへ現れたのが無二の親友と気付き、顔を伏せた。
そのまま真っ直ぐと自分の方へと向かってくる親友に道を譲る。
己の手では捲る事の出来なかった布はあっさりと剥ぎ取られ、自分の姿をようやく目にすることは叶った。]
こんな顔だったんだな…。
[そこにある顔は何の感情も浮かべておらず、間抜けた寝顔のようにも思えた。そのままベネットの――俺に向かって語られる言葉を盗み聞く。]
…ああ、悪かった。
[死にたくはなかった――こいつらにこんな顔をさせるくらいなら、どんな悪党になっても死ぬべきではなかった。人の情を低く見積もった、自分の愚かさを思い知らされるくらいなら。]
…生きたかった。お前らとも…あいつとも別れるなんてまっぴらだった。
[悲しませたくない奴らの表情を曇らせてしまった。――俺は、天国へは行けないのだろう。]
…ありがとうな、ベネット。
[語り終え、体は再び隠された。背を向けて部屋を出て行く親友の背中に、心からの感謝を。]
身代わりなんて褒められたものじゃない。だけど…お前がお前らしく生きてくれるなら。
[それだけが自分に許された望だろう。散々自分を隠してきた馬鹿が言えたことでもないが――もう一度自分の姿を振り返る。体を覆う布は払えないが、記憶には十分焼き付けた。]
…じゃあな。
[もう見ることもないだろう。見守るべき人の下へ。そう思い、最期を迎えた部屋を後にした。]
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…ああ。
[物思うところがあるのだろう。 ピッパの薄茶の瞳に、思案の色が揺れる。>>342
嘆息に頷きを返し、2人と共に踵を返す。 ちらりと見遣ったウェーズリーの姿は、いつもよりも小さく見えていた。]
(347) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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……ん、そうか。 それじゃ……。
ドナルド、お前の部屋貸せよ。
[自分の部屋に、と言いかけて今朝の衣服がそのまま丸めてあることを思い出す。 咄嗟に言いなおして、友を振り返った。>>348]
(350) 2010/02/26(Fri) 18時頃
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─ドナルドの部屋─
[用がある、と告げたピッパに問うことはせず、友と共に階段を上がる。 きい。と、いつものように階段が軋み声をあげた。]
─…それで、話ってなんだ?
[素っ気無いほどの部屋の風景。 さして荷物が多くない、との友の言葉はそのままだ。>>351 けれど昔から、ドナルドの周辺にはさして物が多かった記憶がない。
その淡白さが、旅にも案外適していたのだろう。 本やら妹の集めてくる雑貨や枯れた花だの、そんなもので 溢れていた自分の身の回りや、常に鳥の羽根をふわふわと 纏わせていたフィリップとは、対照的だった。
ふと、一瞬昔へと思考が飛ぶ。 それを振り払うように首を振って、ピッパを見遣った。]
(355) 2010/02/26(Fri) 18時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/26(Fri) 18時半頃
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ん……。
[ピッパの言葉に、深緑の瞳が揺らぐ。>>357
人狼であっても庇いたい人。 それは確かに自分が、先程亡き友に口にしたのではなかったか。 苦い笑みを浮かべた。]
─…カルヴィンが? ……ああ…。
[ピッパの話を聞き、先程のウェーズリーの姿を思う。 ああ、と息を落とす。
ちらりと見遣った、友はどのような表情を浮かべていたか。]
(360) 2010/02/26(Fri) 18時半頃
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……俺は…。
メアリー、ドナルド、……マーゴ。 この3人は疑えない。 だから、そんな前提の半端な話だと思って貰ってもいい。
[そうして口にしたのだ。 ヤニクの言葉、そこから導き出したサイラスへの疑念。]
─…メアリーを追い込む、というのはサイラスが人狼だから。ということだろう。 だからこそ、あいつは違う。
(361) 2010/02/26(Fri) 18時半頃
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3人とウェーズリー、キャサリンを除く。
残りはラルフ、カルヴィン。 ……サイラスが2回目に占ったと言ったのは、カルヴィン、だな。
[声が低くなる。
共に遊びたいと笑った少年。 懸命にキャサリンを支えた少年。
痛みを堪えるように、目元に片手を当てた。 ──ずきり、と拳が痛む。]
(362) 2010/02/26(Fri) 19時頃
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