人狼議事


1 とある結社の手記:6

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視点:


【見】 水商売 ローズマリー

[部屋の中は、上着を脱げば肌寒い。
 生理的な寒気に、軽く身を震わせて
 持ってきてもらった塗り薬で包帯を湿らせ、
 その上から、留めおくための包帯をさらに巻く。]

 …さすがに、日中、堂々、襲ってくる人がぁ、
 狼とは、思えないけどぅ。


 でも。

 帰ったらぁ、また。
 サイモン以外の占い師にぃ、

 "視て"もらわなくっちゃぁ、いけなぃわねぇ。

[面倒くさい。と、女は唇を尖らせた。]

(@50) 2010/02/26(Fri) 21時半頃

【見】 水商売 ローズマリー

[女は、慣れた手つきで、包帯を巻き終わる。
 上着を脱いだままの肩や腕には、
 暗がりでわかりづらくとも──幾筋かの古傷がある。

 猫背の結社員は、それを見ながら、
 どこか複雑そうな顔で、メモを差し出した。]


 ぅん? あぁ。集会場かしらぁ?

[こくり、と頷く男から、キャサリンのメモの写しを受け取る。]

(@51) 2010/02/26(Fri) 21時半頃

【見】 水商売 ローズマリー

[内容に目を通すと、軽く溜息をついて、
 立ち上がり上着を羽織った。]



 ──埋葬場所のぅ、御所望みたいね。

[内容を確認するように口に出す。
 「どうしますか」と、結社員の男が訊いた。]

 鳥使いの子はぁ、

 …襲われたダケだからぁ、
 もう、弔っちゃってぇ、かまわなぃわよぅ。

[メモの写しを男に返して、どうせならあたしも付き合うわ。と、
 上着を羽織ると、運ばれてきた遺体の方へ案内を頼んだ。]

(@52) 2010/02/26(Fri) 21時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 22時半頃


【見】 水商売 ローズマリー

→ 遺体安置所 ─

 薬屋さんと、
 異国の道具屋さんはぁ──
 あいにく、
 そぅ簡単にぃ埋めてあげるわけにぃ
 
 …いかないけどぅ。

[宿舎から外にでて、暖房を入れない遺体置き場に向かう。]

 ヤニクの身体をぅ、
 彼の母国に送り届けるなら、

 "縫合"は、丁寧にやった方がいいかもしれないわねぇ

[処刑者の埋葬がされるのは、結社での、
 "時間のかかる"取調べが、終わってより後の話になる。
 国同士の問題にならなきゃいーけど、と、女はぼやいた。]

(@53) 2010/02/27(Sat) 00時頃

【見】 水商売 ローズマリー

[遺体置き場に届けられたフィリップの、魂のない体は、
 白い布がかけられて、静かに横たわっていた。]


 …… ───。

[白い布をまくって、片方の眉を上げる。]

 …誰の仕業だか──、
 知らないけどぅ。


 あそこの子たちは、…感傷的ねぇ。

[本屋の青年の手になるものとはわからずとも、
 衣服をきちんと──整えられたフィリップの遺体に、
 女は感心と呆れの入り混じった表情を浮かべた。]

(@54) 2010/02/27(Sat) 00時頃

水商売 ローズマリーは、 息を吐いて、

2010/02/27(Sat) 00時頃


【見】 水商売 ローズマリー




 …丘の上がご希望、ね? いいわ。さっさと運びましょ。

[さらりと言うと、他の返事は待たずに歩き出す。
 結社員の女は、数人を伴ない、丘の上へ。]

(@55) 2010/02/27(Sat) 00時頃

水商売 ローズマリーは、は、肩の狼の狭い額を、そっと指で撫ぜる。

2010/02/27(Sat) 00時頃


【見】 水商売 ローズマリー


[人狼に殺された青年を弔うのために、
 数名は言葉も交わさずに雪道をしんしんと歩いていく。

 黒い空からはらはらと降りくる雪が肩にも、積もる。]


