3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[闇色の紙面に、闇色の手が蠢く。
自分の身を削って描かれていくのは、自分の教室にいるケイトの姿。
机の上でころがるさまざまな色のガラス玉。
ビー玉を彩る、窓辺の光。
教室の喧騒。そのビー玉をつつく、目を伏せた彼女の姿]
………………
[目を細めて、集中して。描こうとしている。
紙面に踊る線の数々は、きっと生者には見ることが出来ない]
[ジェレミーの背後に音もなく立つ]
忘れたモノの代わりに闇に身をまかせるんだ。
冷たさが全てを癒す。
[声は変わらない
ただ響きが冷たいだけ]
[背後から声が聞こえた。
手を動かすことをやめず、目をそらしもせず、背を向けたまま答える]
……ヘクターか。
[一瞬戸惑うのは、聞き覚えのある声に対して纏う冷たさに]
その冷たさで、あんたは何を癒された。
[視界が揺れる。目の前にひらける校舎のヴィジョン。
ぐらりと傾きかけた身体を何とか踏ん張り、鳶色を見開いた。
その光景は懐かしくもあり、どこか違う。]
……ケイト……
[制服の袖に輝く一本の白いライン。
閉ざされた校内で一瞬だけ見た彼女は、今は陽に当たり普通の少女として生きている。]
貴女は、………
[目を伏せた。]
空っぽの中の忘れたモノの穴埋め。
[機械じかけの人形の言葉]
もう探そうと思わないぜ。
[空ろな笑い]
[ヘクターの空ろな笑いが闇に響く。
少し先からその音は闇にくるくると飲み込まれて行くようで]
………そうか。
ヘクターは、本当に死んだんだな。
[こちらも、悲しみの色が見えない口調]
俺は、あいつの熱さが好きだったよ。
こんなことに巻き込んだ幽霊さえ連れ帰るって言ってた熱さが。
[死んだディーンと対面した時みたいに、他人の様に言葉を紡いだ]
ああ、ビー玉を失くして消えた。
[目線先はのケイトの指先]
………あぁ、なるほど。
これは、あいつか。
[ちょうどそのビー玉を紙面に写そうとしていた所だった。それは、光を反射して、まるで自分が光ってるみたいにきらきら輝く]
……ヘクターの意思? 無理矢理?
[ふわり。
身体を浮かし、ケイトから顔を逸らす。
闇の中を一歩一歩、踊るように歩いて
視線を落とした先は中庭か。
懐かしい顔に双眸を揺らす。]
はは、みんな元気だね。
……ほんっと
[呆れたような、笑顔。]
ケイト・グリフィズ。
……――。
[聞こえてくる声。「国語教師」のそれ。
自分をなぞったような、口調。
ケイトからすれば、こちらがなぞったようなものだろう]
彼が、貴女を?
[他のものは、過去のものばかりが見えて、「彼ら」の姿を視界に捉えることはできない。
自分には]
[闇の中で]
……?
[知った声を聞いた気がする。誰だっただろう]
わからないなら、思い出せなくても良いのでしょう。
[もう記憶など必要ないのだから。
聞こえてくる生徒だった彼らの声。同じ闇にいて色の変わるものと変わらぬもの。
自分は、変わったのだろうか。
変わったようで、本心は同じ。
ただ。
色々なものが混ざり合っていた]
[それは過去の自分であり
それは今の自分でもあり
それは理想の自分でもある]
闇が癒すのは、寂しさだけでしょう。
[どこかで聞いた声に、そう返した]
彼が癒されたのは癒されたと思っているだけなのかもしれません。
ですが、癒されたと本人が感じているのなら、それは癒された事になるのでしょうね。
[自分は闇にあってどうなるのか。いつまでここに。いつまで。
永遠に?]
――…。
[消えました。少女の声 響いてきた。
おなじ ひびき。
あのこ]
[名前を、忘れてしまった。
憶えているのは、手の温かさ。
幼かったあのこの、手を取った。
泣いていたあのこの、涙を拭った
大きくなったあのこの、幸せを祈った]
闇よりも、癒されるものはあります。
温かな闇は、人の心を潤すでしょう。
冷たい闇は、人の心を乾かせる。
闇が呼ぶ。
[ズブリと闇に沈んで]
寒い、暗い、寂しい?
温める?
