95 File.2:Do you Love me?
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どっちのペアが残っても男女ですし。
ペアが分かれても上手く行けば男女です。
ね、面白そうでしょう?
[志木の言葉に、ぱっと顔輝かせて笑み向けた。
ふとモニタへと視線を向けると、ポーチュラカが動いていて]
あれ…彼女、結構満身創痍だけれど、
髪縛って、なかなかに勇ましいじゃないか。
ああ、書庫内は本棚も倒れてるし散策もしていないから、
扉が二か所ある事を知らないのかな。
ここで見て居るのは、なかなかに歯痒いものだね。
[茶々をいれたくなってしまう]
買い被りでしょうか。
聡明だなンて言って呉れるのは双見さんくらいですよぉ。
[些か間延びした甘い喋り方は意識して作るもの。
平均では満足できず弛まぬ努力を続けるうち
可愛げのない女と異性から疎まれた少女の頃。
男に媚びるような莫迦な女を演じていれば
侮られ真っ向から敵視する異性は減ると知った。
双見の肩が微か震うを認めれば涅色の双眸が淡く弧を描いた]
双見さんを利用するなんてぇ
私には無理です。
騙されたふりにまんまと私が騙されちゃうのがオチですよ
魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2012/07/04(Wed) 14時半頃
[そっち方面と言われれば少し考えてから
双見にふっと微笑み、首飾りから手を外す]
この国の歴史も文化も――…
とても興味深いものだと思ってます。
オカルト染みた伝承にも後世に伝わるだけの
何らかの理由があるンじゃないか、って。
[研究者としては如何なのか知れないが
当人は歴史伝承への興味を趣味の範疇と思っていた]
銃のように強い武器があれば
バランスも状況もかなり変わったでしょうね。
[志木と双見の遣り取りにゆると相槌を打ち
ふ、と思い出したように志木に顔を向ける]
そういえばぁ、
情操、道徳に関しては教育に制限が掛かってましたけど
保健体育なんかは如何なってましたっけ。
私のクローンがラルフの前で脱ぎだしたのを見て
ちょっとびっくりしちゃったンですけどぉ。
双見さんのクローン、オスカーの行動も腑に落ちませんね。
ポーチュラカがモナリザに処分されるのは分かっているはずですが
――…ポーチュラカに対する何らかの思い入れがあったのでしょうか。
隣人、だったはずですし、ね。
[双見の口から自らのクローンのIDが紡がれると
微か驚いたようにきょとと瞬きをした]
アイリスの死が起因、と――…?
死ぬ直前まで何か話していたようですし
それを解析すれば、何かわかるかもしれませんね。
[解剖、と聞けば困ったように伏せられる眸。
双見へと視線を戻し辛うじて浮かべる力ない笑み]
美人、は双見さんのほう、ですよぉ。
ええ、分かってはいるんですが、想像しちゃうと……
君は聡明だよ。
聡明じゃなければこの計画には参加できないだろ?
[フフン、と鼻を鳴らしたのは自身もまた参加しているから。
志木の言葉にも頷き、ポンとキーボードを叩いて色々な画面を捲る]
情操、道徳か。
私のクローンはそこそこ本を読んでいるようだったから、
物語の中からの知識はあったはずなんだけどなァ。
だのにアレもまぁ戸惑い無く脱いでいたな。
…ある意味私のクローンらしいともいえるか。
[くっくっく と 喉の奥で笑いを零す]
性差の教育が十分であれば
アイリスももう少し健闘したンじゃないかなぁ、と。
[体力的には不利だと分かっていたから
歳相応のそういった教育が施されていれば
多少なりとも勝機があったのではないかと
淡い淡い希望を口にしてみるがふると首を横に振り]
やっぱり何でもないです。
このメンバーで通用するとは思えませんし
クローンの身体も未発達すぎました。
[くすくすと笑み声を零し志木にそう話を締め括る]
努力しているからな。
[美人、と言われる言葉を否定することもなくのうのうと笑う。
国の歴史と文化については興味深げに頷いて、
彼女の首飾り触れる指に、また眇めた視線を向ける]
そうだね、何か解析すれば判るかな。
ポーチュラカに思う所があったのか、
それともあの異常が、
――あ! そうか!