 …───、

[遠くを眺めれば向こうの空は、晴れてもいるようだった。
 冬の雪道を、村人の遺体を埋葬しに数人の影が歩いていく風景**。]

(@56) 2010/02/27(Sat) 00時頃

―キャサリンの部屋―

[ここに戻ってからずっと、窓の外を眺めている――アーチは今何処に居るのだろうか。]

…あいつ、南国の鳥だから…。

[寒さは平気だったが、丸一日外に出したことはない。無事だろうか。それだけを気にして、白銀の世界に鮮やかな色を探していた。]

――ああ、開いてる…。

[声を聞かずとも誰だか分かる――強く低いノック音につい反応してしまった。]

…聞こえる訳ないか。

[ひとりごちてキャサリンを見る。――彼女は肩を震わせていた。]

ああ…わかっていたんだな。

[その人狼が。そして、どうあっても彼女はそいつを憎めない事も。――二度目のノックで予想の通り、親友が姿を現した。]


お前か…ベネットだと思ったんだがな。

[とうとう嫌われ役が板についたか――そんな軽口も叩けず、ドナルドの言葉を聞く。]

――ああ、その通りだ。

[ようやく記憶の霧が晴れる。そう、最期に目にしたのは――。]

…カルヴィン。

[少年の目に灯る、紅い光だった。]

…くそ、サイラスさんといいカルヴィンといい…俺もそうだ。

[ぎりと歯を噛み締める――何故、彼女ばかりがこう、何もかもに奪われ、裏切られなければならないのか。]

…キャサリン。

[取り乱し、泣きじゃくりながらドナルドを止めようとする姿を只眺めるだけ…助けてやる事も、止めてやる事も――抱きしめてやる事もできやしない。
不意に、その動きが止まる。男の拳が彼女の鳩尾を打ち意識を奪った事に気付いたのは、崩れ落ちるキャサリンをドナルドが抱き支えたからだ。]


――ドナルド、済まん。

[怒りはない。ただ、友人にとてつもない汚れ仕事を押し付けたような、後ろめたい気持ちで一杯だった。]

お前は…そうか。そうまでしてでも、護りたいものが出来たんだな。

[ベッドに寝かせてから部屋を出るドナルドに声をかけた。何も聞こえていないよう、扉の向こうへと消える背中。]

行ってこい…頼んだ。

[友の背中は、前見た時よりも一回り大きく見えた。]


―キャサリンの部屋―

[何をする訳でもなく、ベッドの脇に立つ。視界には眠る少女の顔があった。]

…たく、何でお前ばっかり…なあ?

[嘆息する。人狼であったサイラスも、カルヴィンも…彼女が信頼を寄せたものだったに違いない――遠くからでもそのくらいは見抜けた。]

なあ、キャサリン…。

[頬に残る涙の後。この指では消せない事くらい知っていたが、それでもなぞった。]

どうすれば…お前は苦しまなくて済むんだろうな?

[そんな道はないのかもしれない。だが、少しでも苦しみを和らげる道があるなら――。]

俺は…その道を進みたかったな…。

[殺された事への恨みはとうに忘れた。今は只、彼女が目覚めるのを待つだけ。]


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 03時頃


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 04時半頃


【見】 水商売 ローズマリー

─ 雪の丘 ─

[星の空の下、きん、と雪に冷えた空気の中を、
 結社の人間達が、歩いていく。

 さく。ざく。ざく。

 溝の様に後に続いていく、無言の行軍の証。]


 …────?

[その途中、夜空を、
 何かが横切った気がして、女は顔をあげた。]

(@57) 2010/02/27(Sat) 05時頃

【見】 水商売 ローズマリー





 ─── あ。

[赤髪の女は、見えた極彩色に、短く声を上げる。]

(@58) 2010/02/27(Sat) 05時頃

水商売 ローズマリーは、ピィー、と、その極彩色の翼へ向けて、指笛を鳴らした。

2010/02/27(Sat) 05時頃


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