[坦々とした冷たい声]
――寂しくは、ないと思います。ここは。
寂しさを埋める場所です。
けれど温かくはない。
ただ、渇いていくだけです。
闇は、人の心に良く馴染む。
馴染むからこそ、囚われるのでしょう。
私も。
もう――。
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−回想− [>>157少女の内心など知らず 嗤う。 >>158謝られて、礼を述べられた後、長机に置かれる あお。]
『汚い ……?』 え。
[逃げ出すように去る少女を見る、少し、丸い青碧は。]
ああ……『ホラ。』 『やっぱりね。』
[嗤う 自嘲にも、似た。 そんなつもりなんて、あっても無くても――
そして 闇 は侵蝕を続けて、霧のようにシャツからも 漏れ出でる。]
(275) 2010/03/05(Fri) 23時頃
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[暫く 薄暗い教室の中から、明るい そら を眺めて。]*
(276) 2010/03/05(Fri) 23時頃
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[聞こえた責める様な、呆けたような声。
眼を一度瞬かせた。
見えるのは薄紫色の]
――。
[名前を、拾い上げた気がする。闇の中から。
どこにしまっただろう]
セシル。
[紡ぐ名前。ゆっくりと裡に沁みた]
自分勝手なのは、昔からです。
でもそれは、貴方もではないのですか。
知らない癖にといって、知らせようとはしない。
一人でいいと言って、人を拒絶する。
勝手に内に篭ったのは、あなたです。
だから、勝手に心配をして、勝手に説教をして、勝手に、いなくなりました。
それでも、貴方には生きていて欲しいのです。
貴方のピアノが、この耳に届くころには。私はもう消えているでしょうが。
[届かない言葉。結局一度も届かなかったのだろうか。
それを確認する術は持たず、教師は闇に紛れる]
ケイト・グリフィズ。
貴女は誰に、貴女を見つけてもらいたいのですか。
[問いかける言葉。届くだろうか]
[背後で、ヘクターの気配がどろりと消えて]
……ああ。
いってらっしゃい
[手を止めず、目を上げずに作業を続けていた。
ビー玉に熱さがあると聞いてからは、心持ちはじめより心が温かい]
[そうだ。確かに私は、彼を――ていた。
内ですらも言葉には出来ず。
闇の中に吐き出す思いは、そのまま闇へ溶けていく]
セシル。
[忘れないように、もう一度名前を呼んだ]
[闇の中、手は止めない。
どんな風になっていたとしても]
……………。
[ずっと、ヘクターの魂をもてあそぶケイトを描いていた**]
…あんまり その絵は趣味がよくないわね
[肩越しにヘクターとケイトが描かれた絵を覗く]
飼育委員 フィリップは、美術部 ミッシェルと一緒に言われたあいつは誰だったのだろうと。
2010/03/05(Fri) 23時半頃
飼育委員 フィリップは、用務員 バーナバスを 思って 一言「……ばか じゃ ないの?」{5}×{3}(大)
2010/03/05(Fri) 23時半頃
恋は冷めるもの、いつか冷めてしまうのかしら…
[言われてみて、首をかしげて少し考える]
ねぇ、始まらない終わりを憂いていても仕方ないと思わない
永遠も意外とみじかいものかもしれない
刹那でも一緒にいられれば永遠なのかもしれない
(ただ闇の中でつながれる手が嬉しいだけ)
[恥ずかしそうに伸ばされる右手を握り返した]
わがままでゴメンね
[少しだけ前向きな考えは此処にケイトがいないからかそれとも冷たいシャワーの効果かもしれない]
ねぇ、ジェレミーの一番最初の記憶ってなに?
[唐突な質問]
あたしの目に残っているのは
暗闇と小さな四角形の扉と隙間から漏れるひかり
---いつもまた閉じてしまうんじゃないかといつも怖い夢を見てた
でもね
あなたの世界では扉は開いていたの…
開く扉もあると知ったわ
ケイトの闇は開く かな…ぁ
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−会議室− [くすり、と嗤う。 青碧 に熱は無い、ただ、暗 い 闇 が宿る。]
『汚れてる、なんて…… あの花が咲いた時より、泣いてるね。』
[顔には出なくても。]
『辛いなら、送ってあげるよ。』
[声は優しげに。]
『それ に ――』
[けれど青碧に宿る闇は冷たく 昏い]
(326) 2010/03/06(Sat) 00時頃
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−会議室⇒屋上− [先程見上げた空。 あおい、あおい、そら。 少女が纏う あか が隣の棟の上 ちら と見えた。]
『そろそろ、闇 が深まる 頃合だね。』
[踵を返す。 ゆっくり、ゆっくりと 会議室を出て、階上へと向かう。]
(333) 2010/03/06(Sat) 00時半頃
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