[不意に、少し声を高める]
わかったぞ、さっきの既視感。
あの異常の後の私のクローンは、
私の双子の姉の聖にそっくりなんだ。
[くっくっく、と面白げにわらう]
[性差、との言葉には口端をあげて笑い。
四角く整えられた爪で、自分の顎をすいと摩った]
そうだな、性差を利用するには。
相手にもまたその知識が無いと無理だからな。
被験者にそういう知識を与えた上で、
もう少し年齢を待てば、面白かったかもしれないな。
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/07/04(Wed) 16時頃
被験者の色仕掛けとか。
自分と同じ顔でされるのは、さぞかしくすぐったかろうな。
[想像して、噴きだしかけた]
――指導しにいきたくなってしまいそうだ。
魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2012/07/04(Wed) 16時頃
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無事だよ、パティのお陰でね。
[もう動けないパティを見つめ、目を伏せながら答えた]
確かに今でていってもやられてしまうかもしれないね。 分かった、少し休もう。 生き残るために!!
(25) 2012/07/04(Wed) 16時頃
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ああ、そうか。
試験が始まる前にそういう仲、は、また面白いですね。
[志木の言葉に、ふふふと吐息のような笑み零す]
動物の生存本能的なものが働くかもしれませんしね。
精神的な繋がりをより深く求める者もいるでしょうし。
だから、人間は面白い。
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― 書庫扉前 ―
うえ、まだ言ってんの?主人公やるっつったじゃん。 ったくよー。
お前とゲームすんのは悪くないけど、マジ痛てーし。 リセットも出来ないゲームとか、きーてねーし。
[ワンダ>>17の言に、ぶつくさと零すこと少し。 あくまで現実をゲームの延長と捉えていく姿勢は変わらない。 …ただ。今は逆接の先を付け加える。]
…──けど、まー。 お前が言うんなら、受けてやるか。
パーティメンバーだし?
(26) 2012/07/04(Wed) 16時半頃
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ラルフは、しし。と笑って自らを指す。
2012/07/04(Wed) 16時半頃
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[倫理観薄く育てられたラルフは、抵抗薄いまま手を血に染めるう。 ターゲットに驚くことはすれども、人を殺すに抵抗は殆どない。 何故ならこれは、ゲームの延長に過ぎないのだから。
ただ。ゲーム中に仲間を得た。 電子ではない”本物の”生きた仲間たちを得た。
幾人かを得て幾人かを失い、そして傍らに共にあるもの。 それらに応じる内面が、少しずつ変容をはじめている。 庇わぬはずのものを庇い、自らを危険に晒す。
恐らくは当初ならば、首輪からワンダを庇いはしなかったろう。 咄嗟には自ら自身のみを庇っただろう。 けれど行動は少しずつ変わり始める。 それが強さとなるか弱みとなるかは───、未だ知れず。
或いはこれもまた、収集されゆくデータのうちか。]
(27) 2012/07/04(Wed) 16時半頃
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え?元気じゃねーし。 つか、肩とかすっげ痛てーし。
なあ、まだ刺さってる? あんとき、何か飛んで来たんだよなあ。 あれマジやべーって。
[扉に寄りかかった身体をずり。と、ズラして見せた。 既にぼろぼろの上血塗れの元は白い衣服。 後ろの肩から背には、ピエールの首輪の破片が残していった傷がある。 大半は肌を掠めて裂いていくに留まったけど、 薄い表面の欠片が少し、肌と肉の間に食い込んだ。
じくりじくりと、全身の傷が鼓動のリズムで痛みを伝える。 まるで白いハリネズミだ。と、ぼんやり思う。]
(28) 2012/07/04(Wed) 16時半頃
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[ドアに鍵をかけながら ターゲットが自分である事を聞いて]
なんだろうな、それもまた運命か? 意地悪というか、管理してる奴らは性格がわるいのは間違いないなー。
ポーチュのターゲットが俺でも気にしないよ。
俺もさ、信じられるは君だけだ。 だから乗り越えて生き残ろう、一緒にさ。
[きっぱりと言い切った]
(29) 2012/07/04(Wed) 16時半頃
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酸素くんねーの?ケチ。 まー、そうだなあ。クリア特典とかでも別にいいけど…
[ごく真剣に検討する様子で、ぶつくさと言う。 一瞬、くすくすと笑い声を聞いた気がした>>4:108 素直じゃないなぁ。とまで聞こえてしまって、顔を少し顰める。 ちげえよ。と、内心言い返した。でも少しだけ思い返す。]
だってさー、知りたいだろ。せっかくだし?
[振り返る。素直に。]
(30) 2012/07/04(Wed) 16時半頃
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[本音だ。以前と変わらない興味の色。 けれど以前なら…多分、本当は誰でも良かった。
自分と違うものがただ興味深くて、 目の前に手を伸ばしただけだった。けれど、]
(31) 2012/07/04(Wed) 16時半頃
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───お前のやることだからさ。
[今は少し、付け加える言葉が違う。 どうだとばかりに言い返して、ラルフはふんと鼻を鳴らした*]
(32) 2012/07/04(Wed) 16時半頃
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とはいえ――まぁ、次のプロジェクトは置いておいて。
とりあえず今回のプロジェクトを無事に終わらせる事ですね。
[笑んだままに、モニタへと視線を向ける。
手にしたお茶のカップを口許へと持っていったが、
中身が既に空で、斜めにしても何も口には入ってこなかった]
今日のモナリザのターゲットはNO,W-and-A_12345だったかい。
モナリザの活躍も、見て見たいのだけれどね
あれは素晴らしいからね。
|
―書庫扉前―
そんなめんどくせーの、いらねーっつーの。 あたしは殴り役でいーんだよ。
…あー? リセットとか、あほか。
[>>26ぶつぶついうラルフへ、にやっと笑いながら そう言いあう。言い合わなければいけないくらい きっとお互いいろんなところがいてーはずだから。]
――― はッ、いー返事じゃねーか。
[主人公を引き受ける言葉に、に、と口の端を上げる。]
(33) 2012/07/04(Wed) 17時頃
|
双見さんの聡明さはぁ
周知の事実ですし異論はありません。
[双見の反応と仕草も認める如くこくと頷いた]
本を読み知識を蓄えても経験が足りない分
そういう行動にも抵抗がなかったのかもしれませんね。
……あら。
気にせず脱いじゃうンですかぁ?
努力を怠らぬゆえに、見せられるって事でしょうか。
私は恥ずかしくてダメですね。
[今の服装からも分かるように
胸元は足を出すには抵抗は薄いが脱ぐのはまた別か。
女はころころと婀娜な笑み声をもらした]
|
[血はまだ滲むが頭部の痛み、それから足の裏の怪我。 酸の影響で少し身体がだるい気がする。
案外、ここまできて外傷は少ない方なのかもしれない。 隣で、毎度毎度負傷しているラルフを見ていれば尚の事。 >>28守りきれなかった背に怪我を見れば眉が少し寄る。]
あっそ。 ここまできて、走れねーとか 力はいらねーとか言うんじゃねーぞ?
(34) 2012/07/04(Wed) 17時頃
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―――…はぁ〜〜、 ったく、…ケチとかじゃねーっつーの。
[>>30 なんか結構まじな口調で言われれば ものすごーーーーく怪訝な顔で見返しながら]
クリア特典ねー。 つーか、なんであたしが特典やんなきゃならねーワケ?
あーー、うーーん、じゃあ、それはてめーが 追加の試験も合格したらっつーことならぁー…
[知りたいという興味はさほど湧かない。 そもそもいろいろ欲が少ない性格だから。]
(35) 2012/07/04(Wed) 17時頃
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[それでも、付け加わる言葉が、音が耳に届けば>>32]
[不意に浮かんだ言葉は] [ ――― Do you love me? ]
[歌でありがちなフレーズ。 綺麗すぎる音楽の世界は、綺麗ごとすぎて逆に遠い。]
(36) 2012/07/04(Wed) 17時頃
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――― してやってもいいぜ?
[ふん、と挑発的な態度を返せば、こちらもに、と笑った。**]
(37) 2012/07/04(Wed) 17時頃
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ワンダは、ラルフにそう言い終えたくらいで、扉に鍵がかけられた音に気付く
2012/07/04(Wed) 17時頃
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[好きなものも、綺麗なものも、ひとつだけしかいらない。 “ぜいたく”はしない性格。 だから―― 欲しいものだって、ひとつしかない。 その ”ぜいたく” を口にする事は殆どない。
あの紙>>0:178にはそれをちゃんと書けていた。
『 ”ラルフ” と一緒にゲーム 』と。]
(38) 2012/07/04(Wed) 17時頃
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――…双見さんのお姉さん?
[何か思い至ったらしい双見の声にきょととして
思わず聞き返すけれど無理に問うではなく。
性差と色仕掛けの意見に相槌。
指導と聞こえれば丸くなる双眸]
双見さんの指導があれば
優秀な子が育ちそうですねぇ。
興味深い対象になりそう。
魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2012/07/04(Wed) 17時頃
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