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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―深夜の森― (38) 2010/08/10(Tue) 22時頃 |
【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―深夜の森― (39) 2010/08/10(Tue) 22時頃 |
【人】 飾り職 ミッシェル― 早朝・村 ― (40) 2010/08/10(Tue) 22時半頃 |
【人】 飾り職 ミッシェル― 早朝・森 ― (41) 2010/08/10(Tue) 23時頃 |
【人】 飾り職 ミッシェル
(42) 2010/08/10(Tue) 23時頃 |
メモを貼った。
若者 テッドの気配をどこかに感じた。
―歌声の森の何処か―
[マーゴの問いに一瞬きょとんとするが]
ああ、同じ。
外見は少しづつならコントロール出来る。
俺がこの村に来たのは、
マーゴが生まれるずっと前からだからな。
「ヘクター」は幼少の頃病弱で、
ほとんど表に出なかったって、ナタリアに聞かなかったか?
[そして、初めてマーゴと会った日を思い出しながら]
あの時会った頃から、俺はずっと同じ。
いや、ずっと同じ俺…と言うのも変か。
本当の俺の姿を、あの夜まで君には隠していたのだから。
[彼女の黒髪を撫でながら、そう答える。]
双生児 オスカーの気配をかんじてきょろきょろと周囲を見た
【人】 飾り職 ミッシェル― 広場 ― (43) 2010/08/10(Tue) 23時頃 |
【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―朝― (44) 2010/08/10(Tue) 23時頃 |
―死者から見た惨劇の現場―
[朝になって、ミッシェル
その言葉にふるりと首を振って]
あんな状態じゃしゃーないって。
ミッシェルが気にすることじゃねえよ。
まあ、俺はもう寒さなんて感じないけど……
あー、たしかにあれは苦しかった。
うん、まあ……銃とか、ナイフのほうが苦しさはましなのかなあ。
[ふと己が手にかけた相手を思い。
どちらも同じかもしれない、と小さく呟いた。
そして続く言葉
頭ン中子供とかひでえ。俺これでも大人のつもりだったのに。
てか、ミッシェル一人で無理すんなって……
自警団でも、呼んでくりゃいいのに……
[一人でがんばってくれるミッシェルに嬉しいような申し訳ないような、複雑な気分で。
そして手をかすことのできないもどかしさを感じているが、自分の死体を運ぶ手伝いなど、無理があるというものだった]
【人】 記者 イアン―深夜の森 >>38― (45) 2010/08/10(Tue) 23時半頃 |
[マーゴの「思い出の場所」
何かを思い出したか一瞬悲しそうな顔をして]
そうだな…。
確かに、こことは随分違う所だった。
そうか、マーゴは海を見た事が無かったか…。
[もし、祭が終わったら。終わらせたら。
あいつらに事の次第を報告するのも悪くねえのかな。
慈悲深き森の女神様が迷えし者らの願いを聞いて下さるか?]
祭が終わったら――。
俺はついでに英国に行ってみたい…かな。
[そう、ぽつと呟き煙草を吹かす。
マーゴの悲しそうな顔を見るのが辛くて、
誤魔化したのもあるかもしれない。
そのまま散歩に向かったマーゴを見送っただろう。]
[また、それはどこかのことだったかもしれない。
す、と。見つけた気配の隣に滑り込んだ――か]
まさか、君がここに来てしまったとはね。
死ぬなって言ったじゃない。……テッド。
[仕方のない事なのは理解している。
どこに向ければ良いのか分からない感情をもてあましながら、問うた]
―どこかのできごと―
[ふいに隣に感じた気配
友人の姿に苦笑をして見せた]
俺だって、お前に死ぬな、っていったつもりだけど……
まさか、記者の人に殺られるなんてなあ。
[はあ、とため息をついた。
殺されたことに対する恨みは、不思議なことにない。
あるのはただ残してきたことに対する悔いと、この手にかけた人に対する罪悪感。
そしてこうして話しかけてくる友人への心配だけで。
複雑な顔で笑った]
まさかヴェスパタインが御使いだなんて思わないし、なあ……
【人】 記者 イアン―翌朝のこと:教会― (46) 2010/08/10(Tue) 23時半頃 |
……うん、まあ、それはそれで。
ありがとね。お礼は言っとく。結局こうなっちゃったけど。
[それから、溜息の後に告げられた言葉に目を見開いた。
一つ。ああ、あの人だったのかと言う納得]
そうか。
僕と……ひょっとしたら、ホリーも、あの人によってやられたのかもしれない。
僕をやったのは、多分ヴェスパタインさんだ。そうだ……
[そしてもう一つは……]
記者さん?
記者さんにやられたの?
あの人は、良くも悪くもただ見てるだけの人だった筈じゃ……
[ただ何ともいえず、テッドを見返している]
【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―深夜の森>>45― (47) 2010/08/10(Tue) 23時半頃 |
わー!
[ひょこり、オスカーの後ろから顔を出しながら、脅かそうと大きな声を出してみる。
そして、いたずらな笑みを浮かべながらオスカーの後ろから出て、テッドの前まで歩み寄る]
お疲れさま、テッド。
…テッドは、私と違って逃げなかったもんね。
自分がしてしまったことから…置かれた状況から…逃げなかった。今まで、ずっと戦ってた。
本当にお疲れさま…かっこわるい、なんて言って、ごめんね?
[言って、苦笑を浮かべた。
思いだすのは、祭の準備のときのこと。
ソフィアを取り巻いていた女性たちの会話から逃げ出してきたテッドに言った言葉。
テッドは、そのときのホリーと、今のホリーの違いに気づくだろうか?
あの時の…生きていたころのホリーに比べると、今のホリーはとても人間的に…自然なように見えるかも知れない]
【人】 飾り職 ミッシェル[村の人間からの最後の生き残りとなった今、村の中では他人の視線が鬱陶しいことこの上ない。 (49) 2010/08/11(Wed) 00時頃 |
まあ、お互い死んでちゃどうしょうもないな。
[オスカー
そうだな……御使いはもうヴェスパタインだけだったわけだし……
ホリーも?
ああ、そうかもしれないな……
[小さく呟き。
オスカーの疑問にゆるく肩をすくめた]
なんかさ、行き成り参加するっていって来て。
んでもって、こう、なんかヴェスパタインに心酔してたみたい?で、やられちまった。
[話は聞いていたけど、詳細はよく覚えていなくて曖昧だった]
…ぐ!
[立ち去るマーゴが見えなくなった頃、
また「痛み」が彼を貫く。
ヒトの感情が強く影響しているのか、
急に自分が此の場所に居る事ですら
酷く罪深い様に感じていた。
右手にまだ仄かに残る彼女の命の重み。
この想いにもっと早く気付いていれば――。
そのまま、その場に力無く倒れ込んだ。]
う、わっ!!
[不意にホリー
悪戯っぽい笑みを浮かべるホリーにきょときょとと不思議そうに瞬きながら、謝られてなんのことか解らずに首をかしげた]
あ、ああ……ホリーもお疲れさん?
ていうか、――逃げなかったっていうより……逃げる前にやることがあったから、かなあ……
結局、俺はなんにもできなかった気がするからかっこわるいまんまだと思う……
[はあ、とため息をつき。
そういやなんとなくホリーの雰囲気が違う気がして、じーっと見た]
――ホリー、死んでから明るく? いや、ちがうな、なんかこう、柔らかくなった?
[前の雰囲気との違いがうまく言い表せなくてうーんと悩んでいる]
【人】 飾り職 ミッシェル― 朝・森 ― (50) 2010/08/11(Wed) 00時頃 |
[どれほどの間、気を失っていたのだろう。
何かを思い出したのか、
決意を込めた眼と共に起きあがる。]
…見届けなければ。
嘗て「御使い様」と呼ばれた者として。
今までに屠った命に対する責任として。
そして、続きを託した同胞の為に。
[そしてそのまま「歌声の森」を後にする。]
[ぱちり、ぱちり、ぱちり 瞬きをするたび、変わる世界の姿
ぱちり、ぱちり、ぱちり スライドする、私の世界
ぱちり、ぱちり、ぱちり 一人になる度、スライドする
ことり 耳の奥の方から、音がした]
ん・・・あら?
[私は、樹の上にいた
狩猟の女神の屋敷が、紅く、丸く、重苦しく、私の頭上に輝くのに
私は何をしていたんだったか
そうか、歌を歌っていたんだった 歌わなきゃ]
あ――――――…
【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―朝・森― (51) 2010/08/11(Wed) 00時頃 |
わかんないけどさ。
でも……姉妹と同じようにって言われて。だから、ひょっとしたら――って。
[じゃああの時のランプは罠か何かだったんだろうかとか思いつつ。
後ろから顔を出したホリーに苦笑した]
……ヴェスパタインさん……ミツカイサマに、心酔?
それで、参加するって言って、テッドを?
[信じられないと言った表情は消えず]
なんというか……その、凄い人だねえ、記者さんって……。
― 回想 ―
[ヘクター
違うと言われたら如何しようかと思っていた。
想いは長い時間を掛けて育まれたものだった。
だから思い出が共通のものであると思えば素直に嬉しい]
何だか不思議。
外見をコントロール出来る、なんて言われても
記憶にあるヘクターがあなただった事に安心している自分がいる。
……おばあさまは余所の御家の話はあまりしないの。
誰かを知りたいならその人と話して自分で知りなさい、って。
[あの夜まで隠していた。ズキ、と頭が痛むような感覚があった。
あの夜、あの時、何を言ってたっけ。
思い出せそうな気がするのに思い出すのが怖くて緩く首を振る]
――…いつか、もう一度。
本当のあなたを、おしえて。
[髪を梳き撫でるヘクターの大きな手。
娘は緩く目を細めそんな願いを口にした。
何故か悲しそうな表情を浮かべるヘクター
悲しいのが少しでも薄れるように撫でたいと思ったらしい]
英国――…
海の向こうにあるのよね。
私も、一緒に行けると良いな。
[夢見るような声音で紡いでしまう。
ヘクターと一緒の時間は娘にとっては嬉しいもの。
少しずつ彼の事を知っていく事が嬉しく
知らない事もまだ沢山あるのだと思えばほんのりと寂しく。
尽きぬ煙草の紫煙くゆらす彼の姿を眸に写し取り
沈黙が下りた森の気配に促されるようにその場を辞した]
― 回想・了 ―
【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―深夜の森>>48― (52) 2010/08/11(Wed) 00時頃 |
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