人狼議事


182 【身内】白粉花の村

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


やめろ、よ。
……臭いがつく。

[煙草をそのままに絡められる指に、酷く嫌そうな顔をしてみせる。髪についた煙草の香りは、中々取れないというのに。
――その臭いがする度に、彼を思い出してしまいそうで。出来る事ならこれ以上は、そんな物は作りたくはなかった。ただでさえでかい傷を負ってしまっているのだから。

彼の持ってきたコップには視線だけをやった。そして手に取るでも無く、何を言うでもなく、小さく息を吐く。正直な所、喉は乾いているけれど。……けれど彼に施される物なんて、口にしたくもない]

勝手に食ってろ。
――あんな事をする奴が、変な所で常識的なんだな。

[は、と。馬鹿にする様に鼻で笑って、くしゃりと顔を歪めた。
忘れようとするのに、自分で掘り返したんでは笑い話にもならない]


もう、いい加減満足しただろう。
それを持って帰ってくれよ、

[口元を押さえたまま、不明瞭な声で言葉を紡ぐ。
いつまで苦しめるのかと、非難の視線を向けて。けれどすぐにそれが意味の無いものだと気付けば、ついと視線を下ろした。

尊大な態度には、今更怒りも湧かない。けれど勿論それを歓迎するつもりも毛頭無いから、此処らで退出してもらおうと、再び扉の方を指し示す。
――果たして彼が、このまま素直に部屋を出て行ってくれるものか。到底、そうは思えなかったけれど]


……"あんな事"?
さぁ、"どんな事"ですか。

[馬鹿にしたような一言に、目を瞬かせてとぼけてみせる。その後くしゃりと歪んだ顔には、思わず苦笑を漏らしはしたけれど。
――折角、口にしないでいてあげたんですけどね。
殆ど空気を震わせずに呟いたその言葉は、果たして彼には届いただろうか。届いても届かなくとも、医者は小さく肩を震わせて笑っただろうが]

あんまり邪険にされると傷付きますよ。
…"さっき"はあんなに素直だったんですけどねぇ。

[懐の携帯灰皿に灰を落とし、短くなってきた煙草をまた口へと咥え、近くのタオルで手を拭い。態々言葉を強調するように揶揄ってやる。素直もなにも、力で無理矢理ねじ伏せて、有無を言わせずそうさせていたのは――他ならぬ自分なのだけれど。

チラリ、と愉しむように相手の顔へと視線を向けて、おもむろに傍らの籠の中に入った桃を掴む。
置いたナイフで皮を剥きながら――彼はまた、怯えるかもしれないけれど、そんな事は気にもしない風に溜息をひとつ]


そうそう、2階でお話したんだよねぇ。
――ん?クシャちゃんって成人してるの?

[葡萄酒を飲まれたことは構わないけれど、彼が未成年なら小言のひとつは言うべきか、と考える。すぐに自分自身も禁酒の言い付けを破っていることを思い出して、未成年でも見逃そうと考え直したが。]

もー!
そのうち身長だって伸びるし、ぼん、きゅっ、ぼんになるんだからねー!
なんたって大人だからね!

[いつものように頭を撫でる彼に、負け惜しみのように言葉を投げ掛け口を尖らせる。大人の女と脳内で思い描くのはマリーの姿で、もう少し治療が進んで時が経てば、自分だって彼女のようになれるのだ、と確信して“今は”まだ真っ平らな胸を一瞥した。]

ふふー、ありがとー!


[お礼を言うと差し出されたパフェを貰い、彼の笑顔に視線を移して。いつも笑っている彼の顔は何だか仮面が張り付いたみたいだ、と目を伏せた。マリーが何度か言った『似た者同士』という言葉を思い出す。彼女もまた彼の笑顔に違和感を抱いたのだろうか。
それならば、彼の仮面の下を――彼の素顔を見たことのある人はいるのだろうか。本当の彼が見たい、そんな欲求が心にじわりと広がる。彼が隠す素顔と本心はどうしたら見せてくれるだろうか。隠されれば隠されるほど、執着心は増して欲望の色は黒く濃く染まっていった。いっそ、その仮面を己の手で引き剥がせないだろうか、と思考を巡らせて。]

――やっぱり甘いものはいいねぇ、

[感情を隠すように言葉を述べれば微笑んで、そっとスプーンでそっと下唇をなぞった。]


(…我ながら、酷い執着ですね)

[胸中の呟きと共に、微かに自嘲じみた笑みを浮かべ、ペロリ。先に触れた味を――その時の彼の顔を思い返すかのように唇を舐める。震える身体に浅い呼吸に。嗚呼さぞかし自分は憎まれているのだろう、忌まれているのだろうと笑いながら。

髪に着いた煙草の匂い。部屋にも僅かに残るであろうこの匂いに、また自分を思い出して苛まれてくれるのだろうか。
――元々、一つの事に酷く執着する性質でありはするのだ。今回はたまたま、その対象が"彼"だっただけで]

(まぁ、やめる気も治す気もありませんけど)

[欲しい物が手に入らない事など慣れている――分かりきっている。
ならばいっそ、無理矢理奪い傷付けて、決して逃げる事の叶わぬくらいに縛りつけてやればいい。
そうして得たものが例え紛い物なのだとしても、そこに違いなど――きっと無いに違いないと。
今迄だって、ずっとそうしてきたのだから。そしてこれからもきっと、そうしていくのだろう。
――自分はこれしか、やり方を知らない]


…そろそろ空腹で苛ついてきました。
痛い思いをしたくなければ、食べて下さい。

――あぁ、それとも。
食べれないのなら、食べさせてあげましょうか。

[微かに感じる苛立ちを隠す素振りすら見せず。にこりと笑い立ち上がると、摘まんだ桃の一欠片を彼の口へと近付ける。
そのまま桃を口にすれば、自分もまた別の一欠片を口にしただろう。
彼が桃を口にしないのであれば、医者は笑みのままに顎を掴み、その喉の奥へ無理矢理ねじ込むくらいはしたかもしれない]


う、るさ、い、

[癇癪を起こす寸前の様な声音て、つっかえつっかえ言葉を口にする。
……もう、何も言わないで欲しかった。自分でも、言わなければ良かったと思っているのだから。

思い出したくない光景がチラチラと脳裏に浮かんで、険しく眉間に皺を寄せた。
ふるりと頭を振って、どうにそれを頭から追い出せば、自嘲とも失笑ともつかない笑みを零して、睨み付ける気力も無く俯く。
――素直、だなんて、笑わせてくれる。力にものを言わせて従わせただけなくせに。

取られたナイフには、ぴくりと小さく震えて。一瞬詰まった息を、どうにか深く吐き出す。
彼の一挙一動に支配されてしまう自分を自覚すれど、だからといってどうする事も出来ないのだ。

それこそ"素直"に許しを乞う事が出来れば、幾らかはマシになるかもしれないけれど。残念ながら、それが出来る性格なら、最初からこんな事になってはいない]

く、そ……。

[痛い思い、と彼が言えば、泣きそうに顔を歪めて]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:キリシマ 解除する

処刑者 (5人)

キリシマ
8回 (7d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび